皮膚の構造(最後に画像あり↓)
身体の表面を覆っている皮膚は、体内の水分保持、物理的・化学的刺激や病原微生物からの保護、汗の分泌による体温調節など重要な生理作用を果たしている。
その皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3つの層と、毛髪、爪、皮脂腺、汗腺などの皮膚付属器官から成り立っている。
 表皮は皮膚の一番外側の部分で、刺激物が内部に侵入しないようにバリアの役目を持つ。表皮細胞の約90%を占める角化細胞(ケラチノサイト)のほかに、色素細胞(メラノサイト)、ランゲルハンス細胞(免疫細胞)などからできており、4つの層がある。
 真皮は表皮の10倍もの厚さがあり、皮膚の主体をなす部分である。ハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを含んでいて、皮膚に弾力を与えている。また、毛細血管が走っていて、栄養素と酸素を供給する役目を持っている。
 皮下組織は脂肪をつくり蓄えている部分で、外部からの衝撃を和らげるクッションや体温を保つ役割をする。

老化に伴う皮膚の変化(最後に画像あり↓)
若々しい肌にもやがて加齢現象が表れるが、肌年齢は、その人の肌がどのくらいダメージを受けたかで決まる。加齢による老化を遅らせるためには、美容・化粧品による加齢ケア対策、紫外線に肌をさらさない紫外線対策の2大対策が大切である。
●若々しい肌
<表皮>
・角質層は15~20%の水分量を含み、肌表面はうるおいがある。
・ターンオーバーがスムーズで、元気な細胞がつくられる。
<コラーゲン>
コラーゲン線維束がしっかりとしていて、肌のハリや弾力を保っている。
<エラスチン>
コラーゲンにからみつくように結びついて弾力を与え、シワをできにくくしている。
<基質(ヒアルロン酸など)>
ゼリー状の基質はたっぷりで、肌内部のうるおいを保っている。
<線維芽細胞(真皮細胞)>
増殖力は活発で、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸をたくさんつくりだす。
<毛細血管>
太く、丈夫で血行もよい。酸素や栄養を細胞や組織へ運び、二酸化炭素や老廃物を回収して肌の様々な働きを支えている。

●老化した肌
<表皮>

・角質層の水分量は減少し、肌表面は乾燥している。
・ターンオーバーはスムーズに行われなくなり、細胞機能は低下する。
<コラーゲン>
コラーゲン線維束は細くもろくなり、ハリや弾力がなくなる。
<エラスチン>
ゴムひものかたまりのように変性して、たるんだままになる。
<基質(ヒアルロン酸など)>
うるおいの源であるヒアルロン酸など基質の成分は不足しがちである。
<線維芽細胞(真皮細胞)>
増殖力は衰え、真皮成分をつくる力も低下する。
<毛細血管>
細くなり、血行も鈍る。酸素や栄養が細胞や組織にいきわたらなくなり、肌全体の働きが低下し、血色も悪くなる。

下記の画像は中央書院発行「皮膚の構造両面ポスター」(プラスチック版)の表面(おもてめん)
<ポスターのご注文は>
●中央書院から
http://www.cbis.jp/shop/products/detail.php?product_id=101
●アマゾンから
http://amzn.to/1QRoKqG

123