今ハーバリウム(herbarium:植物標本)が人気ですね。

スリム200丸PP ハーバリウム

ハーバリウムとはドライフラワーを油に漬けて長期間保存をするものです。
ただ「油」は大変漏れやすい内容物です。
ガラス瓶屋の視点からのハーバリウムの作り方の注意点をいくつか以下ご案内いたします。


油を入れ過ぎない

ガラス瓶の中には必ず一定の空間が必要です。
空気の層がクッションの役目をして漏れを防ぎます。

【酒・飲料瓶の場合】
200mlの瓶であれば必ず200ml迄。それ以上は入れないようにしてください。
ご使用になる容器のNETの容量(適正容量)の真水を事前に入れて
どこまでが入味線(いりみせん)かを確認しておくと確実です。

【ジャム瓶や保存瓶の場合】
広口瓶の場合は商品説明欄へ記載の満量容量×95%を目安にして下さい。
瓶の形状や容量によっては90%程度にして頂いた方が作業性が良いかもしれません。
酒瓶などの細口瓶でも適正容量不明の場合は広口瓶と同様に
満量容量から5%は空きを取るようにしてください。
(満量容量=スリキリいっぱい)


口部に油を付着させない

瓶と蓋は蓋の中のパッキンが瓶の口部の天面に密着して密封されます。
この蓋のパッキンと瓶の天面の間に油が付着していると
適切な蓋の締め付けがされていても油が付着した部分を伝って漏れる可能性が有ります。
作業中に口部に油が付着した場合は完全に除去して下さい。


蓋を締め過ぎない

キャップを強く締めた方が密封度が向上するような気がしますよね?
しかしそれは正しくありません。
強く締め過ぎると蓋を破損してカラ回りするようになってしまい密封できません。
特に酒・飲料瓶のアルミキャップは材質的に柔らかく弱いのでご注意ください。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


上記の注意条項は食品の場合と基本的に同一です。
基本を再確認頂いて是非瓶詰めを成功させましょう!

ハーバリウムに人気のガラス瓶の一覧はこちらでご覧頂けます


裏ワザ?としては充填温度を上げると漏れのリスクは低減します。
常温に戻るに従って油も中の空気も収縮して内圧が下がるからです。
温度差が40度を超えると瓶が割れる可能性が出てきますので
常温+40度未満が作業性が良いと思います。

ただ弊社では内容物(ドライフラワー・プリザーブドフラワー)への知見はございません。
ここでの高温充填についての記事は内容物への影響等は一切考慮せず
一般論で密封度を向上させる処方として記載しております。
もし高温充填される場合は事前に十分なテストをお願い致します。 m(_ _)m