「冗句学の講座」日本人のユーモアとジョークに対する考え
武蔵野銀行 相談役 藤川鉄馬
本日は笑いがいかに大切なもので、健康にもビジネスにも有効であるかということをお話しに参りました。まず、日本人の笑いに対する考え方をご紹介いたします。海外の人たちの７０％は日本人は笑わないと思っています。それに対して日本人は良く笑う民族だと思っています。また統計からいきますと、女性は男性よりも良く笑いいます。そして若い人は年寄りよりも、良く笑います。つまり、年をとった男性は笑わない人が多いということになります。また、地域でみますと関西では笑いが良く見られ、大阪の笑いは庶民的で多くの人に受け入れられていると見られています。
それでは、何故 日本人は笑わなくなったのでしょうか？古来日本人は良く笑う民族でしたが、江戸時代以降に身分差別ができ、その身分差の間ではことばを交わさず、笑いは不謹慎なものだという風潮がおこりました。それ以来、日本では公的な場所ではジョークをいってはいけない、きちんとした場所で笑うことは不謹慎であるという価値観が生まれました。もちろん、学校の授業中に笑うことは不謹慎なことですし、会議中に笑うことも不謹慎であるという価値観がはびこっています。それこそ、男性を表現する言葉に「苦みばしったいい男」という言葉が表すように、笑っている男はもてないという風潮すらあります。
しかし、海外ではどうでしょうか？笑うという価値についてもう一度考え直さなければならないのではないでしょうか？最近では、笑いが健康にもいいことが科学的にも実証されておりますし、人間関係も笑うことで円滑に進むことが多いはずです。また笑うと心の広がりもでき、１０分間笑うことで１時間は痛みを感じなくなるという臨床データもでております。さように、笑いの効果は大きいものであり、この効果が経済効果に波及することも間違いありません。海外ではビジネスの場だけでなく、大統領選挙においても上手にジョークをいれることが必須とされており、経済やビジネスの場にジョークを交え人を笑わせることの重要性が説かれています。こんなところでも日本はグローバルスタンダートから取り残されているのです。
笑うことは神から授かった特権であります。どんどん笑って、どんどん人を笑わせて
皆で幸せになっていこうではありませんか。
武蔵野銀行 相談役 藤川鉄馬
本日は笑いがいかに大切なもので、健康にもビジネスにも有効であるかということをお話しに参りました。まず、日本人の笑いに対する考え方をご紹介いたします。海外の人たちの７０％は日本人は笑わないと思っています。それに対して日本人は良く笑う民族だと思っています。また統計からいきますと、女性は男性よりも良く笑いいます。そして若い人は年寄りよりも、良く笑います。つまり、年をとった男性は笑わない人が多いということになります。また、地域でみますと関西では笑いが良く見られ、大阪の笑いは庶民的で多くの人に受け入れられていると見られています。
それでは、何故 日本人は笑わなくなったのでしょうか？古来日本人は良く笑う民族でしたが、江戸時代以降に身分差別ができ、その身分差の間ではことばを交わさず、笑いは不謹慎なものだという風潮がおこりました。それ以来、日本では公的な場所ではジョークをいってはいけない、きちんとした場所で笑うことは不謹慎であるという価値観が生まれました。もちろん、学校の授業中に笑うことは不謹慎なことですし、会議中に笑うことも不謹慎であるという価値観がはびこっています。それこそ、男性を表現する言葉に「苦みばしったいい男」という言葉が表すように、笑っている男はもてないという風潮すらあります。
しかし、海外ではどうでしょうか？笑うという価値についてもう一度考え直さなければならないのではないでしょうか？最近では、笑いが健康にもいいことが科学的にも実証されておりますし、人間関係も笑うことで円滑に進むことが多いはずです。また笑うと心の広がりもでき、１０分間笑うことで１時間は痛みを感じなくなるという臨床データもでております。さように、笑いの効果は大きいものであり、この効果が経済効果に波及することも間違いありません。海外ではビジネスの場だけでなく、大統領選挙においても上手にジョークをいれることが必須とされており、経済やビジネスの場にジョークを交え人を笑わせることの重要性が説かれています。こんなところでも日本はグローバルスタンダートから取り残されているのです。
笑うことは神から授かった特権であります。どんどん笑って、どんどん人を笑わせて
皆で幸せになっていこうではありませんか。
