かおるの今日のコラム


 不要不急のカジノ法案が成立してしまった。成立後の安倍氏と握手する公明党山口氏の嬉しそうな笑顔をみた創価学会の信者の皆さんはどのような心境なのだろうか。

 世論調査では70%の国民がカジノは不要と答えている。

 70%と言えば、反対のなかにはかなりの割合で公明党を支持する創価学会員が含まれていると思われる。

 個人的には個別の政策には是々非々なのに、いざ選挙となると、有無を言わせず公明党候補を応援するというダブルスタンダードは、まさに小泉進次郎氏を想起させる。

 来日観光客を増やすためにカジノが有効であるという根拠は様々な指摘から薄いとされている。それよりも何故カジノなのか、という基本的な設問にも簡潔な回答はなされていないのだ。

 莫大な国家財政負担を避けるためにオリンピックの開催を断念する国が増えているにも拘らず、安倍政権は、手垢のついた旧態然とした大規模公共事業をいまだに踏襲しようとしているのだ。

 20年のオリンピック後の経済失速を指摘する識者は多い。

 そのような状況で、カジノ法案が日本経済の救世主などと宣う輩の言いなりになって、安倍政権を後押しして博打の合法化に協力した公明党の罪は、極めて大きいと言わざるを得ない。

 山口氏の笑顔が何を意味するのか、公明党支持者はよくよく熟考されることを望みたい。


 選挙前の公約では、身を切る改革などと国民受けするアピールを行っていた自公政権は、豪雨災害のドサクサに紛れて、参議院議員増員法案を採択した。

 こんなことは国民を舐めていると自民党を盛んに批判していた小泉進次郎自民党筆頭副幹事長は、主張とは裏腹に本会議でアッサリと賛成にまわった。

 記者の問に、党の決まりだからと言い訳するが、党の決まりは最初から分かっていることで、小泉進次郎氏が自民党党員であることも、全ての国民は最初から分かっているのだ。

 今更、賛成の言い訳が、党の決まりなどと国民を愚弄した発言は、この人こそ国民を舐めているとしか思えないのだ。

 国民への人気取りとしか思えない安易なパフォーマンス気取りの言動が、国民の怒りを増幅させていることをこの方はご存知なのだろうか。

 小泉進次郎氏の正体が明らかになった瞬間である。

 果たして国民を舐めたのは誰だったのか、もうお分かりだろう。


 内閣委員会の様子をメディアは、詳細にかつ正確に伝えるべきではないか。

 自公政権の正体がそこに見えている。この政権が如何に無慈悲で非情か、腹立たしい限りである。

 特に災害対策担当大臣である石井国交相は、カジノ法案の対応に忙しく、災害対応に真摯に向き合っているとは到底思えないのだ。

 ライフラインの復旧がままならず、生活再建の目処もたたない被災者の真っただ中にその身を置いてこそ、責任者といえるのではないか。

 そんな大変なことなど出来ないと言うのなら、大臣を即刻辞めて頂きたい。

 今、苦しんでいる被災者をよそ目に、急ぐ必要もないバクチ法案にかまける理由が、どこにあるというか。

 そんな理由があると言うのなら、その理由を被災者に示してもらいたいのだ。

 自民党、公明党の全議員に声を大にして申し上げる。

 カジノ法案が、被災者救済より重要だという理由を、全国民が納得できるよう説明して頂きたい。

 それが出来ないなら、議員諸君は、恥を知り即刻、辞職すべきではないか。

 

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