【岐阜旅行記】懐かしの岐阜、大正の味、それと岐阜城登山

春の三連休は久しぶりに懐かしい味が食べたくなって、
岐阜に行くことにしました。
名古屋から近いゆえに、なかなかゆっくり回る機会がない方も多いのではないでしょうか。
岐阜市といえば、柳ケ瀬、鵜飼、岐阜城…なんとなくレトロさを感じる場所です。

■まずは朝ごはん。名古屋駅のきしめん

朝食も食べていなかったので、まずは名古屋駅で軽く腹ごしらえ。
鰹だしの香り漂うホームの雰囲気にほっとするのはまだ寒いから。
今年は春がくるのが遅い気がします。
 
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名古屋駅のホームといえば、この立ち食いきしめんです。
昔は吹きさらしのカウンターでしたが、今や暖房のきいた室内になっています。 
意外と食べる機会が少ないきしめんも、名古屋駅で新幹線を待つ間に食べるのが
楽しみだという方も多いものなのです。
名古屋駅のきしめんが一番美味しいと言う人も多いのです。

さてこの名古屋駅のきしめん屋さん、新幹線ホームのが利用者が多く
よく目立ちますが、在来線ホーム、東海道線の下り3・4番ホームにもあります。
私もいろいろ食べ比べてきましたが、3・4 番ホームにあるお店が一番おすすめです。
というのも、新幹線ホームは利用客が多く、天ぷらを揚げている時間がないのだそうで、
3.4番ホームにある「住よし」さんで天ぷらをまとめて作っているということらしいです。
つまり、利用者が比較的少ない 3・4番ホームのお店でかき揚げ、えび天、イカ天など
新幹線ホームのぶんもまとめて揚げているのだそうです。
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そういう理由があって、3・4番ホームのきしめんは麺、つゆが特別においしというよりは、
揚げたての天ぷらを食べることができるので、
事情通は好んでわざわざ比較的空いていて天ぷらの美味しい
3・4番ホームの「住よし」 に足を運ぶというわけです。
皆さんも是非お試しください。


■久しぶりの岐阜。駅前が立派になってる!

快速に乗ればあっという間に岐阜。
昔は地上に駅があって古かったけど、駅前も含めて随分近代的。
とはいっても、高架化したのは20年以上前なので、 
決してすごく新しいわけではないはずなんですが、
前に来た時はお酒をいただいていたので記憶が曖昧。。。。

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バスターミナルは明らかにここ数年に新調された感じですね。
観光キャンペーンにも力を入れているようです。
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岐阜バスも随分華やかになりました。

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 ファンタジー感あふれる織田信長公がお出迎え。


■岐阜のラーメンといえば、タンメン?いや、昔ながらの老舗もあります

岐阜に来たら必ず行きたいのがここ、柳ケ瀬商店街の「丸デブ」 。
すごいネーミングですが、ラーメン自体はかなりあっさりとした
うどんやそばのような感覚の昔ながらの中華そばです。
前に来た時は随分飲んだ後だったので完食できず、
悔しさだけが残ったんですがあれから長い時を経て再挑戦です。

11時にはもう行列。
 回転の良いお店なのでじきに順番が来るだろうと列に並びます。
薄曇りで若干の寒さを感じながら待つことちょうど一時間。
ようやく入店できました。
こちらはお客さんが多いので基本的に相席です。

店に入ると奥にかけてある「創業大正七年」の立て札が堂々たる存在感を放っています。
大正七年、関東大震災よりも前です。
そんな時代から岐阜でこのスタイルの中華そばをやっていたのだから恐れ入ります。 
私もラーメン屋を営んでいるわけですが、
丸デブさんは業界の大先輩にしてレジェンドということです。

■しっかり食べるなら、迷わず「そばとワンタン!」と注文しよう

メニューは「中華そば」と「ワンタン」の2つのみ。両方共400円です。
少食の方はどちらかでもいいですが、
人並みに食べられる方は是非両方頼むことをおすすめします。
というのも、中華そばはカツ丼のような小さめな丼で出されるのと、
ワンタンはワンタンメンという意味ではなく特製のワンタンがスープで出てくるので
このふたつを同時に食べるのが美味しいからです。

注文してしばらくするとまず中華そばがきます。
丼になみなみ一杯の盛りつけなのでこぼしてやけどしないように注意しながら
ワンタンが来るまでにまずは麺を楽しんでいきます。

スープを一口。
一口めにはしょうがの風味を感じ、あとから鰹だしの濃厚な香りと
程よい醤油の旨味がついてきます。

麺は、いわゆるラーメンの麺とはちょっとちがっていて、
そばやひやむぎのような風合いの独特の麺です。
しかしひやむぎそのものでは決してなく、プルプル感がないものの
舌触りや歯ごたえはそれなりにしっかりしているのです。
珍しい部類の麺ですが これがダシとの相性もよく、
甘辛く煮込んであるもも肉の焼豚がいいアクセントになっています。
 
半分くらい食べたところでワンタン到着。
こちらもどんぶりいっぱいに盛られています。

ワンタンは肉汁感あるアンを薄くて大きい皮で包んであり、
この皮の部分がスープに良く絡み、箸で持ち上げるのが難しいほどに
柔らかいので舌触りが抜群です。
そしてこちらにも焼豚がついていて、飽きさせません。


相席になった向かいの人は初めてのご来店らしく、
中華そばとワンタンの両方を食べる様子を見て「すごい・・・」とつぶやいていましたが、
女性も結構両方食べる方を見かけますので遠慮せずトライするのがいいと思います。


■岐阜城

実は岐阜城にはまだ行ったことがなかったので、
この機会に行ってきました。

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岐阜城のもう一つの名所、リス園をアピールするゆるキャラのリロちゃん。

簡単に下調べをしたところ、ロープウェーを使わず歩いて登るルートもいくつかあり、
「めい想の小径」なるルートが比較的歩きやすいということだったので
運動不足解消も兼ねて登ることにしました。


山に入ってからしばらく進むと、
「こんにちは!」とすれ違う人たちが口々に挨拶してくる。
服装は「ランドネ」とかに載ってそうな、山ガールな格好でおしゃれなタイツなんか履いてます。
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ああ、これ、散歩道的なのじゃなくて、普通にハイキングなんだね、
と気づいた時にはもう引き返せないところまで進んでいました。
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イノシシに注意という看板や、別ルートの「老人、子どもには無理です」と
物騒な表記をした案内看板などを横に見ながら
「あれ、これ、緩めの登山だ」
と思いつつ歩いていきます。

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山をなめるな!と言われそうな超カジュアルスタイル。
水すら持っていなかったのでけっこう大変でした。夏じゃなくてよかった。

時々後ろから追いつかれるたびに道を譲りますが、
若い女の子とかが1人でひょいひょいと進んで行ったり
こっちはバテてきてるけど小学生低学年くらいの子が余裕の表情をしていたりするので、
確かにハイキングとしては特別厳しいコースではないのかもしれませんが、
それなりに岩場を大股で登ったりしなければならなかったりして
普段山道を歩き慣れていない身には堪えます。 
雨の日や夕方に歩くのはやめましょう。

途中の広場で一旦休憩。
麓の長良川スタジアムからサッカーの応援歌が聞こえてきます。 
ふと視線を外に向ければ、黄砂で真っ白な景色。
それでも、かなり高いところまで歩いてきたんだなと思いちょっと
自分を褒めたい気分になります。


その昔、竹中半兵衛が14人位で岐阜城を攻め落としてみせた
という逸話がありますが、昔の人はすごいですね。
この山を登ったあとでまた戦うわけです。 岐阜城、かつての稲葉山城が
いかに難攻不落の名城だったかよくわかります。
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長良川と長良川球場、岐阜メモリアルセンターが見えます。
黄砂で遠くは見えません。

 めい想の小径という割に、後半などはひたすら段差の大きい岩場が続きました。
息も切れて、足元がおぼつかなくなるころ、ようやく山頂に到着。
こんなところに天守閣を作るのもすごいことです。

山頂価格のお水を購入し、しばし休憩。
ロープウェーで登ってきたであろう、実にカジュアルなハイヒールやらを
履いた人たちで混雑していました。

ロープウェーだと歩く距離もそれほどないし、路面も舗装されていて
歩きやすくなっています。
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天守閣と資料館の入場券を購入し、天守閣の中へ。
天守閣は鉄筋造りですが、最上階からの眺めは
「黄砂さえなければ名古屋港まで見渡せるくらい最高のパノラマビュー」
です。
この日は風も強くて、花粉症には辛い感じでした。
早々と切り上げ、資料館とやらに行ってみると各地の天守閣ポスター展
というのをやっていました。
他に何か資料があるわけでもなかったのが少し残念でしたが、
姫路城も一回行っておきたいなと思ったり、
これまでにめぐった天守を思い出したりして楽しめました。

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こんな山の上にほぼ垂直な石垣を積むとか、昔の人の体力はすごいもんです。

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しばらく進むと展望台レストラン、戦国無双パネル展と
急に俗っぽくなってきますが、帰りはさすがにロープウェーを利用することにして
ゴンドラに乗り込みました。
車内アナウンスが戦国無双仕様になっていて、
セクシーな濃姫様によるアナウンス(録音禁止)が麓までたっぷりと続きました。
ファンの人は今のうちに行っておいたほうがいいと思います。

僕なんかは、どっちかというと「信長の野望」をやってた側の世代ですけどね。


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うーん、これを「ノリ」で登るのはちょっと無謀だったかもしれないけど、
いい運動になりました。
歩きやすい靴と水分補給の用意はちゃんとしておいたほうがいいですよ!
次の日は筋肉痛と、山頂で大量に浴びた黄砂と花粉で
頭痛、鼻づまりが大変でしたが。。。。
麓の公園では御殿の発掘作業が進んでいるらしく、
また遺構が発見されたり資料が増えるのが楽しみですね。

 帰りはアレの聖地こと金津園に寄ってリフレッシュ。。。するわけでもなく、
普通に、ごくごく普通に、JRに乗って帰りました。
昔の華やかさからすると随分静かになったもんですね。 

名古屋かまぼこと赤棒とレトロ名古屋めし

先日のおでん立ち呑みでふと思い出したんですが、
おでんの具セットにもよく入っているピンクの練り物、
「赤棒」は名古屋独特のものらしいですね。

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これが「赤棒」。ピンクに染まったかまぼこっぽいムチッとした
質感も感じるさつま揚げのようなもの。
お店では串に刺さっていることも。お好みで味噌をつけて。


「赤棒」は昔からあるのでなんとも思わないのですが、他地域の人からすると
なんでこんなに強烈なピンク色の具が入ってるの、と思うのだそうです。
しかも、これも含めて名古屋ではさつま揚げのグループを「はんぺん」と呼ぶ人が多いので
関東の人とおでん談義になるとややこしくなりがち。

そういえば名古屋のおでんといえば味噌おでん、ダシも味噌で真っ黒!というイメージを
持っている方も多いかもしれません。
もちろんそういうダシから味噌が入ったおでんも屋台や居酒屋なんかでの定番ですが、
コンビニでは関西風のダシで煮込んだ関東煮スタイル、
なんだかややこしい話ですが、
つまり関西風のおでんにお好みで味噌をつける食べ方で売られています。
名古屋以外の方からは馴染みがないかもしれませんが、
コンビニでもおでんにつけるための味噌の小さなパウチがお好みでつきます。
そこで味噌をつけるかつけないかも名古屋人でもまた分かれたりするんです。

上京した名古屋人が東京のコンビニで「あれ?味噌はないんですか?」
と聞いて怪訝な顔をされるのもよくある話ですが、
なんとなく、味噌ダレでグツグツ煮込んだおでんのほうがレトロ感があるような気がします。
たてつけの悪い木のサッシを開けて裸電球に照らされたカウンターに座り
熱燗を一杯引っ掛けながら目の前には真っ黒にグツグツと煮える味噌おでん…
というイメージがありますね。

ともかく、どんな味付けにするにしても名古屋のおでん種に欠かせない
というほどでもないような気がするけどないと違和感がある名脇役、
それがこの「赤棒」です。

ある日スーパーでキブンのものとローカルなものとが売られていたので、
自宅で食べ比べをしてみました。
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上が紀文の赤棒。下はもっと安いやつ。
紀文の製品のほうがなんというかイケメンである。

で、お味の方は、お値段が少々張るだけあって紀文の赤棒のほうが
しっかりしていて美味しかったです。
風味もよく使っている素材がいいものだということが感じられます。
しかし、下のなんとなく野暮ったいようなこの赤棒もまた、捨てがたい。

名古屋でおでんを食べる時はぜひ探してみてください。美味しいよ!


そして名古屋の練り物と言えばもう一つ「言われてみれば名古屋だけだな」
というものがあります。

それが名古屋名物味噌煮込みやきしめんの名脇役、
名古屋かまぼこ。
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味噌煮込みにこれがないと寂しい。彩りにもいいアクセント。

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もちろんきしめんにも絶対入っていてほしい具材。
新幹線ホームのきしめん屋さんがかなり美味しいというのは
名古屋っ子もまた口を揃えるところ。

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こういう感じのシブいうどん屋さんに行けばたいてい名古屋蒲鉾に出会えます。

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街の古いうどん屋さんの中華そばにもよく入っています。


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それと、公設市場で持ち帰りできるきしめんにも名古屋かまぼこがちゃんと入っています。
忙しい飲食業にはありがたいのです。

この「名古屋かまぼこ」というのは、かまぼこの味や形に特長が
あるわけではないのですが、外側の朱色に染まった部分が「らしさ」です。


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熱田と言えば江戸時代は海のそば。七里の渡しと言って桑名まで
船で行き来していたような場所なのでかまぼこの老舗があるというのもうなずける。


どうもかまぼこというとピンク色のイメージが全国的にはポピュラーなようです。
試しにグーグルで画像検索をすると一発です。
名古屋人からすると逆に違和感を感じる検索結果なんですな、これが。

しかしこの朱色ってのが、なんとも縁起が良くていいじゃないですか。
熱田といえば熱田神宮、一説にはお供え物として献上していた蒲鉾が
このような朱色で仕立てたものだった名残で名古屋人好みの
華やかな色としても好まれたのではないかと言われています。
個人的には、ピンクより朱色のほうが味噌煮込みやきしめんのような
赤茶色くて濃いダシの色と相性が良いような気がします。


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年末ともなればスーパーでこのように大量のかまぼこが並ぶ。

それと、名古屋蒲鉾が似合う食べ物がもうひとつ。
「志の田うどん」です。
一口大に切った油揚げ、ネギとかまぼこを乗せたうどんで、
ダシは意外にも思われるでしょうが白だしで仕上げる店も多いです。
志の田うどんはなごやめしの中ではかなり生活に溶け込んだ存在で、
またあっさりとして食べやすいので味噌が苦手な人にも合うと思います。
関西の信太うどんともまた違います。
またいつか特集しようかな。
 

かまぼこも地域によっていろいろ種類があって、
北陸では昆布を巻き込んだものや表面を軽く焼いたもの、
富山県では結婚式に蒲鉾で作った巨大な鯛を出す習慣があるそうですね。
食卓の名脇役、あるいは縁起物として無くてはならないかまぼこ。
地域によっていろんな個性があるように、名古屋のかまぼこも
このスタイルを守っていってほしいものです。

そういえば、「名古屋、かまぼこ、おでん」と書いていて、
大昔ですが競馬場の外、寒風吹きすさぶ立ち呑みで
 この蒲鉾がまるごと一本、竹串にさしておでん種として煮込まれてたんです。
競馬新聞をポケットからはみ出させたおじさんたちが
左手に熱燗、右手にかまぼこまるごと一本串刺しにかぶりつく。
今日のレースは当たるか、どうか。
ディープな名古屋弁が飛び交い、勝負師たちが
ああでもないこうでもないとレースの予想を立てる...。
そんな風景がいかにも競馬場の雰囲気とマッチしていて、
競馬場と言えばかまぼこに熱燗というイメージがあります。
今でもやってるのかな?と思って調べたんですが、
ネット上にはそれらしい情報が見当たらなかったのです。

もうなくなったのかな。知っている方がいらっしゃったら教えて下さい。 


【東京・赤羽】例の「だし割り」を飲んできた

1月中旬、日本中を襲った寒波は名古屋でも積雪となり、
あちこちで渋滞だ、事故だ、電車が遅れただとかいう声が聞こえてきます。

毎年一度くらいは雪が多少積もるんですが、
どうにも名古屋っ子は雪への対応が苦手なようです。
くれぐれも雪の日は注意したいものです。

そんな寒い日が続いたある日の定休日。
長い間会っていなかった友人の顔をふと見たくなり、
時折ちらつく雪を眺めながら新幹線で東京へ行ってきました。
乗ってしまえば快適なもんです。コートを脱いで一眠り。

東京もかなり冷え込んでいることが予想され、こんな寒い日はやっぱり熱燗か、
それとも・・・とあれこれ行き先を考える。
決めた。あそこはきっと今日も元気にやってるはず。
昼から温まって東京らしさを味わうならあの店がいい。

相変わらず足早に通り過ぎる人でいっぱいの東京駅を通過し、
酒飲みの聖地赤羽へ。

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はい、やってきました。 練り物のおでん種の専門店、丸健水産さん。
ここでは店頭でおでんをつまみながら一杯飲みができるという
立ち呑みマニアには冬ならここと評されるべきお店です。
まだ12時前だというのにこの人の多さ。
行列もできてますが、この店では長居は無粋、
おでんとワンカップを堪能したら次から次へと順繰りで入れ替わるので
見た目ほど待たずにおでんにたどり着くことができます。
江戸っ子らしいこういうスタイルが好きなんです。
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湯気の臨場感もさることながらこの大きなケースと
そこにぎっしりひしめき合うおでん種は
コンビニおでんで慣れきってしまった現代人に
おでんの何たるかを思い出させてくれる説得力があります。


そういえば最近ツイッターでも
「人をダメにする街 赤羽」と称してまとめがつくられていましたね。
https://togetter.com/li/1074867
 立ち呑み文化はオヤジの世界というのは過去の話。
最近ではネットでもこういう情報が広がっていて、
若い人もちらほら見かけます。

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関西はもとより名古屋でもあまり見かけない「ちくわぶ」。
関東ではごくごくポピュラーなものです。
これと辛子の相性が最高に良い。


 しかしそちらの受けを狙って寄せていくのではなく、
もともとある昭和のストロングスタイルを守っていくのもまた
立ち呑みの良さだったりして、そこに「入門」するかのような
初めて行くときの一種の緊張感は大事にしてほしいなあと思います。
一見超えにくいように見える敷居を超えてしまえば
居心地の良いパラダイスで、隣の全く知らないおっさんの
他愛もない話に付き合わされたり、励まされたりなんかして、
そうやってみんな大人になっていくんだよ、
だなんてことを思いながら一献。


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やっぱり練り物の店なのでさつま揚げが美味しい。

こんな寒い日にはおでんに熱燗、それも昼から、
なんという贅沢でしょうか。ここに住みたいという人がいるのもうなずけます。
全く知らない者同士なのに、寒い日におでんを熱燗でやる、という
時間を共有しているという事実だけでなんだかありがたい気がしてくるもんです。

さて、おでんを一通り食べ、お酒も7割ほど飲んだところで
このお店の名物といきましょう。

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 ご丁寧にも目盛りがついているので初心者も失敗しない安心仕様。


残り50ccくらい、というのがポイント。
細かい好みはあるようですが、これが基準となります。
これを店員さんに渡します。

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本当に擦り切れいっぱい。熱い。 

すると、おでんの出汁をたっぷり入れて返してくれますので、
それに 七味唐辛子をちらして飲みます。これを「だし割り」と称します。
ここのおでんは東京では珍しいらしい、関西風を思わせる
色の薄い出汁で作った関東煮で、
こうした楽しみ方もできるんです。 
これは七味の効果もあってかなり暖まります。 
 
いい感じにリラックスしたところで、
もう一つの目的であるとある場所へ。

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私が中学生時代に熱狂したハードロックバンド「KISS」の
専門店ができるということで行ってきました。
期間限定ということでこれは見逃せないです。
私がKISSにどのくらいの思い入れがあるかを書き始めると
長くなるので、また別の機会にまとめようと思います。

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そのとなりで開催されていた「君の名は。」のコラボカフェ。
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最近ではアニメの中で登場した食べ物を再現するのが流行っているんですね。
たしかに美味しそうだけど高いな!?と思ったら、
特典がついているんですね。
私は本編を見ていないのでスルーしました。

そして友人と合流。
浅草の老舗でもんじゃ焼きです。

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昭和45年で時が止まってるこの感じがたまらなく好きなんですよ。

浅草でもんじゃ焼、量もかなりあります。
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以前会った時にはなかったスカイツリーを背景に友人と一枚。
東京の夜はよく冷えましたが、変わっていくものもあれば変わらないものもあって、
行くたびに新しい発見があります。
友人との会話もまた同じ。
お互い頑張ろうぜと肩を叩き合い、帰りの新幹線に飛び乗りました。 
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