2017年04月13日05:00信頼関係を築くための4つのコツ

今日の担当は山村です。

新学期、様々な生徒との出会いがあります。
そして「ちょっと気になる」「困ったなあ」と思ったときに何と声をかけて良い
か迷うことがあります。
高校生ぐらいになると自分から「相談したい」とやってくる生徒はとても少ない
です。
また相談に来て欲しい生徒ほど相談には来ないものです。
そういう場合、待つだけではなく積極的に担任から声をかけるということが問題
を早く見つけ小さいうちに対処する一つの手だてと感じています。

声をかけてもその時には「別に・・・」とか「何でもありません」と答えるかも
しれません。
しかし内心では
「先生は分かってくれているんだ」
「よく見ていてくれているんだ」という気持ちになっていることもあるのです。
(私自身は後で生徒にこう言われることがよくあります。)

そのためにはまず生徒が何を言いたいのか「よく聞くこと」(耳を傾けること)。
その上で何か言ってあげることがあったら伝える。
その場合でも決して説教にならないように配慮したいものです。

まずは、信頼関係を築くことからスタートです。
私が心がけている信頼関係を築くための4つのコツをご紹介します。

1.話しているときに生徒が何をいいたいのか分からなくなったとき
→ポイントを繰り返して言う。
 そしてさらに発言を促す言葉かけをする。

例:「今まであなたが言ったことは・・・ということだね。
   それでどうしたいのか、もう少し説明してくれる?」


2.生徒の言いたいことは分かったが叶えてあげることは出来ないとき
→気持ちは理解できるということを伝える。
 その上で出来ないことの理由を説明し、生徒の考えを聞く。
 気持ちと事実の区別をする。

例:「あなたの言いたいこと、気持ちは○○なんだね。
   気持ちはよく分かったけれどそれをかなえることは無理だよ。
   それは○○だからだよ。あなたはこれについてどんなふうに感じる?」


3.生徒の言い分はおかしいと叱りたくなったとき
→「Iメッセージ」「私は」で始まるメッセージを伝える。
「YOUメッセージ」「あなたは」で始まるメッセージは相手を非難・批判するように伝わる場合が多い。

例:「先生はそのことは了解出来ない。
   今はこれ以上聞いても同じ事だからまた別の機会に話すことにしない?」
   (その場で次に話す時間を決め、お互い冷却期間をおく)


4.生徒の言い分は分かったけれど、どう話してたらいいか分からないとき
→まず生徒の発言を大切にしている、受け取ったということが伝われば良い。

例:「あなたの話はよく分かったけど、今先生にはなんと答えたらいいかわかりません。
   考えておきたいので(あるいは調べたいので)後でもう一度話しをしよう?」
   (次に話す時間を決める)


生徒と先生を子どもとお父さん・お母さんに読み替えても使えるかも知れません。

相手の気持ちというのは、自分の感情を手がかりにして理解するものです。
どうぞ信頼関係を築くための4つのコツ、試してみてください。


 

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2017年4月16日(日)9:15〜11:45
新・基礎講座4-4のご案内
「コーチングスキルを使えるようになろう〜その2〜」

「新・基礎講座」は、コーチングの基礎的なこと(スキルやマインドなど)
について知り、学ぶことができる講座です。
コーチングの基礎を知りたい方、以前学んだコーチング・スキルなどを
もう一度チェックしたい方々のために企画されたセミナーです。
昨年実施した「基礎講座」を進化させ、座学的な憶える研修ではなく、
具体的な事例、コーチとしての在り方や考え方もお伝えできるように
実践的なプログラムを提供しようと考えています。
コーチングを学び始めたばかりの方にとってはもちろん、すでに学んだ方にとっても
これまで身につけたことを再度見直すよい機会になります。
新・基礎講座は1クール6回構成(1〜6)で、
今年も原則として毎月1回で2クールを実施する予定です。
講座の1〜6回に自由に、何度でも参加できます。
詳しい内容等については、講座の中でお伝えしていきます。

★今回は、第4クールの講座4です。
新たに参加される方も、以前他のプログラムに参加した方も歓迎いたします。
今回予定しているテーマは、「コーチングスキルを使えるようになろう〜その3〜」

1.やりたいことを実現する 〜身近な人との会話が行動を後押し〜
2.親と子、互いを尊重した対話 〜つい声をかけたくなる(口をだしたくなる)
  それをどうする?〜

参加者からリクエストのあった状況を基に、具体的な会話事例を使って、
さまざまな展開方法で、コーチングスキルの使い方や考え方を学ぶ実践的なプログラムです。

なお、前回4-3の参加者は4名で、新しい内容・展開に、終了後のアンケートから
「とても満足」という評価をたくさんいただきました。
詳しくは、ホームページの実施報告をご覧ください。

高校生以上の方ならどなたでもご参加いただけます。
☆★ どうぞ、お気軽にご参加ください ★☆


開催概要
◆日時:4月16日(日)9:15〜11:45 受付開始9:00より
◆会場    :東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、地下鉄表参道駅徒歩7分)
◆参加費:大人2,000円 学生1,000円(当日受付にてお支払いください)
◆定員:20名(申込先着順)
◆お申込み:HPからエントリーをお願いします
 http://ciie.jp/
◆お問い合せ:HPから送信をお願いします(担当:川本)

なお、今後の「新・基礎講座4−5」は5月21(日) 9:15〜11:45に
東京ウイメンズプラザで実施予定です。
内容は、「全部まとめて使ってみよう 〜これが基本のコーチングスキルだ〜」
詳しくは、ホームページで確認してください。
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この記事へのコメント

2. Posted by 山村   2017年04月16日 09:28
じょんさん、コメントありがとうございます。
『脅迫的誘導尋問』(笑)ありそうですよね。
おっしゃるとおり、子どもと接する私たち自身にちょっとした『心の余裕』があれば、こうならないのかもしれませんね。
お母さんや私たちにも、聞いてくれる人、聞いてもらえる時間、場所が大事だと私も思いました。
妹さんがコラムを読んでくださったら、ぜひコメントいただけたら嬉しいです。
1. Posted by じょん   2017年04月13日 10:44
5 聞き方、話し方、伝え方で全く違う内容になってしまう会話。子供や相手の気持ちを尊重したくて聞いていることが、結果、自分を最優先した答えになってしまうことがあります。妹家族でよく行われていることが、脅迫的誘導尋問。(笑)私は側で聞いていて、じゃあ、子供たちの意見を聞かなくてもいいじゃんと、心の中で突っ込みながら聞いています(笑)
日々忙しく、全く時間がない親と子供。この中でいかにコミュニケーションをとるか。気持ちに余裕がないと出来ないものですね。子どもだけではなく、母親にもちゃんと話を聞いてあげる人、あなたが頑張ってるのをちゃんとわかってるよ、みているよと伝えてあげる人も必要だなと思いました。妹にもコラムを見せてみようと思います。

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