言葉があなたの世界を作るQちゃんの決断

2019年06月24日

難聴は認知症最大のリスク

今日の担当は北村和夫です

先日、都内で開かれた医者による講演会に行ってきた。最近の話題は認知性だそうで、講演の内容は認知性をいかに防ぐかというもので、会場は満員で関心の高さが理解できた。

人生100年時代と言われるようになった。
一方で、ただ長生きするだけでなく、健康寿命を延ばし、死ぬまでできるだけ健康で医療費のかからない生活をするかが重要だ、と講師は力説する。
筋肉を鍛え、自立した生活ができるようにすることは大切である。しかし、機能が弱らないように鍛えることができないものもある。

耳、つまり聴力はその最たるものと言えるだろう。
講師は若いときにうっかり高音量の音楽を聴きながら通勤を続けて、60歳を過ぎたころから難聴に見舞われ、気付いた時には取り返しのつかないことになっていた人を、沢山知っているがこのようなことがないように注意したい。

難聴を予防するにはどうすればよいか?
→やはり大きな音を聞くのは耳に良くないので、若いころから避けないといけない。カラオケで大騒ぎ
 も楽しいですが、ほどほどにして、酷使した耳を休めないといけません
 耳の神経はいったん傷ついたら治らないので、耳の神経を傷つけないようにする、傷ついたら手当て
 することが肝心。
 イヤホンで音楽を一日10時間も聴いているような生活も、絶対に良くないです。
 大きな音でなければ良いのではないかと思うかもしれませんが、ずっと音楽を聴いているだけで
 少しずつ耳の組織は痛みます。
 世界保健機関(WHO)が推奨している「60・60」運動は、目安になります。
 スマホで音楽を聴くにしても、最大音量の「60%」、せいぜい1日「60分」にしよう。

では、自分が難聴かどうか知るには、普通の健康診断の聴力検査でいいのでしょうか
→健康診断の聴力検査で数値が悪ければ、やはり専門の病院で調べたほうがいいですね。
 そしてもし必要ならば、生活の質の向上という意味でも、早い時期から補聴器を使って慣れた方が
 いいですね。歳を取ると共に、高音域から確実に聴力レベルは下がります。
 聴力検査では40デシベル以上が中等度難聴とされていますが、30デシベルを超えていたら生活
 に不自由が出てくるはずです。
 本当はその段階から補聴器を試すほうがよく、おそらく50代の人でも1割くらい不自由を感じてい
 る人がいるのではないかと思います。徐々にくる難聴は意外と気がつかないものです。

認知性の一番のリスクファクターは「難聴」

 国際委員会が2017年に発表した研究で、認知性の9つの危険因子の一つに難聴が挙げられ、予防
 できる要因の中で最も大きな危険因子とされました。
 又、フランスで行われた大きな研究で、数千人を対象に難聴のある人と無い人の経過を20年くらい
 観察した結果、難聴の人の方が認知機能低下の症状が進み、認知検査のスコアが悪化したのですが、
 難聴の人の中でも補聴器をつけていた人は、難聴がない人とスコアは変わりませんでした。

 日本では残念ながら、歳を取って見られるのが嫌だという風潮が強く、白髪は染めるし、補聴器も
 つけたくないという人が多く、放っておくとコミュニケーションが取れなくなり、寂しい孤独な
 老人生活を送ることになります。

 以上が講演会の簡単なメモですが、この講演会の後、私は聴力検査に行き、補聴器を必要あれば装着
 する予定です。

 


mozart1301 at 05:00│Comments(0)北村 和夫 

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