一面の菜の花バトンがつなぐ 子どもの世界

2019年04月11日

相手の辞書

みなさま、おはようございます。

今日の担当は柳原達宏です。


 

先日、電車の車内で高校生男子らしい

二人の話を耳にしました。

 

彼らは、同じクラスメートのようで

クラスの仲間のことを話していました。

 

なぜ彼らの話が私の印象に残ったかというと

その2人のうちの一方(A君としておきましょう)が

「そんなに困ってるんだったら、
あいつに言えばいいじゃない」

と言ったのに対して、もう一人(B君)が

「だめだよ、だってあいつはただの友だちだし」

と答えたからでした。

 

この「ただの友だち」という表現、

これが、なんだかとてもひっかかったのです。

 

私たちは同じ言葉を使っていても、

その言葉のバックグラウンドにあるもの

知識や体験、そして解釈の仕方といったものは

人それぞれに違います。

 

そこで、言葉の意味するところも

おのずと違ってくるわけです。

 

「友だち」という言葉は、

「りんご」とか「みかん」という

ものの名前ではなくて

人と人とのポジティブな関係性を表すので

ネガティブなニュアンスがあれば

それはもう「友だち」ではなくなってしまう

(友だちではなくて、知人の一人というような)

と、私は考えているわけです。

 

私自身、友だちというのは

互いに率直であり、互いに親密で

寛容で、ときには耳の痛いことも伝え

同時に見捨てることをしない

信頼に基づいた間柄というような認識があります。

なので、「ただの友だち」という概念は

自分の中にありません

 

そういう私が

上記のような会話を耳にすれば

違和感を感じるのは当然なのでしょう。

 

たぶんB君の辞書には

「ただの友だち」「親密な友だち」・・・というような

いくつかの区分けが存在しているのでしょう。

 

 

日常の会話の中では

この例ほど意識することはなく、

言葉に違うイメージを持っていながら

互いにそれに気づかずに会話していることも

かなり多いのかもしれません。

 

誰かと対話する際に、

そこで相手の方が使っている言葉が、

その人にとってどのような意味を持っているのか、

どのようなイメージを反映しているのか、

そのことをじっくりと聴くことは、

相手の方を理解するうえで

重要なポイントであると

改めて感じることができました。

 

相手の方が頭の中に持っている「辞書」、

そのページをめくると、

その人の本来のありようや本音が

明らかになってくることでしょう。



◆2019年4月14日(日)開催◆
『コミュニケーション広場9』

新しいスタートの4月、あなたも新たな出会いをされることでしょう。
人との関わり方やコミュニケーションについて、立ち止まって考えてみるのもいいのではないでしょうか?

今回のテーマは、『この春から、私が頑張りたいこと 〜 時代は平成から〇〇へ!〜 』
新元号も決まり、新しい時代のスタートはもう目の前。
何かを始めたり、チャレンジするのにもきっとよいタイミングではと思います。
4月のこの時間は、自分の新しい取り組みや計画などを持ち寄って、楽しくお話ししながら具体化・発展させていきましょう。
みなさんが持ってきてくださるコミュニケーションについての話題も時間の許すかぎり取り上げたいと思います。
お申し込みの際に、その話題も一緒にお聞かせください。

開催日:2019年4月14日(日)10:00〜12:00(受付9:45〜)
テーマ:【この春から、私が頑張りたいこと 〜 時代は平成から〇〇へ!〜】
会 場:東京ウィメンズプラザ(渋谷・表参道)
参加費:2,000 円(学生は1000円)(定員20名)
問い合わせ:HPのお問い合わせフォームより(担当:川本)
詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。

高校生以上のどなたでもご参加になれます。

なお、「コミュニケーション広場10」は5月26日(日)、「コミュニケーション広場11」は6月23日(日)に同じ時間・会場の予定です。
詳細はHPにてご確認ください。

*********************
共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
*********************



ryucoach at 05:00│Comments(0)柳原 達宏 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
一面の菜の花バトンがつなぐ 子どもの世界