【和歌山~大阪旅行記’18後編】パンダと焼き肉

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椿温泉の最寄り駅はなんと無人駅だった。唯一同じ駅で降りたほかの乗客である中学生はそそくさと自転車に乗って去っていった。

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この時刻表である。知人いわく、「いやー、普通に月二回くらい運休する路線とかあるんすよ!まだこれ本数も含めてマシなほう」とのことだが、何がどうマシなのかよくわからない。今はスマホで事前にスケジュールを組んで余裕を持って動けるが、15年くらい前だったら時刻表を手繰ってああでもない、こうでもない、とやっていたに違いない。


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無機質な駅舎にエレガントな椿のイラスト。偶然かどうか、ゴミ箱の頭頂部もピンク色だ。
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それでも、昔はもう少し栄えていたんだろう。

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一応ウェルカムモードではある。


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想像していた駅前と全然違って、人もタクシーも存在しないこんな感じの道をとぼとぼと温泉宿まで歩く。結局誰にも会わず。やんわりと春特有の霞んだ西日が差しているのがこれまた切ない感じだ。

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ようやくたどり着いた旅館からの景色は最高。これだけ太平洋をパノラマビューで見れると、和歌山まで来てよかったなあと思うひと時である。窓際のあの部分で海を眺めながら飲むビールの味は格別。

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海の旅館の日没は旅情を誘うから好きだ。
あと、料理の写真を撮るのは忘れた。

翌日はこの旅行のハイライトのひとつ、白浜アドベンチャーワールド。
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パンダは上野動物園じゃないと観られないと思っている人が多いことについて関西人はとにかく怒る。アドベンチャーワールドはもっとたくさんパンダがおる!上野よりもっとゆっくり見れる!
ということなので、どんなもんか見てみようということでやってきたということだ。
もちろんパンダだけではなくいろんな動物も見れるし、遊園地もある。おっさんなので遊園地はスルーするが、動物は一通り見ておこうということで場内へ。

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茶色いパンダ…ではなく、なんとなく野生の写真風味に撮れたヒグマ。北海道でキャンプしたりするとこういうのに出くわすかもしれないと思うとぞっとする。

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キリンとかも一応撮影しておく。

そして、お待ちかねの…。
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もっふもふのパンダ!

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どうですか、笹食ってるパンダ。かなりいい感じの一枚だと思う。笹だけでどうしてこの巨体を維持できるのだろうか。私などは、蒙古タンメンとか、焼き肉とか、串カツとか、そういうものを食べたいのだ。

そうだ、帰りは鶴橋に寄って焼肉にしよう。

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もう、駅にいるときから焼肉のにおいがする。路地にひしめき合う赤い看板と肉類の文字。日本における焼肉発祥の地ともいわれるだけあって焼肉の博覧会状態だ。近鉄特急の時間までではあるが、しばしこの時間を楽しむ。

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盛り合わせ。こういう、さっといろんな種類が食べられるセットがあると一人でも食べやすくてうれしい。一人焼肉などという言葉もあるが、一人だからこそ肉を食べたいと思うことがあってもいいはずだ。肉はさすが新鮮で安くてうまい。店に飛び交う大阪弁、ぐびぐび飲むビール、ああ、大阪も結構いいな。

焼肉のたれのにおいが染みついた服に楽しい時間の余韻を残して帰りの電車に揺られ、しばし仮眠。U比較的すいた車両はいつもぎゅうぎゅう詰めの新幹線と比べて案外と心地よく、時間は多少かかるがほどよくくつろげた。

名古屋駅に着くとUSJ帰りと思われる若者がちらほら。改札を抜ければ、またいつもの風景だ。何か夢を見ていたような、そんな旅行だった。

【和歌山~大阪旅行記’18前編】高野山

少し前の話になるが、3月の連休を利用して旅行に行ってきた。普段は東京方面に乗ることが多い新幹線も、今回は久しぶりに下りだ。仕事を終えた後そのまま出発し、初日は大阪でおとなしく就寝。
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昔東京の中央線で走っていたのと同じ色。乗ってみると、高校生の頃に乗っていた中央線の103系にも似ていて懐かしい。そういえば、大阪環状線もほんの数年前まで103系が走っていたそうだが、乗っておきたかった。しかし201系はそれでも今では貴重な国鉄ノスタルジー車両。

乗り換えで南海電車に乗って高野山に向かった。

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南海電鉄2300系。ぱっと見JRのローカル線のような感じ。

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昔、中央線の勝川駅でもこんな感じでホームに桜が生えてたのを思い出す。こういうホームを見かけるとタイムスリップしたような気がする。
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やけに凝った駅名標。よくみると標高を表現したマップに現在位置がマークされている。面白い演出だ。

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高野山といえば、このケーブルカー。実は、今年の年末から設備のリニューアルを行い、車両も変わるとか何とか。昔ながらのケーブルカーに乗るなら今しかない!


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駅舎もお寺のような建築。早春の薄曇りがまだ肌寒い。特に今年は。

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こうやくんがお出迎え。後ろの朱塗りの塔は根本大塔(こんぽんだいとう)といって、真言密教の根本道場のシンボルだそうだ。ちらほら見える人と比べても、厳かで、大きな塔だということが伝わるだろう。二階の円形が印象的。高さ48.5mもある。中には曼陀羅の世界を立体的に表現した彫刻があるという。


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御影堂(みえどう)。
弘法も筆の誤り、でおなじみの弘法大師の住処とされているお堂。密教の山ということもあって、全体的にピンと張りつめたような緊張感があって背筋が伸びる。
真如親王の御筆による大師の御影が安置されてから「御影堂」と呼ばれるようになりました。

今年いっぱいは修繕のため中を見ることはできないのが残念。高野山見物が目的なら来年以降のほうがいいかもしれない。

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金剛峯寺。高野山真言宗の総本山。もちろん現役で修行僧が日々修行に励んでいる。蟠龍庭という広々した石庭もあり、これがまた緊張感をもたらしている。

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そういえば、かの真田幸村も一時期高野山で謹慎していたこともあったっけ。
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奥の院。弘法大師空海の御廟にして、高野山の二大聖地のひとつ。巨大な杉林の中を縫うように石畳の道があり、その両側には墓石や石塔がずらっと並んでいる。いかにも霊場という厳かな雰囲気が漂っている。
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ずっとこういう感じで、奥の院そのものは撮影禁止。雰囲気もぐっと重いものがあり、撮影禁止といわれるまでもなく写真を撮れない空気が漂っていた。杉の木は樹齢数百年と聞いているが、この大木をこの数百年間、修行僧から武士まであらゆる人を見降ろしていたのかと思うと何か心に来るものがある。

結構歩いて疲れたが、今回の旅行では温泉とパンダが残っている。高野山を後にし、むかうは南紀白浜からもう少し先にある、美肌の湯で有名な椿温泉。
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普通電車だけどスピード感ある書体の方向幕。こういうところもなんだか関西感ある。

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それにしても人気のない駅が続く。温泉最寄りの駅なのに無人。南国は遅れてきた春の陽気で穏やかに晴れていたが、この駅で降りたのは中学生1人と自分だけ。これもまた、旅の楽しみである。この中学生も、この駅からやがてどこか遠くに旅立つのかもしれない。


【2018東京 初春 後編】アメ横~蒙古タンメン、六本木、〆の麻布ラーメン

前編に続いて後編。上野動物園でパンダを見た後はここも東京だなあと感じるポイント、アメ横をぶらぶら歩く。

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やっぱりパンダがフィーチャーされている。

昼は私が愛してやまない関東激辛ラーメンの雄、御徒町の「蒙古タンメン中本」。
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激辛の中にほんのりと甘みというか、うまみがあるこの麻婆豆腐がたまらない!現大将が初代の味を残そうと熱意を持って取り組んでいる、その情熱がこのうまさになっていると思うと感慨深いものがある。

ラーメンの後は、友人と待ち合わせのため六本木へ向かうことにする。
途中で増上寺に立ち寄る。スカイツリーにとってかわられたと言う向きもあるが、やっぱり東京タワーは私の中で永遠の東京のシンボルだ。
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偶然にもマリオが映り込んでいろんな意味で日本らしい一枚になってた。インスタでバズらないかなあ。


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六本木でみんなと合流。イルミネーションがきれいだったので、六本木ヒルズにて記念写真。肝心のイルミネーションはあんまり見えていないけど、まあ仲間たちで集まること自体が貴重なのでこれでいいのだ。

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西麻布・権八。ブッシュ前米大統領と小泉純一郎元首相のご会食やクェンティン・タランティーノ監督が映画「キル・ビル」のセットの参考にしたことで話題になった名店。

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店内は吹き抜けになっており、まるで時代劇のセットのような凝った作りになっている。お客さんも半分くらいは外国人。映画の影響か、アメリカ人が多い。
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和洋折衷感のある、蔵のような外観。レトロモダンな感じでよい。東京の歴史や雰囲気が伝わってくるかのようなデザインだと思う。寒い2月の夜空にイルミネーションが映える。


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シメは麻布ラーメン。
「トンコツ正油ラーメン」を食す。酔っぱらってたのでいまいち覚えていない。

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最後に、日本橋の麒麟の翼前にて仲間たちと一枚。お互い近況報告をし、再会の約束を胸に、帰路についた。やっぱり東京は面白い。行くたびに発見がある。

今年の冬の寒さはいつまで続くのだろう。次に東京に行くときはどんな話題をもっていけるだろう。東京のラーメンもまだまだ奥深い。興味は尽きないのである。
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