2009年05月18日
失敗談を共有する
今日の担当は宮澤美恵子です。
新しい生活がはじまって一ヶ月がすぎ、ゴールデンウィークの前後は精神的にも落ち込みやすく、また肉体的にも疲れが出やすい時期だといわれています。
先日北海道で一人暮らしを始めた次男の様子が気になって「そろそろ疲れが出る頃だから体調に気をつけてね・・・」とメールをしたところ「案の定、風邪を引いた・・・」との返事がありました。
寝込んでいるのか気になって電話をしてみたらやっぱりちょっと元気がない声でした。大学生になったらもう少しゆったりした時間が取れるのかとおもっていたようですが、授業のこと、サークルのこと、バイトのこと、などなど・・・とにかく忙しいようです。
「メールもたくさん来るので返事をするのが大変なんだ・・・」とのこと、なんだか仕事のメールの処理に追われている社会人みたいです。
いろいろ聞いてみるといくつか小さな失敗もしているようです。
履修したかった授業のオブザーブの日に寝坊して履修申し込みができなかったこと
銀行や公共機関のさまざまな手続きも、添付書類がもれていて二度手間になったこと
宅配便の不在通知に気づかずに送られてきた荷物が送り主に返されてしまったこと
まぁ、新しい環境で、初めて経験することばかりなので無理もないです。
たぶん周りの先輩たちも同じような失敗は多かれ少なかれしてきたはずですが、凹んでいるときは、周りはみんな立派にみえてしまうものです。
しばらく話を聞いてからいくつか私の失敗談を話してみました。
「寝坊してお客様との大事な会議に遅れたこと」
「入金を忘れて携帯電話の通話を停止されてしまったこと」
「上司からの大切なメールを誤って削除して返事ができずにどやされたこと」などなど・・・。
しばらく話しているうちに「しょうがないなぁ・・・やっぱり前からおっちょこちょいだとおもっていたけれどさ!」なんて逆にお説教されたりして・・・・。
次第に声も明るくなりました。
「だいじょうだよ。みんな失敗して成長するんだから」
時には励ましや、勇気付けるよりも失敗談を共有するほうが効果的なこともあるのですね。
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