「1年生」でいるのもあと2日ですね。

以前のことになってすみませんが、2月16日に行われた「オーサービジット」のこちらでの報告がまだでしたのでここで報告いたします。





さる2月16日放課後、筑波大学教授の土井隆義先生にお越し頂き、課題図書になっていた『つながりを煽られる子どもたち』(岩波ブックレット)の読書会を開いていただきました。

この読書会は、筑波大学様と河合塾様が運営している「みらいぶプラス」(本から出逢う学問選びサイトhttps://www.milive-plus.net/)の連携企画の一つです。今回、実施校として中杉を選んでいただきました。


読書会開始前に、夕日の射す校門で先生と。男子12名、女子13名計25名が参加しました。
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土井隆義先生です。写真が小さいけど見えるでしょうか?
先生ご作成のスクリーンの左上に、「CS」マークを入れて下さっています!
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25名が先生を囲み、思い思いの意見を出し合います。
先生ととても距離が近く、何でも言いやすい雰囲気を作って下さる先生。
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時には「ああそうだったのか」と本を改めて読み直し、
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ときにはお互いに意見を出し合い。
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「指名はしないから、自分から発言しなさい。どんな発言でもいいから。」と主体的な参加を促して下さる先生。大学での学びに繋がる方式です。
雰囲気は和やかでしたが、発言するのは内心勇気の要る行動だったと思います。
でも、一人の発言が先生の問いによってさらに広がり、自分なりに深めた見解を別の一人がまた出し・・・と、よい意見交換ができてきた場面も徐々に見えるようになってきていました。


先生のお話は本の内容からどんどん広がり、
社会学としての物事の捉え方、現代の事象の切り取り方、私達が考えるべきこと など、本当にたくさんの知識や投げかけを与えてくださいました。
先生に出会うことにより、一人一人が「世界が切り拓かれた」思いを実感したのではないでしょうか。
期待値が低い方が幸福度が高いというからくり、
現代人のすこぶる閉じられているつながりを築こうとする振る舞いは、グローバル化と言いながらナショナリズムを強化する国家間の関係の構築方法にも当てはまること、などなど盛り沢山の先生のお話を聴き、この本を読むことでこんなに考えが広げられるのだと改めて勉強になったことでしょう。



最後に、先生からのスライドを一つだけ紹介。
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まずは目の前の事象を当たり前と思わず、問いを持つことで、見えてくることが無限にあるのだと知ったひとときでした。

土井先生、河合塾「みらいぶプラス」様、ありがとうございました。
本の著者と会ってお互いに語れるということ、大学生でもよほど主体的に動かないとそんな機は滅多にないのではないでしょうか。高校生にこのような機会を設けて頂き、心より感謝申し上げます。