山村 真理子

2019年10月07日

受験生、頑張れ!

今日の担当は山村です。

1月に実施される大学入試センター試験の願書受付期間となり、今は、推薦入試やAO入試の面接練習をすることが多くなっています。

自己推薦書を記入したり、志望理由書を作成したり、生徒たちは一生懸命取り組んでいます。
相談に来た生徒には、大学のパンフレットに書いてあるような一般的な内容ではなく、高校時代に頑張ったエピソードやどのように困難を乗り越えたかの具体例、この学科を選ぶことになったきっかけなど、その生徒の『売り』を話してもらえるような質問を意識してしています。

部活動ではレギュラーではなかったけど、みんなが練習に集中できるよう、いつも身の回りのお世話をしたり、他の人の気づかないようなことを率先して取り組んでいたのに、「どうしてそれを話さない!」と思ったりするのですが、私から見て、「こんなこと頑張っているのにな」と思うことでも、なかなか自分では気づけていないことも多いのです。

本人にそれを聞いてみると、「そんなことでも良いのですか?」と答えます。
優勝したとか、部長をしていただけが『売り』ではなく、あなた自身の良さが伝わるようなエピソードを伝えないでどうする!という思いを抑えて、「あなたがやってきたことはそんなことって感じているの?」と再び質問すると、ようやく、いろんな思いがあふれるように出てきました。
こういうやり取りを通して、自分自身と向き合い、進路とつないでいきます。

今年の夏、私は入院をしました。
入院先の病院で看護師として働いている何人もの卒業生にお世話になりました。
入院は嫌な出来事でしたが、立派に看護師として働いている卒業生に出会えたことがなによりのご褒美で、早く元気にならなくてはという励みになりました。
その中の一人に、「先生に面接練習してもらったとき、看護学校に受かったからって、油断しちゃダメ。一生勉強し続けなさい。と言われた。先生、覚えていますか?」と質問されました。
ずいぶん前のこと、私はまったく覚えてはいませんでしたが、そう言われたと勉強し続けている様子は、その卒業生の仕事ぶりからしっかりと私には伝わってきました。

今年の面接練習でも、生徒たちに自分と向き合い、将来とつながるようなかかわりが出来ることを、うれしく感じています。
受験生、頑張れ!

あなたの『売り』は何ですか?



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2019年09月09日

深い学びとは

今日の担当は山村です。

こんな出来事を耳にしました。

ある幼稚園で、お遊戯会でやる劇の配役を決めようとしていました。
しかし、主役をやりたい子どもが続出。
なかなか決まりません。

そこで先生が
「どうやって決めようか?」と子どもたちにたずねると

「じゃんけん」
「くじびき!」
と子どもたちから元気な声があがります。

そんな中、ある子どもが
「ぼくはにらめっこがいいと思う!」と大きな声をあげました。

先生が「どうして?」とたずねると、その子は

「だって、にらめっこだったら( 1 )が( 2 )るでしょ」
と答えたそうです。

さあ、みなさんに問題です。
この( 1 )( 2 )の中にはどんな言葉が入るでしょうか?








あなたの答えは見つかりましたか?




↓答え


「だって、にらめっこだったら、(負けた子)が(笑ってい)るでしょ」


なんて素敵なアイディアでしょう!

こういう資質・能力を持つ子どもを育てていこうというのが、
今回の学習指導要領の改訂なのだと思います。

新学習指導要領で育成を目指す「学力」や「知識」の在り方は、
何が大切なのかを主体的に判断し、その解決を目指して、
他の人たちとの対話を通じて協力しながら、
新たな価値を生み出していけるよう深めて、様々な場面で使えるようになること。
なのだと私は理解しています。

この子は「にらめっこ」という遊びはすでに知っていたのでしょう。
そして「笑うと負け」ということを活用して、
みんなが仲良く、にらめっこを配役を決める方法として提案したのです。

負けた子が笑っているなんて、深いよな〜
大人でもなかなか思いつかないなあと、私は感心していました。

主体的・対話的で深い学びは、
子どもがすでに持っている知識や経験と関連づけるところからスタートします。


コーチングも「答えはクライアントが持っている」からこそ、機能します。
新学習指導要領は、つまりコーチングを活用するってことなのだなと実感した出来事でした。

あなたの周りで「これってコーチングだな」と思った関わりはありますか?





いよいよ秋ですね。今年の実りは何でしょうか?
あなた自身を振り返る良い時期でもあります。
本日は『コミュニケーション広場13』開催のご案内です。

◆2019年9月29日(日)開催◆
『コミュニケーション広場13』

今回のテーマは『ありがとうの気持ちを伝えよう』
私たちが、日常生活でよく使っている言葉「ありがとう」が今回のテーマです。
あなたが感謝の念を抱いている人や出来事とそれらにまつわる体験、あなたが感謝された時のこと、私たちが受け取っているギフト、ありがとうを伝えそびれていることなど、一緒にお話しいたしましょう。

★みなさんが持ってきてくださるコミュニケーションについての話題も時間の許すかぎり取り上げたいと思います。
お申し込みの際に、その話題も一緒にお聞かせください。

開催日:2019年9月29日(日)10:00〜12:00(受付9:45〜)
テーマ:【ありがとうの気持ちを伝えよう】
会 場:東京ウィメンズプラザ(渋谷・表参道)
参加費:2,000 円(学生は1000円)(定員20名)
問い合わせ:HPのお問い合わせフォームより(担当:川本)
詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。

高校生以上のどなたでもご参加になれます。

なお、「コミュニケーション広場14」は10月27日(日)に、昨年に引き続き、「東京ウィメンズプラザフォーラム」参加事業として、特別な内容で実施します。
詳細は、後日お知らせします。どうぞ、お楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
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2019年08月29日

『FTF』(Face to Face)

今日の担当は山村です。

夏休み前のことです。
保健室に来た生徒に養護教諭が質問していました。
「熱も無いし、睡眠不足かな?昨日は何時間ぐらい寝たの?」

女子生徒:「スマホを8時間ぐらいやっていたので、睡眠時間は4時間です。」

養護教諭:「え?スマホを8時間???はち?時間?聞き間違えかなあ。いち?時間?」

女子生徒:「いえ。8時間です。」

近くにいた私は、睡眠時間4時間にも驚きだけど、
ある意味、8時間スマホが出来るってすごい…。
と思いながら聞いてました。

どうやら、LINEに返信して、
お気に入りのYouTubeを見て、
アプリやゲームで遊んで、
友達のインスタやTwitterを一通り見て、コメント入れて…
とやっていると8時間らしい。

ちなみに帰宅後の8時間ですからね。
学校では使用を禁止してますから。

それもご飯食べながらの、
お風呂入りながらの
テレビも観ながらの使用だそうです。
勉強も、今はアプリで出来ちゃいますしね…。

でもその後の養護教諭との会話で、
「こんな生活はまずいと思います。」
と生徒自身が話してくれて、ちょっとホッとしました。


『SNS』より
『FTF』(Face to Face)
のほうが良いなあ。

なんて私は冗談ぽく生徒に伝えてみたけれど、
どうやってスマホの利用をコントロールするか、
現場では問題になってきています。
皆さんの周りではいかがですか?

工夫をされているご家庭では、
帰宅したらスマホはリビングに置いてある充電器が定位置で、
リビング以外では使用しないとか
夜9時以降はどんな場合でも家族全員で電源を切って使用しないとか
いろいろなルールを作って、家族みんなで守っているようです。

ご家庭できちんと話し合ってルールを作り、
家族みんなで考えたルールを守るって
大事なことだなあと思うのですが、いかがでしょう?

そろそろ夏休みも終わりです。
2学期になる前にスマホの使い方について
お子さんといっしょに使用のルールを考えてみませんか?


※最後に…
8月4日サマーフェスティバルを楽しみにしてくださっていた皆さまへ

今回、私の事故(入院)により中止となり、
大変申し訳ありませんでした。
回復しましたら、ストレスコントロールのテーマで
また必ず企画をいたします。
ご都合が付きましたらぜひいらしてください。
『FTF』(Face to Face)で皆さまとお会いできますように。




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2019年07月15日

ストレスコントロール(その3)

今日の担当は山村です。
前回前々回からの続きです。

ストレッサーに対する評価(考え方・受け取り方)の中で、
悪いストレスになりやすいものがあるとしたらどんな考え方があるだろう?
という質問を生徒たちは一生懸命考えていました。

出てきた意見の一部をあげると

〇〇しなければならない
みんなが言っている
自分ばかり…
もっと〇〇していたら…
どうせ自分なんか…
完璧主義 等

確かにストレスをためやすい考え方ですね。
このような考え方の裏には、どんな思い込みがあるか、さらに考えてみると…

〇〇しなければならない
→「嫌だ(出来ない)と言ってはいけない。」

みんなが言っている
→「人と違うことは恥ずかしい。」「人とあわせなければ。」

自分ばかり…
→「人から認められたい。」「わかってもらいたい。」

もっと〇〇していたら…
→「過去は変えられない。」「後悔」

どうせ自分なんか…
→「人から認められたい。」「人の目が気になる。」

完璧主義
→「完全に出来なければ意味が無い」

こんな意見が出てきました。
でもこのような意見を出しながら同時に
「ホントかなあ?」
「そうじゃないときもあるよね。」
という声も出てきました。

そうなんです!

私達は思い込み(評価)を変えることも出来るということなんです。
この評価を変える方法をみんなでいくつか事例を出しながら検討してみました。

ある生徒が出した例です。

1.どんな体験か
例:自分の意見を友達に言ったけど賛成してもらえなかった。

2.そのときどう感じたり行動したか
例:ひどく落ち込んだ。嫌われたと感じた。(ストレスが高まった)

3.それはどう考えたからか(評価)
例:いつも自分の意見を受け入れて欲しい。認められたい。
(「これを言うのはちょっと恥ずかしかった」と言っていました。正直ですね。)

4.その考えに反論をしてみる(評価の再検討)
例:なぜそう思うか?認められなければどうなるか?

5.どう考え直せばいいか(別の評価)
例:人の考え方はそれぞれ違う。
  賛成してくれなかったのは意見についてだけ。
  自分のすべてが否定されたわけではない。

6.感情や行動はどう変わるか
例:もう一度わかりやすく伝えてみよう。
  理解してくれる人が他にはいるかもしれない。

「こうやって考えると、この出来事もストレスとは感じなくなりますね。」
とその生徒が答えてくれました。

私達は
「ある出来事」に対して、
「いつもこうあるべきだ」と評価していると、
「うまくいかない」結果を引き寄せることが多いようです。

つまり「いつもこうあるべきだ」という評価をできるだけしないようにすれば、
ストレスはたまりにくくなるのではないでしょうか?
いつのときも、誰に対しても、こうあるべきだという評価は現実的ではないので
す。

ということで、ストレスを引き寄せる

「あ」る出来事
「い」つもこうあるべきだ
「う」まくいかない

「あ・い・う」に反論して変えていこう!という話をしました。

最近あったあなたの「あ・い・う」はどんなことですか?
ぜひその考え方に反論をしてみてください。

次回に続く…。



◆2019年8月04日(日)開催◆
『サマーフェスティバル2019
ストレスを知り、乗り越えるために 〜クールに学んでワハハと解消しよう!〜』

この夏、共育コーチング研究会では「ストレス」をテーマに、学び・話す機会を企画しました。
ストレスとの上手なつきあい方は、ご自身の健康、そして人付き合いにも大切ですね。
学びを通して、あなたの毎日をスカッとさわやかにしてみませんか?

午前と午後の二部構成。
午前は理論派の山村真理子コーチ、
午後は天才派(?)の川本正秀コーチが担当します。
ワークショップ形式でやさしく楽しく進行します。
午前のみ、午後のみの参加も可能です。

開催日:2019年8月04日(日)10:00〜15:30(受付午前9:45〜 午後13:15〜)
テーマ:【ストレスを知り、乗り越えるために 〜クールに学んでワハハと解消しよう!〜】
 午前の部:『ストレス・コントロール』 10時〜12時
 午後の部:『ストレスをユーモアと笑いで吹き飛ばそう』13時30分〜15時30分
会 場:東京ウィメンズプラザ(渋谷・表参道)
参加費:午前・午後いずれも2,000 円 (当日受付にて)
    一日を通してご参加は3000円とお得。(定員20名)
   (学生は半額となります。学生証をお持ちください。)
問い合わせ:HPのお問い合わせフォームより(担当:川本)
詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。

高校生以上のどなたでもご参加になれます。

年に1回のスペシャルな内容です!
皆さまと会場にてお目にかかれることを楽しみにしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
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2019年06月17日

ストレスコントロール(その2)

今日の担当は山村です。
前回の続きです。

生徒たちはチェックシートを使って、
自分はどんなことがストレッサー(ストレスの原因)になっているか、
その結果どんなストレスサインが出てきやすいかについても自己観察をしました。

怒りや不安など『気持ち』に出やすいタイプ、
汗を掻いたりどきどきしたり、おなかが痛くなったり『身体』に出やすいタイプ、
落ち着かなくなったり、切れやすくなったり『行動』やすいタイプなど、
自分はどんなサインが出やすいか、グループで意見交換しているところをのぞいてみると…

「テストが近くなると、肌荒れがひどくなるんだよね。
寝不足になるからなあと思ったけど、私は、肌荒れもストレスサインかもしれないなあ…。」とか

「ちょっとラインの返事が来ないと、不安になるんだよね。私は気持ちに出やすいタイプなのかもしれない。」とか

「親にわかっていること言われると、つい、うるせーなとか言っちゃって、後で後悔するんだよね。切れてるってことだな。」

「自分は普段は忘れ物をしないんだけど、そういえばストレスが高いときに忘れ物しちゃうことが多いなあ。高校受験の時に上履き忘れたし。(笑)」
など様々なストレッサーとストレスサインの具体例が出ていました。


しかし、ストレスというのは決して悪者ではなく、
見方を変えると好ましい、活用すべきものでもあるのです。

例えば、朝、登校時間が決まっているから、同じ時間に起きる。
つまり規則正しい生活になります。
これは、身体や生活習慣にとっては良いストレスともいえるのではないでしょうか?
テストがあるから勉強する。これも見方を変えると良いストレスですよね?
つまり、好ましい反応を導くような刺激はむしろ良いストレスでもあるといえるのです。
ストレスを敵視せず、むしろ、ストレスをうまく活用するぐらいの余裕があると
自分を成長させることにつながるかもしれないね。
と生徒たちの意見をうけ、伝えました。

ところで、ストレッサーとストレス反応の間には私達の「評価」つまり考え方、
受け取り方があります。
つまり、同じストレッサーでもどのように自分が「評価」するかによって良いス
トレスにも悪いストレスにもなるということです。

例えば、「テストが出来なかった」という事実があったとして、
自分が「たまたまミスをしただけだ」と評価すれば
「次はミスをしないように頑張ろう」と意欲ややる気につながります。

しかし、自分が「頭が悪いんだな」と評価すれば「いくら努力しても無駄かもしれない」と不安な気持ちにつながってしまうかもしれません。
また、「別にテストの点数なんて気にしない」と評価すれば、ストレス反応はおこらないのです。

この「評価」に悪いストレスを感じやすい考え方があるととしたら、
どんな考え方だろう?ということで、また生徒たちに考えてもらいました。

あなた自身は、どんな評価をすると悪いストレスを感じやすくなりますか?
ぜひ考えてみてください。

次回に続く…。


本日は『コミュニケーション広場11』開催のご案内です。

◆2019年6月23日(日)開催◆
『コミュニケーション広場11』

今回のテーマは『これって、みなさんのお役に立つのでは?な言葉、お話 その2』
3月の広場でも取り上げたこのテーマ、自分の今と将来に良い影響や変化をもたらすかもしれない、そんな言葉やお話(前回の内容一新!)を用意しています。
参加するみなさんの、感動したり大事にしている言葉やお話のご披露も歓迎です。発見や・ヒントがきっとあるはずです!

開催日:2019年6月23日(日)10:00〜12:00(受付9:45〜)
テーマ:【これって、みなさんのお役に立つのでは?な言葉、お話 その2】
会 場:東京ウィメンズプラザ(渋谷・表参道)
参加費:2,000 円(学生は1000円)(定員20名)
問い合わせ:HPのお問い合わせフォームより(担当:川本)
詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。

高校生以上のどなたでもご参加になれます。

なお、「コミュニケーション広場12」は7月14日(日)に同じ時間・会場の予定です。
また、8月4日(日)には、「サマーフェスティバル(仮称)」として、スペシャルな内容で実施する予定です。
詳細は、後日お知らせします。どうぞ、お楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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2019年05月20日

ストレスコントロール(その1)

今日の担当は山村です。
10連休というGWが終わり、なんとなく疲れがたまってくるころですね。
皆さんはお元気ですか?

タイムリーなこの時期に、ある高校生のクラスを対象にストレスについてお話をさせていただく機会がありました。
何回かにわけて、高校生にどんな話をしたのか、シェアしてみたいと思います。

※一部主旨、内容をそこねない程度に変更してありますことご了承ください。

↓ここから

現代はストレスの時代。
私たちの周りにもたくさんのストレスがありますね。
来週から始まる中間試験がストレスだ!という人もいるかもしれません。
なんとなくイライラしていたり、もしかしたら余裕がなくて友達の相談にのってあげられないという人もいるかもしれません。
不安でスマホが手放せないあなた、もしかしたらそれもストレスが原因かも?


まずはストレスの基本理解からお話します。
ストレスは風船とその風船を押す指の図でたとえられます。
風船は私。
そしてその風船を押す指がストレッサー(ストレスの原因)です。
指が風船を押したとき、風船に凹みができますが、このへこみ具合のことをストレスサインといいます。
風船(私)が指に反発して押し返そうとする力のことをストレスといいます。

つまり、ストレスとは「周囲に起こった出来事に対して私たちの心身がその状態に適応しようとしてエネルギーが発生している生体反応」のことです。
ストレスの語源は物理学用語だそうです。
「ゆがみ」とか「ひずみ」という意味があるそうです。

ストレッサー、つまりストレスの要因、原因となるものですが、皆さんはどんなことがストレッサーですか?

え?この授業がストレッサーですって?(笑)
それは大変申し訳ありません。(もちろん冗談でのやりとりです!)

ストレッサーは大きく二つに分類でき、一つが物理的刺激、もう一つが心理的刺激です。

物理的刺激というのは、暑い、寒い、痛いなどいわゆる環境です。
確かにおなかが痛いとか、ジメジメして蒸し暑い、嫌なにおいがしているなどというのはストレスの原因になりますね。

二つ目の心理的刺激というのは、叱られたとか無視されたとか嫌なことを言われたということ。
主に心に影響を受ける様々な出来事で、日常の些細な出来事はデイリーハッスルといわれています。友人や家族など人間関係のトラブルのことです。

そして、人生で起こる重要な出来事、これをライフイベントといいますが、これも心理的刺激です。
例えば親しい人の死や引っ越し、就職や入学など新しい環境に入ることも実は心に影響を与えています。実は結婚や出産などの嬉しい出来事も心理的刺激の一つなのです。
あまりにも短期間にライフイベントがたくさん続くと、鬱病になりやすいという研究データもあります。
つまり、自分にとって、良いことも悪いこともストレッ
サーになりうるということですね。

みなさんは受験生。
ライフイベント的に見てもストレッサーが増える時期かもしれません。
今、どんなことがストレッサーとしてありますか?
自分のストレッサーに気づいていますか?
ストレッサーが大きくなってきたときに現れるストレスサインにはどんなものがあるでしょうか?
ちょっと考えてみてください。

と、しばらく周りの友達と話をした後、
ストレスレベルをチェックするワークシートを配布。
各自でストレスチェックをして、集計をしてみました。

こんな感じで授業は和やかにスタートしていったのでした。
皆さんも、授業に参加されているつもりで、
ご自身のストレッサーについて考えてみてくださいね。

では続きはまた…。




『コミュニケーション広場10』開催のご案内です。

◆2019年5月26日(日)開催◆
『コミュニケーション広場10』

あなたは今、毎日さわやかな気分で生活していますか?
新しい環境でがんばっている方、思ったようにいかない方もいるでしょう。
人との関わり方やコミュニケーションについて、立ち止まって考えてみませんか?

今回のテーマは、『 あなたの元気の素は、何?〜歌? 食べ物? それとも…〜 』
生活の中で、ちょっと頑張る必要があったり、きびしい局面に置かれたりした時、あるいは、なんか疲れたなあ…という時に、あなたを元気にしてくれる「元気の素」は何でしょうか?
みなさんの「元気の素」をシェアしながら、お話しいたしましょう!
みなさんが持ってきてくださるコミュニケーションについての話題も時間の許すかぎり取り上げたいと思います。
お申し込みの際に、その話題も一緒にお聞かせください。


開催日:2019年5月26日(日)10:00〜12:00(受付9:45〜)
テーマ:【あなたの元気の素は、何?〜歌? 食べ物? それとも…〜】
会 場:東京ウィメンズプラザ(渋谷・表参道)
参加費:2,000 円(学生は1000円)(定員20名)
問い合わせ:HPのお問い合わせフォームより(担当:川本)
詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。

高校生以上のどなたでもご参加になれます。

なお、「コミュニケーション広場11」は6月23日(日)、「コミュニケーション広場12」は7月14日(日)に同じ時間・会場の予定です。
詳細はHPにてご確認ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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2019年04月22日

視点を変える


今日の担当は山村です。

新学期が始まって早2週間。
生徒のことで先生方と連携させていただくケースが増えています。

生徒とだけでなく、保護者、担任、部活動の顧問、養護教諭、管理職等、
それぞれが役割分担して生徒をサポートしていく必要性のある複雑な問題…。
この問題(ピンチ)を解決へのチャンスと捉えて、どうかかわっていくか、
作戦会議が続きます。

「今日も欠席しているんです…。」
→「そうですか。今日も休めたんですね。(笑)
…とはいっても、理由がハッキリしない欠席は気になりますよね。
こういうお休みのときは、家でどんなふうに過ごしているのかなあ?」

「友達とトラブルがあるようなんです…。」
→「それって、友達と、かかわろうと思っているから出てくる問題ですよね。
自分からかかわろうと思っているんだけど、相手との距離の取り方とか、
コミュニケーションのスキルが足りないのかもしれないって感じたことはないですか?」

「制服を着崩して、服装がだらしがなくて…。」
→「おしゃれに興味があるのかなあ…」

「保護者も子育てに自信をなくしているみたいなんですよね。」
→「そう、先生に打ち明けられるって、信頼関係ができているからですよね。
この短い期間にそれが出来ているって、先生すごいじゃないですか!
(力を込めて)」

こんなふうに、少し視点を変えるようなフィードバックをしながら、先生方を勇
気づけ、作戦会議が続きます。

今見えている問題点は、ちょっと視点を変えると解決への糸口だったり、
相手のリソース(資源)だったりすることがあります。

原因や問題点だけに注目していても解決にはつながらないことが学校現場では実に多いのです。

先生方も自分の頭の中を整理するつもりで、
考えていることや思っていることを気軽に同僚に話してみると
何か違う視点やアプローチが見つかるかもしれないなって思います。

皆さんの職員室、職場にもそんな雰囲気が創れると良いですよね。
そして、ご家族の間にもそんな雰囲気が創れますように。

共育コーチング研究会主催の『コミュニケーション広場』はそんな安心で安全で
新しい気づきのあるコミュニケーションの場を提供しています。
あなたも一度、参加してみませんか?




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2019年03月25日

スマホ・ネットの使い方

今日の担当は山村です。
入学や新学年を迎える季節となりました。
新たにお子さんにスマホや携帯電話を持たせるというご家庭もあるかもしれませ
んね。

学校現場では、ここ数年で確実にスマホやネットに関するご相談が増えています。

例えば高校生の相談では
・ラインの返事が来ない(既読スルー)
・ラインの返事を書かなくてはいけなくて寝る時間が遅くなる。
・ラインのグループから自分だけ外された。
・Twitterに悪口を書かれた。たぶんあれは自分のこと。
・裏アカ(匿名で持つアカウント)にこんなことを書かれた。
・友達のインスタグラムに自分の写真がアップされている。
・ネットゲームをしていて仲間から誹謗中傷を受けた。
・ネットゲームのアイテムの課金が増えた。そのうち親にバレる。
・YouTubeを見ていると、朝になる。毎日眠い。でもやめられない。

そして保護者からは
・夜遅くまでスマホをやっているみたいで、朝起きられない。
・食事中もスマホを使う。注意しても無視をする。
・風呂場にスマホを持ち込んでいる。
・スマホで連絡をとるから、友人関係がわからない。
・ゲームのせいなのか、最近イライラしてよく激高する。
・大事なことをメール(ライン)で伝えてくる。
・スマホがあるからか、帰宅が遅くなっているなど

あげたらキリが無いのですが、相談内容は「それは大変でしたね。」と聞き流せ
るものもありますが、実は結構深刻な内容のものもあります。

社会人であっても、職場でのふざけた行為や公共に反する画像・動画をアップを
して、社会問題にもなっています。

私の勤務校は高校ですが、ほぼ100%の生徒がスマホか携帯電話を持っているよ
うです。
もちろん、「持たせない」とか「家族全員が持っていない」というご家庭もごく
わずかですがあります。

学校からの連絡は保護者宛、生徒宛に一斉メールで送信されるようなシステムを
活用していますし、使い方によっては、とても便利なものです。
各クラスの緊急連絡網を使って、電話で次の家に回すというようなこともなくな
りました。

勤務校では登下校時の安全のため、校内へのスマホの持ち込みは許可してますが、
登校したら、電源を切り、カバンかロッカーの中に入れて使用しないというルー
ルがあります。
登校後は、スマホや携帯が制服のポケットや机の中に入っていたら、教師が一時
預かり、下校時に返却することになっています。

しかし、電源が入っていて使用した形跡があったら下校時には返却しません。
保護者の方に学校に取りに来ていただくまで、担任預かりとなり、次の日以降の
返却というルールになっています。
入学時に学校の姿勢、ルールをお話して、生徒はもちろん保護者のご理解とご協
力をいただいています。
(最近では、このルールを利用して、あえて長期間学校に取りにいらっしゃらな
い保護者もおられます。皆さん、子どものスマホ利用にお困りなんですよね。)

先日、文科省が小中学校へのスマホや携帯の持ち込みの許可を検討しているとい
うニュースも耳にしましたが、現時点では小中学校では携帯やスマホの持ち込み
を禁止しています。(大阪府は2019年度より持ち込みを認めるようです。)

校内での利用を許可している学校の様子を聞くと、こっそり他の生徒が写ってい
る写真をとったり、一部では動画を撮影するなど、プライバシーにかかわるいろ
んな問題が発生していることもあるようです。

もちろん調べ物に役立つ、緊急時に連絡がとれるなど利点もありますが、現時点
ではそれ以上に問題点が多いのでしょう。
問題が起こって相談にいらっしゃる生徒や保護者の方からお話をうかがっている
と、ご家庭でスマホやネットの使用ルールを決めておられない方が多いようです。


次の文章は、アメリカ人のジャネル・ホフマンさんが2012年に13歳になる息子に
スマホを与えたときにスマホと一緒に渡したものだそうです。
(注:一部意訳されている日本語訳。)
世界中で話題になり、日本でも新聞やテレビで紹介されました。
厳しいルールと思われるかもしれませんが、
一つ一つに保護者の思いが込められているのを感じます。

スマホ18の約束

1. このスマホは私が買いました。あなたに貸しているものです。

2. パスワードは必ず私に教えること。

3. これは『電話』です。鳴ったら出ること。私やお父さんからの電話には必ず
出ること。

4. 学校のある日は午後 7 時半に、週末は午後 9 時に私に返却すること。
次の朝まで OFFにします。
友人の親が直接出る家の固定電話に電話することができないような相手とは、メールも電話もしないこと。
自分の直感を信じて、他の家族も尊重すること。

5. 学校に持って行ってはいけません。
メールをする友人とは直接話をすること。
メールより顔を見て声を聞くこと。
持って行くことが許された時はルールに従うこと。

6. 壊してしまったら、修理費用はあなたの負担です。
お手伝いをしたり、お年玉やお小遣いでやりくりしてください。
アクシデントはいつおこるか分からないから準備しておくこと。

7. このスマホを使って嘘をついたり、人をバカにしたり、傷つけたりするよう
なネットの会話に参加しないこと。

8. 人に面と向かって言えないことは、SNS やメールでしないこと。

9. 友達の親の前で言えないことは、SNS やメールでしないこと。

10. ポルノ禁止。
私と一緒に楽しめる情報を共有しましょう。
何か分からないことは私やお父さんに尋ねてください。

11. 公共の場ではマナーモードか電源 OFF に。ルールを守ること。

12. 大事な部分や恥ずかしいポーズの写真を友人やネット上の知らない人とやり
取りしないこと。
一度ネットに載せた写真は消えません。
巨大なネットの力から自分を守りましょう。
人生を台無しにしないために・・・。

13. 写真や動画すべてを記録する必要はありません。
リアルタイムに心と五感で感じることを大切にしてください。
その記憶のほうが『素晴らしい』のです。

14. スマホを持たない日や時間をつくりましょう。
そのことに不安を持たないこと。
スマホに依存し、振り回されない堂々とした生き方をするために大切なことです。

15. 良い音楽をダウンロードして聴いてください。
せっかくの高機能なのだから活用し視野を広げてください。

16. ときどき、昔ながらのゲーム(ワードゲーム、パズル、知能ゲーム等)で遊
びましょう。

17. あなたの周りの世界を見ましょう。
人と話し笑いましょう。
なんでも『ネット検索』しないで自分で考えましょう。
そう・・・『上を向いて歩こう!』

18. 私との約束を守れなかった時は、このスマホをあなたから没収します。
そして一度、話し合いをやり直しましょう。
あなたと私はチームメイトです。
何かを学びながら一緒に考えて歩みましょう。『いつもそばにいるからね』

これがスマホをあなたに買い与え、私が貸すときの『18の約束』です。
合意してくれること、そして守ってくれることを願っています。
この『18の約束』はほとんど、人生をより良く生きるための知恵でもあります。
スマホを持つことは12歳のあなたにとってもドキドキする楽しいことです。
でも、自分をしっかり持って振り回されないで欲しい。
どんな高性能の機械よりも、自分のパワーと大きな心を信じてください。
あなたが大好き。何より大切に思っています。
あなたとたくさんのメッセージをやり取りするのが楽しみです!!

お母さんより

参照元:
http://www.janellburleyhofmann.com/postjournal/gregorys-iphone-contract/#.XINFciIzaUk


この春、スマホや携帯を持たせようと考えておられる、
あるいは現在持たせているけれど困っていることがあって、
ルールを見直そうと考えている保護者の皆さま。

春はスタートの季節です。
家庭でのスマホ使用のルールをつくる良いチャンスだと私は思います。
今日は、スマホを手から離して、顔を見ながら、
お子さんとスマホ・ネットの使い方について話してみませんか?




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2019年02月25日

答えは相手が持っている(その3)


今日の担当は山村です。
前回・前々回からの続きです。(前回のコラムはここから→☆

みなさんは不登校について、どんな印象をお持ちでしたか?

不登校になるなんて情けない…
子育ての失敗…
我慢が足りない…など

保護者の方と話していると、
ネガティブな印象を持たれていることが多いような気がします。

でも私は自信を持って、
「今、立ち止まれる勇気が持てて良かった!」とお伝えしています。
(注:リフレーミングの一つ)

お子さんが
「学校ってどうして〇〇なんだろう」とか
「なぜ勉強ってしなくちゃいけないの」とか
「苦手な人とどうやってうまくやったら良いのだろう」
と考えることは、内面を成長させるきっかけの一つだと思いませんか?

もちろん学校へ行きながら内面を成長させる機会を持てる子どももいます。
でも、一度、立ち止まらないと自分自身と向き合えないほど、
世の中はスピーディーに進んでいるような気がしてなりません。

子どもの1年と大人の1年は時間感覚が違います。
たとえ話ですが、ある長さのゴム紐を両手で左右に引っ張ってみたとします。
この引っ張った長さを一生の長さだと考えてみてください。

もしあなたが45歳ならゴム紐の45分の1があなたの1年の長さ感覚です。
でもお子さんが15歳なら、同じゴム紐の15分の1がお子さんの1年の長さ。
大人の約3倍の長さが子どもたちの1年の時間感覚なのです。

つまり、子どもたちは私たちと比べて、
3倍長い時間感覚を感じているのだと想像してみましょう。
(注:子どもの頃は1年が長かったけど、年をとると1年が早い!そういう感覚のことともいえるかな?笑)


不登校には原因や問題がはっきりわかるものとわからないものがあります。
きっかけが
「先生に叱られた」とか
「友達とトラブルがあった」とか
「宿題が出来なかった」であったとしても、
それが解決されたからといってすんなり登校するようになるのは、
経験上、半分ぐらいかもしれません。

いくつかの要因が絡み合っているケースや原因がはっきりわからないケースは、
少し時間がかかることもあることを知っておいたほうが良さそうです。

先生や相談員さんに「しばらく様子を見ましょう。」と言われることも多いのですが、
どんな目的で様子を見ているのかわからないケースにも時々出会います。
様子を見ている時間が、
例えばお子さんがエネルギーを貯めるための時間だとか、
周りの環境調整のために必要な時間など、
何のためなのか目的をハッキリさせたいですね。

その具体的な方法がうまくいくと、スムーズに復帰につながるようです。
このケースでいうと、Aさんのお母様もとても素晴らしいサポーターでした。

保護者の方だって、
「どうしてうちの子どもが不登校になってしまったんだろう。育て方が悪かったのだろうか。」
などと悩みがちです。
でも、保護者の方だって
「不登校にしようと思って子育てをしてきたわけではない」
のですがら、保護者の方のサポートも必要です。

Aさんのお母様にもこのことを意識して私はお話をうかがっていました。
「Aさんは、今、階段の踊り場にいると想像してみませんか?
Aさんが自分で階段を上り始めることを信じて、
この踊り場を少しでもいごこちよく、楽しい時間にしましょう!」と。

どんなケースで様子を見たら良いのか、
そしてどんな場合に登校を促すようなはたらきかけが必要かは、
やはり専門家の意見を聞いてみることが出来ると、
あまり遠回りせずに登校復帰が出来ているように感じます。
(注:戦略があるかないかの違いだと思います。)

いじめ問題や特性、家庭の事情など、複雑な要因がからんでいたとしても、
私のこれまでの経験では、不登校はほぼ解決しています。
(注:ただし病気などが隠れていた場合は除きます。)

ここで私が考える不登校の解決は、
必ずしも「再登校すること」ではなく、
「自立して生きていけること」です。

アルバイトを始める子どももいますし、
別の学校でやり直すことを選択する子どももいます。

「〇〇をやってみよう」
と自ら具体的に動き出すことが出来ることこそが、
自立して生きていけることの第一歩です。


Aさんが充分にエネルギーをためるために何が出来るかということを目標にして
約3ヶ月間はお母様をサポート(主にコーチングで)していました。

そして、Aさん自身が話にくるようになって、
Aさんをコーチングしたのはほんの1ヶ月でした。

答えは相手が持っているのです。

すべての不登校にコーチングが有効なわけではありません。
コーチングは不登校に活用できる場合もあると考えています。

そのポイントは
「どうしたいのか、答えは子どもが持っている」ということを信じられるか、
それを周りが環境を整えて待っていられるか、
心からサポートできるかどうかにかかっていると感じています。


3回にわたって、不登校のコーチング事例についてお伝えしました。
事例の掲載を許可してくださったAさんとお母様に心よりお礼申し上げます。
(ちなみに文中には出てきていませんが、お父さまにもたくさんご協力いただきました!)
なお、ケースは個人が特定できないように内容を一部改変して記載しています。

※共育コーチング研究会のセミナーは、お子さんにかかわる、
教育にかかわるコーチングの実践事例豊富なコーチが担当しています。
ご興味のおありになる方は、ぜひHPよりお問い合わせください。




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2019年01月21日

答えは相手が持っている(その2)

今日の担当は山村です。

前回からの続きです。(前回のコラムはこちらから→☆

しばらくするとお母さんの相談時にAさんが一緒に学校にやってきました。
「お母さん、Aさんをさそっていらしたのですか?」とたずねると、Aさん自身が
「いえ、私も先生と話がしてみたいと思って一緒に来ました。」
隣でお母さんは、うっすら目に涙をうかべていました。

初めての相談はほぼ雑談でした。
最近見ていたドラマの話、好きな歌手やよく読む雑誌の話、お菓子は何が好きかなど、Aさん自身のことをインタビューするような時間でした。
私自身も自己紹介を兼ねて、見ているドラマや好きな歌手、お菓子の話を楽しくしました。
帰り際、「先生、また来て良いですか?」そういってAさんは帰っていきました。

Aさんは次の日にも話をしに登校してきました。
何も聞かなくてもAさんは自分がどうして学校へ行けないかを話し出しました。
「え?ちょっとまって。でも今日も学校来てるでしょ。」
と、こうやって相談しに学校に来ていることを伝えると、

「あ、そうですね。私、学校に来ているんだ!」

と笑顔になり、「私が教室へ行けないのは…」と話を続けました。

実は「学校へは来ているけれど教室には入れない。」
この違いはとても大きいのです。
お休みが続いている子どもは、まじめであればあるほど
「教室へ入らなければ学校へ行ったことにならない。」と思っていることが多いのです。

しかし私は教室へ入らなくても相談に来ているだけでも
「学校へ登校できたね。」
ときちんと言葉にして子ども達に伝えることにしています。

これは、「あなたは学校に来るということを一つクリアしているんだよ」ということを伝えたいからです。
自分の意思で学校という場所に来ていることは、ずっと欠席が続いていることから比べたら、雲泥の差があることをもっと周りは評価して欲しいと思います。
もちろん教室へ行く、授業に参加する、友達と仲良く遊べる、などクリアすべきことはまだまだたくさんありますが、出来ていることを言葉にして伝えることは、
これから出来ることを増やしていく第一歩なのです。

相談の中では、少しずつ部活動の友達との関係を取り戻す方法を探っていました。
私から提案しなくても、Aさんからいろいろなアイディアが出てきます。
友達に渡す手紙もどう書いたら良いか一緒に考えました。
どうやらメールで他の友人にも相談しているようでした。

部活動の先生とも話をすることを希望し、行動に移していきました。
すっかりお母さんのアドバイス通りの展開です。

Aさんは、以前のお母さんのアドバイスを聞いていなかったのではありませんでした。
聞いていたけれど、そのときにはそれが出来るようなエネルギーが無かったのだと思います。
回数を重ねる毎に、声は大きく、表情も穏やかに、いつも通りの元気なAさんになっていました。
休み時間には部活動の友達が手紙の返事を持ってきてくれて、会うことも出来ました。

その頃はお母さんよりAさんと会うことが多くなっていたのですが、
送り迎えをしてくれていた強力なサポーターのお母さん。
帰りの車の中では、Aさんはお母さんにいろいろ報告や相談をしていたようです。 

冬休みになる前、Aさんを迎えに来たお母さんに、私はこう伝えました。

「お母さん、Aさんは3学期は教室へ行けるような気がする。だから、いつも通りに楽しく冬休みを過ごしてください。」と。

普段はこんな予言的(?)なことは言いませんが、このときはなんとなく3学期からは教室へ行けるだろうなあという予感がありました。
言葉にはしていなかったけれど、Aさん自身も3学期から教室へ行こうと思っていたようです。

そして、3学期の始業式。
Aさんはお母さんの車では無く、電車に乗り、登校して教室へ入っていきました。

数回、お休みがあったりしてお母さんといっしょにハラハラしましたが、
Aさんはみんなと一緒に進級しました。


私がお母さんとAさんに継続的にかかわっていたのは、最初に出会ってから、約4ヶ月間でした。
Aさんとは約1ヶ月でした。
さて、皆さんはどんなことをお感じになりましたか?


つづく…。


※ご本人の了解を得ていますが、個人が特定できないように内容を一部改変して記載してます。


お待たせしました!
『コミュニケーション広場6』開催のご案内です。

◆あなた自身は、人との関わり方やコミュニケーションについて、うまくいっていると感じていますか?

「コミュニケーション広場」は、集まった人と一緒に創っていく体験と学びの空間です。

毎回のプログラムもコーチングなどのコミュニケーションスキルや、実際に会話をしながら体験的に関わり方のコツや考え方、新たな視点などを身に付けられる内容で構成されています。参加されたみなさんからは、
「心の美容室に通っているようだ」「たくさん話せてけっこうおもしろい」「いろいろな年齢の方とも話せてうれしい」「心の中にあったことが話せて、スッキリできた」「すぐ使えそうなことがたくさんある」「否定されないから、会話がはずんで楽しい」 
などの声とともに、日常生活や子育て、仕事の場での関わり方の課題に関して、様々なリクエストが寄せられてきました。

「困っていることがあります・・・」「こんな時はどうしたらいいの?」
という具体的な課題をもとに、人との関わり方や伝え方についても深め、ともに考えていく時間を毎回設定する予定です。

子どもは大人の、後輩は先輩の関わり方をよく観て、まねをしています。いろいろなコミュニケーションスキル、参加される方々がシェアする体験談、そこから得られる知恵や視点などを活用することで、あなたがさまざまな人と関わる時にも必ず役立つヒントが見つかることと思います。
高校生以上なら、どなたでもご参加になれます。

次回「コミュニケーション広場6」は、1月27日(日)10時〜12時に東京ウィメンズプラザで実施します。
今回のテーマは、(1)今年の私を、漢字一字であらわすと・・・ 新年に向けて、何か目標を決めましたか?「今年はこんなことをしてみたいな」とか、「こんな私でいたい」など、いろいろとお考えかもしれません。2019年最初の時間は、「漢字1文字」です。お話ししながら、今年の私をイメージしましょう。
(2)変えるとしたら、やめるとしたら・・・ 学ぶことに一生懸命な時、人によっては、自分のやることばかり増やして負担を感じたり疲弊することがあります。自分に変化を起こすためのSSC(Start, Stop, Change)について、一緒にお話ししましょう。
どうぞ、あなたのお悩みを教えてください。今後のテーマになるかも・・・

なお、「コミュニケーション広場7」は2月17日(日)、「コミュニケーション広場8」は3月24日の予定です。                     

 <開催概要>
◆日 時 1月27日(日)10:00〜12:00(受付開始9:45)
◆会 場 東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、メトロ表参道駅徒歩7分)
◆参加費 大人2,000円、学生1,000円(当日受付にてお支払いください)
◆定 員 20名(申込先着順)
◆お申込み ホームページのお申込みフォームからエントリーをお願いします
◆お問い合わせ 担当:河本

☆★あなたのご参加をお待ちしています。 お気軽にご参加ください ★☆


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共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
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2018年12月17日

答えは相手が持っている(その1)

今日の担当は山村です。

高校一年生のAさんは、明るく優しい女の子です。
中学から続けていた運動部で頑張っていました。
9月下旬の大会前、ささいなことから部活動の友達とトラブルをおこしてしまいました。
大会前で、練習も気になりつつ、友達との仲直りは上手くいかずに、Aさんはだんだんと学校を休みがちになっていました。
家でもふさぎがちとなり、元気が無くなっていくAさんの様子を心配して、お母さんが相談にやってきました。

「そんなに辛かったら、部活を休部したら?」
「友達と仲直りするのに、先生に助けてもらったら?」

Aさんの話を聞き、お母さんなりに様々なアドバイスをしていたようです。
しかしAさんはお母さんがアドバイスをすればするほど、口をつぐんでしまい、部屋に閉じこもっていきました。

「少し、アドバイスは中止しましょうか?」
苦しそうなAさんの様子から、私はそう、お母さんに提案しました。

一生懸命なお母さん。
「では、私は何をすれば良いでしょうか?」

「お母さんがもし、今のAさんの立場だったら、どうして欲しいかちょっと想像してみませんか?」

お母さんは一瞬「ハッ」とした表情を見せました。
そして
「私が一生懸命になっても、本人がその気にならないとですよね。」
ちょっと寂しそうにおっしゃいました。

「良かれと思って、いろんなことを言っていたけれど、もしかしたら、Aはそんなこと言われなくたってわかっているって思っていたかもしれないです。
あの子は思ったことをためてしまう方ですから…。
Aがどうして欲しいか…。そうですね…。」

お母さんは聞きたい伝えたいという自分の気持ちを、少し脇におくことにしました。
Aさんの気持ちに寄り添うように、学校の話は極力せず、家ではお手伝いをさせながら、Aさんが穏やかに過ごせるように心がけてくださいました。

時々、
「先生、いつまで見守れば良いでしょう?
ちょっとしたときに、つい、学校はこれからどうするの?って言ってしまいそうになるんです。」
と本音を話し、どんなときに登校刺激をしたらいいか相談にいらっしゃっていました。

私は、どんなに小さな事でも家族の役に立っていることを伝えることはAさんの「心のエネルギー」をためていくのに役に立つということをお母さんにアドバイスしていました。
そして、どんなことが出来そうかお母さんと一緒に考えていきました。
登校刺激はエネルギーがたまってからだということも説明しました。

Aさんの生活リズムを崩さないように、朝の犬の散歩に誘ってくれました。
洗濯物を干す、買い物に行く、料理を一緒に作るなどAさんの調子を見ながら取り組みました。
お母さんは意識して
「手伝ってくれてありがとう」
「味噌汁、上手になったんじゃない?」と声をかけてくれていました。

「人の役に立っている。」ということを感じていると、人はなんだか元気になってくるものなのです。
お母さんにも「その調子ですよ」と私からお伝えしていました。
お母さんのされているサポートは、確かにAさんの心のエネルギーを増やす役にたっているのです。



そして、2学期が終わりに近づく頃、Aさんはついに動き出しました。


つづく…。


※ご本人の了解を得ていますが、個人が特定できないように内容を一部改変して記載してます。

お待たせしました!
『コミュニケーション広場6』開催のご案内です。

◆あなた自身は、人との関わり方やコミュニケーションについて、うまくいっていると感じていますか?

「コミュニケーション広場」は、集まった人と一緒に創っていく体験と学びの空間です。

毎回のプログラムもコーチングなどのコミュニケーションスキルや、実際に会話をしながら体験的に関わり方のコツや考え方、新たな視点などを身に付けられる内容で構成されています。参加されたみなさんからは、
「心の美容室に通っているようだ」「たくさん話せてけっこうおもしろい」「いろいろな年齢の方とも話せてうれしい」「心の中にあったことが話せて、スッキリできた」「すぐ使えそうなことがたくさんある」「否定されないから、会話がはずんで楽しい」 
などの声とともに、日常生活や子育て、仕事の場での関わり方の課題に関して、様々なリクエストが寄せられてきました。

「困っていることがあります・・・」「こんな時はどうしたらいいの?」
という具体的な課題をもとに、人との関わり方や伝え方についても深め、ともに考えていく時間を毎回設定する予定です。

子どもは大人の、後輩は先輩の関わり方をよく観て、まねをしています。いろいろなコミュニケーションスキル、参加される方々がシェアする体験談、そこから得られる知恵や視点などを活用することで、あなたがさまざまな人と関わる時にも必ず役立つヒントが見つかることと思います。
高校生以上なら、どなたでもご参加になれます。

次回「コミュニケーション広場6」は、1月27日(日)10時〜12時に東京ウィメンズプラザで実施します。
今回のテーマは、(1)今年の私を、漢字一字であらわすと・・・ 新年に向けて、何か目標を決めましたか?「今年はこんなことをしてみたいな」とか、「こんな私でいたい」など、いろいろとお考えかもしれません。2019年最初の時間は、「漢字1文字」です。お話ししながら、今年の私をイメージしましょう。
(2)変えるとしたら、やめるとしたら・・・ 学ぶことに一生懸命な時、人によっては、自分のやることばかり増やして負担を感じたり疲弊することがあります。自分に変化を起こすためのSSC(Start, Stop, Change)について、一緒にお話ししましょう。
どうぞ、あなたのお悩みを教えてください。今後のテーマになるかも・・・

なお、「コミュニケーション広場7」は2月17日(日)、「コミュニケーション広場8」は3月24日の予定です。                     

 <開催概要>
◆日 時 1月27日(日)10:00〜12:00(受付開始9:45)
◆会 場 東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、メトロ表参道駅徒歩7分)
◆参加費 大人2,000円、学生1,000円(当日受付にてお支払いください)
◆定 員 20名(申込先着順)
◆お申込み ホームページのお申込みフォームからエントリーをお願いします
◆お問い合わせ 担当:河本

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2018年11月12日

使いこなせていますか?

今日の担当は山村です。

先日乗った電車で、制服姿の女子高生をみかけました。
職業柄、他校の高校生に目が向いてしまいます。
勤務校の生徒だったら目があわないようにしてしまうかも知れません。(笑)
スマホを片手にメールかラインをしている様子でした。
しばらく見ていると、二人は手話を使って会話をしはじめました。
よく見ると、二人の女子高生の耳には小さな補聴器が付いていました。


そして、ある生徒のことを思い出しました。

だいぶ前の卒業生です。
一人っ子の彼女は、耳の不自由な両親に育てられていました。
まだメールやラインなどない時代だったので、
ご家庭と学校との連絡はすべてFAXでのやりとりでした。
保護者面談のときには彼女が手話通訳をしていました。
講演会などは手話通訳のヘルパーさんと親御さんが
一緒に参加されていたのを思い出します。

そんな彼女は在学中のある時、こんなことをぽつりと言ったのです。

「みんなは良いな。
家に帰ってお父さんとかお母さんに、今日はこんなことがあったって言えるでしょ。
相談も出来るでしょ。
私は、お父さんもお母さんも耳が聞こえないから、手話で話すしか無いんだよね。
でも、やっぱ、面倒なんだよ。
微妙な声の感じとかで、「元気が無いね」とか言ってもらいたいな〜って思うこともあるよ。
みんなが、「親がいろいろ聞いてきてうざい」とか言っていると、
私はうらやましくてね…。
こんなこと、お父さんとお母さんには言えないけどさ。」

そう言って、時々、放課後になると相談室にやってきて、
雑談とも相談ともとれるような他愛も無いおしゃべりをしていく生徒でした。
手話にも、性格や感情が表れるということを
教えてくれたのも彼女でした。


一人っ子の彼女が、耳の不自由な両親に育てられて、
どうやって言葉を獲得していったのか聞くことはなかったけれど、
きっと彼女が生まれたときには
ご両親は子どもの耳が聞こえるか心配だっただろうし、
ご両親がご苦労をされて、そして周りの人のサポートもあって
彼女に言葉を獲得させたのだと想像していました。
いつかご両親のそんな思いにも気づくときが来るかなあと思いながら…。


時々愚痴をこぼしたり、泣いていたりしたこともあったけど、
彼女は両親の耳代わりとなって成長していきました。
そして、福祉関係の大学へ進んでいきました。


楽しそうにスマホ片手に手話をしている高校生。
今はスマホがあるから、メールやラインも活用しているんだよね。

あの卒業生も、ご両親とメールやラインで、会話しているのかなあ。
スタンプ使って、感情も伝えているかなあ。
もう立派な社会人だろうなあ。

文字だけのコミュニケーションって難しいこともあるから、
メールやラインで傷つくこともあります。
生徒の中にもメールやラインの誤解でトラブルになったり、
振り回されて疲れてしまうなど、問題となるケースも増えています。

でも、耳の不自由な方にとっては、とっても便利なものなんですよね。
もちろん、耳の不自由な方だけで無く、
使い方によっては、メールやラインを使ったコミュニケーションは
便利でなくてはならないものでもあるのだろうなあ。

そんなことを思い出しながら、
『便利であっても、振り回されないように使いこなすことって大事。』
そう考えながら電車にゆられていました。


あなたはメールやラインに振り回されないように使いこなしていますか?



お待たせしました!
『コミュニケーション広場5』開催のご案内です。

◆11月25日(日)開催◆
『コミュニケーション広場5』

「子どもとの会話がもっとスムーズにできるようになりたい」
「苦手な人とも気兼ねなく、会話がはずむようになりたい」
「人と関わる時、もっと気楽に、スッキリできないかなあ」
最近、出会う人たちからこんな声を聞くことが以前より増えています。
あなた自身は、人との関わり方やコミュニケーションについて、うまくいっていると感じていますか?

「コミュニケーション広場」は、集まった人と一緒に創っていく体験と学びの空間です。
毎回のプログラムはコーチングなどのコミュニケーションスキルや、実際に会話をしながら体験的に関わり方のコツを身に付けられる内容で構成されています。
参加されるみなさんの「こんなことがあった・・」「こんな時はどうするの?」という具体的な課題をもとに、人との関わり方や伝え方についても深め、学んでいく時間を毎回設定する予定です。

開催日:2018年11月25日(日)10:00〜12:00(受付9:45〜)
第5回のプログラム:第5回は午前のみのプログラムです。
【1】「初対面の人とすぐに打ち解けられる人は、何をしているか?」
私、初対面の人とはなかなか話ができないんです。という方がいます。
一方で、誰ともすぐ話が弾むという人も。その違いはどこから生まれてくるのでしょうか。

【2】「子育て 男親と女親の視点の違い」
子育てについて夫婦で話し合うとき、お互いの考え方や接し方でどうも違いがあるなあと感じる。
男親と女親では、何かとらえ方に違いがあるのでしょうか?

会場:東京ウィメンズプラザ
参加費:2,000 円(学生は1000円)(定員20名)
問い合わせ:HPのお問い合わせフォームより(担当:川本)

詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。
高校生以上のどなたでもご参加になれます。

紅葉の表参道に来てみませんか?
きっと、素敵な時間になると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

*********************
共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
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2018年10月15日

人工知能(AI)とコーチング

今日の担当は山村です。

先日、人工知能(AI)を使った自動会話プログラム「チャットボット」を使ったサービスがSNSや企業で活用されているという記事を目にしました。
その中でも、米スタンフォード大の心理学者が中心となって開発した「AIセラピスト」は、「Woebot」と名付けられ、フェイスブック上に公開されているらしいです。

皆さんはご存じでしたか?

自分の悩みや思いをパソコンやスマホを使って、人工知能に話して解決する時代が本格的に来るのでしょうか?
AIカウンセラーとか、AIコーチなんていうのが出てくるんでしょうか?

もしかしたら、人に話すより、人工知能(AI)相手のほうが話しやすいという方もいるかも知れません。

しかしどうも私には、自分の内面や夢を人工知能(AI)に話すということに抵抗があります。

なぜなんだろう?と考えてみると、
たぶん、カウンセリングやコーチングで行う二人の間にある空気感が感じられないからということ。
→つまり、私は相談している間、二人の間にある特別な空気感を感じていたい。
だからこそ、カウンセリングやコーチングが好き。(笑)

そして、なんでも効率よく解決していこうとする風潮にNOを出したい感じがするから。
→最近、効率化が良いとされているけど、効率的に取り組むことが本当に良いのかなあ?って思うことも多いから。
失敗したり悩んだりする時間って、物事を深く考えて心を豊かにすることもありますよね。

そういえば浪人していた卒業生がこんなことを言っていたことを思い出しました。
「浪人して、自由になる時間が増えて、
もちろん勉強はしなくちゃだけど
何のために大学へ行くんだろうとか、
何のために自分は生きているんだろうっていうことをすごく考えて、
こういう時間がとれただけでも、浪人した意味があったと思う。」
って話してくれたんですね。
彼にとって浪人することは、人生の中でとても豊かな時間だったんだろうなあ。とそのとき感じたんです。

人工知能(AI)はとても優秀で使い方さえ誤らなければとても役に立つことはわかります。
でも私の心(脳)は自分の人生を人工知能(AI)に預けたくないなあ…と言っている。(笑)

優秀じゃない、人のちょっとずっこけたところ(!)や、間抜けなところが(!)が好きなんだろうな。
そして、そういうところから新しい発見があるような気がしています。
これからも人工知能(AI)のことを考えて、うまく付き合っていきたいと思います。


あなたは、人工知能(AI)に自分の悩みや夢について話してみたいですか?


***************************************************************************************
パワハラ、セクハラが話題になる現状で、女性はたくさんの役割をがんばっています。
もちろん、男性もです。しかし、なぜ、お互いの思いがうまく伝わらないのでしょうか?

あなたは、「まいにち まいにち 気持ちがうまく伝わらない」と感じていませんか?
自分の気持ちをしっかりと相手に伝える「さわやかな自己主張ができたらいいな」と思いませんか?

  「相手に気を使いすぎてしまう」
  「どうしても苦手な相手がいる」
  「上司や後輩に意見を言えない」
  「思っていることを口に出せない」・・・。

 夫婦間、親子間、職場の同僚や上司間、ママ友や友人間で、コミュニケーションに困っている方がいます。
 また、自分の気持ちをうまく伝えられない、伝え方がわからない、というストレスをお持ちの方もたくさんいます。

そこで、こんな ワークショップ を開催します。

「言いたいことを上手に伝えて毎日をイキイキさせよう!
 〜自分も相手も大切にするさわやかな自己主張〜 」

さわやかな自己主張で人間関係を好転させたいあなたを、強力に応援します!

今回は、平成30年度・東京ウィメンズプラザフォーラム・参加事業、
また、コミュニケーション広場4 としての実施です。
高校生以上の方ならどなたもご参加になれます。

★今回のプログラムは、あなたの自己表現を振り返ることに役立つ内容です。     
1.コミュニケーションがうまくいかない理由を知る 
2.あなたの「自己表現タイプ」をチェックしよう 
3.あなた特有の「思い込み」を知って改善する 
4.さぁ、練習しましょう!

☆★ どうぞ、お気軽にご参加ください ★☆

開催日時:2018年10月28日(日)14時〜16時(受付13時40分〜)
定  員:40名(定員になり次第しめきりますのでHPでご確認ください)子ども不可
申し込み:共育コーチング研究会HPより申し込んでください
     → http://www.ciie.jp/     
参 加 費:500円 (当日受付でお支払いください)
会  場:東京ウィメンズプラザ 視聴覚室B

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共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
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2018年09月20日

お昼休みの過ごし方

今日の担当は山村です。

「ボッチ飯(めし)」という言葉をご存じですか?

一人ぼっちで昼食を摂ることを、子ども達は「ボッチ飯」と呼びます。
このボッチ飯を仲間に見られることが嫌で、トイレの個室でお弁当を食べる大学生がいるということが一頃話題になりました。
ボッチ飯を周りに見られることが嫌で、あえて昼食をとらない子どももいるようです。

給食やお弁当を食べた後の昼休みの過ごし方というのは、外へ出て遊んだり、おしゃべりに話を咲かせたりと、 楽しい時間と思っていると、それは私たちの思い込みであることに気づかされます。
コミュニケーションが苦手な子どもにとっては、昼食をとった後の長い昼休みの時間というのは、過ごし方に困る重要事項だったりするのです。

そんな子どもの中には、同じ年代ではなく先輩や後輩、つまり上下の年代の子どもがいる場面のほうが気が楽だという子どもがいます。
ついでに先生もいっしょにいてくれたほうが気が楽だという子どももいます。
そういう子ども達は、昼休みに保健室に集まってきたりしています。
今日も「いつも一緒にお昼を食べている子が休みだったからボッチ飯だったよ。」と言いながら保健室にやってきた生徒がいました。

保健室の先生もいる中で、少人数の会話なら楽しめる。 「ちょっと身長を測らせてください」といってそのまま座り込んでいける。
「先生ちょっと相談があるんだけど」と言ってその時間を過ごす子どももいます。
子ども達と雑談をしていると、「3人以上の人とはどうやって話をしたらいいか分からない」という子どもがいます。
一対一、つまり二人となら、聞かれたことに答えれば良い。
聞きたいことを聞けば良い。 しかし、3人と話す時にはどっちの話を聞いたら良いのかわからないし、どっちに向かって話しかければ良いのかわからないからすごく疲れてしまう。という相談もよくあります。

こういう集団での会話になれていない子どもにとっては、先生不在のガチャガチャした昼休みの教室はとても居心地の悪い場所となるようです。

また、昼休みに図書室にいる生徒の様子が変わってきています。
司書の先生に聞くと、昼食を5分ぐらいで済ませて図書室にやってきて、毎日机に伏せて昼寝をしている生徒が複数いるそうです。
さらには、保健室で「先生にどうしたの?と聞かれてそれにいちいち答えるのが面倒だから図書室にいる。」という子どもも増えているそうです。
基本的にあまりコミュニケーションを欲していない(あるいはコミュニケーションの取り方を学んでいない)という子どもたちです。
もちろん「本が大好き!」という文学少年、文学少女もいますし、「昼休みは静かに過ごしたい」という子どももいますから、一概には言えません。
しかし最近の図書室に集まっている中には「人から話しかけられるくらいなら保健室より図書室のほうが安心。」という理由で過ごしている子どもが多いようです。

どちらにしても、昼休みをどう過ごすか、自分なりに考えた結果、保健室や図書室で過ごすということを選択している子どもの中には、やはりコミュニケーションが苦手という子どもが多いようです。

しかし、そういう過ごし方を選択出来てるという点では、その子なりに対処法を工夫しているとも言えますね。
だって、一人でいたいときもありますもの。

子どもたちの数だけ、お昼休みの過ごし方があります。 どんな過ごし方であっても、その子どもが自分で選び、自分でその時間を楽しめるのなら、それでOK。
ただ、無理をして誰かと過ごさなければならないとしたら、あるいは無理をして寂しいけれど一人で過ごさなければならないとしたら…。

子どもたちが素敵なお昼休みを過ごせるよう、何かお手伝いが出来ないかなあと思いながら、私は保健室や図書室をうろうろしています。


あなたは、昼休み、どんなふうに過ごしていることが多かったですか?



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パワハラ、セクハラが話題になる現状で、女性はたくさんの役割をがんばっています。
もちろん、男性もです。しかし、なぜ、お互いの思いがうまく伝わらないのでしょうか?

あなたは、「まいにち まいにち 気持ちがうまく伝わらない」と感じていませんか?
自分の気持ちをしっかりと相手に伝える「さわやかな自己主張ができたらいいな」と思いませんか?

  「相手に気を使いすぎてしまう」
  「どうしても苦手な相手がいる」
  「上司や後輩に意見を言えない」
  「思っていることを口に出せない」・・・。

 夫婦間、親子間、職場の同僚や上司間、ママ友や友人間で、
 コミュニケーションに困っている方がいます。
 また、自分の気持ちをうまく伝えられない、伝え方がわからない、
 というストレスをお持ちの方もたくさんいます。

そこで、こんな ワークショップ を開催します。

「言いたいことを上手に伝えて毎日をイキイキさせよう!
  〜自分も相手も大切にするさわやかな自己主張〜 」

さわやかな自己主張で人間関係を好転させたいあなたを、強力に応援します!

今回は、平成30年度・東京ウィメンズプラザフォーラム・参加事業、
また、コミュニケーション広場4 としての実施です。
高校生以上の方ならどなたもご参加になれます。

★今回のプログラムは、あなたの自己表現を振り返ることに役立つ内容です。     
1.コミュニケーションがうまくいかない理由を知る 
2.あなたの「自己表現タイプ」をチェックしよう 
3.あなた特有の「思い込み」を知って改善する 
4.さぁ、練習しましょう!

☆★ どうぞ、お気軽にご参加ください ★☆

開催日時:2018年10月28日(日)14時〜16時(受付13時40分〜)
定  員:40名(定員になり次第しめきりますのでHPでご確認ください)子ども不可
申し込み:共育コーチング研究会HPより申し込んでください
     → http://www.ciie.jp/     
参 加 費:500円 (当日受付でお支払いください)
会  場:東京ウィメンズプラザ 視聴覚室B

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共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
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2018年08月23日

『葛藤』とつきあう『ど』の質問

今日の担当は山村です。

夏休みももうすぐ終わり。
宿題が終わっていないご家庭では、
お子さんがこんなことを言ったりしていませんか?

「宿題やりたくない。でも、もうやらなくちゃ終わらなくなっちゃう。」
「もうすぐ学校。学校行きたくないなあ。でも行かなくちゃだよねえ。」

大人だって休み明けには、
「仕事、もっと休みたいなあ。でも休むわけにはいかないよなあ。」
なんて、思うこともあるかもしれません。

『葛藤』というのは、
「心の中に相反する動機・欲求・感情などが存在し、
そのいずれをとるか迷うこと。」と辞書にあります。

葛藤していると、気持ちは疲れるし、イライラするし、つらいです。
なんだかやる気もおきません。
つい、人に当たりたくなってしまったりもします。
誰かに決めてもらいたくなってしまったり、
葛藤から逃げてしまいたくなることもあるようです。

しかしそれでは自分の人生を決めていくことが出来なくなります。

コーチ(親)の役割として、
クライアント(子ども)にしっかり『葛藤』してもらうことって大事。

親御さんが
「宿題おわるの?」
「なぜ今までやってこなかったの!」
「あれほど、先に済ませなさいと言ったでしょう!」
なんて言ってしまうと、ますますやる気をそぐことになってしまいそう。

こんなときは、コーチ役の親御さんは
『ど』の質問でいきましょう。

どこから手を付けようか?
どんな方法がある?
どうやってやる?
どうすればいいだろう?
どんなことがサポートになる?
どれか一つだけ今、とりかかるとしたら?

本人が望まないアドバイスは逆効果。
子どもが自分で考え、行動するようになるサポートが出来るといいですね。
そのためにも親御さん自身が口出ししたくなる気持ちと
『葛藤』することが大切なのかもしれません。


あなたは、『葛藤』からどんなことを学びますか?






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2018年07月26日

気持ちを受け止める一言

今日の担当は山村です。

休み明けの月曜日の朝のことです。
涙をこぼしながら、
手には荷物を持ったままの生徒が相談室の前に立っていました。

「おはよう、どうした?」と声をかけると…
「教室へ行きたくありません。」と一言。
鍵を開けて相談室へ一緒に入ります。

「そうか。教室へ行きたくないけど、頑張って学校へは来たんだね。
それで相談室の前で待っていてくれたんだ。」

しばらくすると
「友達とうまくいかないんです。
私が話そうとすると、みんなす〜っと周りから居なくなります。
無視されているように感じるんです。
こういうことは中学校のときにもありました。
私、いじめられていたんです。
それで不登校になりました。
高校では、そういう人たちが行かない学校を選びました。」
そんなことをぽつりぽつりと話してくれました。

小学校時代や中学校時代にいじめられたと訴える子どもはかなりいます。
「教室でひそひそと悪口を言われていた。」とか
「上履きが無くなった。」とか
「班に入れてもらえなかった。」など。

こういうことを告白されたら、どうしたら良いでしょうか?

私は、二つのやるべき事があると思っています。
まず一つは「いじめ問題の解決」。
そしてもう一つは「いじめられている子どもの心のケア」。
この二つを区別して行っていくということです。
そして、なによりいじめられている子どもの心のケアを優先したいところです。

親御さんは、すぐに学校へ電話をかけて…事情を聴かないと、となりそうですが、
目の前の子どもが「自分がいじめられている」と話してくれたときには一言、

「辛かったね。よく我慢していたね。話してくれてありがとう。話すのには勇気
がいったよね。」
そう言って、あとは子どもが話してくれる言葉に耳を傾けて欲しいのです。

子どもが気持ちを話してくれたら、
「お母さんは(先生は)あなたの味方だからね。あなたが悪いんじゃ無いよ。い
じめはいじめた方が悪いんだからね。」と言葉にして伝えます。

そして、いじめが原因で休みたいと言っている場合に限っては、
「本当に安心した気持ちになれるまで、ゆっくり休んで良いんだよ。」と伝えて
あげて欲しいと思っています。

こんなことぐらいで…
あなたがもっと強くなれば…
そんなことは気にしないの。
あなたにも悪いところがあったんじゃないの?

こういう言葉にさらに傷ついて、追い詰められている子どももいます。
「自分には生きる価値が無い。」と思い始めて、
だんだんと死を望む気持ちが高まるケースもあるのです。

この生徒は、親御さんに
「辛かったね。
教室へは行かなくて良いから、
相談室か担任に相談して帰ってらっしゃい。」
と言われて登校してきていました。

お母さん、さすがです!

この日は、これからどうしたら良いか一緒に考えていこうということを確認し、
担任の先生にも解決の方法を考える仲間に入っていただいて、
教室へは行かずに、作戦会議を行いました。

その後、教室へ行ったり行かなかったりの数日を繰り返しながら、
今では普通に登校しています。
友達ともなんとかやれているようです。

まずは気持ちを受け止めること。
気持ちを受け止める一言を大人が伝えられるかどうか。
子どもの心を救うのは、そんな親御さんの一言なのだと思った出来事でした。


あなたは、子どもの気持ちを受け止める一言を伝えられていますか?


※個人が特定されないよう配慮し、一部改変して記載しています。


お待たせしました!
新講座、『コミュニケーション広場』のご案内です。
夏休みに、新しい学びをはじめてみませんか?

◆7月29日(日)開催
『コミュニケーション広場1』

「コミュニケーション広場」は、
集まった人と一緒に創っていく学びの空間。
毎回のプログラムはコーチングなどの
コミュニケーションスキルや、
実際に会話をしながら体験的に関わり方の
コツを身に付けられる内容で構成されています。
参加されるみなさんの「こんなことがあった・・」
「こんな時はどうするの?」という具体的な課題をもとに、
人との関わり方や繋がりについても深め、学んでいきます。

開催日:2018年7月29日(日)10:00〜16:00(受付9:45〜)
第1回のプログラム:
午前中:「最近、あなたのコミュニケーションは
うまくいっていますか?
コミュニケーションの課題を具体的に深めていきます。
午後:「自分のコミュニケーションスタイル、わかりますか?」
自分のコミュニケーションの特性を理解し、
相手との関わり方を考えます。
ともにロールプレイなどで体験的に学んでいきます。
会場:東京ウィメンズプラザ
参加費:3,000 円(学生は1500円)(定員20名)
※午前のみ、午後のみの参加も可能です
問い合わせ:HPのお問い合わせフォームより(担当:柳原)

詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。
高校生以上のどなたでもご参加になれます。あなたのご参加をお待ちしています。


↓こちらも受付中です。
コーチング初めての方は、ぜひコミュニケーション広場1とあわせてご参加ください。
◆8月11日(土・祝日)開催
教師のためのコーチング講座
『パーソナル・ファウンデーション
   〜自己基盤を整える(基礎編)〜』

コーチングの基本スキルを学んでいる先生向けに、
パーソナル・ファウンデーション(自己基盤)の理解を深め、
実践するためのヒントを持ち帰っていただく体験型のセミナーです。
普段の教育活動やコーチングの中に
パーソナル・ファウンデーション(自己基盤)
の視点を取り入れることに興味関心がある先生におススメです。

開催日:2018年8月11日(土・祝日)10:00〜16:00
内 容:
(1) パーソナル・ファウンデーションの理解(講義+ワークショップ)
(2) ワールドカフェ(形式)による意見交換
(3) 実践にどう取り入れていくか(コーチング)
会 場:東京ウィメンズプラザ
対 象:教師および教育関係者でコーチングの基礎
(聴く・承認・質問程度)のセミナーを受講して、
教育現場で実践している方
※未履修の方は7月29日に開催予定のコミュニケーション広場1を
受講してからお申し込みください。
ご都合がつかない場合は事前にご相談ください。
参加費:3,000 円(定員24名)
問い合わせ:ciie.teacher@…(担当:山村)

詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。

なお、どちらの講座もHPからチラシをダウンロードすることが出来ます。
どうぞお誘い合わせのうえ、お申し込みください。

*********************
共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@…
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2018年06月28日

成長するチャンス

今日の担当は山村です。

この時期、不登校の生徒や保護者の方との面談が増えてきます。
4月当初は頑張って登校していたけれど、
夏休みを目前として、息切れしてくる時期なのかもしれません。

私が不登校の生徒や保護者と面談する場合に
心にとめていることがあります。
それは、
「不登校のゴールは再登校だけではない。ゴールは自立して生きていけること。」
ということです。

ある不登校だった男子生徒に以前の自分について話を聞くと、

「学校ではけっこう頑張っていたんだ。
勉強も部活も。
でもあるとき、
なんかこのままで良いのかな〜って考え出したら、
勉強も部活も何もかもが面倒になって…。
なんか目標が見つからないっていうか、
この先のことを考えたら足が止まったって感じかなあ。
親にはずいぶん心配かけたよね。
身体の具合が悪いわけじゃ無いけど、
朝起きられないっていうか…。
うまく説明出来ないんだよね。」
と話してくれました。

彼は休んでいる間に、たくさんの本を読みました。
元々本が好きだったのもありますが、
昼夜かまわず手当たり次第の本を読んでいました。
読んでいる時間は、学校のことを忘れられたのだそうです。
学校を休んでいるのに、
夕方、近所の図書館に本を借りに行くことを、
親御さんが黙って見守っていてくれたことに感謝していたと、
その頃を思い出して話していました。

親御さんは彼のそんな様子を、少しずつ
「今子どもに必要な時間だと思うようになりました。」
ととらえていらっしゃいました。

担任の先生との関係も良好で、
家庭訪問した先生と
「今読んでいる本」について語る時間も有意義だったそうです。

その後、彼は少しずつ登校を始めました。

「そういえば1年生の時に不登校だったね。」
と言われなければ忘れてしまったほど、
その後の高校生活を満喫していた彼は、
それからずっと後、
「僕は不登校になって良かった。いろいろ将来のことを考えられたから。」
こんな言葉を残して卒業していきました。

そんな彼は、今、目標としていた職業に就いています。

自分の思いや考えに気づかずに、
ただなんとなくみんなが行っているから学校へ行っているという子どももいます。
実は気づいているけれどあえて触れないようにしているだけなのかもしれません。

そうして先送りして大人になったときに、
突然会社へ行かなくなる、
ひきこもりになるというより、
今何かに困っていると話したり、
行動に起こせる子どもには
「成長するチャンス」があるのではないでしょうか。

不登校になることには必ず意味がある。
それが渦中ではわからないけれど、
誰かが寄り添ってくれたら、きっと見つけられる。
そう思いながら、毎日、お話をうかがっています。


あなたは、誰かに自分の思いを話してますか?


※個人が特定されないよう配慮し、
本人の了解を得て掲載させていただいています。




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1.【出張セミナープレゼントのご案内】
2.【夏の先生向けセミナーのご案内】
**********************************

1.◆出張セミナープレゼントのご案内◆

共育コーチング研究会では、2001年設立よりこれまでに小・中・高校、PTA研修会などで10,000名を超える皆さまにコーチングをお伝えしてまいりました。
長年にわたるみなさまのご協力やご声援にメンバー一同、こころから感謝しております。

この感謝の気持ちを込め、2018年は、出前セミナーをプレゼントすることになりました。
うかがうコーチの講師料は不要です。(交通費等はご負担ください)
講師料の費用面でこれまで依頼を諦めていた皆さま、ぜひこの機会にご検討、ご計画ください。
開催予定日より2ヶ月以上の余裕を持ってご計画、ご連絡ください。

内容等の詳細は共育コーチング研究会HPをご覧いただき、ご興味がございましたら、HPのお問い合わせフォームより、ぜひお問い合わせください。
皆さまのご連絡、お問い合わせを心よりお待ちしています。
↓こちらから
http://ciie.jp/contents/1076/

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2.★夏の先生向けセミナーのご案内★
毎年、参加された方々から「これは役に立つ!」との感想をいただく、一押しのセミナーです。

8月11日(土・祝日)開催
教師のためのコーチング講座
『パーソナル・ファウンデーション 〜自己基盤を整える(基礎編)〜』

コーチングの基本スキルを学んでいる先生向けに、
パーソナル・ファウンデーション(自己基盤)の理解を深め、
実践するためのヒントを持ち帰っていただく体験型のセミナーです。
普段の教育活動やコーチングの中にパーソナル・ファウンデーション(自己基盤)
の視点を取り入れることに興味関心がある先生におススメです。

◆開催日:2018年8月11日(土・祝日)10:00〜16:00
◆内 容:(1) パーソナル・ファウンデーションの理解(講義+ワークショップ)
     (2) ワールドカフェ(形式)による意見交換
     (3) 実践にどう取り入れていくか(コーチング)
◆会 場:東京ウィメンズプラザ
◆対 象:教師および教育関係者でコーチングの基礎(聴く・承認・質問程度)のセミナーを受講して、教育現場で実践している方
     ※未履修の方は6月10日に開催予定の新基礎講座を受講してからお申し込みください。ご都合がつかない場合は事前にご相談ください。
◆参加費:3,000 円(定員24名)
◆問い合わせ:ciie.teacher@…(担当:山村)
◆詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。

※なお、HPからチラシをダウンロードすることが出来ます。どうぞお誘い合わせのうえ、お申し込みください。

今年も皆さまとたくさんお目にかかれることを楽しみにしています。

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共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@…
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2018年05月31日

出会いの面接

今日の担当は山村です。

ゴールデンウィークが終わり、もうすぐ梅雨入り。
ジメジメしてなんとなく気分も憂鬱なこの時期は
初めて相談に来室する生徒が一番多い時期かもしれません。

そんな生徒と話をしていて、
「今回はコーチングは機能しないな」と思う関係の時があります。
それは、明らかに誰かに(担任や保護者の場合が多い)促されて
(いや、強制されてかも?)
「カウンセリングルームへ行って山村先生と話をしておいで。」
と、来させられている場合です。

初めての相談の時、
「今日はどんなことでここに来たのかな?」とたずねることが多いのですが、

ず〜っと黙っているとか、
素直に「先生(又は親)に行ってこいと言われた」と答える。
このような場合には、直ちに頭の中でコーチングモードはオフにします。(笑)

そして、「行ってこい」と言われた生徒に対しては
「そうかあ。カウンセリングルームへ行ってこいって言われて来てくれたんだ〜。
ありがとね〜。」と承認し、
「なんでまた、先生は(親は)ここに行けなんて言ったんだろう?」と聞いてみ
ます。

そこから具体的な話が出てくればコーチングモードオンになる場合もあるわけですが、
大概が「知らん!」とか「うるさく言うから。」
なんて、むくれて答える場合がほとんどです。(笑)

「そしたら、ちゃんと行ってきたよって報告出来るように、せっかくだから30分だけ私と雑談していかない?」と提案します。
「雑談だったら良いよ」と、だいたいの生徒は椅子に座ってくれます。

もちろん椅子にさえ座ってくれないで帰ってしまう生徒もいるのですが、
「来てくれたことは先生に伝えておいても良い?」とたずねれば
100%「うん」と答えて帰って行きます。

どこの中学だったの?何の部活やってたの?とか
最近よく見ているテレビやYouTubeの話とか
よくやるゲームやアプリの話とか
休日何してることが多いのかとか
何をしているときが楽しい?とか
将来は何になりたいの?とか
そんな話をしていればすぐに30分。

時間になったらさっさと切り上げて、
「それじゃ時間だね。ここに来たこと、自分で担任に報告する?それとも私が言っ
ておいたほうが良い?」と確認します。

中には「先生、こんな話で良いの?」と気を遣ってくれる生徒もいたりするのですが、
「だめかなあ〜?だってちゃんとカウンセリングルームに来て話ししたでしょ。」
と笑わせて、来たときよりも少しでも元気にして、とっとと帰すことにしています。(笑)

思春期まっただ中の高校生が、知らない先生にいきなり本心を言うわけもなく、
(自分がそうだった!)
彼女・彼らに「なんか別に話しても害はなさそうだ。」と思ってもらえるだけで出会いの面接は大成功だと思うのです。
(ただし、もちろん緊急の場合をのぞくですよ。)

出会いの面接がどういう形であれ終わると、
「行きなさい」
と指示された先生(又は親)とその生徒のことで、
つながることが出来ます。

本人がその先生に「行ってきた」と報告すれば、
先生の方から「本人から行ってきたと報告がありました。ところでどうでした?」
と聞いてくれますし、本人の了解があれば私からその先生に
「来ましたよ〜」と報告することが出来ます。

もちろん初回から核心の話になることはないことはだいたいの先生方は承知の上です。
だって、私、来た生徒の顔と名前も一致していない場合もあるんですから…(笑)
「何年何組の誰さんかなあ?」なんて聞いて生徒に会うこともあるんです。

で、私から「どんなことで相談室に行くようにおっしゃったんですか?」と先生にリサーチさせていただくこともありますし、
ある程度、状況が把握が出来ている場合は「こんな一面もある生徒なんですね」
とその先生にとって役立ちそうな印象などをお伝えすることもあります。
もちろん、あくまでも本人に了解を得ている範囲でです。

出会いの面接の終了間際、
「あのさあ、たぶんあなた(君)が来たことを伝えると、先生に何を話しましたか?って聞かれると思うんだけど、何なら話しても良いかなあ?」
と確認しておくことは必須事項です。

「これは良いけどあれはダメ」
という場合は本人の目の前でメモさせてもらうこともありますが、(間違えたり忘れちゃ大変なんで…)
「別にこんな話、先生も知ってるから何言ってもいいよ」という生徒もいますし、
「絶対、何にも言っちゃだめ」という生徒もいます。

私はどれも理解出来ますし、その通りにします。
「何も言っちゃダメ」の場合は、先生に聞かれたら
「それじゃあ、ほとんど話してくれなかったんですよね〜」
と答えるよと生徒に伝えておきます。(笑)

なんだか私との間にちょっとした秘密が出来る感じで、生徒は笑顔を返してくれます。
そう、生徒は別に言われたく無いんじゃなくて、その先生との関係にプライドがあったり、私が秘密を守ってくれるか試しているんだと思っています。
思春期とは無意識でそういうことをする時期なんです。

それを理解した上で、生徒との関係をつなげていきます。
教育現場での相談場面ではコーチングにしろ、カウンセリングにしろ、土台となる「共通理解」がとても大事です。
それは、同僚と私との間で信頼関係があってこそ成り立つものだと思っています。

いろんな役割を持つ者が、一人の生徒にいろいろな角度からアプローチ出来る教育現場。
それが今、とても大事で、求められているものだと感じています。


あなたが初めての人との出会いで大切にしていることはどんなことですか?




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2018年05月03日

自分への問いかけを意識する

今日の担当は山村です。
ゴールデンウィーク、皆さまはどのようにお過ごしですか?

私は松葉杖生活も、はや3ヶ月。
自力では出かけられないので、
以前より家で過ごすことが多くなっています。

何もすることが無いと(本当はあるんですが…)、
自分自身に問いかけることが増えるようになってきました。

そこで気づいたこと。

「この人は私に何をしてくれるだろう?」
「あの人はどうしたら○○になってくれるだろう?」
そう考えていると、イライラすることが多いということ。
相手に変わって欲しい、こうなって欲しいと期待していると
とても不満がたまるのです。

でも
「私はこの人に何をしてあげられるだろう?」
「私はどうやって貢献出来るだろう?」
そう考えると、イライラすることもなく、
自分の出来ること、アイディアが具体的に湧いてきて、
やる気が出てきます。

これは
「受け取り型の自分への問いかけ」と
「与える側の自分への問いかけ」という、
自分の立ち位置の違いだということに気づいたのです。

相手に期待しないわけでは無いけれど、
相手を自分の望むように変えることはとても難しい。

だから相手に、
「こうなって欲しい」とか「こうしてくれたら」ではなく、
「自分には何が出来るかな?」
というシンプルな問いかけをしてみることが、とても役に立つようです。

先日読んだ、ある本に
「鏡は先に笑いません。
自分が笑うから、鏡も笑うのです。」
という文章がありました。

そう、すべては自分への問いかけが決めているのです。

こうやって気づきを与えてくれる不便な松葉杖生活も
まんざら悪いことばかりでもないな、と思うのでした。(笑)

あなたは、自分にどんな問いかけをしていますか?




*************

こんにちは。共育コーチング研究会です。
本日は2つ、ご案内です。

1.【新基礎講座第6クール講座5のご案内】
2.【出張セミナープレゼントのご案内】

**********************************
1.◆新基礎講座第6クール講座5のご案内です◆
HPからのお申し込み受付を開始しました。

講座5:5月20日(日)9:15 〜 11:45
「新・基礎講座」は、コーチングの基礎的なことについて学ぶことができる実践的な講座です。
コーチングの基礎を知りたい方、日常生活の中でさまざまに活用したい方、以前学んだコーチング・スキルやコーチとしての在り方、背景となるマインドなどをもう一度チェックしたい方々のために企画されました。
プログラム内容は毎回変わるので、講座1〜6のどの回からでも参加が可能です。
今回のご案内は、第6クールの講座5です。
新たに参加される方も、以前他のプログラムに参加した方も歓迎いたします。

★第6クール講座5のテーマは、「相手が思わず行動したくなる伝え方・問いかけ」です。
相手の心に働きかけ、より深く考えて行動しようとする問いかけについて実践的に学んでいきます。
高校生以上の方ならどなたでもご参加いただけます。
内容等、ご不明な点は遠慮なくお問い合わせください。

開催概要
◆日時:講座5 5月20日(日)9:15〜11:45(受付9:00〜)
◆会場:東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、地下鉄表参道駅徒歩7分)
◆参加費:大人2,000円 学生1,000円(当日受付にて)
◆定員:20名(申込先着順)
◆お申込み:HPのお申し込みフォームより
 http://ciie.jp/
◆お問い合せ:HPのお問い合わせフォームより(担当:柳原)

次回の「新・基礎講座6-6」は、6月10日(日)東京ウィメンズプラザで開催予定
です。
内容など詳しくは、事前にホームページで確認してください。
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

**********************************
2.◆出張セミナープレゼントのご案内◆

共育コーチング研究会では、2001年設立よりこれまでに小・中・高校、PTA研修会などで10,000名を超える皆さまにコーチングをお伝えしてまいりました。
長年にわたるみなさまのご協力やご声援にメンバー一同、こころから感謝しております。

この感謝の気持ちを込め、2018年は、出前セミナーをプレゼントすることになりました。
うかがうコーチの講師料は不要です。(交通費等はご負担ください)
講師料の費用面でこれまで依頼を諦めていた皆さま、ぜひこの機会にご検討、ご計画ください。
開催予定日より2ヶ月以上の余裕を持ってご計画、ご連絡ください。

内容等の詳細は共育コーチング研究会HPをご覧いただき、ご興味がございましたら、HPのお問い合わせフォームより、ぜひお問い合わせください。
皆さまのご連絡、お問い合わせを心よりお待ちしています。
↓こちらから
http://ciie.jp/contents/1076/

今年も皆さまとたくさんお目にかかれることを楽しみにしています。

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共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
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2018年04月05日

『手段』と『目的』


本日の担当は山村です。

先日、ある先生から相談をうけました。

「けんかをした相手方の子と同じクラスになったら、うちの子が不登校になる
から、別のクラスにしてほしい。何なら辞めさせて欲しい。」
と保護者が言ってきた。

もちろん、この話を聞かせてくれた先生は、
このことが保護者の本意では無いことは理解しています。
それでも、攻められるように言われると、
「おたくのお子さんもけんかの原因を作っているんですよ!」
と、のど元まで出かかった言葉を押さえるのに必死だったと言います。

保護者の、「辞めさせて欲しい。」は子どものことを思い、いろいろと思い悩ん
できたからこそ出てきた一つの要望だと受け取ることが大事で、
本当に辞めさせることが出来るとは考えてはいないのだと思います。

学校には、保護者からの要望にはすべて応えられないという事情もあります。
なにせ、あちらをたてればこちらが立たずで、実現困難なことが多いのです。
なのでそれをそのまま保護者に伝えると、
「学校から拒否された。否定された。」と感じてしまうのです。

こんなときにはどう対応したらいいでしょうか?という先生からの相談でした。

こんな時には『手段・方法』ではなく、
保護者の『目的・思い』を中心にお聞きすることを私はしています。

この先生に、
「この保護者にこんなふうに聞いてみたらなんて答えると思いますか?」
と考えてもらいました。

「もし、その子と別のクラスになった、あるいは転校して、相手の子がいなくな
ると、お子さんにとってどんな良いことが起きそうだと、お母さんは(又はお父
さんは)お考えですか?」

先生はしばらく考えて…
「うちの子が安心して学校に通えるようになる。と答えると思います。」
と話されました。

そして、
「あ〜そう考えると、困った保護者ではなく、困っていらっしゃるんだなあと思
えますねえ。」

教師は「子どもが安心して学校に通えるようになって欲しい。」という親御さん
の要望には心から共感することが出来るのです。

保護者が要望される『手段』について聞いていると
「そんなこと言っても…」と否定したくなりますが、
もととなる『目的(思い)』について確認、同意が出来れば、
子どものために出来る手段を一つに決めてしまうのではなく、
また『手段』(方法)について出来る出来ないの話をするのではなく、
子どもが安心して過ごせる学校にするために何が出来るか、
それぞれの立場で協力して連携が出来そうです。

「『手段』はもちろんですが、その前に『目的』をしっかり聞いて、
お互いで確認することが大事だということですね。」
とその先生は気づかれていました。

コーチングでなくても、普段の会話の中でも、
相手の話の『目的』に意識を向けて、
質問をしてみることはとっても大事なことなのだと思います。


あなたは『手段』と『目的』をどのように区別して聞いていますか?


※守秘義務に配慮し、相談内容は主旨を変えない程度に変更して記載しています。


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◆新基礎講座第6クール講座4のご案内です◆
お申し込み受付を開始しました。

講座4:4月8日(日)9:15 〜 11:45
「新・基礎講座」は、コーチングの基礎的なことについて学ぶことができる実践的な講座です。
コーチングの基礎を知りたい方、日常生活の中でさまざまに活用したい方、以前学んだコーチング・スキルやコーチとしての在り方、背景となるマインドなどをもう一度チェックしたい方々のために企画されました。
プログラム内容は毎回変わるので、講座1〜6のどの回からでも参加が可能です。
今回のご案内は、第6クールの講座4です。
新たに参加される方も、以前他のプログラムに参加した方も歓迎いたします。

★第6クール講座4のテーマは、「 伝わる伝え方」です。
相手の受け取り方や行動を変えるために、工夫して伝えることについて実践的に学んでいきます。
高校生以上の方ならどなたでもご参加いただけます。
内容等、ご不明な点は遠慮なくお問い合わせください。

開催概要
◆日時:講座4 4月8日(日)9:15〜11:45(受付9:00〜)
◆会場:東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、地下鉄表参道駅徒歩7分)
◆参加費:大人2,000円 学生1,000円(当日受付にて)
◆定員:20名(申込先着順)
◆お申込み:HPのお申し込みフォームより
 http://ciie.jp/
◆お問い合せ:HPのお問い合わせフォームより(担当:柳原)

次回の「新・基礎講座6-5」は、5月20日(日)東京ウィメンズプラザで開催予定です。
内容など詳しくは、事前にホームページで確認してください。

みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

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共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
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2018年03月08日

ネガティブな感情を処理する方法

今日の担当は山村です。

早速ですが、3つの質問をします。
どうぞゆっくり考えてみてください。
ちょっとメモにとってみると良いでしょう。


質問1.
今日(又は最近)あなたの身の回りで起こった良いことは何ですか?

質問2.
心地良いなあ、嬉しいなあと感じたのは、何をしているときでしたか?

質問3.
ありがたいなあ、と感謝したときのことを思いだしてみてください。



以上、3つです。
いかがですか?

私たちはネガティブな出来事はよく覚えている傾向にあるようです。
覚えているというか、くよくよしてしまって、忘れられないことも多いですよね。
ネガティブな出来事からくる感情は、幸福度を下げ、
ストレスの原因にもなりがちです。

ネガティブな出来事そのもの(事実)は変えられませんが、
事実の受け取り方や感情は、
自分自身でコントロールすることが出来ることをご存じですか?

ネガティブな出来事の受け取り方や感情を中和する秘訣が、
先ほどの3つの質問です。
良かったことや受け取り方、そのとき感じた一瞬の感情は、
意識していないと案外忘れてしまうものなのです。


実は先日、足を骨折するという怪我を負いました。
慣れない松葉杖生活で日常がとても不便。
予想もしていなかったアクシデントに、
「どうしてこんなことになってしまったのだろう。」
「仕事は出来るのだろうか。」
「多くの方に迷惑をかけてしまう。」等々
ネガティブな感情に押しつぶされそうになり、途方にくれていました。

そこで、この3つの質問を毎日、自分自身にしてみたのです。

例えばある日の質問の答え

質問1
今日は夫が買い物へ行ってくれた。
そして大好きなケーキを、わざわざ遠回りをして買ってきてくれたこと。

質問2
具合が悪く早退することになった生徒に「お大事に」と声をかけたら
「先生もお大事にしてくださいね。」と笑顔で優しく声をかけられた。
普段は無愛想で「ツン」とした感じの生徒だったので、
「あ〜こんなふうに優しいところもある生徒だったんだなあ。
今までこの生徒の良さに気づいていなかったなあ。」と実感できたこと。

質問3
先に入った方が、松葉杖の私を気遣ってドアを開けて待ってくれていたこと。
こんなささやかな一つの好意がとても嬉しい。


足を骨折することは不便で、とても痛い出来事だったけれど、
意識してこの3つの質問の答えを日常の中に探すことで、
周りの人の小さな気遣いや言葉かけ、行動が、
「怪我をしてしまった」
というネガティブな出来事だけに意識を向けるのでは無く、
幸せな体験を気づかせるきっかけになっていると思うのです。

ネガティブな出来事は消せないけれど、
わき起こるネガティブ感情を、
得られた小さなポジティブな出来事を意識することで、
心の中でちょっとずつ薄めていくイメージです。


毎日この質問を自分自身に投げかけることで、
ストレスを中和し、心地よい感情体験をつくり出しています。
嫌な出来事があっても、なくても、よかったら試してみてくださいね。


あなたはネガティブな感情をどう処理していますか?


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新基礎講座第6クール講座3のご案内です。

講座3:2018年3月11日(日)9:15 〜 11:45

「新・基礎講座」は、有効なコミュニケーション手法の一つであるコーチングンの
基礎的なことについて学ぶことができる実践的な講座です。
コーチングの基礎を知りたい方、日常生活の中でさまざまに活用したい方、
以前学んだコーチング・スキルやコーチとしての在り方、背景となるマインドなどを
もう一度チェックしたい方のために企画されたセミナーです。

以前の「基礎講座」を進化させ、座学的な憶えるだけの研修ではなく、具体的な事例、
コーチとしての在り方や考え方もお伝えできるように、ロールプレイや体験のシェアなどを
まじえた実践的・体験的なプログラムを提供して、わかりやすくてすぐ使えるようになる
研修をめざしています。

コーチングを学び始めたばかりの方にとってはもちろん、すでに学んだ方にとっても
これまで身につけたことを再度見直すよい機会になります。

新・基礎講座は1クール6回構成(1〜6)で、今年は原則として毎月1回で
今年は2クールを実施する予定です。参加者やプログラム内容は毎回変わるので、
講座の1〜6回のどの回にも自由に、何度でも参加できます。

★今回のご案内は、第6クールの講座3です。新たに参加される方も、以前他のプログラム
 に参加した方も歓迎いたします。今回予定しているテーマは
 「 あなたのコミュニケーションスタイルは? 」
 人は誰もその人らしいコミュニケーションの形を持っていて、
 日々そのやり方だけを使う人が大半だと言われています。
 自分や相手のコミュニケーションスタイルがわかり、
 それに応じた関わりができるようになると、毎日のストレスが軽減したり、
 関わり方が良いほうに変わります。人間関係を改善することに約立つ、
 すぐに使える有効な学びになるはずです。

★これまでこの新・基礎講座に参加した方からは、
 以下のようなことに役立ったと感想をいただいています。
 ・子どもや人との関わりが良くなりました。
 ・以前より、誰の話も落ち着いて聞けるようになりました。
 ・自分のコミュニケーションのとり方の傾向が分かりました。
 ・ものごとの捉え方のレパートリーが広がりました。
 ・相手と自分の関係性を深く理解できるようになりました。


高校生以上の方ならどなたでもご参加いただけます。
☆★ どうぞ、お気軽にご参加ください ★☆

なお、今後の実施予定は、以下の通りです。
「新・基礎講座6−4」は、4月8日の日曜日に東京ウィメンズプラザで、
「新・基礎講座6−5」は、5月13日の日曜日に東京ウィメンズプラザで、
実施予定です。内容など詳しくは、事前にホームページで確認してください。

みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

開催概要
◆日時:講座3 3月11日(日)9:15〜11:45(受付9:00〜)
◆会場:東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、地下鉄表参道駅徒歩7分)
◆参加費:大人2,000円 学生1,000円(当日受付にてお支払ください)
◆定員:20名(申込先着順)
◆お申込み:HPのお申し込みフォームからエントリーをお願いします
 http://ciie.jp/
◆お問い合せ:HPのお問い合わせフォームから送信をお願いします
(担当:川本)


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2018年02月08日

「すみません」と「ありがとう」

今日の担当は山村です。

先日、若い先生が保護者からの電話を受けていました。
話の内容はわかりませんでしたが、
電話越しに「すみません」と何度も謝っていた様子を耳にしていました。

電話を終えた後、
「何かトラブルがあったかな?大丈夫?」とその先生に聞いてみました。
「いえ、トラブルではないです。保護者の思いというか、こうして欲しいということを聞いていました。」と答えてくれました。

「そうだったのね。先生が、電話口で「すみません」と10回言っていたから、何かトラブルかと思って心配したよ。」と伝えました。

「え、10回も言っていましたか!言われてみれば確かに、「すみません」って何度も言っていましたね。謝っているつもりはなかったのだけど、そうかあ。「すみません」は確かに謝っている感じもしますねえ。」

「うん、先生は「わざわざ連絡をくださってありがとうございます。」っていうお礼を伝えたかったのだろうね。「すみません」って言いがちだけど、「ありがとうございます。」のほうが保護者も安心するかもしれないなあと私は感じたよ。」と伝えました。

若い先生は「今度は「すみません」と「ありがとう」の違いを意識して使ってみます!」と笑顔で答えてくれました。


日本語では、実にさまざまな場面で「すみません」が使われます。
お礼を言うとき、
何かをお願いするとき、
声をかける時、
席を外すとき。
軽く謝る場面でも真剣に謝る場面でも使われます。
一般的にこちらに非がある場合には丁寧に低姿勢で、「すみません」を使います。

私自身は自分に非が無いならば出来れば「すみません」は使わないで、
「ありがとうございます」と伝えることを意識するようにしています。

「すみません」のニュアンスは『自己否定・他者肯定(I am not OK. You are OK.)』
「ありがとう」には『自他肯定 (I am OK. You are OK.)』

「すみません」には自分に少し非があり、相手は正しい。
日本人特有のへりくだる感じもあるかもしれません。
そして「ありがとう」は自分に非があるわけではなく、相手も正しいという対等な関係性を感じます。

「ありがとう」のほうが相手との協力を引き寄せる感じがしませんか?
些細なことかもしれませんが、私の中ではこんな違いがあるのです。

「すみません」という日本語は便利なものです。
便利で万能な表現であるだけに、意思疎通のさまたげにならないよう、気を付けて使う必要があるかもしれないなと感じた出来事でした。

コーチはこんなふうに相手が普段なにげなく使っている言葉にも意識を向けているのです。


あなたは何か意識して使っている言葉はありますか?


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新基礎講座第6クール講座2のご案内です。

講座2:2018年2月18日(日)9:15 〜 11:45

「新・基礎講座」は、有効なコミュニケーション手法の一つであるコーチングンの
基礎的なことについて学ぶことができる実践的な講座です。
コーチングの基礎を知りたい方、日常生活の中でさまざまに活用したい方、
以前学んだコーチング・スキルやコーチとしての在り方、背景となるマインドなどを
もう一度チェックしたい方のために企画されたセミナーです。

以前の「基礎講座」を進化させ、座学的な憶えるだけの研修ではなく、具体的な事例、
コーチとしての在り方や考え方もお伝えできるように、ロールプレイや体験のシェアなどを
まじえた実践的・体験的なプログラムを提供して、わかりやすくてすぐ使えるようになる
研修をめざしています。

コーチングを学び始めたばかりの方にとってはもちろん、すでに学んだ方にとっても
これまで身につけたことを再度見直すよい機会になります。

新・基礎講座は1クール6回構成(1〜6)で、今年は原則として毎月1回で
今年は2クールを実施する予定です。参加者やプログラム内容は毎回変わるので、
講座の1〜6回のどの回にも自由に、何度でも参加できます。

★今回のご案内は、第6クールの講座2です。新たに参加される方も、以前他のプログラム
 に参加した方も歓迎いたします。今回予定しているテーマは
 「 コーチングの基礎2 〜 あなたはキャッチボールが上手ですか?(仮題) 」
 と題して、基礎の基礎について深めます。今回も会話事例やあなたの人との関わり方の
 課題等を題材として活用し、さまざまな展開方法で、基礎的なスキルの使い方や
 考え方などを学ぶ実践的なプログラムです。

★これまでこの新・基礎講座に参加した方からは、
 以下のようなことに役立ったと感想をいただいています。
 ・子どもや人との関わりが良くなりました。
 ・以前より、誰の話も落ち着いて聞けるようになりました。
 ・自分のコミュニケーションのとり方の傾向が分かりました。
 ・ものごとの捉え方のレパートリーが広がりました。
 ・相手と自分の関係性を深く理解できるようになりました。


高校生以上の方ならどなたでもご参加いただけます。
☆★ どうぞ、お気軽にご参加ください ★☆

なお、今後の実施予定は、以下の通りです。
「新・基礎講座6−3」は、3月11日の日曜日に東京ウィメンズプラザで、
「新・基礎講座6−4」は、4月8日の日曜日に東京ウィメンズプラザで実施
予定です。内容など詳しくは、事前にホームページで確認してください。

みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

開催概要
◆日時:講座2 2月18日(日)9:15〜11:45(受付9:00〜)
◆会場:東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、地下鉄表参道駅徒歩7分)
◆参加費:大人2,000円 学生1,000円(当日受付にてお支払ください)
◆定員:20名(申込先着順)
◆お申込み:HPのお申し込みフォームからエントリーをお願いします
 http://ciie.jp/
◆お問い合せ:HPのお問い合わせフォームから送信をお願いします
(担当:川本)


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共育コーチング研究会
http://ciie.jp/
info@ciie.jp
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2018年01月04日

人生には午前と午後がある

今日の担当は山村です。

「人生には午前と午後がある」
このことを最初に言ったのは心理学者のユングだと言われています。

平成27年の日本人の平均寿命は
女性86.99歳
男性80.75歳
ということなので、個人差はありますが、
人生を1日24時間に置き換えると、
20歳〜25歳くらいで「午前6時」
40歳〜45歳くらいで「人生の正午」
60歳〜65歳くらいで「午後6時」にさしかかる計算になります。

あなたは今、人生の何時ぐらいを生きていますか?

例えば午前中は、太陽が勢いよく昇っていく時間帯。
勉強や仕事を頑張ったり、家族をつくって子どもを育てるなど
何かを達成するために頑張るイメージです。

そして午後は、穏やかなイメージもありますが、
午前中と同じ生き方をしていくわけにはいかない、
「自分自身について」「これからの生き方について」
真剣に考えることを迫られる時期ではないでしょうか?

人生の正午を迎える40代半ばぐらいになると
「このままで良いのかな?」とふと立ち止まって考えることが多くなるようです。

私自身も「人生の午後」を生きる年代となって、
目標に向かって何かを達成するためだけではない、
生き方の質的な転換を考える時期になっていることを感じています。
質的な転換というのは「人生の意味とは?使命とは?」のような自分自身の内面
に向けて問うことです。

パーソナルファウンデーションを扱っていると
「人生の意味・使命」や「自分のありかた」について考える場面がたくさんあります。
「人生の午後」を生きるためにもコーチングは役にたっているようです。

コーチングのスキルにばかり注目が集まっているように感じますが、
コーチングの肝は「ありかた」だと思います。

「ありかた」を学ぶには「人生の午後」がおすすめです。
あなたも、私たちと一緒にコーチングを学んでみませんか?

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新基礎講座第6クール講座1のご案内です。
いよいよ今年最後の講座のご案内となります。
本日より、お申し込み受付を開始しました。

講座1:2018年1月14日(日)9:15 〜 11:45

「新・基礎講座」は、コーチングの基礎的なこと(スキルやマインドなど)
について学ぶことができる実践的な講座です。
コーチングの基礎を知りたい方、以前学んだコーチング・スキルやコーチ
としての在り方などをもう一度チェックしたい方々におすすめです。

★第6クール講座1のテーマは「 コーチングの基礎1 〜 これが大切なベストスキルだ! 」
 と題して、コーチの基礎について深めます。今回も会話事例やあなたの抱えている
 関わり方の課題等を題材として活用し、さまざまな展開方法で、基礎的なスキルの使い方や
 考え方などを学ぶ実践的なプログラムです。

★これまでこの新・基礎講座に参加した方からは、
 以下のようなことに役立ったと感想をいただいています。
 ・子どもや人との関わりが良くなりました・
 ・以前より、誰の話も落ち着いて聞けるようになりました。
 ・自分のコミュニケーションのとり方の傾向が分かりました。
 ・ものごとの捉え方のレパートリーが広がりました。
 ・相手と自分の関係性を深く理解できるようになりました。


高校生以上の方ならどなたでもご参加いただけます。

開催概要
◆日時:講座1 1月14日(日)9:15〜11:45(受付9:00〜)
◆会場:東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、地下鉄表参道駅徒歩7分)
◆参加費:大人2,000円 学生1,000円(当日受付にて)
◆定員:20名(申込先着順)
◆お申込み:HPのお申し込みフォームからエントリーをお願いします
 http://ciie.jp/
◆お問い合せ:HPのお問い合わせフォームから送信をお願いします
(担当:川本)

「新・基礎講座6-2」は平成30年2月18日(日)に東京ウィメンズプラザで実施予定です。
時間や内容など詳しくは、事前にホームページでご確認ください。

みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

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2017年11月23日

自分と向き合う時間

今日の担当は山村です。

生徒と話をしていてビックリしたことがあります。
それは…
『お風呂に入るときにもスマホを持って入っている!』ということです。

どうやら食事中やトイレに入っているとき、
寝る間際までスマホを使っているようです。

今どきのスマホは防水仕様なの?という驚きではありません!

「だって先生、
ラインが来たらすぐに返信しなくちゃだし、
お風呂に入っているときに話(ライン上で)が進んでいたら、
話しについて行けなくなっちゃうでしょ。」

「スマホがあれば、
お風呂に入りながら音楽を聴いたり、
YouTubeも観られるし、
私はやらないけど、(笑)アプリで勉強だって出来るんだよ。」
ということらしいのです。

つまり、食事中であってもお風呂に入っていても
SNSを使った友達とのコミュニケーションに気を遣わなくてはならない、
音楽を聴いたり、
YouTubeを観たい、
やらないけど(!)勉強もできる、ということなんですね。

私自身は、お風呂に入るときぐらい
一人でボ〜っとしたいタイプなので、驚きでした。

友達にどう思われているか気になるから、
学校で一緒に居るときだけでなく、
家でもちゃんとSNSでつながっていたい。
人気の動画や音楽の情報に乗り遅れないように観なくてはならない。

楽しんでそれをやっているというより、
『スマホ不使用恐怖症』と言っても良いような、
スマホを持っていないことに恐怖を感じて使い続け、
家でも一人になる時間を持てていないような感じがしました。

それが良い悪いということではなく、
SNSを使ったコミュニケーションをとることに
一時的に夢中になっているのなら、
まあ、そういう時期もあるよね、とも思います。

それでも私は、生徒たちに
「自分とだけ向き合う時間も毎日の中で少し持って欲しいなあ。」
ということを伝えました。

ちょっとスマホを手放して、
「今日はこんなことがあったなあ。
そのとき自分はこうしたけど、本当にあれで良かったのかなあ。」とか
「明日は何をしようかな?」とか
「あんなふうに言われたけど、あれはどういう意味で言ったのかなあ。」とか
緊急でも何でもないけど、
自分と対話をする時間を持って欲しいなあという私の思いを伝えました。

実は、3年生との推薦入試やAO入試の面接練習をしていて、
自分の体験や思いを言葉で相手に伝えることが苦手が生徒が増えてきているよう
に感じていたからです。
そして、それはスマホ使用時間増加率と比例しているような感じがするからです。
緊急では無いけれど、自分と向き合う重要な時間が不足しているように感じてな
りません。

だからこそ、一日5分、いや3分でも良いから、
「自分が今、何を考えているのか。」
「その出来事をどう感じたか。」
「これからどうしたいのか。」
「自分はどうしてそう思っているのか。」
というような自分との対話の時間をつくることの大切さを伝えてみました。

その生徒たちは1年生だったからか、
頭から?(ハテナ)がたくさん出ていたけれど、
「あのとき先生が言っていたことはこういうことだったのかなあ…。」
と、いつか思い出してくれると良いなあと思っています。

ご家庭でスマホの使い方について、
ルールを決めることも大事なことなのかもしれませんし、
高校生が自分と向き合うことができるようなような質問が出てくる
スマホのアプリ開発でもした方が早いのかしら?(笑)
そんなことも考えてしまいます。


緊急では無いけれど重要なこと。
あなたは自分と向き合う時間を一日の中でどのくらい意識して作っていますか?

**********************************
新基礎講座第5クール講座6のご案内です。
いよいよ今年最後の講座のご案内となります。
本日より、お申し込み受付を開始しました。

講座6:2017年11月26日(日)9:15 〜 11:45

「新・基礎講座」は、コーチングの基礎的なこと(スキルやマインドなど)について学ぶことができる実践的な講座です。
コーチングの基礎を知りたい方、以前学んだコーチング・スキルやコーチとしての在り方などをもう一度チェックしたい方々におすすめです。

★第5クール講座6のテーマは「 コーチってどんな人 〜 コーチの基礎・基本的な在り方 」
と題して、コーチのファウンデーション(基盤)について深めます。
けっこう、興味深いと思います。
高校生以上の方ならどなたでもご参加いただけます。

開催概要
◆日時:講座6 11月26日(日)9:15〜11:45(受付9:00〜)
◆会場:東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、地下鉄表参道駅徒歩7分)
◆参加費:大人2,000円 学生1,000円(当日受付にて)
◆定員:20名(申込先着順)
◆お申込み:HPのお申し込みフォームからエントリーをお願いします
 http://ciie.jp/
◆お問い合せ:HPのお問い合わせフォームから送信をお願いします
(担当:川本)

新しいクールとなる、「新・基礎講座6-1」は来年、
平成30年1月14日(日)に東京ウィメンズプラザで開催予定です。
時間や内容など詳しくは、事前にホームページでご確認ください。

みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

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2017年10月12日

『高校生』という年代

今日の担当は山村です。

皆さんは、『高校生』という年代を、どう扱っているでしょうか?
大人として?それとも子どもとして扱っていますか?

生徒と話をしていて、ときどき、ふと思うのです。
『高校生』は家庭の中で、
『子ども』というポジションをとれているのだろうか?と。

先日話をしていた生徒は、こんなことを話していました。
「親は、もう高校生なんだから自分で決めなさい。と言うけれど、
いざ決めようとすると、うちにはお金が無いんだから、
ちゃんとそういうことも考えてちょうだいと。
先生、自分で決めて良いの?
それとも親の言うとおりにしたほうが良いの?」と。

それぞれ家庭の事情は違っても、
高校生が外的な環境から与えられた課題(困難)に、
逃げ場なく生活している様子を感じます。
そして、それに悩んでいる場面に出会います。

高校は「学校」という枠を使って、
一律に関わりを持つことが出来る最後のチャンスです。
そして、高校卒業時に人生が決まるわけでは無いけれど、
高校卒業時にはすべての生徒が人生の大きな選択を迫られることは確かだと。

そういう高校生に「これからどう生きていくのか」のサポートをすることの重要
性を常に感じています。

サポートを受ける側の高校生であるこの生徒の状況は?
高校生であるこの生徒にどんなニーズがあるのだろうか?
サポートの方法は?
サポートする側(私)に必要な能力は?

いつも頭の中はフル回転です。(笑)

高校生という『子ども』から『大人』への年代に、
自己成長を目指して一緒に悩む時間を共有すること、
理想とするモデルを引き出して、それに向かってコーチすることが、
私が今一番、力を入れてやっていることかもしれません。

そのためにも「コーチング」のスキルやマインドを、
仲間と一緒に学び続けていきたいと思ってます。

あなたは『高校生』は大人だと思いますか?子どもだと思いますか?





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2017年08月28日

『パーソナル・ファウンデーション(自己基盤を整える)』

今日の担当は山村です。

プロのスポーツ選手は技術面だけでなく、
普段から食事(栄養面)や睡眠、休養の取り方、筋肉トレーニングやメンタルを
強化することなど、直接そのスポーツとは関係のない、
見えない部分のケアやトレーニングを欠かしません。
目標達成のためには「ファウンデーション(基礎・土台)」の強化が大事だと
意識されているからだと思います。

コーチングは、クライアントの手に入れたい目標達成を、
早く、効率よく実現させるための一つの手段です。
クライアントのパフォーマンスを上げ、よりよい状態に保つため、
コーチはいろんなスキルや戦略を持ってクライアントにかかわります。
『パーソナル・ファウンデーション(自己基盤を整える)』に取り組むことも
戦略の一つです。


この夏、教育関係者むけにこの『パーソナル・ファウンデーション』をご紹介す
るセミナーを開催しました。
コーチングのセミナーというと、スキルの習得が多い傾向がありますが、
自分自身との向き合い方、自分自身のあり方をテーマに、
教育現場で『パーソナル・ファウンデーション』の要素をどう実践に活用してい
くか考える一日となりました。

『パーソナル・ファウンデーション』は半年〜数年かけて取り組むプログラムです。
一日セミナーはほんの入り口をのぞく体験です。その一つをご紹介しましょう。


Q.紙とペンを用意してください。

『皆さんは今、どんなやらなければならないこと、やろうと思ってやっていないこと、
気がかりになっていることがありますか?
例えば、自分自身の身の回りの環境や健康に関すること、人間関係や仕事、
お金に関することなどを振り返って20個以上、書き出してみましょう。』


・机の上が散らかっているのを片付けたい
・睡眠時間を毎日7時間はとりたい
・返事を出していないメール(手紙)がある
・しばらく連絡を取っていない友人がいる
・毎月貯金をしたいと思っている
・書き上げて提出したい書類がある
・気になるところがあるのだけど歯科医院へ行っていない など


書き出してみて、どんな感じがしますか?
書きながら何か気づいたことはありますか?

私たちは時間に追われていたり、人間関係で傷ついていたり、健康に不安があっ
たり、お金に関する心配ごとがあると、なんだか気分が重くなります。
そして本当に大事な自分自身の心の声が聞けなくなります。
自分の声だけでなく、相手の、家族の話を聞けなくなることも多いようです。

家族や友人に
「あんなに怒らなければ良かった。」
「余計な一言を言ってしまった。」
後で気づくのだけど、こんなふうに思うことがありませんか?

自分自身の気がかりに気づき、これを少しでも減らすよう行動することで、
少し余裕が出来ます。
余裕が出来ると、今より少しは相手の話が聞けるようになるようです。
そして気がかりが減ると、「こんなことやってみよう!」というやる気も出てく
るようです。

私は学生の頃、試験前になるとよく「部屋の掃除」をしたくなりました。
もちろん勉強への取りかかりは遅くなり、勉強時間は少なくなるのですが、
部屋が片付くと、俄然勉強をする気になるのですよね。(笑)
気がかり(部屋が散らかっていること)が足かせになって、どうやらやる気を出
しにくくしていたようです。
(だったらいつも綺麗にしておけばよいと昔の自分に言ってやりたい!)

なので、「やる気が出ない…。」と相談に来る生徒に
「何か気がかりなこと、やろうと思ってやっていないことは無い?」
と聞くことがあります。
そして、昔の自分に言うかわりに、生徒に部屋の掃除をリクエストすることがあります。
こんな小さなことですが、結構効果(!)があるんですよ。


Q.『あなたが書き出した、やろうと思ってやっていないこと、気がかりのうち、
この3日間で片付けられることがあるとしたら、どれですか?』


『パーソナル・ファウンデーション』のプログラムで自分の状態をチェックし、
気づき、メンテナンスしていくことは、遠回りのように感じても、
実は目標に向かう近道なのだということを
皆さんにも少しでも体験して欲しいなと思っています。


パーソナルファウンデーションにご興味のある方は、
まず新基礎講座でコーチングの基礎を学んでください。

いつかあなたと『パーソナル・ファウンデーション』について
話してみたいですね。






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2017年07月13日

メンタルヘルスに役立つこと

今日の担当は山村です。

先日職場でメンタルヘルスの研修がありました。
教員のメンタルヘルスを専門にされている大学教授の研修でした。

冒頭でその先生が、
「人の話を聞くことには、限度(リミット)があります。
自分自身に余裕がなかったり、他の問題を抱えていると
どんなに努力をしても、また、どんなに高い技術を持っていたとしても、
それだけでは生徒や保護者の話は聞けません。
私も長い間、先生方のカウンセリングをしていますけど、
自分もお金を払って、定期的に時間を作り、
医者やカウンセラーに話を聞いてもらっています。」
ということをお話されました。

私は「うん、そうだよね。と思いながら聞き流しそうだったのですが、
なんと、会場にいた先生方の多くは
「えぇ〜!」と驚き、ドヤドヤと反応したのです。

大学教授であっても、人の話を聞くために、
自分自身のためにお金をはらって時間をつくって話を聞いてもらうのか!!!
とびっくりされたようなのです。

その先生方の反応に、私がビックリしてしまいました。(笑)

コーチングやカウンセリングなど、一般的に対人援助職をしている者にとっては、
ケースについての方針などについてフィードバックしていただいたり、
自分自身の状態を万全にしておくために、
自分で、専門家にお金を支払って時間を作って話を聞いてもらうことは、
至極当たり前のことです。
しかし振り返ってみれば、教育の現場では、なかなかそういうことはありません
でした。

同僚や家族、友人などに愚痴をこぼしたりできたとしても、一時のこと。
保護者からクレームともとれる電話が入ったり、
忙しいときに限って、問題を起こす生徒がいたりと
日々、気が休まるときがありません。
先生方も時々、安全で安心できる人間関係の中で、
吐き出さなければやってはいけません。

メンタルに困難を抱える先生には、まじめで趣味が無い方が多いそうです。
(もちろん全員ではありません。)
先生は、学校と家庭という狭い世界のみで生活をしていてはだめで、
意識して、もう一つ、趣味や特技で学校以外の世界を持ちなさいと
その大学教授は勧めていました。

ところでこの研修後、何人かの同僚から
「先生もお金を払って専門家に聞いてもらっているの?」と聞かれました。
「もちろん!この勉強を始めた時からずっとそうですよ。」と答えたら、
再び驚かれました。
で、いくらぐらいなのか、どのくらいの頻度でどういう話をするのか…とか、
質問ぜめにあいました。(笑)

そうかあ。先生方にとっては、お金を払って、自分の話を聞いてもらうって、
あたりまえのことじゃなかったんだ!
先生って、他の人に弱みを見せない(見せることは恥ずかしい)と思っているこ
とも多いのかもしれないなあ…。
そんなことに今頃気づいたのでした。

専門家に定期的に話を聞いていただくことの他に、
私がコーチングを勉強して、いろんな職業のユニークな方々が参加している、
この共育コーチング研究会という、
家庭と学校とは別の場所で活動していることは、
自分のメンタルヘルスのためにも役に立っているんだな。
そんなことをあらためて実感できた研修でした。

コーチングを学ぶこと、
コーチングを教育に生かすこと、
コーチングをもっと広めていきたいと活動することは、
自分のメンタルヘルスのためにも役立ちます!

相手の話を聞くために自分の状態を万全にするってどんなことだろう?とか、
自分は仕事以外に趣味が無いかもしれないなあ、とお感じになられた先生で、
コーチングにご興味をお持ちの先生がいらっしゃったら、
一度研究会のセミナーにいらしてみませんか?

8月13日(日)に先生におすすめのセミナーがあります。
コーチングの基礎程度を終了している先生方を対象としていますが、
初心者でも事前にフォローをいたしますので、ぜひご相談くださいね。

詳細はHPからどうぞ。→http://ciie.jp/


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教師のためのコーチング講座
  『パーソナル・ファウンデーション 〜自己基盤を整える(基礎編)〜』

  コーチングの基本スキルを学んでいる先生向けに、
  パーソナル・ファウンデーション(自己基盤)の理解を深め、
  実践するためのヒントを持ち帰っていただく体験型のセミナーです。
  普段の教育活動やコーチングの中にパーソナル・ファウンデーション(自己基盤)
  の視点を取り入れることに興味関心がある先生におススメです。

   開催日:2017年8月13日(日)10:00〜16:00
   内 容:(1) パーソナル・ファウンデーションの理解(講義+ワークショップ)
       (2) ワールドカフェ(形式)による意見交換
       (3) 実践にどう取り入れていくか(コーチング)
   会 場:東京ウィメンズプラザ 第2会議室
   対 象:教師および教育関係者でコーチングの基礎(聴く・承認・質問程度)
       のセミナーを受講して、教育現場で実践している方
       ※未履修の方は6/18、7/9に新基礎講座がありますので
        受講してからお申し込みください。
   参加費:3,000 円(定員24名)
   問い合わせ:ciie.teacher@gmail.com(担当:山村)

  詳細・お申し込みはHP http://www.ciie.jpからお願いいたします。
  
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2017年05月29日

『人間力』を高めるために

今日の担当は山村です。

子どもたちの「生きる力」を育むには、
その要素となる「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の
「知・徳・体」をバランスよく育てることが大切と、
学習指導要領で述べられています。

ところで、大人自身の「生きる力」はどうでしょう?
この「生きる力」を育てる大人(保護者や教師)たちに求められているのは、
教育技術ももちろんですが、
それ以上に私たちの「人間力」ではないかと思います。

授業はわかりやすくて上手でも、生徒がまったくその先生の授業に集中せず、勉
強しないという場面に出会うことがあります。
同僚からは仕事がおそいなあ…思われていても、生徒にはとても人気があったり、
卒業生から慕われている先生もいます。

子どもたちはその先生の教育技術だけではなく、
実は「人間力」を見ているのかも知れません。

子どもたちを育てる大人に「人間力」がなければ、
子どもの「生きる力」を育てることなど出来ないと思うのは私だけではないでしょ
う。

子どもたちに
「こんな人になりたいな」
「素敵な人だなあ」
「かっこいい!」
とちょっとでも思ってもらえているでしょうか?

私たち大人が人間として成長し、
幸せを感じていなければ(感じる努力をしていなければ)
子どもたちを支え、育てることは難しいですよね。

では、「人間力」を高めるにはどうしたらいいか。
その方法の一つとして、
コーチングの「パーソナル・ファウンデーション(自己基盤)」に取り組むことと考えています。

私自身、コーチングを学んでいく過程で、
『パーソナル・ファウンデーション』というプログラムを受けてきました。
これは自己基盤を整えていくためのプログラムで、
自分自身の生活習慣(時間、食事、運動など)や物事の選択の仕方(人間関係、
仕事、お金など)で大きな変化を手に入れました。
「人間力」を高めるために避けて通れないものだと感じてます。

自分自身の身の回りの環境を立ち止まって観てみる。
未完了と感じていることや妥協していることをリストアップして片付ける。
人に頼めるものは頼み、
仕組みや行動をシンプルにする。
自分が振り回されやすいものに気づき、
それを満たす方法を考える。など

気がかりになるものを整理していくと、
とてもすっきりした気持ちでやる気とモチベーションがアップします。
また、自分への信頼感が高まるので、
発言力・行動力・責任感もアップします。

その結果、目標達成が容易にできるようになり、
コーチングの成果が早く確実に現れるようになります。

生活をシンプルにして自己基盤を整えることで、
自分自身の「本質」が見えてくるかんじです。

この夏、先生向けにこの『パーソナル・ファウンデーション(基礎編)』
の1日セミナーを企画しています。

ご自身の「人間力」をアップさせようと思っている先生方、
子どもたちの「生きる力」を育みたいと思っている先生方、
どうぞ、こまめにHP http://ciie.jp/ をチェックしてみてくださいね。

皆さまとお目にかかれることを楽しみにしています。


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2017年6月18日(日)9:15〜11:45
新・基礎講座4-6のご案内
「コーチってどんな人 〜コーチの基盤・基本的な在り方はこれだ〜」

「新・基礎講座」は、コーチングの基礎的なこと(スキルやマインドなど)
について知り、学ぶことができる講座です。
コーチングの基礎を知りたい方、以前学んだコーチング・スキルなどを
もう一度チェックしたい方々のために企画されたセミナーです。
昨年実施した「基礎講座」を進化させ、座学的な憶える研修ではなく、
具体的な事例、コーチとしての在り方や考え方もお伝えできるように
実践的なプログラムを提供しようと考えています。
コーチングを学び始めたばかりの方にとってはもちろん、すでに学んだ方にとっても
これまで身につけたことを再度見直すよい機会になります。
新・基礎講座は1クール6回構成(1〜6)で、
今年も原則として毎月1回で2クールを実施する予定です。
講座の1〜6回に自由に、何度でも参加できます。
詳しい内容等については、講座の中でお伝えしていきます。

★今回は、第4クールの講座6です。
新たに参加される方も、以前他のプログラムに参加した方も歓迎いたします。
今回予定しているテーマは、「コーチってどんな人 〜コーチの基盤・基本的な在り方はこれだ〜」

今回も具体的な会話事例等を使って、さまざまな展開方法で、
コーチングスキルの使い方や考え方を学ぶ実践的なプログラムです。

なお、前回4-5の参加者は3名で、新しい内容・展開に、終了後のアンケートから
「とても満足」という評価をたくさんいただきました。

高校生以上の方ならどなたでもご参加いただけます。
☆★ どうぞ、お気軽にご参加ください ★☆


開催概要
◆日時:6月18日(日)9:15〜11:45 受付開始9:00より
◆会場    :東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、地下鉄表参道駅徒歩7分)
◆参加費:大人2,000円 学生1,000円(当日受付にてお支払いください)
◆定員:20名(申込先着順)
◆お申込み:HPからエントリーをお願いします
 http://ciie.jp/
◆お問い合せ:HPから送信をお願いします(担当:川本)

なお、今後の「新・基礎講座5−1」は7月9日(日) 9:15〜11:45に
      「新・基礎講座5−2」は8月20日(日) 9:15〜11:45に
東京ウイメンズプラザで実施予定です。
詳しくは、ホームページで確認してください。
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2017年04月13日

信頼関係を築くための4つのコツ


今日の担当は山村です。

新学期、様々な生徒との出会いがあります。
そして「ちょっと気になる」「困ったなあ」と思ったときに何と声をかけて良い
か迷うことがあります。
高校生ぐらいになると自分から「相談したい」とやってくる生徒はとても少ない
です。
また相談に来て欲しい生徒ほど相談には来ないものです。
そういう場合、待つだけではなく積極的に担任から声をかけるということが問題
を早く見つけ小さいうちに対処する一つの手だてと感じています。

声をかけてもその時には「別に・・・」とか「何でもありません」と答えるかも
しれません。
しかし内心では
「先生は分かってくれているんだ」
「よく見ていてくれているんだ」という気持ちになっていることもあるのです。
(私自身は後で生徒にこう言われることがよくあります。)

そのためにはまず生徒が何を言いたいのか「よく聞くこと」(耳を傾けること)。
その上で何か言ってあげることがあったら伝える。
その場合でも決して説教にならないように配慮したいものです。

まずは、信頼関係を築くことからスタートです。
私が心がけている信頼関係を築くための4つのコツをご紹介します。

1.話しているときに生徒が何をいいたいのか分からなくなったとき
→ポイントを繰り返して言う。
 そしてさらに発言を促す言葉かけをする。

例:「今まであなたが言ったことは・・・ということだね。
   それでどうしたいのか、もう少し説明してくれる?」


2.生徒の言いたいことは分かったが叶えてあげることは出来ないとき
→気持ちは理解できるということを伝える。
 その上で出来ないことの理由を説明し、生徒の考えを聞く。
 気持ちと事実の区別をする。

例:「あなたの言いたいこと、気持ちは○○なんだね。
   気持ちはよく分かったけれどそれをかなえることは無理だよ。
   それは○○だからだよ。あなたはこれについてどんなふうに感じる?」


3.生徒の言い分はおかしいと叱りたくなったとき
→「Iメッセージ」「私は」で始まるメッセージを伝える。
「YOUメッセージ」「あなたは」で始まるメッセージは相手を非難・批判するように伝わる場合が多い。

例:「先生はそのことは了解出来ない。
   今はこれ以上聞いても同じ事だからまた別の機会に話すことにしない?」
   (その場で次に話す時間を決め、お互い冷却期間をおく)


4.生徒の言い分は分かったけれど、どう話してたらいいか分からないとき
→まず生徒の発言を大切にしている、受け取ったということが伝われば良い。

例:「あなたの話はよく分かったけど、今先生にはなんと答えたらいいかわかりません。
   考えておきたいので(あるいは調べたいので)後でもう一度話しをしよう?」
   (次に話す時間を決める)


生徒と先生を子どもとお父さん・お母さんに読み替えても使えるかも知れません。

相手の気持ちというのは、自分の感情を手がかりにして理解するものです。
どうぞ信頼関係を築くための4つのコツ、試してみてください。


 

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2017年4月16日(日)9:15〜11:45
新・基礎講座4-4のご案内
「コーチングスキルを使えるようになろう〜その2〜」

「新・基礎講座」は、コーチングの基礎的なこと(スキルやマインドなど)
について知り、学ぶことができる講座です。
コーチングの基礎を知りたい方、以前学んだコーチング・スキルなどを
もう一度チェックしたい方々のために企画されたセミナーです。
昨年実施した「基礎講座」を進化させ、座学的な憶える研修ではなく、
具体的な事例、コーチとしての在り方や考え方もお伝えできるように
実践的なプログラムを提供しようと考えています。
コーチングを学び始めたばかりの方にとってはもちろん、すでに学んだ方にとっても
これまで身につけたことを再度見直すよい機会になります。
新・基礎講座は1クール6回構成(1〜6)で、
今年も原則として毎月1回で2クールを実施する予定です。
講座の1〜6回に自由に、何度でも参加できます。
詳しい内容等については、講座の中でお伝えしていきます。

★今回は、第4クールの講座4です。
新たに参加される方も、以前他のプログラムに参加した方も歓迎いたします。
今回予定しているテーマは、「コーチングスキルを使えるようになろう〜その3〜」

1.やりたいことを実現する 〜身近な人との会話が行動を後押し〜
2.親と子、互いを尊重した対話 〜つい声をかけたくなる(口をだしたくなる)
  それをどうする?〜

参加者からリクエストのあった状況を基に、具体的な会話事例を使って、
さまざまな展開方法で、コーチングスキルの使い方や考え方を学ぶ実践的なプログラムです。

なお、前回4-3の参加者は4名で、新しい内容・展開に、終了後のアンケートから
「とても満足」という評価をたくさんいただきました。
詳しくは、ホームページの実施報告をご覧ください。

高校生以上の方ならどなたでもご参加いただけます。
☆★ どうぞ、お気軽にご参加ください ★☆


開催概要
◆日時:4月16日(日)9:15〜11:45 受付開始9:00より
◆会場    :東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、地下鉄表参道駅徒歩7分)
◆参加費:大人2,000円 学生1,000円(当日受付にてお支払いください)
◆定員:20名(申込先着順)
◆お申込み:HPからエントリーをお願いします
 http://ciie.jp/
◆お問い合せ:HPから送信をお願いします(担当:川本)

なお、今後の「新・基礎講座4−5」は5月21(日) 9:15〜11:45に
東京ウイメンズプラザで実施予定です。
内容は、「全部まとめて使ってみよう 〜これが基本のコーチングスキルだ〜」
詳しくは、ホームページで確認してください。
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2017年02月27日

真のコーチング

今日の担当は山村です。

数年前に比べたら、『コーチング』は教育現場でずいぶん使われるように
なってきたように感じています。
しかし、だからこそ、教育現場でのコーチングへの誤解を見聞きすることも
あり、ちょっと心配をしています。

共育コーチング研究会のセミナーでお伝えしているコーチングは、
決して特別で新しいものではなく、実践されて効果のあったコミュニケーション
を体系的に集めたものなので、先生方や親御さんでも、すでにやっていることが
たくさんあります。

例えばセミナーではこんなことをお伝えしています。

『聴き手と話し手は対等な関係です。』
→子どもたちの無意識は非常に敏感です。
スキルを使って「コントロールしよう」「変えてやろう」という気持ちが働いて
いては、深い信頼関係は築けません。

『コーチは100%相手を信頼しています。』
→相手を信頼する。表面的なことばや行動を信頼するのではありません。
「この子には、この問題を解決できる素晴らしい力がある。それを引き出すだけ
の潜在的な能力がある。」という深い部分を信じることが本来の信頼であり、
存在そのものを尊重することが、コーチングでいう100%相手を信頼している。
ということです。


他にも、
『双方向のコミュニケーションから話し手のやる気を引き出し、行動をサポート
していきます。』
『スキルだけが重要ではありませんが、「聴く」「承認」「質問」が重要スキル
です。』
『プロのコーチのコーチングは、定期的・長期スパンで、100以上のスキルを戦
略を持って行われています。』

など、文章による説明だけでは「ん?」というようなことも、セミナーでは体験
を通して、誤解のないようにしっかりお伝えしているつもりです。


私には学校現場のコーチングイメージとしてこんな場面が思い浮かびます。
教師と生徒、2人の間にテーブルがあると思ってください。
そこに「おすすめ料理が載っているメニュー」があるとしましょう。
教師と生徒はそのメニューを見ながら、「あなたはどんなものを食べたい?」と生徒自身に選択させていく。
「この料理は栄養があって美味しそうだね」と生徒に提案することはありますが、
あくまでも生徒自身がメニューを決めています。
そんな場面です。
「ほら、あなたは、このメニューの中のこの料理にしなさい。」という指示ではありません。
メニューに気に入ったものがなければ、
「それでは、あなたはどんな料理を食べたいと考えているの?」
「それはどんな材料で、どうやって創るの?」
「うわ〜美味しそうだね。」
と、新しいメニューをワクワクしながら一緒に考える。
教師がそんな役目をしている場面です。

決して、生徒の嫌な物を無理矢理注文させて食べさせる場面ではありません!
でも、コーチングと称して、残念ながらそんなことをしているケースも見受けら
れるのですよね。


私たちは、教育現場でコーチングを活用している先生方と
効果のあった実践例について情報交換をしたり、
コーチングに役立つツールやアセスメントの開発、
コーチングを継続して学べる場の提供、
関連性のある他領域から学ぶことなどを目指して活動してます。

どうぞ一度、セミナーにいらしてください。
あなたも『教育現場で役立つ真のコーチング』を身につけませんか?


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共育コーチング研究会主催セミナー ただ今 受付中です!

2017年3月12日(日)9:15〜11:45
新・基礎講座4-3のご案内
「コーチングスキルを使えるようになろう〜その2〜」

「新・基礎講座」は、コーチングの基礎的なこと(スキルやマインドなど)について知り、学ぶことができる講座で、
コーチングの基礎を知りたい方、以前学んだコーチング・スキルなどをもう一度チェックしたい方々のために企画されたセミナーです。
昨年実施した「基礎講座」を進化させ、実践事例やコーチとしての在り方や考え方もお伝えできるように実践的なプログラムを提供しようと考えています。
コーチングを学び始めたばかりの方にとってはもちろん、すでに学んだ方にとってもこれまで身につけたことを再度見直すよい機会になります。
新・基礎講座は1クール6回構成(1〜6)で、今年も原則として毎月1回で2クールを実施する予定です。講座の1〜6回に自由に、何度でも参加できます。
詳しい内容等については、講座の中でお伝えしていきます。

★今回は、第4クールの講座3です。新たに参加される方も、以前他のプログラムに参加した方も歓迎いたします。
今回予定しているテーマは、「コーチングスキルを使えるようになろう〜その2〜」

1.話を引き出す、思いを広げる質問力: 質問されたら、いろいろ考え、やる気出てきた。さあ、やるぞ!
2.自分と違う考えの人と話す: 自分と違う考えの人と話すって苦手でも、本当に違うの?

参加者からリクエストのあった状況を基に、具体的な会話事例を使って、さまざまな展開方法で、
コーチングスキルの使い方や考え方を学ぶ実践的なプログラムです。

なお、前回4-2の参加者は6名で、新しい内容・展開に、みなさんから「満足」という評価をたくさんいただきました。
詳しくは、ホームページの実施報告をご覧ください。

高校生以上の方ならどなたでもご参加いただけます。
☆★ どうぞ、お気軽にご参加ください ★☆


開催概要
◆日時:3月12日(日)9:15〜11:45 受付開始9:00より
◆会場    :東京ウィメンズプラザ(JR渋谷駅徒歩12分、地下鉄表参道駅徒歩7分)
◆参加費:大人2,000円 学生1,000円(当日受付にてお支払いください)
◆定員:20名(申込先着順)
◆お申込み:HPからエントリーをお願いします
 http://ciie.jp/
◆お問い合せ:HPから送信をお願いします(担当:川本)

なお、今後の「新・基礎講座4-4」は4月16(日) 9:15〜11:45に東京ウイメンズプラザで実施予定です。
内容は、「コーチングスキルを使えるようになろう 〜その3〜」
詳しくは、ホームページで確認してください。
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