2013年03月21日

ルッ子里親希望・・・お断り。

町の局番、心当たりの無い人から電話がありました。知人の仲介で里親さん希望でした。ルッ子の事は知っている。町内であれば将来様子も見にいけるし是非ともと願っていたのですが、

小さな声のおばあさんが「番犬に犬が欲しい」と切り出したので、「又か」とグッと一歩気持ちが引いてしまいました。田舎では「番犬」という言葉には要注意。番犬=繋ぎっ放しという観念から抜けない飼い主。マニュアル通りの質問をする前に「お散歩は?」とまず口をついた。

「長い紐で繋ぐから・・」「え?」「物干しみたいな所にワイアー通してあるから・・「え?」「それだって5メートルはある・・」「え?」「10メートルはあるかな?そこへ繋ぐんだ、今までずっとそうしていたから」「散歩は行かないんですか?」「長い竿に繋いで自由にさせて・・・」「だからぁ散歩は?」と繰り返すうちに涙がこみ上げてきた。「散歩は行かねぇなぁ、今までの犬に行ったことねぇし」・・。この辺では、ほんッッとによくある絶句のケース。

あのまだまだ小さなルッ子が明日から繋がれっぱなしの姿・・、と思ってすでに泣き出してしまいました。・・どうしてそれが当たり前だと思い込んでいるのだろう。どうしてそんな所へ託さなくてはならないんだろう、・・とんでもないよ。

当然お断りですが幾つか聞いてみた「外で飼うの?」「そうだ」「まだ子犬なのに家には入れないの?」「番犬だから・・」「子犬は番犬にはなりませんよ、犬は人が来たら吠える道具じゃないしね。それに散歩行かないだなんて生き地獄ですよ」と言い始めて、仮に他からワンちゃんを譲りうける場合も絶対にそんな考えを捨てるように、犬はもう飼わない方がいいわよ、飼わないでね。ご家族にもそう伝えてね・・とお年寄りなので理屈抜きにして言いました。

「そうけぇ、じゃ、家族と一度相談してみるな」と電話は切れた。・・これは長年の悩みです。

どう説明したら良いのだろう、観念の違い。今までの人生を全否定して初めからやり直す位の心の改革でもしない限り私達の考えなど通用しないのだ。

池ワンにサユリと云う子がいるけれど、子供の頃里親が見つからず他の団体さんから託されたのだが7年前頃大騒動となったことがある。サユリは無類の臆病な子でなかなか人に懐かなくて脱走したら大変な事になる。慎重に扱ってようやく慣れた頃、飼い主が返して欲しいと言い出したらしい。別に何の疑問も感ぜずに、良かったねぐらいに思いながら私が直接さゆりを抱っこして飼い主の家に行った。

立派なおうちで大きな庭に6畳一間のようなフェンス囲いが幾つかあってそこに数匹のわん達がそれぞれ入っていた。・・・?話を聞くうち、見る見る私の顔が歪んできたのが自分でもはっきり判った。どの子も中から一歩も出さないそうだ。そのひとつには、二つの犬小屋があり、そこにサユリの母犬が他のワンと同居していた。どうしても嫌がる母犬が何度も脱走しようとしてとうとう4メートルもあるフェンスを乗り越えようとして鎖に引っ張られて首をつり死んだ。・・その後釜、同居のワンが可哀相なのでサユリを当てがいたいと言うのだ。・・私の顔が歪むのも判るでしょう?何の為に犬を飼っているのだろう。「生きていられれるだけでも有り難いと思え」という人もいるけど、こういう人も珍しい。

自分は犬好きだとニコニコ何の疑問もなさそうに語る、(陳列して見ているの?)そしてまるで自分に逆らったら承知しないわよとでも言いたげな飼い主。難色示す私に「さ、返して頂戴」と言い詰め寄った。母犬がここに居てその子が産んだのだから自分の物だと言い張る。

私はサユリをギュッと抱いたまま二度と離さなかった。何を言われようと、そのまま帰った。・・あちこちで争い勃発。飼い主があること無いこと吹聴し騒ぎ出した、ムキになり池ワンを潰してやる!とも言われた、訳も判らず仲に入った獣医先生もいた。それでも団体さんは「池田さん、絶対サユリを渡さないでね。」・・私は返す言葉もなかった。そんな事は当たり前!!、その獣医とも話した。誰がなんと言おうとすでに私を動かせる者はこの世にいない!とばかりに気持ちを括った。・・なんてこともありました。ふぅ〜。

ぴょん吉サクラByスマホ
今のサユリは大好きなぴょん吉と毎日元気に飛び回って遊んでますよ〜。



試しにルッ子の里親さんの事を春ちゃんと雄ちゃんに言ってみた。「どう?ルッ子を繋ぎっ放しの番犬にするんだってよ」二人とも作業の手を休めることなくフンッと鼻で笑っていた。春ちゃんは「私を誰だと思ってるのぉ〜?」と鼻息が荒い。雄ちゃんは先ほどルッ子とドッグランで遊んだばかりのパパ気取り。

・・春ちゃんと三人、夜な夜な黒装束姿で庭先に繋がれたルッ子を奪い返しに行く姿を想像した。里親さん探しが何故かそんな方向へ行っちゃうよねぇ。

池ワン施設が出来たら、町の端から訪ね歩いて考えを改めるよう、そして言う事聞かない人には池ワンボラちゃん達に頼んで有無を言わさず散歩へ行ってもらう。そうしようとワクワクしています。13年前に住んでいた家の周辺でもそうしていました。毎日尋ねて散歩へ行き・・引っ越しの際にも一緒にここへ連れて来た。クマ子や今は亡きマイクもイチもそうでした。

愛犬家でもまったく思いもよらない信じ難い世界が未だに存在。・・・それにしても問題多いですよね。

≪池ワン子≫
ライちゃん
ライちゃんでーす。空き家でノラが産んだ8匹のうち臆病すぎて里親決まらず残った子です。なんかオドオドしてる表情だけど、これでも春ちゃんに抱っこされてご機嫌なの。



りゅん君
お馴染みリュン君でーす、前は屋内に11匹いたけど皆長寿をを全うして今はりゅん1匹となった。だから昼の間、4時間開けておくと勝手に出て来てタイやジョリーとフラフラしてる。



≪ご近所犬モモちゃん≫
近所のおでぶモモちゃん1
ご近所犬、仲良しモモちゃんでーす。この子に関してだけをブログに書きたかった。だって過保護すぎてオデブデブ・・。人間用の食事をかなり与えているらしい。



近所のおでぶモモちゃん2
温かい春日和でもホラこの通り、服を脱がせない、おまけにその服が分厚い冬物。


モモちゃんは、まだ9才なのに池ワン子より全然老けて見える、しかも知っているだけで過去10回は脱走して雪の排水口や真夜中2時頃畑に蹲っていたりする。その度におばあちゃんが池ワンへ言いに来る。でもおばあちゃんはすっごく優しいからなかなか注意できない。「暑すぎてモモが可哀相だよ」「太っていると病気になりやすいよ」とは言うけど、笑いながらちっともいう事聞かないんだ。家族に大事にされているけど・・これってどう?

 告 知 ★

トイレシート無くなりました。ワンにゃん用オヤツも・・宜しくお願いします。


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Posted by chupiwanwan at 11:21