2017年07月13日05:00メンタルヘルスに役立つこと
今日の担当は山村です。

先日職場でメンタルヘルスの研修がありました。
教員のメンタルヘルスを専門にされている大学教授の研修でした。

冒頭でその先生が、
「人の話を聞くことには、限度(リミット)があります。
自分自身に余裕がなかったり、他の問題を抱えていると
どんなに努力をしても、また、どんなに高い技術を持っていたとしても、
それだけでは生徒や保護者の話は聞けません。
私も長い間、先生方のカウンセリングをしていますけど、
自分もお金を払って、定期的に時間を作り、
医者やカウンセラーに話を聞いてもらっています。」
ということをお話されました。

私は「うん、そうだよね。と思いながら聞き流しそうだったのですが、
なんと、会場にいた先生方の多くは
「えぇ〜!」と驚き、ドヤドヤと反応したのです。

大学教授であっても、人の話を聞くために、
自分自身のためにお金をはらって時間をつくって話を聞いてもらうのか!!!
とびっくりされたようなのです。

その先生方の反応に、私がビックリしてしまいました。(笑)

コーチングやカウンセリングなど、一般的に対人援助職をしている者にとっては、
ケースについての方針などについてフィードバックしていただいたり、
自分自身の状態を万全にしておくために、
自分で、専門家にお金を支払って時間を作って話を聞いてもらうことは、
至極当たり前のことです。
しかし振り返ってみれば、教育の現場では、なかなかそういうことはありません
でした。

同僚や家族、友人などに愚痴をこぼしたりできたとしても、一時のこと。
保護者からクレームともとれる電話が入ったり、
忙しいときに限って、問題を起こす生徒がいたりと
日々、気が休まるときがありません。
先生方も時々、安全で安心できる人間関係の中で、
吐き出さなければやってはいけません。

メンタルに困難を抱える先生には、まじめで趣味が無い方が多いそうです。
(もちろん全員ではありません。)
先生は、学校と家庭という狭い世界のみで生活をしていてはだめで、
意識して、もう一つ、趣味や特技で学校以外の世界を持ちなさいと
その大学教授は勧めていました。

ところでこの研修後、何人かの同僚から
「先生もお金を払って専門家に聞いてもらっているの?」と聞かれました。
「もちろん!この勉強を始めた時からずっとそうですよ。」と答えたら、
再び驚かれました。
で、いくらぐらいなのか、どのくらいの頻度でどういう話をするのか…とか、
質問ぜめにあいました。(笑)

そうかあ。先生方にとっては、お金を払って、自分の話を聞いてもらうって、
あたりまえのことじゃなかったんだ!
先生って、他の人に弱みを見せない(見せることは恥ずかしい)と思っているこ
とも多いのかもしれないなあ…。
そんなことに今頃気づいたのでした。

専門家に定期的に話を聞いていただくことの他に、
私がコーチングを勉強して、いろんな職業のユニークな方々が参加している、
この共育コーチング研究会という、
家庭と学校とは別の場所で活動していることは、
自分のメンタルヘルスのためにも役に立っているんだな。
そんなことをあらためて実感できた研修でした。

コーチングを学ぶこと、
コーチングを教育に生かすこと、
コーチングをもっと広めていきたいと活動することは、
自分のメンタルヘルスのためにも役立ちます!

相手の話を聞くために自分の状態を万全にするってどんなことだろう?とか、
自分は仕事以外に趣味が無いかもしれないなあ、とお感じになられた先生で、
コーチングにご興味をお持ちの先生がいらっしゃったら、
一度研究会のセミナーにいらしてみませんか?

8月13日(日)に先生におすすめのセミナーがあります。
コーチングの基礎程度を終了している先生方を対象としていますが、
初心者でも事前にフォローをいたしますので、ぜひご相談くださいね。

詳細はHPからどうぞ。→http://ciie.jp/


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   会 場:東京ウィメンズプラザ 第2会議室
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   参加費:3,000 円(定員24名)
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この記事へのコメント

5. Posted by じょん   2017年07月24日 12:25
コメントの返信をありがとうございました。自分のことは自分でしかかえられない。胸が痛いです。カウンセリングをうけるとしたら…
Not To Do List
今の自分を受け入れるようになるためには
です!
4. Posted by 山村   2017年07月23日 17:08
じょんさん、コメントありがとうございます。
カウンセラーのカウンセラーもただの人ですよ。(笑)
でもカウンセラーに聞いてもらうことで、自分の気持ちや考えと安心して向き合って、これからのことを考えることが出来ます。
そういう時間を意識して持つことが大切なんでしょうね。
研修という時間を通して、参加した先生方がたくさん気づきを得られたことも収穫です。
自分のことは自分でしか変えられないのだと私は思います。
じょんさんが、これからカウンセリングを受けるとしたら、何をテーマにしたいですか?
3. Posted by じょん   2017年07月21日 22:05
5 今回のコラムを読んでいろいろなことを思い出していました。私はスクールカウンセリング、病院のカウンセリング、個人でやっているカウンセリングを受けたことがあります。一番最初に受けたのは、高校生の時です。最初は緊張してたけど、あんまり期待もしてなかった。どうせマニュアル通りのことやるんでしょ、と。少しカウンセラーという仕事に興味があったので本を読んでいたからです。でも実際にカウンセリングを受けて印象も全て変わりました。カウンセラーって魔法使い?ウルトラマン?自分の感情も何でもコントロールできる人、完璧な人。今日友達にカウンセラーってどんな人だと思う?って聞いたら、経験豊かでコミュニケーション能力が高い人。誰にも頼らずなんでも出きる人って答えが返ってきました。私もカウンセラーがカウンセリングを受けると聞いてびっくりしました。そんなことをしなくても何でも出きるって思ってたからです。なので、カウンセラーのカウンセラーってどんな人なんだろって興味深いです(笑)私からしたら、完璧な人をカウンセリングするなんて、どんなに偉大な人なのだろうと(笑)幼稚園の先生をやっていた時に相談出きることが出来たらもっと違うやり方があったのかもしれません。本当に仕事が忙しく、仕事以外に何もする時間がなかったので、それ以外の時間をつくることは困難でした。そのセミナーで、カウンセラーもお金を払って話を聞いてもらうことにびっくりしていた方たちも情報交換が出来て、良かったですね。同じ立場で情報交換が出来て、何か発見できるって素敵だなと思いました。
2. Posted by 山村   2017年07月17日 09:53
きたさん、コメントありがとうございます。
まだまだ日本はお金を払って話をきいてもらうっていう文化が浸透してないのでしょうね。
ホント、そういう先生こそセミナーに参加されると良いでしょうね。
1. Posted by きたさん   2017年07月15日 10:56
へえ〜ビックリした。
先生って、お金を払って自分の話を聞いてもらう
なんて、考えられないんだ。
それじゃ、先生セミナー受講はMUSTですね。

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