晩秋の箱根で目立ったこと障害は老化と考えよう

2022年12月08日

まずは、自分を好きになる




本日の担当は、川本正秀です。



自分が他者に好かれているかどうかを気にする人は多いようです。

あなたは、どれくらい気になりますか?



以前、自分は人に好かれていないのでは、と相談にみえた方がいました。


「どうしてそう思うのですか?」

「だれにもぺらぺら話す人が、私には話しずらそうにしているように感じることがけっこうあるんです」

「そんな時、あなたはどんなことを感じているんですか?」

「何か気を悪くさせるようなことを言ったかな、とか・・」

「とか?」

「私との話に退屈していないかな、とか・・ちょっと、焦ってしまいます」

「個人的な意見を言ってもいいですか?あなたは相手に合わせようとしすぎていませんか?」



コロナ禍になって、人との対話力が落ちている人が多いのでは、と感じます。

確かに、リモートの画面上で話すのと、面と向かって話すのはだいぶ違います。

しかし、率直な会話ができないのは、コロナのせいばかりではないようにも感じます。

ハッキリ言って、相手に好かれたり嫌われる理由は無限にあるし、上手な好かれ方なんていうのもないと思います。



あなたは、AさんがBさんの悪口を言ったとき、Aさんにどんな対応をするでしょうか。

同じように、Bさんの悪口的なことを言いますか?

それとも、「そうは言うけど、Bさんには〇〇な一面もあるのよ」などとよい面を話しますか?


だれにも、好まれる面や嫌われる部分はいろいろあるでしょう。

イヤな人、という「思い込み」のせいで、あれもこれも悪く見えるということはないでしょうか。

ちょっと角度や視点を変えてみたら、例えば、「やや強引で偉そうな人」なら「積極的で威厳のある人」、「騒がしくて落ち着きのない子ども」なら「明るくて活発な子ども」ととらえ方を変えることもできるのではないでしょうか。



相談にみえた方に、思い切ってこんな問いかけをしてみました。

「あなたは『人に好かれていない自分』を嫌っていませんか?」

しばらく考えた後、こんな意味のことを答えてくれました。

今までのことを振り返ると、人の自分に対する負の反応を気にして、自分を受け入れていなかったかもしれない、と。


よく考えてみれば、自分が自分を好きでないのに、他者には好かれたいというのは無理な話ですよ。

人の好みはそれぞれだし、時と場合で変わることもあります。

万人に好かれることは困難だけど、自分を磨いていれば、いいなと思ってくれる人は必ずいると感じます。

無理して人に合わせたり我慢するよりも、自分を好きになり、良心に従って生きていれば、あなたを好きになる人が必ず現れるのではないかと思います。

まずは、自分を好きになれたらいいですね。


ciie001 at 05:00│Comments(0)川本 正秀 

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