February 23, 2012

原種と原種ハイブリッドの区別

☆☆ 原種と原種ハイブリッドの区別 ☆☆

浅間クリスマスローズガーデンの原種と原種ハイブリッドの区別を紹介します

原種と呼べる個体

①自生地からの採取個体及び栄養増殖(株分け)個体
②自生地からの採取種子を培養した個体及び栄養増殖個体

原種ハイブリッドと呼ぶ個体

当ガーデンで原種ハイブリッドと呼ぶ個体は以下のような解釈です
除外品目・・・オリエンタリス(オリエンタリスとの交配は行わないため)

①同一品種(スピシー)のセルフクロス・シブリングクロス及びクロスで得た個体
②異種間のクロスによって得られた個体

以上のように定義付けています

P2210065
Hell.torquatus × multifidus
P2210066
Hell.dumetorum double × multifidus istriacus double

以上のようなクロスで得た個体は“原種ハイブリッド”として取り扱います
これらの区分はあくまで当ガーデン独自の表記方法です

☆☆

<今後の展示会・イベント情報>
3月11日(日)午後1時~
当ガーデン園主・最上友行による講演会
『クリスマスローズ原種の紹介と栽培法』
定員50名(定員になり次第締め切り)
参加費1500円(原種の苗付き)

原種の紹介や品種ごとの栽培方法を詳しく解説いたします
原種に興味のある方、はじめて見ようかと思っている方
是非、ご参加ください!原種の魅力に取りつかれますよ!
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February 21, 2012

クリスマスローズの“黒色素の謎”

☆☆ 依然人気のクリスマスローズの黒花 ☆☆
<アントシアニン色素の謎>


黒花の人気は依然として続いています
なぜでしょう?限りなく黒色に近い花を皆さんが望んでいるからにほかなりません
元来、クリスマスローズにはアントシアニン黒色素が存在しません
『限りなく黒に近い』という表現にとどまります
そんな訳で、今日温室で開花中の黒系(暗紫色)の花を撮影してみました

P2190013P2210077

P2210078P2210080

P2210083P2210084


アントシアニン色素の発色を良くするためには・・・
花芽が形成される頃から
花芽が地上部に現れる頃までの期間
夜間と日中の気温差(温度差)が13℃以上必要となります
日(陽)に当てれば濃くなると勘違いしている方が多いと思いますが
アントシアニンの色素を高めるには
気温差がいちばん影響力を持っています
暖地での栽培ではその気温差13℃が達成できない地域もあります
その場合、発色が良くありません
特に、開花時期(2月~3月)室内で栽培する場合
結果が思わしく無いのは当然の事です
植物の生理条件を知り栽培する事が要求されます


☆☆

<今後の展示会・イベント情報>
3月11日(日)午後1時~
当ガーデン園主・最上友行による講演会
『クリスマスローズ原種の紹介と栽培法』
定員50名(定員になり次第締め切り)
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February 20, 2012

判別可能?アトロルーベンスとクロアチカス

☆☆ 原種の判別は難しい・・・アトロルーベンス・クロアチカス ☆☆

スロベニアやクロアチアに自生するアトロルーベンス
そして、クロアチアに自生するクロアチカス
あなたは見分けや判別できますか?
実によく似たヘレボルスですね、実際に見極めのつかない花が多くあります
P2200053
Helleborus atororubens(マキシマム)

この花はアトロルーベンスです
国内のクリスマスローズ研究家の方が判別方法として
花茎に繊毛(絹毛)がある個体がクロアチカスで無毛がアトロルーベンス
との記述があるが・・・本当だろうか、疑問符(?)が付きまとう
 多くのクロアチカスに確かに繊毛の生えている物が多く存在するが
すべての個体に共通しない
繊毛の無い個体も数多く実見しています
また、繊毛が無いとされるアトロルーベンスだが
多くの個体に繊毛がある事がわかります
それらの事のみで判別するのは混乱を招く事になると思います
私は多くの個体を栽培しています
そこで気づいた事として花弁の質とアントシアニンの色素の微妙な違いです
アトロルーベンスは花弁の質が薄く色素が赤紫をベースに青紫
錆びた赤紫の個体が多く一見してアトロと判別できる
ただ、青紫色素の場合、微妙にクロアチカスと被ってしまう
クロアチカスの花弁質は厚く暗青紫がベースになっている
ともに花の大きさは2㎝~3cm前後
アトロルーベンスのマキシマムタイプで3cm~4cm
アトロルーベンスの多くに花のよじれが目立つが
クロアチカスはよじれの個体が少なく、花型は良好
クロアチカスの弁質が厚いためかも知れない
アトロルーベンスで花型が維持されるのはマキシマムタイプに多い
花色の幅はアトロルーベンスが勝っているようです
いずれにしても、これらの事は私の私見でしかありません
数多くの個体を間近に見る事で判別能力を高めるしかありません

P2200057
Helleborus croaticus


☆☆

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3月11日(日)午後1時~
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『クリスマスローズ原種の紹介と栽培法』
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