August 15, 2008

ネコさんのキャンドルスタンド

私は、昨年までの3年間、長野の日本装飾美術専門学校でインテリアの
講師をしていました。

非常勤講師として月に1日、新宿発7:30のあずさ3号 で小淵沢のひとつ先、
富士見町にある学校に通っていたのです。

この学校は、今日本の文化で消えようとしている職人を育てる学校です。

ガラス職人・木工・金属・陶磁・モザイク・ステンドグラス・壁画職人たち。

2008年、卒業して社会で活躍する方たちが徐々に出始めました。

金属(鍛鉄)職人を目指して、勉強していたNEKO(ネコ)さんこと
メタル・ネコ代表の金子恭史さんもその一人です。

金子さんは、独立されて2年。
現在、狭山に工房を構えてたくさんのお客様に愛されています。

鉄に“しなやかさと柔らかさを”という金子さんの作品は
ダイナミックであり、繊細です。

金子さんにオーダーしていた2つのキャンドルスタンドが
このたび完成 
ドムスデザインのエントランスに無事鎮座しました。

1

 

 

実は、半年前に
届いていた
片方のキャンドルスタンド。

ガラスを鉄に
食い込ませるのが
大変難しく、
もう一つの完成を
待ちに待ちました。



















2

今回届いた
もう一つの
キャンドルスタンド。

前回のが男性だとすれば
今回は女性。

ダンスを踊っている
ような雰囲気です。

ガラスの鉄への食い込み
も見事です。

ガラスが柔らかく
見えるのがわかるでしょうか?

 

 

 

 

 

 



 

この大変難しいガラスの部分をつくって下さったのは加倉井秀昭さん。

 この技法はベネチアンガラスで独特で、イタリアに行くとフラワーポットや
照明器具などに使われているものです。

 それもそのはず、加倉井さんは、ベネチアングラスに魅せられて
この世界に入ったとか・・。


 3


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ ドムスデザインのエントランスにこんな風に左右対称に飾られています。

工業製品では、絶対に出せない雰囲気、オーラ。
お客様の心を癒してくれていることでしょう。
 
日に何度もここを通る私も、癒されています。

私の夢のひとつ、いつかネコさん始め卒業生であるガラス・モザイク・木工・壁画・ステンド・
陶磁職人さんたちとコラボレーションしてアートな空間をプロデュースすること。

住宅・病院・学校・高齢者施設・・・温かなぬくもりに包まれるでしょう。

そこに住む人の毎日もきっと変わるでしょうね。

今こそイタリアに負けないように、日本の職人文化 を残したいものです。


    


医院・クリニック・マンションの設計デザイン|ドムスデザイン
東京・建築設計事務所

Posted by ciaomontalcino at 19:58│Comments(2)プライベート 
この記事へのコメント
Nekoさん、

こんにちは。

カップルのキャンドルスタンドを見るたびに、踊っているように見えます。

鉄は、本来重いもの、動かないもののイメージですが

こんなに軽やかに踊るようにリズミカルに作れるものなのですね!!

Nekoさんの人柄が出ているようです。

いつかコラボレーションを実現させましょう。

錆のサンプルも良い感じでした。

次回は古めかしいランタンをお願いしようかな?

                        Yoko.            

Posted by Yoko Tokura at August 19, 2008 01:51
戸倉先生

こんにちは!
ご紹介頂いて、ありがとうございます!
とても素敵な場所において頂いて、恐縮してしまうくらいですが、とても嬉しいです。
お客様をお迎え&お見送りするお役に立てれば・・・、と願っております。

様々な作り手達のコラボレーションによる豊かな空間作り、いつか実現できるように、目指していきたいと思います。
ご指導ご鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願いいたします!
Posted by Metal NEKO at August 17, 2008 20:45

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