2017年10月09日05:00相手は(も)正しい3
本日の担当は花岡司です。

今回も前回に続き相手は(も)正しいについて考えたいと思います。
コーチングを学んだ人なら基本的に「相手は(も)正しい」という意識を持っていると思います。
ですが我が子に対しては難しい面もあります。
知らず知らずに自分の価値観や自分の考える正解を押し付けてしまうようです。

私の専門である中学受験で言えば
・朝勉強するのが良い
・睡眠時間は8時間以上は最低必要
・勉強方法は○○が効率的
・式の書き方、ノートの取り方はこうするのがよい
・テストの直しは必須
・ゲームは勉強の妨げ、頭もよくならない

などなどお母さんの中で「これが正しい」「こうさせて上げるのが親の役割」というものがあるように思います。

もちろんこれらはどれも間違いではないし、本やブログでもそれが絶対の正解と書いてある文章も見受けられます。
ですが逆の文章(「ゲームは頭を良くする」など)も載っているものです。
しかしお母さんの目には止まらないようです。

上記のことは本当ですかと聞かれたら私は、
「本当でもありますが、すべての人に当てはまるわけでもないし、当てにならないことも多いです。」
と答えます。
実際沢山の子どもたちを見ていれば、そうさせることが良いとは思えないものです。無理矢理させた場合は尚更です。
トップ校に受かる子のノートや式は汚い子が多いし、受験日直前までゲームをやり続けていた子も多いです。
夜2時くらいまで勉強していた子もいるし、朝は全く勉強しなかった子もいます。
お母さん方は過去問などテストの直しが大事と考える方が多いですが、プロからみたら「それも???」と思ってしまいます。
中学受験の場合直しはとても時間がかかるわりに実力アップにはあまりつながらないケースも多いのが現実だからです。勉強効率を考えるとあまり効率的でない勉強に思えます。

そうしない子にイライラしてしまうのは、「子どものやり方や考えも正しい」という考えが持てなくなっているだけかもしれません。

 中高生では成績や進学、服装や遊びや友達付き合い恋愛なども親としてはこうあって欲しいという姿はあると思いますが、それが本当に子どもの将来において絶対に正しいの?
と聞かれたら難しい気もします。

本当に現代の世の中は絶対の正解などないように思います。
相手は(も)正しい
と思える人は自分の正しさを脇における人、決めつけをしない人でもあると思います。

「相手は(も)正しい」はどんな場合にも持てて初めて効果がある気がします。

「8割はそう思えている」くらいだと子どもは尊重されている気持ちは持てないので多分効果はないと思います。

ただ何度もお話ししてきたように、
「相手は正しい」と言うのは「相手の思い通りにしてあげる」ことではないので誤解しないでください。
自分の鋳型に嵌めようとするのではなく相手も正しいという意識を持って会話をする方が建設的な会話になることが多いという事です。


未成年であれば親に責任も掛かりますし、生を授け途方もない愛情と労力をかけ衣食住総てを面倒み育てきたのですから、親は子どもに強制する権利もあると思います。
社会のルールを教えたり、歯止めをかけるのも大切です。

尊重しながら、ルールや歯止めをかけたり、ときには強制もする。
このバランスを取るのがきっと難しいのでしょうね。
コーチ力の高いご家庭を見ているとこのバランスが上手いように思います。

あなたはバランスが取れていますか?
そしてルールを決めたり強制したときも尊重している姿勢や「相手も正しい」という姿勢が子どもに伝わっていますか。


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