2011年11月
2011年11月27日
11月7日、イタチ の時も書いたが、生ゴミを乾燥させて堆肥として畑に撒くと、必ず小動物が来て畑を荒らす。数日前ホウレン草の播種予定地に米糠、生ゴ堆肥、化学肥料などをすき込んで準備をした。翌朝には早速一面足跡だらけ、糞もある。
足跡からしてイノシシではない。アナグマなら穴を掘るがそうでもない。ノラ猫は糞に土を掛るがこれも違うようだ。イタチにしては足跡が大きい。
すぐにでもホウレン草を播きたいところだが、がまんして正体を確かめてやろうと、檻を畑の隅に設置した。餌をちくわ、魚肉ソーセージと変えてみるが、近くまで来ているものの檻には入らない。昨夜はすこし高級なソーセージを奮発した。すると今朝はご覧のタヌキが掛かっていた。かなりグルメな奴だ。
人間を見ても恐れることなく、こちらを見ている。たぶん餌付けされているのであろう。これらの小動物にペット感覚で餌を与える人が多い。困ったことだ。畑を荒らされて困っている農家のあることを知ってか、知らずにか?
さて何処へ連れて行こうか・・・
2011年11月26日
私達の住む地域には、昔から地元の人たちが大切に守り、崇めてきた小さな祠が二社ある。一社は食物の神を祀る亀石神社、もう一社は水の神を祀る竜王神社。
その注連縄は4~5年前に作ったもので触ればくずれそうな状態なので、新調することにしたが、わが自治会も世代交代が進み、だれも自信がない。そこで 、本日午後、有志で N 神社の宮司にお願いして指導頂いた。
注連縄とは何か? 神様の領域と俗界の境界線である。
なぜ左縄にするのか? 昔は罪人を縄で縛った。その縄と神様の領域を示す縄が同じではいけないので、左縄になうのだ。等々技術以外にも色々と教わった。
写真の一番奥は宮司が作られたもので、さすがきれいな出来栄えである。それともう一本出来の良いものを残し、それ以外は1月14日の「とんど」で焼納する事にした。
「次回は自分達で出来る」と何となく自信がついた。こういった技術の伝承も自治会の大きな役目であろう。
午前中は白木農園の小麦播種その他の作業であったが、午後の注連縄作りのために早めに帰らせてもらった。
その様子は 白木農園だより でどうぞ・・・