一日を始める言葉・行動昨日を悔いず、明日を憂えず、今日を生きる

2019年08月19日

シンデレラ・ストーリー

本日の担当は北村和夫です。

女子ゴルフのメジャー最終戦の全英女子オープンで、20歳の渋野日向子(しぶの・ひなこ)さんが優勝した。初めて聞く名前だ。
我々おじさん達が昔応援した、樋口久子さんの優勝以来42年ぶりとのこと。
両親は陸上の投てき選手、8月5日付けの朝刊一面に大きな写真と活字が躍る。

早速パソコンのYouTubeで試合振りを見る。
ゴルフの中継はテレビでよく観るが、この渋野さんのプレー振りは他の選手と全く異なりビックリ。
まず、緊張感が全く無く、ニコニコ笑いながら、周りのファンとハイタッチしながらコースを進み、
先日の冬のオリンピックのカーリングで、話題になったモグモグタイムよろしく、渋野選手の地元のスナックをキャディと一緒にモグモグ。

ラウンド中笑顔が絶えない。
優勝を決めた最終ラウンドも、結構難しそうなスライスパットだったが、これも難なく決め、
ギャラリーから大喝采を受けた。
樋口久子さんが、「素晴らしいプレー。全然しびれない(硬くならない)というのが、驚いている」
とたたえた。

渋野さんは、プロテストを初受験をした2017年には合格を逃がすなど、決してスムースに歩みを進めてきたわけではない。
しかし周囲の人々に恵まれ、豊かな環境で選手としての土台を培ってきたことが実り、プロとして実質
一年目で一気に大輪の花を咲かせた。
岡山県職員の父、地元で体操教室の講師を務める母の次女として育った。
父親は大学時代砲丸投げと円盤投げ、母親は同じ筑波大学の一年後輩で、やり投げの選手だった。


両親譲りの高い身体能力を持った渋野さんは、幼い時から母親の教室に通い、ダンスやさまざまな運動を楽しんだ。全日本ソフトボールの上野選手に憧れ、ゴルフに加えてソフトボールも始めたが、中学校では学校にソフトボール部がなく、学校に相談して男子しかいない野球部に入った。

来年のオリンピックに間に合うのだろうか?
母親は「東京オリンピックに出られなくても、その先がある。常に高い目標を持ち、前進できるよう
がんばってくれればいい」と着実に歩み続けることを願っている。

地元の英メディアも、「シンデレラストーリー」(BBC放送)「無名選手がスターになった」などと
快挙を速報した。
BBCは渋野を「メジャーに出るのはもちろん、海外での大会にも初めて出場する新人」だと紹介。
にもかかわらず、優勝のかかる最終18番ホールに向かう際に笑顔で観客に手を振り、ウィ二ング
パットを決める際にも「緊張するそぶりも見せなかった」と、その強心臓ぶりを驚きをもって伝えた。

緊迫した試合の最中でもファンと気さくに触れ合ったり、キャディと冗談を言ったり様子から、
彼女が「笑顔のシンデレラ」と呼ばれているのもうなずけるとし、新聞の「ガーディアン」も
「スターが誕生した」と興奮ぎみに報じたそうである。





mozart1301 at 05:00│Comments(0)北村 和夫 

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