2023年06月05日

ゆとり

おはようございます。

今日の担当は、柳原達宏です。

 

先日、親しくしている

北海道在住の方と

お話しする機会がありました。

 

その方によれば、

日頃出かけるにも

一人に1台の車が必要な状況で、

そのガソリン代や維持費、税金など

かなりの支出になるとのこと。

 

さらに北海道は冬の間の光熱費が

ずいぶんかかるそうで(でしょうね!)

退職後の毎日を過ごすのに

かなりの負担となっているようでした。

 

このところの物価高騰が

それに拍車をかけているようです。


 

「ゆとりのある暮らし」で検索すると

そこに出てくるのはほとんどが「お金」の話。

たしかに、上記のような費用以外にも

食料・住居・雑貨・被服・医療・

通信・教育・娯楽・交際などなど

何をするにもお金がかかります。

 

特に老後の「それ」は、

切実な問題だと感じます。

 


私の知人で、年金収入だけで

生活している方がいらっしゃいます。

 

住まいが物価の高い東京なのですが

無駄な出費のないように心がけて

元気でお過ごしです。

 

その彼にとってのゆとりというのは

お金よりも健康や気持ち。

 

暴飲暴食を控え、

体に良いものを食べ、

時間を共にする家族や友人

話し相手がいる。

 

日々歩くことを心掛け、体調は万全。

いろいろなことに興味関心があるので

話題が豊富。

よって、人間関係良好。

 

内なるゆとりとでもいうのでしょうか

経済的にそこそこ満たされていて

あとは健康と心のゆとりを

大切にする。

 

みなさんの生活における

「ゆとり」はどのくらいありますか。

まずは心のゆとりが生まれるように

コミュニケーションから、いかがでしょ?



ryucoach at 05:00|PermalinkComments(0)柳原 達宏 

2023年05月29日

インタビュー


今日の担当は山村です。

5月も終わりますね。
疲れていませんか?
人前では元気に振舞っているけど、実は疲れている人が増えていると感じています。
そういう人にこそ、思い切ってゆっくり休んでいただけたら…。
そんなことを思いながらこのコラムを書いています。

さて、今日のコラムは、先日あった生徒との会話から。
(生徒の了解を得て、記載しています。)

「先生、今日の放課後は時間ありますか?」生徒に声をかけられました。
「何か相談かな?」とたずねると
「インタビューさせてください」とのこと。放送部の生徒でした。

普段、生徒の話を聴くことはあっても、
生徒に聴かれることはあまりないので、なんだかワクワク。

どうやら、次の放送コンクールのアナウンス原稿に私のことをとりあげてくれる
らしく、そのネタを探しに来たようです。

「録音しても良いですか?」とちゃんと断りを入れてから、
「先生はなぜスクールカウンセラーになったのですか?」
インタビュースタートです。
いや〜話せば長くなるんだけどね〜とカウンセリングをするようになった経緯を話し出していました。

自然な会話になるよう、うまく相槌をうってくれたり、
「へぇ〜」とか「なるほど」と、話しやすいように私から話を引き出しています。
そして、自然な流れで、先日の心理学講座の話へ。

「この間、先生の心理学講座に参加したじゃないですか。」
はいはい。放送部の皆さん、参加してくれていましたね。
「あれから、部員たちと『ほら、それリフレーミングして!』とか結構放送部内ではブームになっていて。」
へぇ〜。
「ネガティブな言葉でも、ちょっととらえ方を変えると、ポジティブに感じられるって、私、発見でした。あれを部員たちでよく使っているんですよ。」
あら〜嬉しい〜。

先日、『自分を知る』という心理学講座で紹介した『リフレーミング』について、部活内で会話に出てくるのだと教えてくれました。

「先生は、どうして心理学講座をやろうと思ったんですか?」
良い質問です!
心理学には、知っていると役に立つエッセンスがあって、それを高校生に伝えるにはどうしたらいいかな?って思ってこの講座を始めたの。
悩みの解決や困ったときに相談にのることも大事な仕事なんだけど、
それ以前に、自分で解決できる方法とか、何かうまくいくコツみたいなものを高校生が知っていると役に立つんじゃないかなって思ってね。

「なるほど〜。」
そこから、生徒自身が悩んだ時、こうしたという話をしてくれたり、
将来の夢の話をしたり、私も自分の高校生の頃の話をしたり、
あっという間に40分たっていました。

カウンセラーという仕事に興味を持ち、
カウンセラーがやっている講座に参加してみて、
さらに興味が膨らんだから、インタビューすることにしたのだと最後に教えてくれました。
「原稿できたら、読んでくださいね!」と言い残して帰っていきました。

消耗することが多い5月でしたが、心が満たされ、ご褒美のような素敵な時間でした。

そんな勤務校の放送部が制作している番組が、
この5月からFM775(ナナコ)で毎週火曜日夜10時〜(再放送毎週日曜日朝10時〜)
30分番組として、放送されています。
『やまこくのすすめ』https://775fm.co.jp/

PCではこちらから聴くことが出来ます。

よかったらぜひ放送を聴いてください。明日の夜10時です!
リクエストや感想など送っていただけると、きっと放送部員たちが喜びます!


あなたが最近、心が満たされたことってどんなことですか?




schoolcoach at 05:00|PermalinkComments(0)山村 真理子 

2023年05月22日

[過去」に生きる人

本日の担当は、川本正秀です。



過去の失敗などについて相談を受けることがあります。



「ささいなことで仲たがいした友人と疎遠になり、今も後悔しています」

「けんかして別れた彼氏のことを思い出すと、悲しくなります」

「試験に落ちて第一志望校に行けなかったことが忘れられない」

「仕事中、失敗したことをしばしば思い出して、情けない気持ちになる」


内容は様々ですが、過去の失敗や過ち、いさかいなどについて話す人に共通するのは、

「その時に立ち止まったまま」、ということです。



30年以上も前に友人ともめたことを今も忘れない人がいます。

「あの時、相手の言い分をよく聞いていたら・・・」

「あの時、自分に非はなかったのか、よく考えていたら・・・・」

「あの時、もっと話し合っていれば・・・・・」

と、後悔の言葉がしばらく続きます。


(失礼ながら)私は、(率直に申し上げて)

そんな昔のことをいつまでねちねち考えているんだ!

後悔、反省するのはいいけれど、30年以上もそれをやっているのか、

という驚きの方が大きいです。



いつまでも過去にこだわる人は、同じような失敗を繰り返す傾向があるように感じます。

失敗から学んで、次回に活かす、ということが苦手のようです。

心から後悔し、反省したなら、次は必ず失敗しないぞ、という覚悟があればなぁと思います。

この「決め」がないと、終わってしまった「過去」に決着がつけられませんから。


もちろん、反省もせずただ忘れるだけ、というのも困りものですが、

一つずつ区切りをつける生き方の方が、スッキリしてると思いませんか?


ciie001 at 05:00|PermalinkComments(0)川本 正秀 

2023年05月15日

ボランティア祭

おはようございます。今日の担当は佐藤昌宏です。

 

2023年58日から新型コロナウイルス感染症が

2類から5類に移行しました。

それに伴い、体温計測・マスク着用・三密回避などの

事項が緩和されました。

また、催し物の再開などが始まりました。

 

私が所属している朗読劇のボランティア団体

「アクティ工房」でも

昨日5月14日に足立区のボランティアまつりに

参加して、朗読劇を発表させていただきました。

会場の足立区役所には多くの方がお越しになり、

社会協議会などのボランティアさんなどが

多くのお客様をお迎えしていました。

私も、各ブースを見学して回り、

手話の指文字を教えてもらいました。

自分の名前「さとうまさひろ」の表現が

できるようになりました。

特に「佐藤」は「砂糖」に通じることから

口の前で平手を回すことで表現できるそうです。

(甘いことを表わしている?)

 

私たちの「朗読劇」はメンバーのオリジナル劇で、

介護老人施設での入居者と職員の物語でした。

ラジオドラマ形式で、

台本を読みながらの言葉での演技です。

セリフを覚える必要はないのですが、

動作ではなく、言葉の抑揚で感情を表現します。

何カ月も練習した成果を出すことが出来ました。

メンバーは皆、熟年で私が一番若年でした。

 

会場のお客様の多さや、

その方々の楽しそうな笑顔を見ると

コロナも一区切りしたと実感できました。

 

私は、もう一つ荒川区でも朗読劇のサークル

「ほっとは〜と」に所属しています。

こちらは6月に発表会をする予定になっています。

 



ciie at 08:13|PermalinkComments(0)佐藤 昌宏 

2023年05月08日

人生の贈り物

おはようございます。

今朝の担当は、柳原達宏です。


 

今年は、なんだか季節が展開していくのが

とっても早い気がします。

あっという間のゴールデン・ウィーク、

みなさん楽しんで過ごされましたか。

 

わたしは、ふだんからわりと

時間が自由になるので

ゴールデン・ウィークは遠出せずに

のんびりと過ごしています。

 

というか、庭に花が咲いていて、猫がいて

健康上も特に問題がなく

音楽や読書など

やりたいことをやる時間があって

おいしいご飯をいただき

何よりも、ご縁ある方たちとの

温かな時間をいただいている。

 

日常生活で、必要なもの、喜びのもとは

十分にいただいているのを感じます。

 

 

さだまさしさんの手になる

人生の贈り物  〜他に望むものはない〜

という曲があります。

 

歳を重ねた人が人生の後期になって

気づいたこと

それが歌われています。

 

私が最初にこの歌を聴いたのは

さださんではなく、

沢知恵さんという方による演奏。

紹介してくれたのは、

この研究会でご一緒した

先輩コーチのYさんでした。

 

みなさんも、よろしければ

以下をクリックして聴いてみてください。

知恵×平賀正明「人生の贈り物〜他に望むものはない」 - YouTube

 

 

自分にとって

人生の贈り物と感じられるものは

人それぞれいろいろあるかと思います。

 

みなさんにとっての

人生の贈り物は何でしょうか。

 

 



ryucoach at 05:00|PermalinkComments(0)柳原 達宏 

2023年05月01日

はじめの一歩

今日の担当は山村です。

5月になりましたね。
新入生、新入社員の皆さんは新しい環境でちょうど1ヶ月。
どんなふうに過ごされた1ヶ月だったでしょう?

新しい年度が始まる4月って、なんだかやることが多すぎると感じませんか?
(私だけ?笑)
生活のリズムが変わったり、人の名前をたくさん覚えなくてはならなかったり、気づかないうちにたくさん気を使っていたり…。
学校では、学年が変われば教室も変わるし、担任の先生も変わったり、友達も変わったりしてなんだかそわそわしている生徒がいましたよ。
「うっかり、去年の下駄箱を開けちゃったよ。」って頭をかきながら生徒が話してくれた朝もありました。

私、ここで声を大にして言いたいことがあります。

慣れない環境にいる1年生は特にですが、新生活にはゆっくり慣れていけば大丈夫。
焦ることはない。
人は人。自分は自分。自分のペースでやればいい。と。

環境の慣れ方には個人差があります。
すんなり新しい環境に入っていける人と、思うように周りと打ち解けられていなかったり、緊張していたり、慣れるのに時間がかかる人がいるっていうこと。
周りの人と比べて焦らないでください。
そんな時は、気持ちを切り替えて、仕切り直して、また、『はじめの一歩』を踏み出してみれば大丈夫。

何回でも何十回でも『はじめの一歩』は踏み出せます。
ただ、自転車のペダルのこぎ始めは結構重たく感じますよね。
はじめの一歩を踏み込むのはちょっと力がいるけれど、走り出したら軽く感じるはず。

はじめの一歩を踏み込むためにも、このゴールデンウィークはどうぞエネルギーをチャージしてください。
休むことも大事です。
自分という自転車のメンテナンスをしてくださいね。
あなたが安心して自分の一歩を踏み出せるよう応援しています。

あなたはゴールデンウィークをどんなふうに過ごす予定ですか?





schoolcoach at 05:00|PermalinkComments(0)山村 真理子 

2023年04月24日

ありがとう


本日の担当は、川本正秀です。



先日、友人たちと「新年度会」を行いました。

みなさんは、新年度の区切りとして、歓送迎会などしましたか?



そのうちの一人がよく言います。

「職場に、何かというと『すいません』という人がいて、気になる」

「どうして?」

「なんか、いつも謝罪されているような気がするんだよね」

「謝られるようなことされたの?」

「いやいや。口癖のように、しょっちゅう使うから・・・・」



確かに、「すみません」という言葉は、街中でもよく聞くことばです。

気になるので調べてみました。

「済む」という言葉には、「物事が完了する」、「問題が解決する」、「○○に満足する」、「他人に対して言い訳が立つ」といった意味があります。

「済む」を打ち消すと、「済まない」から「すみません」「すいません」となり、謝罪の気持ちを表すということです。


しかし、友人が言うように、「すいません」が使われるのは謝罪の場面だけではないですね。

例えば、飲食店などで料理の注文をするときには、手を挙げて店員さんに「すいません」と呼びかけます。

また、エレベーターに乗るとき、扉を開いて待っていてくれる人に対して、「すみません」と感謝することもあります。

なので、「私の気が済まない」という意味から、呼びかけたり感謝するときに「すいません」を使うのはそれほど変ではないですね。



日本語は、あいまいなことばだと言われます。

英語で考えてみると、謝罪は「I’m sorry」、感謝は「Thank you」、呼びかけや依頼は「Excuse me」とはっきり分かれています。

この「すいません」のように、多くの意味を持つ言葉であれば、受け手が判断しなければならない言葉だと意識する必要がありますね。

使いやすい便利なことばであるがゆえに、相手に誤解を生じないように使うことが大切だと感じます。


特に、感謝をする場合は、ぜひ「ありがとう(ございます)」を使いたいものです。

「ありがとう」と元気に声を出すと、言われた人の心も元気になるような気がします。

「ありがとう」と言える人は、心のストレスがたまらない人、と聞いたこともあります。

親しき中にも礼儀ありです。

まず、身近な人に対して自然に「ありがとう」と言えるといいなあ、と感じます。



ciie001 at 05:00|PermalinkComments(0)川本 正秀 

2023年04月17日

生活倫理相談士養成講座

おはようございます。今日の担当は佐藤昌宏です。

 

私が所属している家庭倫理の会では

生活上の苦難(悩み、問題、トラブル等)を抱えている人が、

みずからの力(自覚と実践)によって

その苦難を解決していくと共に、

苦難を契機に一層充実した人生を送れるよう、

純粋倫理を基盤に、一対一を基本とした

パーソナルな面談形式でサポート(支持・助力)する営みを

生活倫理相談と呼んでいます。

 

その相談を受ける人を生活倫理相談士と称します。

先日、縁があって、生活倫理相談士を養成する講座を

受けることができました。

 

生活倫理相談の基本は以下の通りです。

1.非指示的に対応

  苦難を抱えた来談者の話を清聴し

  非指示的に対応することを基本とします。

  非指示的とは「○○しなければなりません」とか

  「△△を実践するように」と、

  相手の心持ちや行動を指示することはしません

  パーソナルな面談形式をとりつつ、

  来談者の話を聴くことを第一として、

  非指示的な言葉を交わしながら、

  相手自身が気づきを得て

  主体的に実践することをサポートします

 

2.一般の相談との違い

  来談者は「生活倫理相談を受けたい」と願い出て、

  資格を有する相談士がそれを受け止めて

  応じるとき、生活倫理相談が成り立ちます。

 

3.生活倫理相談に要する時間は

  最長でも60分を目安とする。

 

この他にも、学ぶべきことはたくさんあるのですが

上記のことは、大まかに言って

「コーチング」とそっくりでした。

私がこの、純粋倫理を学び続けていることは

「コーチング」と通じる面がたくさんあったからだと

改めて自覚することができました。

 

生活倫理相談士になるためには

資格認定審査に合格する必要があります。

今年の9月に書類審査

10月に筆記試験

11月に面接試験があります。

 

久しぶりの資格審査に向けて

しっかりと学んでいこうと決意しました。

 



ciie at 05:00|PermalinkComments(0)佐藤 昌宏 

2023年04月10日

愛された記憶

おはようございます。

今朝の担当は、柳原達宏です。


 

先日、私の母方の叔父が亡くなった。

享年87歳。

少し前まで自分で車を運転して

家族旅行を楽しむほど元気だった。

 

それが、息苦しいと言って検査入院し

わずか10日で旅立った。

名前を呼びながら遺体にすがる叔母、

その姿に葬儀の参列者が涙した。

 

仲のよい夫婦。

落ち着きを取り戻した叔母が言うには

旅立つ直前まで、私のことを

気にかけてくれていたそうだ。

 

車で旅に連れて行ってくれたり

自分の勤める貿易会社で

高校生の私にアルバイトをさせてくれたり

海外出張の折にはお土産を持ってきてくれたり。

 

ここ十数年は直接会う機会がなかったけれど

叔母からの話を聞いて、

過去のことが思い出され

ありがたさが胸にしみた。

 

 

この叔父をはじめ、私はこれまで

父方と母方両方の親戚で

他人のことを悪く言う人、悪さをする人に

出会ったことがない。

 

笑顔で出迎え、楽しく語り、

それぞれの違いに寛容で面白がる。

困っている時には

さりげなく声をかけ、手を貸す。

弔事のおりには思い出話とともに

にぎやかさで哀しみを和らげる。

 

親戚とは、家族とはそういうもの、

どこの家庭でも同じ、

そう思っていた。

 

大学を卒業して

世の中はそうでなかったことを

痛みとともに知る。

 

 

私はこれまで

いろいろな場面でうまくいかなかったり

「ああ、やっちまった!」という

場面は数々あったけれど

そういう自分を「ダメな奴」と

思ったことは一度もない。

 

自分という人間の価値を感じられる

そういう私は間違いなく、

私の両親や親戚の方々によって

育まれたものだと思う。

 

一方で

最近ご一緒する方々の中には

子どものころから暴力を振るわれたり

経済的には裕福だが

親から放置されていたり

という方がいる。

 

今は社会に出て立派に

自立しているようにみえるが

みなさんなぜか共通して

自分に自信がなかったり

否定的だったりと悩んでいる。

ありのままの自分にYesと言えない。

 

内在しているはずの力が

思うように発揮されずにいるのは

なんとも残念だ。

 

子どもの頃に愛された記憶が

あるかないか、

その差は大きいのだと感じる。

 

微力ながらコーチとして

そういう方たちのお役に立てればと

強くそう思う。

 



ryucoach at 05:00|PermalinkComments(0)柳原 達宏 

2023年04月03日

学校へ行く意味

今日の担当は山村です。

桜といえば入学式に咲くものというのが関東地域の定番でしたが、最近は開花が早まり、卒業式の桜、になりつつありますね。

2023年度、最初の1週間のスタートです。
様々な制限がなくなり、マスクのない学校生活が始まろうとしています。
約3年間のコロナ禍での学校生活は、分散登校やオンライン授業などが行われ、学校行事の中止や変更、部活動や授業の様々な制約など、私たちに『学校へ行く意味』を考えさせたなあと感じています。

今年卒業した生徒が話してくれました。
「マスクで顔もよくわからない友達もいたけど、やっぱりちゃんと顔を見て話をしたり、同じ教室で授業を受けたり、部活が出来て、ちょっと想像していた高校生活ではなかったけど
人と一緒にいるということは楽しいことだと気づきました。」と。

オンライン上のコミュニケーションも楽しいけれど、リアルなコミュニケーションに軍配が上がったということですね。
そんな学校生活を感じさせることができて、その思いを共有出来て、私もホッとしました。

小中学校に通う子どもの数は減少しているのに、不登校の児童生徒数は24万人と過去最高だそうです。
学校現場で子どもたちを迎える者として、子どもたちと共に『学校へ行く意味』を考え、子どもたちにオンラインには無い、『学校生活の価値』を提供できなくてはいけないという思いを強くしています。

そのためにまず教師は、子どもに安心感を与えられるコミュニケーション力を持っていたいですし、共育コーチング研究会でお伝えしているコーチングにはそのヒントがあると思っています。

新年度の準備でお忙しい親御さんたちや、入学やそれぞれの学年に進級して
「どんな担任の先生かな。」
「お友達と一緒のクラスになれるかな。」
「お友達が出来るかな。」
と期待と不安を感じながら入学式や始業式を待っている皆さんもいると思います。

先生方も皆さんと会えることを楽しみにしていますよ。
どうぞ、元気に入学式や始業式に笑顔で登校してくださいね。

あなたの考える『学校へ行く意味』ってどんなことですか?







schoolcoach at 05:00|PermalinkComments(0)山村 真理子