『FTF』(Face to Face)今、気になること、ふたつ

2019年09月02日

なぜ子供の教育に「アート」が欠かせないのか?

こんにちは。

今日の担当は大石稜子です。


虫の音が聞こえるようになり、少し、

ほんの少し暑さが和らぎました。


でもでも、残暑お見舞い申し上げます。



さて、いよいよ夏休みも終わり、


子どもたちが学校生活に戻りました。


このコラムのテーマは「子どものアート」活動で

どんな能力が引き出せるか?ということです。


今の私なりに答えを表すと

「つなげる力」です。



6月の夏休みを終え、一足先にシンガポールの学校へ戻った孫。


シンガポールは今年から導内容を大幅に変え、

アート教育に力を入れ始めました。

この国は小さい国なので、

社会課題は国レベルで即刻解決するし、

進歩的な教育はすぐに取り入れます。


アートミュージアムのチームラボ(お台場,豊洲)は

日本に先駆け、シンガポールで開設されました。


孫は日本のお子さんより一足先に楽しんでおりました。


そこで稚拙な絵を描くとコピー機にかけられ、

展開図が出てきました。


それを組み合わせると3Dアートのような図形が

できたそうです。




もともと何でも模写したり

空想の絵を描くことが好きな孫は

2年生からアートクラブに入れてもらいました。

通常クラブ活動は3年生から始まりますが、


特に好きなことや興味ある子どもは

2年生でも参加できる仕組みなのです。




先日、たまたま孫がクラブの様子を語りました。

孫  「今日は折り紙でフクロウをつくった」

ママ 「そう、それだけ」

孫  「ううん、顔を描いて紙に貼って木や月を描いたらね、

    先生が前のボード(黒板のような)に貼ったの」



後日、地域の図書館に展示された作品を見ると、

額の中のA4位の白いペーパー上に

背景として木の幹や枝、月、小さな鳥たちが描かれ、

楽しそうな顔をした2羽のフクロウが

木の枝に貼ってありました。


いかにも幼い子供の作品で

綺麗とか、細かく丁寧な描写だとか、

ことさら感動するというような

作品ではありませんでした。




先生の指導目標上、

前に貼られるほど何が良かったのか考えました。


まず、日本のクラブで折り紙細工をするなら、

いろいろな折り紙細工をして

45分を終えそうなのですが、

3Dと2Dの組み合わせよろしく、

絵や背景を描く活動をしたことに合点が行きました。

STEAMですね。


枝葉にとまっているとか、夜行性という知識と

関連付けて表現できていることなのでしょうね。


描写の技術と並んで、知識を関連付けて

表現する能力を育てていることが分かりました。


次のクラブ活動内容も教えてもらいました。

素材は低学年に見合った

トイレットペーパーの芯という、

簡単な廃材一つでした。


私  「それで何を創ったのかしら?」

ママ 「屋根を作ってかぶせたらしいけど、

    何人ものお友達に作り方を教えてと頼まれたらしい」

ママ 「半円を描いて切って円錐を作ってかぶせたらしい」

私  「なるほど、いろいろな展開図が分かっていたっけね」


ずいぶん単純な組み合わせですが

円錐や展開図の知識は算数の領域ですね。


後日返された作品を見せてもらうと、


芯はブルーの色紙でくるんであり、

シール状に切り抜いた様々な色紙の

窓、ドア―、ハート、花びらが

あちらこちらに貼ってありました。

三角錐にした黄緑色の屋根は

想像よりゆったりとした広がりでした。

大きな色紙に鉛筆で半円を描いてから

切り取ってまるめたものだとわかりました。

更に芯には蝶々のように

大きな2枚の羽根が広がったり

閉じたりできるように付いていました。

先生からは

「何を創るの?」

と、問われ、

孫は

「フェアリーハウス」(妖精の家)

と、答えたそうです。


余談ですが、

孫はユニコーンとか虹にはまっているので、

作りはじめは

「これユニコーン?」

と、先生に訊かれたそうです。


基本ツールはトイレットペーパーの芯一つですが、

大小の色紙がふんだんに用意されているサポートのもと、

作品のテーマをしっかり意識させていることで、

メッセージと表現の一致に向かって

知識の関連付けで自分を表現する体験

になっていることが伝わってきました。



やっぱり、

アートは描いたり作ったりする活動を楽しむ中で、

表現方法の多様性もゲットしつつ、

国語。算数、理科(科学)、社会の知識を

関連付ける(つなげる)能力を養えるのですね。


アート活動は子どもの将来性を拓く

重要なことが分かります。


アート活動の豊富な体験は

AIがはびこる世界になっても、

自分なりの知識をつなげたり、

組み合わせを変えたりする

創造力が育ちますね。


関連付ける(つなげる)創造力で

未来に活躍できる人を育てようと

アートが重要視されているのですね。



いよいよ秋ですね。今年の実りは何でしょうか?
あなた自身を振り返る良い時期でもあります。
本日は『コミュニケーション広場13』開催のご案内です。

◆2019年9月29日(日)開催◆
『コミュニケーション広場13』

今回のテーマは『ありがとうの気持ちを伝えよう』
私たちが、日常生活でよく使っている言葉「ありがとう」が今回のテーマです。
あなたが感謝の念を抱いている人や出来事とそれらにまつわる体験、あなたが感謝された時のこと、私たちが受け取っているギフト、ありがとうを伝えそびれていることなど、一緒にお話しいたしましょう。

★みなさんが持ってきてくださるコミュニケーションについての話題も時間の許すかぎり取り上げたいと思います。
お申し込みの際に、その話題も一緒にお聞かせください。

開催日:2019年9月29日(日)10:00〜12:00(受付9:45〜)
テーマ:【ありがとうの気持ちを伝えよう】
会 場:東京ウィメンズプラザ(渋谷・表参道)
参加費:2,000 円(学生は1000円)(定員20名)
問い合わせ:HPのお問い合わせフォームより(担当:川本)
詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。

高校生以上のどなたでもご参加になれます。

なお、「コミュニケーション広場14」は10月27日(日)に、昨年に引き続き、「東京ウィメンズプラザフォーラム」参加事業として、特別な内容で実施します。
詳細は、後日お知らせします。どうぞ、お楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
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ryokograndma007 at 05:00│Comments(0)大石 稜子 

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