けなげな人孤独であっても、孤立しない (その2)

2019年02月18日

受験シーズンに聞こえた言葉

こんにちは 今日の担当は大石稜子です。


今は受験シーズン真っただ中。

受験をする中学3年生の学習サポートをしているせいなのか、

孫の受験だからなのか、

すごく耳に入ってしまう言葉があります。

それはずばり、「落ちる」という言葉です。


先日、ジム帰りに階段に近づいたとき、

「そんなことしていると落ちるよ」

とやや張り上げた女性の声が聞こえました。


どんな関係間で叫んでいらっしゃるのかな?

と階段に近づくと、

ファッショナブルな同世代の女性が

2歳と少し位の愛らしい女児の顔に近づいて

更に小言を言い放ちました。


手すりにつかまり、

一人で降りようとしているお孫ちゃん。

おばあちゃまとしては転がり落ちるのが心配で

注意してほしいという思いなのかな?と思える光景でした。


ちょっと微笑ましいと思えるおばあちゃまとお孫ちゃんなので、

私は階段の上で少し待ちました。


歩けるようになると、

階段も一人で降りようとする怖さ知らずの幼児の光景は

よく見られるもの。


私の孫も同じように挑戦し始めた時があり、

転げそうになった孫を食い止められるように

ハラハラ見守りながら脇についていたのを思い出していました。


おばあちゃまの手を払いのけるお孫ちゃん。

おばあちゃまはイライラしてきたのか、焦ってきたのか?

今度は

「落ちないで、落ちないで」

と益々声を張り上げました。


「これはまずい!」

言葉に引き付けられる逆効果は

いつも私が講座で伝えていること。

「落ちるよ」の注意は

言えば言うほど言われた人の集中力と自信を失わせ、

受験も階段も落ちる方向に引き付けてしまいます。


相手への思いやりで発する言葉でも

更に困ることは、

「落ちないで」という否定形も同じ逆効果になることです。

・・・ないという否定形は脳が認知しないということ。

ですから、

「落ちる」も「落ちないで」も耳に入ってしまったら、

「落ちる」と言われた状態になります。


これはまずいと思った私が

階段を降り始めて横を通り過ぎると、

下の踊り場にはその二人に向かって

険しい目つきのお母さんが居ました。

人目(私のこと)を気にしたのか注意は終わりました。


挑戦し始めている幼児の

チャレンジ精神を育てながらのサポートは、

どんな言葉やフレーズが適当でしょうか?

ちょっと考えてみました。


「一人で降りたいのね。 ゆっくり前をよく見てね」

「そうそう、がんっているね。そうそうその調子」

降りきったら(何かできたら)必ず

「がんばったね」

と、ほめ言葉で締めくくることが思い浮かびました。


みなさんだったらどんなふうに声をかけながら

幼児の階段降りをサポートするでしょうか?


日ごろからチャレンジ精神と集中力を

育てたいと考えていれば

普段からいつでもサポートできると思いました。





ryokograndma007 at 05:00│Comments(0)大石 稜子 

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