なつのひじり

June 27, 2022

KAKINUMA senju nomiyoko(北千住)

足立区江北にある「かき沼」は、日本酒の品揃えに定評がある人気の酒屋だと、昨年末に日本酒専門の「KAKINUMA senju nomiyoko」、今年1月にワイン専門の「wine shop KAKINUMA」が北千住に立て続けにオープンして知った(すごい資金力…!)

KAKINUMA_nomiyoko

飲み横にある日本酒専門(焼酎もある)の KAKINUMA は、角打ち(BARスペース)を併設していて、酒屋は12時開店だけど、角打ちは午後4時から/土・祝日は午後3時から。土曜の3時過ぎに行ったらさすがに一番乗りだったけど、すぐ満席になった。(※全部で6席ほどしかない)

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角打ちで飲める日本酒は常時10銘柄で、1週間ほどでラインナップが変わるらしい。入口正面のカウンターにメニューがある。焼酎3種類(ロック・水割り・ソーダ割)とおつまみも10種類あった。メニューの写真を撮っていいか聞いたら「撮ってもいいけどネットにUPするのはNG」だそう。なるほど、食べログにメニュー写真が見当たらないわけだ…。事前にネットでメニューが見れたら有難い(飲みたいのがリストに入ってる日に行きたい)んだけど、ま、しょうがない。1杯330円(税込み)で、支払いは退席時。(※クレカか交通系電子マネーのみ、現金不可)

入って左にあるL字型の木のカウンターがBARスペース。入口正面のカウンターでお酒を注いでもらったら、グラスは自分で席まで運ぶ(ボトルは持ってきてくれた)。お冷もちゃんしたグラスで、キンキンに冷えたのを出してくれるのが嬉しい(ついでに、おしぼりも大っきい!)

ジャズが流れるお洒落な店内は、角打ちというより完全に日本酒バーの趣。この雰囲気で、目移りするほど魅力的なラインナップの日本酒を 1杯330円で飲めるって、すごくいい。日本酒メニューにはこの日、「大信州」の夏酒や、「鳳凰美田」、「楽器正宗」の貴醸酒(水の代わりに酒で仕込んだ贅沢なお酒!)も入ってた。固定客がついてるわけだ。

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私のお目当ては 光栄菊(佐賀県)の「無濾過生原酒 Sun burst」。名前のサンバースト(日が差すこと)には「酸がバースト」って意味もある!というから、さぞ酸っぱいのかと思いきや、ちょうどいい酸味(これなら N-888の方がうんと酸っぱい)。米っぽいこく甘さもほどよくありつつ、飲みやすいスッキリ感もあるのは、まちがいなく酸味のおかげ。酸味のきいた日本酒はキリッとスキッとキレよく飲みやすくフルーティさも感じられて好き。これ買って帰ろう❤

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夫は 聖(群馬県)の「純米吟醸 なつのひじり」。こっちの方が香りが強い(比べるとサンバーストはかなり香り控えめ)。ちょっと甘そうな、ほんのりシナモンみたいな?熟れた果実ぽさもある香り。味は、サンバーストを飲んだ後だと、酸味まったくないのが物足りなく感じてしまう。夏酒らしいサラッとした飲みやすさもあるけど、、フツー? うん、、フツー。香りはいいけど、割と普通の、ややサッパリした日本酒の味。飲み疲れしないこういう味は食中に良いのかもだけど。ちなみにこれ 720mlで1375円。群馬のお酒、コスパ良い気がする(水芭蕉とか…)

空席待ちのお客さんがいたので30分ほどで退席(ちなみに利用は1時間までと時間制限あり)。他にも飲んでみたい/飲んだことないお酒だらけだから、また行かねば。ごちそうさまでした。

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