泣いた赤鬼[ふざけるな」の受験生に同情

2019年11月07日

ゆたかさ

みなさん、

おはようございます。

今日の担当は、柳原達宏です。

 

このところ、

学校でのいじめ、それも、

先生による先生へのいじめも起こり

悲しい気持ちになります。

 

私自身も過去に先生による

いじめ問題に介入したことがあります。

 

当時は、単純に

「子どもの教育に貢献しようと

頑張ってるのに、何をばかなことを!」

と感じていました。

 

しばらくして振り返ると

いじめの加害者にもいろいろ事情があり

これまで人生を歩んできた中で、

足りていないものがあり

それがいじめを生んでいることが

見えてきます。

 

世の中は、物質的には

間違いなく豊かになり

便利になっていると思いますが

一方で、心の交流という点では

以前よりも乏しく冷たくなっている

部分も多いように感じられます。

 

今年5月の産経新聞に

愛知県にお住まいの74歳の

会社経営者の方の体験が載っていたので

ご紹介します。

 

 

あのときの「ノート」

長男の私は、家への仕送りが必要だった。中学2年のときには、すでに新聞専売所に下宿していた。給料を送金するときの、母の安堵する顔を思い浮かべることが、私の幸せだった。

 

生活のすべてに困窮していた。たった一つだけ満たされていたのは「紙」だった。新聞店には広告紙配達の依頼が絶え間なくある。これがうれしかった。広告紙裏面に白いものがあれば店主に頼み、いつも50枚ほどは分けてもらった。綴じてノートの代用品とし、全部の学科が広告紙の裏だった。紙質も鉛筆の滑りも悪く、でも贅沢を言うことはなかった。

 

2年生の7月、定期試験が終わってすぐに、体育の先生から全員に「ノート」の提出を求められた。広告紙の裏をノート代わりにしている私は思わず体が震えた。誰にも知られたくない貧しさの秘密だった。提出は恥のさらし者になる。何の名案もない。覚悟し職員室にそのノートを持参して、先生に一切の事情を打ち明けた。無言で聞いてくれた。悔しさと異常な羞恥心で涙したあの日。

 

後日、ノートの返却があった。私の「ノート」は新品のバインダーに綴じられて、3冊の真新しいノートが入れてあった。「整然としています」と採点記載があり、最後に「絶対に負けるな!」と力強い大きな文字が記されていた。その用紙は今も手元にある。

 

3冊のノートはあまりにも貴重で使用できず、一緒に人生を歩んできた。大切な宝物となった。生涯忘れられぬ先生との出会いがあった。

 

 

豊かであるというのは、

物が豊富であるということよりも

ささやかな物であっても、言葉であっても

その後ろに

真っ青な空のような

さわやかで温かな広がりが

励ましや希望が

感じられることのように思います。

 

身の周りにあるものが豊富すぎると

もしかすると本当のゆたかさを

見落としてしまったりするかも

しれません。




今年最後の『コミュニケーション広場15』開催のご案内です。

◆2019年11月24日(日)開催◆
『コミュニケーション広場15』
テーマは『今のうちに考えよう! 今年がんばったこと、来年がんばりたいこと』

みなさんにとって、令和元年はどんな年でしたか?
今年は、私、けっこう頑張ったぞ〜という方、今年は休憩の年、来年から動こうかな・・・という方、いろいろいらっしゃることでしょう。
令和はじめてのお正月から、軽やかにスタートできるように早めに今年を振り返って来年の準備、いっしょに始めましょう!
みなさんが持ってきてくださるコミュニケーションについての話題も時間の許すかぎり取り上げたいと思います。
お申し込みの際に、その話題も一緒にお聞かせください。

開催日:2019年11月24日(日)10:00〜12:00(受付9:45〜)
テーマ:【今のうちに考えよう! 今年がんばったこと、来年がんばりたいこと】
会 場:東京ウィメンズプラザ(渋谷・表参道)
参加費:2,000 円(学生は1000円)(定員20名)
問い合わせ:HPのお問い合わせフォームより(担当:川本)
詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。

高校生以上のどなたでもご参加になれます。

次回の「コミュニケーション広場16」は、2020年1月12日(日)開催予定です。
詳細は、後日お知らせします。どうぞ、お楽しみに!

*********************
共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
*********************




ryucoach at 05:00│Comments(0)柳原 達宏 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
泣いた赤鬼[ふざけるな」の受験生に同情