「ユーモアと笑い」ゆたかさ

2019年11月04日

泣いた赤鬼

今日の担当は山村です。

皆さんは「泣いた赤鬼」というお話をご存じですか?
ご存じ無い方もいらっしゃるかもしれないので
↓以下、ウィキペディアより引用します。


とある山の中に、一人の赤鬼が住んでいた。赤鬼はずっと人間と仲良くなりたいと思っていた。
そこで、「心のやさしい鬼のうちです。どなたでもおいでください。おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます」という立て札を書き、家の前に立てておいた。

しかし、人間たちは疑い、誰一人として赤鬼の家に遊びに来ることはなかった。
赤鬼は非常に悲しみ、信用してもらえないことを悔しがり、終いには腹を立て、せっかく立てた立て札を引き抜いてしまった。

一人悲しみに暮れていた頃、友達の青鬼が赤鬼の元を訪れる。赤鬼の話を聞いた青鬼はあることを考えた。
それは、「青鬼が人間の村へ出かけて大暴れをする。そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる。
そうすれば人間たちにも赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろう」という策であった。

しかし、これでは青鬼に申し訳ないと思う赤鬼だったが、青鬼は強引に赤鬼を連れ、人間達が住む村へと向かうのだった。
そしてついに作戦は実行された。青鬼が村の子供達を襲い、赤鬼が懸命に防ぎ助ける。
作戦は成功し、おかげで赤鬼は人間と仲良くなり、村人達は赤鬼の家に遊びに来るようになった。
人間の友達が出来た赤鬼は毎日毎日遊び続け、充実した毎日を送る。

だが、赤鬼には一つ気になることがあった。それは、親友である青鬼があれから一度も遊びに来ないことであった。
今村人と仲良く暮らせているのは青鬼のおかげであるので、赤鬼は近況報告もかねて青鬼の家を訪ねることにした。

しかし、青鬼の家の戸は固く締まっており、戸の脇に貼り紙が貼ってあった。
それは「赤鬼くん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。それで、ぼくは、旅に出るけれども、いつまでも君を忘れません。さようなら、体を大事にしてください。ぼくはどこまでも君の友達です」という青鬼からの置手紙であった。

赤鬼は黙ってそれを2度も3度も読み上げ、涙を流した。


> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A3%E3%81%84%E3%81%9F%E8%B5%A4%E9%AC%BC
より引用


「泣いた赤鬼」は、童話作家 浜田 廣介氏(1893年 〜 1973年)の教科書にも採用されている有名な作品です。
たくさんの絵本にもなっているお話です。

このお話、従来型の国語の授業では
「青鬼はどんな気持ちで…」とか
「赤鬼の涙はどんな涙でしょうか…」などと発問するのだと思います。

しかし、新学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」ですから、もっと、みんなで考えたり話し合う授業になるのです。
(既に変わっている授業を展開されている学校もありますよ!)

「青鬼に出来ることには、大暴れする以外に何があったでしょうか?」と話し合い、出来ることリストを作ります。
出来ることリストについて、メリットやデメリットを考えさせたりする展開が考えられます。

他にも「赤鬼がこの後出来ることには何があるでしょうか?」と、続きの展開(続きの物語の創作)を話し合わせることも出来るかも知れません。


子どもたちに「出来ること」の選択肢をたくさん考えさせ、
そこからどれをとるか話し合わせる。
メリットデメリットを考えながらどの選択肢をとるのが良い方法か話し合う。

一つの正解を見つけることが目的なのではなく、
考えたり話し合ったりしながら問題解決を目指すために授業があるのです。

今までの授業では知識や価値を教える一方向の学習がほとんどでした。
しかし、これからは「話し合う」学習が増えていきます。

つまり、ティーチングからファシリテーション型へ教師の役割が変わるのです。
その際、役に立つのは「コーチング」のスキルだと私は思うのですが、皆さんはどうお感じになりますか?

子どもたちから「答えを引き出す」授業が出来るように、
これからもコーチングを学び続けたいと思っています。



ところで、ある小学校の授業で「赤鬼がこの後出来ることは?」
の子どもたちの答えにこんなものがあったそうです。

「みんなで青鬼を探しに行く。自分(赤鬼)だけでは心細いから緑鬼、ゴールド鬼、シルバー鬼で、チームを作って、青鬼を探しに行く!」


なるほど!(^^)!


今年最後の『コミュニケーション広場15』開催のご案内です。
◆2019年11月24日(日)開催◆
『コミュニケーション広場15』
テーマは『今のうちに考えよう! 今年がんばったこと、来年がんばりたいこと』
みなさんにとって、令和元年はどんな年でしたか?
今年は、私、けっこう頑張ったぞ〜という方、今年は休憩の年、来年から動こうかな・・・という方、いろいろいらっしゃることでしょう。
令和はじめてのお正月から、軽やかにスタートできるように早めに今年を振り返って来年の準備、いっしょに始めましょう!
みなさんが持ってきてくださるコミュニケーションについての話題も時間の許すかぎり取り上げたいと思います。
お申し込みの際に、その話題も一緒にお聞かせください。
開催日:2019年11月24日(日)10:00〜12:00(受付9:45〜)
テーマ:【今のうちに考えよう! 今年がんばったこと、来年がんばりたいこと】
会 場:東京ウィメンズプラザ(渋谷・表参道)
参加費:2,000 円(学生は1000円)(定員20名)
問い合わせ:HPのお問い合わせフォームより(担当:川本)
詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。
高校生以上のどなたでもご参加になれます。
次回の「コミュニケーション広場16」は、2020年1月12日(日)開催予定です。
詳細は、後日お知らせします。どうぞ、お楽しみに!
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共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
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schoolcoach at 05:00│Comments(0)山村 真理子 

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