激戦連続も終幕。〜ピンチを救った大きな存在〜

サーフ１０勝目。合併球団戦８連勝で終える。

オリックス２０回戦（ロッテ１３勝７敗）
ロッテ　３２０　００１　０００−６
オリク　００１　００３　０００−４
▽勝　セラフィニ２４試合１０勝４敗
▽Ｓ　小林雅４２試合２勝２敗２８Ｓ
▽敗　ユウキ５試合３敗
▽本塁打　橋本７号・下山４号

ピンチを救った小野投入。ボビーの投手起用にリリーフ陣が昨日以上に応えた。

今日も苦しい試合でした。合併球団戦８連勝したとはいえ、激戦続きでお得意さんというイメージが湧いてこないくらい紙一重で勝ちきったイメージがあります。中継ぎ投手陣で勝ちきったこと。最後の最後で相手の鉄壁の中継ぎ陣をどうにか捉えることができたこと。以上が８連勝で終えた原因と言えます。

そして、今日も中継ぎの踏ん張りがありました。

６回裏、追加点が入って気が緩んだか？サーフが突如真中にボールが集まり始め、コントロールも単調になり５連打で一気に３失点で２点差に追い詰められます。ボビーも非常に我慢しましたが、左殺しの相川を迎えた場面でついにサーフの降板を決断しました。

このサーフ降板が非常に嫌な流れだったのです。

なぜか？合併球団の急所はずばり左投手なんです。特にサーフは今日の勝利で合併球団には４勝負けなし。その天敵ともいえるサーフを攻略され、右の小野を送り込んだ場面で必然的に怖い左打者陣が次々将棋の飛車角じゃないが大駒状態で出てくる訳で非常に危ない場面でした。ここが今日は最大のポイントでしたし、ここで小野が踏ん張ったことが後に出てきた藪田・コバ雅を勇気づけたと思います。

小野がピンチのノーアウト１･２塁の場面で代打左カルテットの一人ガルシアと対します。これが助かりました。初球のインローのスライダーかカットボールに簡単に手を出してレフトフライに倒れてくれます。そして次から次へと繰り出される怖い代打陣後藤・ブランボーの場面で小野の真骨頂が出ました。いずれも内側に食い込むカットボール・シュートでインコースに投げてゴロを打たせる投球で凌ぎました。続く７回裏も四球を与え慎重な攻めになりましたが、何とかショート西岡の好捕もあって切り抜けました。

この流れにのった藪田・コバ雅が珍しくパーフェクトリリーフ。昨日よりも頼もしく見えるくらいで、昨日の反省が活きた投球を演じました。左カルテットも磐石のリリーフ陣の前にあえなく凡退。これも小野が作った流れでしょうか？ボビーの投手の交代機が冴えた勝利でした。

打線もここ最近湿り勝ちですが勝負強いバッティングと自らの役割を果たす内容が目を引いています。特に２回・６回と犠打と犠飛で得点しており、１点を争う展開では非常に効果的な攻撃でした。

さて土曜より終盤最後のヤマの９連戦。逆転１位通過を祈り、またプレーオフを見据えた好試合を期待したいです。

今日のボビー語録　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『（救援陣に関して）いい投手がそろっているし、捕手も高い評価を受けるべきだろう』

管理人の感想：リリーフ陣が出揃ったので、９連戦では先発陣の踏ん張りも期待しましょう！

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