2024年09月30日

お彼岸

おはようございます。今日の担当は佐藤昌宏です。

 

先日の919日にお墓参りに行きました。

この日は、お彼岸の入りにあたるため

急に行くことを決めたバタバタとしたものでした。

 

私の父と妻が眠っている霊園は

小高い丘陵にあるために、見晴らしはいいのですが

急な階段を昇っていく必要があります。

 

当日はまだまだ暑さが厳しく

汗を拭きながら階段を昇り下りしました。

往復道路も平日だったために

都内を抜けるのに時間が掛かりました。

 

そんな思いをしながらのお墓参りでしたが

終ってみれば、清々しい気持ちになりました。

 

数日後のお彼岸の中日には

それまでの暑さがおさまり

秋風を感じる程度の気候になりました。

 

暑さ寒さも彼岸までという感覚が

今年は今まで以上に身に沁みました。

 

さあ、秋本番に向けて

みなさんは何に挑戦しますか?

 



ciie at 05:00|PermalinkComments(0)佐藤 昌宏 

2024年09月23日

子どもに影響するあなたの「悪口」

本日の担当は、川本正秀です。

 

他者の悪口を言う人は、信用できますか?

あなたのいないところでは、あなたのことを・・・

 

子育てで最低守らなければいけないのは、親は子どもの前で他人の悪口は決して言わないことです。

あなたは子どものモデルですから、親はいつでも、子どもにじっと観察されているものです。

だから、見本として人との関わり方の手本を示さないといけないのです。

 

特に、気がゆるんだときは要注意です。

 

アルコールが入ると、気分が高まって子どもへの気遣いがなくなってしまいます。

「酒の上での失言」は、むしろ本音が出やすく、他人の悪口が多いものです。

そして、悪口というのは、他人に関しても自分のことでも、よく覚えているものです。

 

 「ここだけの話」は、決してここだけで終わらず、巡り巡って当人に伝わることもあります。

悪口という人災は、忘れたころにやってくるかもしれません。

子どもが、その人に話してしまうことも考えられます。

うっかりして悪口を聞かれてしまったら、その人の良い点も付け加えておけばいいかもしれません。

 

しかし、いつでもどこでもどんな状況でも、人の悪口は言わない姿を子どもに示してください。

そうすれば、きっとあなたは子どもからも信用されます。



ciie001 at 05:00|PermalinkComments(0)川本 正秀 

2024年09月16日

「学ぶ」機会

おはようございます。

今日の担当は,柳原達宏です。


 

猛暑の中にも、秋の気配が

感じられるようになってきました。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 

秋といえば、

「スポーツの秋」とか「読書の秋」

「食欲の秋」(私の最も得意なやつ!)

なんていうのが昔から言われていますね。

 

これまでの暑さやあふれる光が

少しずつ落ち着いて

肌寒さなど感じられるようになると

人は思索的になったりもするもの。

学びの季節、秋の到来です。

 

 

「学ぶ」という言葉、辞書によれば

「教えを受けて知識や技芸を身につける」

とか

「経験を通して知識や知恵を得る。わかる」

とある。

 

私たちの研究会では

これらの両方のための機会を提供しています。

 

教えを受けて身につける方は、

まあ、本を読んでもある程度は手に入るかなと。

 

もう一つの「経験を通して〜」の方は

その経験のための行動を起こさない限りは

なかなか手に入りにくい。

 

そこで、ワークを通して体験し

コーチからの問いかけをもとに

その結果を感じていただく機会を設けます。

 

で、このワークをさらに身近な形にしたのが

「対話」。

 

「対話なんて、毎日いろいろな人と話してるよ!」

という方もいらっしゃるかもしれませんが

単なる雑談とはちょっと違うのが

コーチとの対話です。

 

対話したからと言って、

問題は何も解決していないのに

気持ちが晴れたり、

新しいアイデアや物のとらえ方が浮かんだり。

心に変化が生まれます。


 

私が私立学校の研修部門で仕事をしていて

出合った言葉の一つが

「セレンディピティ」

 

「何かを探している時、探しているものとは別の

価値があるものを偶然見つける

というような意味です。

 

対話していると、実はけっこうこれがあると

私は感じています。


 

私たち研究会では毎月、東京ウィメンズプラザで

またZoomで、対話の機会「対話のじかん」

設けています。

 

「学びは対話から始まる」

 

ご一緒できるのを楽しみにしています。



ryucoach at 05:00|PermalinkComments(0)柳原 達宏 

2024年09月09日

聞き上手になりましょう

本日の担当は、川本正秀です。

 

 

聞き上手な人と話していると、「いい人だなぁ」と感じます。

自分に興味を持って、真剣に話を聞いてくれるから、うれしく感じます。

逆に、自分の話を聞いている気が感じられなければ、話す興味を失います。

喜怒哀楽のどんな場合も、話を聞いてもらうだけで気が晴れてきます。

 

 

人と会話するのが苦手です、という方がときどき相談にみえます。

話をするのが苦手だという人は、よく聴くことを心がけたらどうでしょうか?

あなたも、あいづちやうなづきをはさみ、相手の話を笑顔で聞いてみてください。

そして、相手の話を共感して聞き、少し感情をこめて応答しましょう。

あなたが心を開いて聞いていると伝われば、相手もリラックスして話せます。

 

 

「それは、大変でしたね・・」

「いやあ、がんばっていますね・・」

あなたの一言でさらに話したくなれば、あなたは相手を元気づけているのです。

話を聞くことは、相手の本音とエネルギーを引き出すことなのです。

この流れが続いていけば、多くの人が元気になれるのではないか、と思います。

 



ciie001 at 05:00|PermalinkComments(0)川本 正秀 

2024年09月02日

名刺の名前表示

おはようございます。今日の担当は佐藤昌宏です。

 

私が学んでいる純粋倫理の会では

9月から新しい年度が始まります。

それに伴い、役職などが9月に変わる人が多いです。

 

私は綾瀬支部の支部長から

文化チーフに変わりました。

文化チーフとは書道会と短歌会の

文化活動を統括する係です。

 

役職変更に伴い、名刺を更新する必要があります。

名刺を作成する際に

NPO法人 障がい者給与補助機構

の活動を思い出しました。

名刺の名前を障がい者の手書きを採用することで

手書き文字の使用料として障がい者の収入にするのです。

 

今回は「佐藤昌宏」を近野美樹さんの手書き文字

   「さとうまさひろ」をさいとうあきこさんの手書き文字

とさせていただきました。

 



ciie at 05:02|PermalinkComments(0)佐藤 昌宏 

2024年08月26日

感情を表現する

本日の担当は、川本正秀です。

 

電車の中で本や新聞を読んでいる人を見かけませんね。

スマホで読んでいるかもしれないけれど・・・

 

 最近、若い人(30代前半くらいまで)と話していて、

「日本語知らないのかな?」と感じることがときどきあります。

あいまいな表現で、どう受け取ったらいいのか迷ってしまいます。

「○○についてどう感じますか?」

「さあ、状況によっていろいろですね」

事実や一般論では話すけれど、自分の感情を語らない人が多い気がします。

自分のことを話しているのにどこか他人事のような、あまり温度を感じない表現なのです。 

 

一方で、タイパとか短縮されたカタカナ文字はよく使っていますね。

「タイパを意識して、効率化できた時間は何に使いますか?」と尋ねると

「ゲームしたり、ユーチューブみたり・・・」

「そういう時間の使い方をしているときはどんなことを思いますか?」

「ま、リラックスしてるんじゃないですか」

 

 

自分の感情などの内面をぴったり語れることばを見つけるのは、意外と難しいものです。

だから、いろいろな角度から尋ねて、その「ことば」を見つけてもらおうとします。

しかし、何度尋ねても同じような機械的なことばしか返ってこないのです。

タイパとかコスパなど、物質的なことばばかり使うから、心までマシーン化して感情的な感性が弱っているのでしょうか?

 

 孤立が話題になりますが、率直なコミュニケーションの不足が感情にも影響していないでしょうか?

「安心して自由に心の内を語れる友人がいますか?」と尋ねても、

「まあ、ほどほどの友人はいます」とか「一人で大丈夫なので・・」という人が目立ちます。

少人数の家族や兄弟姉妹などの環境下で、話す機会が少なかったという人もいるかもしれません。

 

子どもの時にどんな言葉のキャッチボールをしてきたのかなあ、と気になります。

プロポーズやその返事もメールで、ということになるのかなあ・・

あなたは、まわりの方に自分の感情を伝えていますか?



ciie001 at 10:24|PermalinkComments(0)川本 正秀 

2024年08月19日

その「場」に行こうよ

おはようございます。

今日の担当は,柳原達宏です。

 

パリ・オリンピックが幕を閉じました。

日本の選手のみなさんの活躍は

すごかったですね。

 

体操に卓球,柔道,バレーボール,

バスケットボール,レスリング,

スケートボード,陸上競技,水泳,自転車・・・

たくさんの競技で熱戦が繰り広げられ

私もついつい遅い時間まで観戦してしまいました。

 

試合中の選手たちの真剣な様子に

見ているこちらも体に力が入る。

試合が終われば,

勝ち負けあっても互いを称える場面も多く

スポーツの持つ力と爽やかさを感じました。



同時に会場に応援に訪れている方たちの

悲喜こもごもの様子も,心に残るものでした。

 

私は実際に現地を訪れることはなかったですが

試合の会場にいたならば

そこで味わう感動はさらに

大きなものであったろうと思います。


 

各競技については

多くのコメントがSNS等で寄せられました。

 

その様子を見ながら,

昔のようにテレビの前で応援するだけでなく

メッセージを送ることで参加したいと思う方が

多くいるのを感じました。

 

そんな中,選手に向けたネガティブなコメントも

多く寄せられて傷つく方もいたようで残念です。

 

そうしたコメントを発した方が

もし実際に試合会場で観戦していたら

口からあふれる言葉も違ったものになったのでは

と思います。


 

去る811日(日),

東京ウィメンズプラザで

当研究会による「サマーセッション2024」を

開催しました。

 

猛暑にもかかわらずご参加くださったみなさま

ありがとうございました。

 

新型コロナのこともあって

Zoomを用いたワークショップが中心であった中

やはり会場に集まっての対話は,

深まりと満足度が違うと感じます。


 

相手をじかに感じることができる空間のすばらしさ

それに期待して,会場に集まってのワークショップに

多くの方に参加いただければと願っています。




ryucoach at 05:00|PermalinkComments(0)柳原 達宏 

2024年08月12日

立ち直る力

本日の担当は、川本正秀です。

 

世の中に失敗しない人はいるのでしょうか?

 

最近は、必要以上に子どもを「大切」にする家庭が多いように感じます。

永い人生の間には、どんな人も必ず失敗したり、転んだり、挫折したりします。

 「失敗しないでほしい」と願う保護者は、失敗しない方法を懸命に考え、先回りして、危機を回避しようとします。

 

しかし、考えてみれば、この保護者は少し間違っているのでは、と感じます。

なぜなら、まったく「失敗しない人生」など、見たことも、聞いたこともないからです。

もちろん、自慢じゃないですが、私も数多くの失敗を重ねてきました。

 

子どもには、どうしたら失敗しないかよりも、どう立ち直るかを覚えるほうが大切だと思います。

そのためには実際に、失敗や、挫折を体験するしかないでしょう。

そこから、何度でも自分で立ち上がり、自分らしい立ち上がり方を覚えるのです。

自分は立ち直れるという自信がつけば、失敗を極度に怖がることもないはずです。

 

当然、たくさん失敗した人の方が、上手に立ち上がれます。

失敗しないように生きてくると、いざ失敗したときになかなか立ち直れなかったりもします。

場合によっては、その後の生きる気力に影響するかもしれません。

 

パリ・オリンピックのスケートボード(ストリート)で男女とも金メダルを取りました。

遊びのような種目だなあ、自分にもかんたんにできるかも、という感想をもつかもしれません。

しかし、自分だけの新しいワザに挑戦するために、何度も何度も失敗を繰り返し、年間に4回も骨折したメダリストもいるそうです。

彼らの足を観ると、たくさんの傷跡が勲章のように、そのたくましさを物語っています。

 

そういう「立ち直りの名人」だからこそ、あの場でも最後まであきらめずに結果を残せるのでしょう。

もちろん、好きなこと、心から楽しめることを見つけられれば、それだけでも幸せです。

 

それに加えて、彼らの人生を支えているのは、「立ち直る力」という自信なのではないでしょうか。

保護者の心配しすぎが、子どもの将来にマイナスにならないといいなあ、と思います。

失敗しても挑戦し続けて、いつか成功すればいい、という考えもありますね。



ciie001 at 09:51|PermalinkComments(0)川本 正秀 

2024年08月05日

富士登山

おはようございます。今日の担当は佐藤昌宏です。

 

facebookで知り合った方のお誘いを受けて

72627日で富士山に登ってきました。

 

4月頃のお誘いだったので、

3カ月ほどの準備期間がありました。

自分の体力づくりも兼ねて

日々学んでいる家庭倫理の会で

ウォーキング宣言をしました。

 

すると、

まだ富士登山をしたことがないという

女性2名が一緒に登りたいと賛同してくれたのです。

 

お一人は76歳で、お孫さんもいる方でした。

家族に相談したところ、

息子さんから反対されたそうですが

お孫さんたちが一緒に登って

助けてくれることになりました。

 

最高齢85歳を筆頭に

70代、60代、50代、40代、20代の13名のメンバーです。

ほとんど初対面同士のグループでした。

 

途中から20代のお孫さん3名が

高齢者の荷物を持ってくれたり

後ろから声を掛けてくれたりしてくれました。

全員で頂上に立つという明確な

目的のために協力体制が出来上がりました。

 

85歳の方は頂上を諦めましたが

残りの12人で頂上に立ち、

無事に全員で下山しました。

 

下山後はお風呂に入り、

みんなで食事しました。

同じ目標を持った仲間っていいですね♪



ciie at 05:00|PermalinkComments(0)佐藤 昌宏 

2024年07月29日

だれにも大事な3つのこと

本日の担当は、川本正秀です。


 

以前、あるカフェで本を読んでいると、隣の方がスプーンを落とされたので、拾いました。

 

ついでに、通りかかった店のスタッフに代わりのスプーンをお願いしました。

 

隣の彼も読書をしていましたが、私が素早く対応したので、

 

「すいません。助かりました。ありがとうございました」

 

と丁寧に頭を下げられたので、会話が始まりました。

 


「いやはや年は取りたくないなあ、と思いますね」


「そんなことないですよ。だれでも、あることですから、年だけではないでしょう」


「あなたは、お若いからそうおっしゃるけれど・・・」


「どう見えているかわかりませんが・・・私、○○才です」


「え、私と〇才違いなんですね。へえ〜」


「へらへら生きているから、成長が遅いのかもしれません・・」

 



少し話す中でこんな言葉が出てきました。

 

「元気で若々しく生きるために必要なことをご存じかな?」


「うーん、何だろう。教えてください」


「きょうよう、きょういく、ちょきん、の3つです」


「あれ、どこかで聞いたことがあるような気がしますね・・・」




「今日やる用事があること、今日行くところがあること、出歩けるだけの筋肉があること」


「私の親類の女性は90近いですが彼女から聞いたことがありますよ。とても元気で、その通りの生き方をしています」


「年寄りだからって、ご飯食べて寝てるだけじゃダメですからね。夢と希望をもたなきゃ、死ぬまで生きてるんだから・・」


二人で少し笑ったところで、彼はじゃあ、と席を立ちました。

 

 


出無精や孤独は、老化を早めるそうです。

 

何歳であろうとも、積極的に人と関わり、対話し、笑いあうことが大切だと感じます。

 



ciie001 at 05:00|PermalinkComments(0)川本 正秀