2010年、宇宙の旅申し訳ありませんが急ぎ!急ぎ・・・でお願い致します。恐縮です@Byちあき

2010年01月24日

エリちん

100_4146ロシアの偉い人のお話ではありません。アカラスが移ってしまい、全身の毛が抜けて瀕死の重態だったエリック生還の写真です。こんなにも元気になるとは夢にも思えない状態だったので、エリック共々とても嬉しくて、お散歩の時には二人で駆けっこをしたり大はしゃぎ・・。

まさに甦ったという表現がピッタリなようにエリちんの顔が赤ちゃんのようになって可愛くて仕方ありません。エリちんを保護した時にはすでに成犬だったので、多分赤ちゃんの時にはこんな顔だったのだろうと想像するほどのあどけなさ。

顔を見上げて、「ね?可愛いッちょ?」っと言っています。

もしかしたら、甦ったついでに犬生最初からやり直しているのかもしれません。

エリちんのお母さんお父さんはどんなだったのだろうと推し量る事もできませんが、他の保護団体さんから連絡を受けた際には公園で何日もウロついていたらしいのです。どこも引き取り手がありません。

その時はどのような気持ちだったのでしょう。人に裏切られた事?父母が恋しい事?・・・役場、警察、指導センターへ問い合わせても捜している人は現われませんでした。

お腹がすいちゃった・・・、どうしたら何か食べられるのだろう。地面を這うように見ても何も食べ物はない・・、わんちゃんは淋しさをうんと感じます。つらい事以外、何の為に生まれてきたのだろう。


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それが、いつの間にかアカラスになってしまい、食欲旺盛なのにどんどん痩せていく。痒くて毛が抜け出し、何をどうやっても治らない、あ〜、せっかく楽しい池ワン生活だった筈のに、これじゃ何にもなりません。

池ワンにはアカラスになった状態で筑波山をさ迷っていた子、「もみじ」君がいますが、今はすっきり治りました。他にも数匹アカラスの子がおりますけど、治る子もいれば、長年抱えたまま、他は元気に暮らしている子もいます。

だけど、エリックの場合は最悪でした。酷くなる最後の方は、関節が弱く手足が曲がったまま立ち上がることも出来ずケージから出ることも出来無くなりました。食べても太らないのは2ヶ月ほどでしたが、起きることもできなくなったのはほんの数日の出来事です。これ以上はどうにもしてあげられないと悔やんでいても、

「あ!死んでしまう。」と思わされた時にはいてもたってもいられない気持ちでした。そういう時には人間ってまったく違う力が湧くと云うのでしょうか、切羽詰った時にきっと脳内が何か働くのでしょう、絶対無理だという状況だったのに、「何が何でも」と云う気に変わっていきます。

それから今までのエリちんはとっても頑張ってくれて、毎日が何かのテストをしている様に二人とも真剣でした。やがて、一歩を踏み出し、5メートル歩けるようになり、すべてが奇跡的に思いましたが・・・・。

が!!が!!です。今ではうるさくてしょうがない!。私の顔を見ればすぐに泣き出し、「お散歩行こうよ!お散歩!おさんぽ!」と騒いで、外に出ると思いっきり引っ張って私を困らせます。前進しないで、私のポッケに入っているおやつの匂いをかぐと、・・もう私にしがみついて「おやつぅー、おやつっちょ?」と言い、あげないとお散歩にならないのです。

「悪い癖つけちゃったなぁ〜」

すれ違うおばあちゃんが「あら?ずい分毛が生えたわねぇー」「え?知ってます?」「覚えているわよぉー、全然毛が無かったじゃない、良かったねぇー」と言われ、もう天にも昇る気持ちで、ランランラ〜ンと二人でスキップします。

エリック!エリちん!エリポンポン!・・・元気になりすぎてヤレヤレですが、とにかくはお互いハッピーです。・・ね!?

皆さま応援有り難うございました。まだまだ毛は伸びるよ〜〜ン。


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