1月中旬、日本中を襲った寒波は名古屋でも積雪となり、
あちこちで渋滞だ、事故だ、電車が遅れただとかいう声が聞こえてきます。
毎年一度くらいは雪が多少積もるんですが、
どうにも名古屋っ子は雪への対応が苦手なようです。
くれぐれも雪の日は注意したいものです。
そんな寒い日が続いたある日の定休日。
長い間会っていなかった友人の顔をふと見たくなり、
時折ちらつく雪を眺めながら新幹線で東京へ行ってきました。
乗ってしまえば快適なもんです。コートを脱いで一眠り。
東京もかなり冷え込んでいることが予想され、こんな寒い日はやっぱり熱燗か、
それとも・・・とあれこれ行き先を考える。
決めた。あそこはきっと今日も元気にやってるはず。
昼から温まって東京らしさを味わうならあの店がいい。
相変わらず足早に通り過ぎる人でいっぱいの東京駅を通過し、
酒飲みの聖地赤羽へ。
はい、やってきました。 練り物のおでん種の専門店、丸健水産さん。
ここでは店頭でおでんをつまみながら一杯飲みができるという
立ち呑みマニアには冬ならここと評されるべきお店です。
まだ12時前だというのにこの人の多さ。
行列もできてますが、この店では長居は無粋、
おでんとワンカップを堪能したら次から次へと順繰りで入れ替わるので
見た目ほど待たずにおでんにたどり着くことができます。
江戸っ子らしいこういうスタイルが好きなんです。
湯気の臨場感もさることながらこの大きなケースと
そこにぎっしりひしめき合うおでん種は
コンビニおでんで慣れきってしまった現代人に
おでんの何たるかを思い出させてくれる説得力があります。
そういえば最近ツイッターでも
「人をダメにする街 赤羽」と称してまとめがつくられていましたね。
https://togetter.com/li/1074867
立ち呑み文化はオヤジの世界というのは過去の話。
最近ではネットでもこういう情報が広がっていて、
若い人もちらほら見かけます。
関西はもとより名古屋でもあまり見かけない「ちくわぶ」。
関東ではごくごくポピュラーなものです。
これと辛子の相性が最高に良い。
しかしそちらの受けを狙って寄せていくのではなく、
もともとある昭和のストロングスタイルを守っていくのもまた
立ち呑みの良さだったりして、そこに「入門」するかのような
初めて行くときの一種の緊張感は大事にしてほしいなあと思います。
一見超えにくいように見える敷居を超えてしまえば
居心地の良いパラダイスで、隣の全く知らないおっさんの
他愛もない話に付き合わされたり、励まされたりなんかして、
そうやってみんな大人になっていくんだよ、
だなんてことを思いながら一献。
やっぱり練り物の店なのでさつま揚げが美味しい。
こんな寒い日にはおでんに熱燗、それも昼から、
なんという贅沢でしょうか。ここに住みたいという人がいるのもうなずけます。
全く知らない者同士なのに、寒い日におでんを熱燗でやる、という
時間を共有しているという事実だけでなんだかありがたい気がしてくるもんです。
さて、おでんを一通り食べ、お酒も7割ほど飲んだところで
このお店の名物といきましょう。
ご丁寧にも目盛りがついているので初心者も失敗しない安心仕様。
残り50ccくらい、というのがポイント。
細かい好みはあるようですが、これが基準となります。
これを店員さんに渡します。
本当に擦り切れいっぱい。熱い。
すると、おでんの出汁をたっぷり入れて返してくれますので、
それに 七味唐辛子をちらして飲みます。これを「だし割り」と称します。
ここのおでんは東京では珍しいらしい、関西風を思わせる
色の薄い出汁で作った関東煮で、
こうした楽しみ方もできるんです。
これは七味の効果もあってかなり暖まります。
いい感じにリラックスしたところで、
もう一つの目的であるとある場所へ。
私が中学生時代に熱狂したハードロックバンド「KISS」の
専門店ができるということで行ってきました。
期間限定ということでこれは見逃せないです。
私がKISSにどのくらいの思い入れがあるかを書き始めると
長くなるので、また別の機会にまとめようと思います。
そのとなりで開催されていた「君の名は。」のコラボカフェ。
最近ではアニメの中で登場した食べ物を再現するのが流行っているんですね。
たしかに美味しそうだけど高いな!?と思ったら、
特典がついているんですね。
私は本編を見ていないのでスルーしました。
そして友人と合流。
浅草の老舗でもんじゃ焼きです。
昭和45年で時が止まってるこの感じがたまらなく好きなんですよ。
浅草でもんじゃ焼、量もかなりあります。
以前会った時にはなかったスカイツリーを背景に友人と一枚。
東京の夜はよく冷えましたが、変わっていくものもあれば変わらないものもあって、
行くたびに新しい発見があります。
友人との会話もまた同じ。
お互い頑張ろうぜと肩を叩き合い、帰りの新幹線に飛び乗りました。
あちこちで渋滞だ、事故だ、電車が遅れただとかいう声が聞こえてきます。
毎年一度くらいは雪が多少積もるんですが、
どうにも名古屋っ子は雪への対応が苦手なようです。
くれぐれも雪の日は注意したいものです。
そんな寒い日が続いたある日の定休日。
長い間会っていなかった友人の顔をふと見たくなり、
時折ちらつく雪を眺めながら新幹線で東京へ行ってきました。
乗ってしまえば快適なもんです。コートを脱いで一眠り。
東京もかなり冷え込んでいることが予想され、こんな寒い日はやっぱり熱燗か、
それとも・・・とあれこれ行き先を考える。
決めた。あそこはきっと今日も元気にやってるはず。
昼から温まって東京らしさを味わうならあの店がいい。
相変わらず足早に通り過ぎる人でいっぱいの東京駅を通過し、
酒飲みの聖地赤羽へ。
はい、やってきました。 練り物のおでん種の専門店、丸健水産さん。
ここでは店頭でおでんをつまみながら一杯飲みができるという
立ち呑みマニアには冬ならここと評されるべきお店です。
まだ12時前だというのにこの人の多さ。
行列もできてますが、この店では長居は無粋、
おでんとワンカップを堪能したら次から次へと順繰りで入れ替わるので
見た目ほど待たずにおでんにたどり着くことができます。
江戸っ子らしいこういうスタイルが好きなんです。
湯気の臨場感もさることながらこの大きなケースと
そこにぎっしりひしめき合うおでん種は
コンビニおでんで慣れきってしまった現代人に
おでんの何たるかを思い出させてくれる説得力があります。
そういえば最近ツイッターでも
「人をダメにする街 赤羽」と称してまとめがつくられていましたね。
https://togetter.com/li/1074867
立ち呑み文化はオヤジの世界というのは過去の話。
最近ではネットでもこういう情報が広がっていて、
若い人もちらほら見かけます。
関西はもとより名古屋でもあまり見かけない「ちくわぶ」。
関東ではごくごくポピュラーなものです。
これと辛子の相性が最高に良い。
しかしそちらの受けを狙って寄せていくのではなく、
もともとある昭和のストロングスタイルを守っていくのもまた
立ち呑みの良さだったりして、そこに「入門」するかのような
初めて行くときの一種の緊張感は大事にしてほしいなあと思います。
一見超えにくいように見える敷居を超えてしまえば
居心地の良いパラダイスで、隣の全く知らないおっさんの
他愛もない話に付き合わされたり、励まされたりなんかして、
そうやってみんな大人になっていくんだよ、
だなんてことを思いながら一献。
やっぱり練り物の店なのでさつま揚げが美味しい。
こんな寒い日にはおでんに熱燗、それも昼から、
なんという贅沢でしょうか。ここに住みたいという人がいるのもうなずけます。
全く知らない者同士なのに、寒い日におでんを熱燗でやる、という
時間を共有しているという事実だけでなんだかありがたい気がしてくるもんです。
さて、おでんを一通り食べ、お酒も7割ほど飲んだところで
このお店の名物といきましょう。
ご丁寧にも目盛りがついているので初心者も失敗しない安心仕様。
残り50ccくらい、というのがポイント。
細かい好みはあるようですが、これが基準となります。
これを店員さんに渡します。
本当に擦り切れいっぱい。熱い。
すると、おでんの出汁をたっぷり入れて返してくれますので、
それに 七味唐辛子をちらして飲みます。これを「だし割り」と称します。
ここのおでんは東京では珍しいらしい、関西風を思わせる
色の薄い出汁で作った関東煮で、
こうした楽しみ方もできるんです。
これは七味の効果もあってかなり暖まります。
いい感じにリラックスしたところで、
もう一つの目的であるとある場所へ。
私が中学生時代に熱狂したハードロックバンド「KISS」の
専門店ができるということで行ってきました。
期間限定ということでこれは見逃せないです。
私がKISSにどのくらいの思い入れがあるかを書き始めると
長くなるので、また別の機会にまとめようと思います。
そのとなりで開催されていた「君の名は。」のコラボカフェ。
最近ではアニメの中で登場した食べ物を再現するのが流行っているんですね。
たしかに美味しそうだけど高いな!?と思ったら、
特典がついているんですね。
私は本編を見ていないのでスルーしました。
そして友人と合流。
浅草の老舗でもんじゃ焼きです。
昭和45年で時が止まってるこの感じがたまらなく好きなんですよ。
浅草でもんじゃ焼、量もかなりあります。
以前会った時にはなかったスカイツリーを背景に友人と一枚。
東京の夜はよく冷えましたが、変わっていくものもあれば変わらないものもあって、
行くたびに新しい発見があります。
友人との会話もまた同じ。
お互い頑張ろうぜと肩を叩き合い、帰りの新幹線に飛び乗りました。