2016年12月05日

◎WCC常議員会が中国で初会合

CJC161205=W1123=#342◎WCC常議員会が中国で初会合

 【CJC】世界教会協議会(WCC)常議員会が初めて中国で開催された。11月17日から23日まで開かれた常議員会は、中国基督教協議会と三自愛国教会の主催によるもの。 三自愛国教会は、世界最大のプロテスタント組織の一つ。

 中国は1970年代後半に開放政策を展開、宗教に対する寛容も徐々に増加、今日では宗教上の自由が公認されている。無神論政権が成立した1949年、キリスト者は約70万人と推定されていた。現在、プロテスタントは3800万人以上、年約50万人増加していると見られる。

 常議員会のメンバーは上海の中国基督教協議会を訪問、南京では『愛徳基金会』代表者と会談した。11月24日には北京で国家宗教事務局を訪問、王作安局長と会談した。

 常議員会では、オラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事が、6月にノルウェーのトロンハイムで開催した中央委員会以後の問安活動、コロンビア、南スーダン、韓国の平和構築に焦点を当てた作業に関する報告書を提出した。中国、米国、中東における加盟教会の働きについても言及した。

 常議員会は、2017年の活動計画を承認した。アフリカに焦点を定めた正義と平和活動、特にナイジェリア、南スーダン、コンゴでの課題が取り上げられた。

 中国の『愛徳基金会』がWCC加盟を申請した。同会はすでにジュネーブのエキュメニカル・センターに事務所を設置している。

 常議員会は、南京で『愛徳基金会』を訪問、同会の運営とともに、聖書印刷や、中国内外の社会福祉活動などについて議論した。同会の加盟は中央委員会が2018年に決定する。

 次の常議員会は、2017年6月5〜10日にスイスのジュネーブ近郊ボッセイで、11月17〜23日にヨルダンのアンマンで開催される。□



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◎アンジェラスの祈りで教皇「神のみ国はもう始まっている」

CJC161205=VR1204=#341◎アンジェラスの祈りで教皇「神のみ国はもう始まっている」

 【CJC】教皇フランシスコは、「待降節」の第2主日に当たる12月4日、バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ広場に集まった世界各国からの巡礼者たちに、日曜正午のアンジェラスの祈りを唱えた。

 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は祈りの前の説教で、神のみ国の到来の真の意味について語った。

 教皇は、わたしたちが心から神に回心するなら、すなわち、神に自分自身を開くために、わたしたちの利己主義を捨て去るなら、真の幸福と、愛、自由を与えてくれる神のみ国はもうこの地上で始まっていると述べた。□


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◎「脱北者の半数以上がキリスト者」と韓国の人権団体

CJC161205=DNK1205=#340◎「脱北者の半数以上がキリスト者」と韓国の人権団体

 【CJC】北朝鮮専門の情報サイト『デイリーNK』が、韓国に住む脱北者の半分以上がキリスト教を信仰していることが明らかになった、と報じている。

 韓国のNGO『北韓人権情報センター』は、2007年以降に韓国に入国した脱北者1万1730人を対象に調査を行い、その結果を『2016北朝鮮宗教自由白書』という報告書にまとめた。

 「どの宗教を信じているか」という問いに、回答者の44・2%がプロテスタントで最も多く、続いて仏教(10・7%)、カトリック(10・2%)の順となった。□


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◎枢機卿たちの疑問に教皇の指示なしでは、と教理省長官

CJC161205=CW1201=#339◎枢機卿たちの疑問に教皇の指示なしでは、と教理省長官

 【CJC】バチカン(ローマ教皇庁)教理省長官のゲルハルト・ルードビッヒ・ミュラー枢機卿は、使徒的勧告「アモリス・レティティア(愛のよろこび)」の解釈に関し枢機卿4人から出された疑問について、教皇フランシスコの指示がなければ応答しないと述べた。カトリック・ワールド・ニュース(CWN)が12月1日報じた。

 オーストリアの通信『カトプレス』とのインタビューで、教理省は教皇のために発言し、「教皇の権威をもって」判断を発表するとミュラー枢機卿は語った。

 4人の枢機卿は、疑問点を教理省に提出したが、教皇に宛てたものだった。

 ミュラー枢機卿は使徒的勧告の解釈についての論争は誇大に報じられており、教会の問題を政治的に捉えようとする記者たちの傾向が反映されている、と指摘した。

 「アモリス・レティティア」に関する論議の焦点は、離婚して再婚したカトリック教徒が聖体を受けることが可能か、にある。ミュラー枢機卿はその是非について直接言及しなかったが、1993年に教理省が発した指示に言及した。それは当時のヨーゼフ・ラッツィンガー長官(ベネディクト16世)が、離婚した夫妻の聖体受領を認めるというドイツの司教団の意図を拒否したもの。

 「アモリス・レティティア」は、それまでの教皇文書に照らして読むべきであり、結婚という絆の永続性は、司牧的行為の「揺るぎない基盤」であるべき、と枢機卿は語っている。□


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2016年12月02日

◎仏カトリック関連施設の襲撃で女性1人死亡

CJC161202=CN1125=#338◎仏カトリック関連施設の襲撃で女性1人死亡

 【CJC】フランス南部モンペリエ近郊にある引退した修道士たちが暮らす施設に11月25日早朝、武装した男が押し入り、少なくとも女性1人が殺された。地元当局が明らかにした。米ネットメディア『CNN』が報じた。

 CNNの系列局BFMテレビが地元当局者の話として伝えたところでは、覆面をした容疑者の捜索が続いているという。

 捜査関係者によれば、事件当時ほとんどの入居者は眠っていた。女性スタッフ1人が施設内に侵入した容疑者に縛り上げられたものの、何とか警察に通報することができたという。

 通報を受けて駆けつけた警察は、ナイフで刺し殺された別の女性の遺体を発見。この女性を狙った犯行だったのではないかと見られている。□



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◎教皇がスコセッシ監督と面会

CJC161202=J1130=#337◎教皇がスコセッシ監督と面会

 【CJC】教皇フランシスコが11月30日、バチカン(ローマ教皇庁)で、米映画監督のマーティン・スコセッシ氏と面会した。

 スコセッシ監督は近く公開される、遠藤周作の小説を映画化した。同作品について意見を交わしたという。◻︎

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2016年11月29日

◎米国聖公会の教会にヘイトクライムの攻撃

CJC161128=HP1125=#336◎米国聖公会の教会にヘイトクライムの攻撃

 【CJC】ドナルド・トランプ氏の大統領選勝利にかこつけて人種差別的・反LGBT的な落書きをされた米国聖公会の2教会が、人種嫌悪を強く非難し、愛と寛容を示すよう訴えた。米メディア『ハフィントン・ポスト』(日本語版)が報じた。

 「トランプの国、白人以外お断り」――メリーランド州シルバースプリングにある米国聖公会の救世主教会で11月13日朝、スペイン語礼拝を告知する横断幕の裏側にこんな落書きをされていたのを信徒の1人が見つけた。横断幕はところどころ切り裂かれており、教会の庭園墓地でもレンガの壁に同じスローガンが落書きされていた。この教会は、主にラテン系の信徒向けに礼拝をしている。

 礼拝の後、ワシントン教区のマリアン・ブッディ司教は、信徒以外の人たちに呼びかけた。

「教会での礼拝が暴力によって冒涜されました」とブッディ司教は語った。「こうした暴力を断固として拒絶します。私たちの国は移民の国、あらゆる異なった文化と信仰を持つ人々の国であり、このような暴力が許される場所はどこにもないと明言するために、私たちはここに立っています」

 インディアナ州ビーンブロッサムにある米国聖公会セント・デイヴィッド教会では12日夜、ハーケンクロイツ(カギ十字)や「ハイル・トランプ」「ホモ教会」といった言葉が落書きされていた。米国聖公会は LGBTの信徒に向けて門戸を開いており、地元のテレビ局WTHRによると、この教会で同性愛者の結婚式を開いたことがあるという。□


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◎教皇とベトナム国家主席が対話促進へ会談

CJC161129=K1123=#335◎教皇とベトナム国家主席が対話促進へ会談

 【CJC】教皇フランシスコは11月23日、ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席と約15分間会談した。バチカン(ローマ教皇庁)が発表した。バチカンとベトナムは1970年代に断絶した外交関係の改善に向けて協議を続けており、両者は対話を促進させることを確認した。

 会談では、「共通の対話の精神に支えられ、双方の間に良好な関係が存在する」との認識で一致、ベトナム社会におけるカトリック教会と国家の協力について協議したという。□



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◎シリア政府軍がアレッポ東部に進入

CJC161129=CN1128=#334◎シリア政府軍がアレッポ東部に進入

 【CJC】シリア北部アレッポをめぐる戦闘で、シリア政府軍は11月28日までに、反体制派が掌握していた同市東部に進入し、最大地区であるマサケン・ハナノの一部を奪還した。

 地上攻勢は政府軍による空爆の支援を受けて行われた。政府軍がアレッポ東部の主要地区を奪還したのは、反体制派が4年以上前にこの地域を奪取してから初めて。

 国営シリア・アラブ通信(SANA)などの情報によると、政府軍は26日、反体制派の防御線を突破し北東部から陸路で同地に入った。□



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◎南アの牧師が信者の顔に殺虫剤浴びせ治療?

CJC161129=CN1124=#333◎南アの牧師が信者の顔に殺虫剤浴びせ治療?

 【CJC】南アフリカの教会のレセボ・ラバラゴ牧師が体の痛みなどを治せるとして信者の顔に「殺虫剤」のスプレーを浴びせる処置の画像がソーシャルメディア上で拡散し、国民が反発したり殺虫剤の製造元が懸念する騒ぎとなっている。米ネットメディア『CNN』が報じた。

 ラバラゴ牧師は同国リンポポで活動している。フェイスブックの自らのページにこれまで様々な疾患を治したとして信者の顔に殺虫剤を吹きかける写真を公開した。また、信者1人がこの措置を受けて背中と腹部の痛みが消えたとの証言も最近書き込んだ。

 同牧師は電話によるCNNの取材に応じなかった。ただ、南アのテレビ局eNCAとの会見では、神から殺虫剤を使うようにとのお告げがあったとし、これまで数え切れないほどの人間の治癒に成功したと誇示した。

 「ドゥーム・スーパー多用途殺虫剤」の製造企業タイガー・ブランズは声明で、憂慮すべき事態であり極めて懸念を抱かせる使い方とし、人間の顔に吹きかけるのは安全ではないと強調した。

 南アフリカでは現在、文化、宗教や言語の保護などに当たる委員会が宗教の商業化や信仰の悪用への調査を進めている。同委は報道機関向け声明で、ラバラゴ牧師の事例に触れ、衝撃的な嫌悪感を催させるものと指摘した。□



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2016年11月28日

◎教皇が使徒的書簡「ミゼリコルディア・エト・ミゼラ」発表

CJC161126=VR1121=#332◎教皇が使徒的書簡「ミゼリコルディア・エト・ミゼラ」発表

 【CJC】教皇フランシスコは、使徒的書簡「ミデリコルディア・エト・ミゼラ」を発表した。

 「いつくしみの特別聖年」の閉幕日「11月20日、王なるキリストの大祝日」を日付とする同書簡は、序文に続き、本文22章からなる。

 バチカン放送(日本語電子版)によると、この使徒的書簡は、聖年の恵みを振り返ると共に、この体験を基に、神の無限の愛に信頼し、いつくしみの業をより広げていくよう招いている。

 「今はいつくしみの時です」と記す教皇は、この使徒的書簡の中で、カトリック教会の典礼暦で「王であるキリスト」の祭日を前にした「年間第33主日」に「貧しい人々の日」を制定し記念することを明らかにした。

 また教皇は、聖年開幕前の2015年9月、「いつくしみの特別聖年の免償についての書簡」で、堕胎の罪を犯したが心から悔悛して赦しを願う者に対し、聖年期間に限り、(赦しの秘跡をもって)赦しを与える権限をすべての司祭に許可されていたが、今回の使徒的書簡により、聖年終了後もすべての司祭がこの権限を行使できるよう定めた。

 カトリック倫理において、堕胎は大罪とされ、通常、その罪に対しては、司教、または司教がその権限を託し任命した司祭だけが赦しを与えることができたが、今後すべての聴罪司祭にこの権限が認可されることになる。

 「今はいつくしみの時」と述べた教皇は、「年間第33主日」に「貧しい人々の日」を制定。小さく貧しい人たちへのイエスの愛を思い起こし、それに倣うことで、信者たちが、続く「王であるキリスト」の祭日をふさわしく迎えることができるようにと願った。□



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◎年末から年始めの教皇による宗教行事発表

CJC161128=VR1125=#331◎年末から年始めの教皇による宗教行事発表

 【CJC】教皇フランシスコによる、2016年12月から17年1月にかけての宗教行事を、バチカン(ローマ教皇庁)教皇儀典室が発表した。

 典礼暦で「グアダルーペの聖母」を祝う12月12日(月)午後6時、教皇はサンピエトロ大聖堂でミサを捧げる。

 24日(土)午後9時半から、教皇は「主の降誕」を祝う深夜ミサを、サンピエトロ大聖堂で行う。

 「主の降誕」の大祝日25日(日)正午、教皇はサンピエトロ大聖堂の中央バルコニーから、クリスマスメッセージとローマと世界に向けての教皇祝福、ウルビ・エト・オルビをおくる。

 31日(土)午後5時、教皇はサンピエトロ大聖堂で夕べの祈りを持ち、その中で、過ぎた1年を神に感謝し、賛歌「テ・デウム」を捧げる。

 1月1日(日)午前10時、「神の母聖マリア」の大祝日と、「世界平和の日」を記念する教皇ミサが、サンピエトロ大聖堂で。

 6日(金)「主の公現」の大祝日、教皇は午前10時からサンピエトロ大聖堂でミサを司式。

 8日(日)「主の洗礼」の祝日、午前9時半よりシスティーナ礼拝堂で幼児の洗礼式。

 25日(水)「聖パウロの回心」の祝日、午後5時半、教皇は城壁外の聖パウロ大聖堂で夕べの祈りの集いを行う。□


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◎米中部パイプライン建設に日本の金融機関も投資

CJC161128=FWW1121=#330◎米中部パイプライン建設に日本の金融機関も投資

 【CJC】米中部ノースダコタ州とイリノイ州を結ぶ石油パイプライン『ダコタ・アクセス・パイプライン』建設計画には有力な国際金融機関が投資している。

 食糧や水への搾取を監視する独立国際機関『フッド・アンド・ウォーター・ウォッチ』の調査によると、総額100億ドル(約1兆1000億円)の投資がなされている。

 日本からも『みずほ銀行』(約5億8900万ドル)、『三菱東京UFJ銀行』(約5億4800万ドル)、『三井住友銀行』(約2億6500万ドル)などが投資している。□


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◎米中部のパイプライン建設計画は宙に浮く

CJC161128=HP1121=#329◎米中部のパイプライン建設計画は宙に浮く

 【CJC】ネットメディア『ハフィントン・ポスト』(日本語版)によると、米中部ノースダコタ州とイリノイ州を結ぶ石油パイプライン『ダコタ・アクセス・パイプライン』の建設に先住民スタンディングロック・スー族などの反対、抗議が強まり、建設計画は現在、宙に浮いた状態。

 バラク・オバマ政権は、パイプラインの所有者『エナジー・トランスファー・パートナー』に、争点となっている地域の建設許可を撤回した。

 問題のパイプラインは、ノースダコタ州のバッケン油田からイリノイ州まで、原油57万バレル(約9万キロリットル)を輸送することになっている。『エナジー・トランスファー・パートナー』は、トラックや列車で原油を輸送するよりもパイプラインの方がはるかに安全だと主張してきた。

 同社のケルシー・ウォーレンCEOは、今回のパイプライン建設で先住民の墓地や水資源を荒らすことはないと主張し、計画ルートの変更を拒否している。

 ウォーレンCEOは、ドナルド・トランプ次期大統領はこの建設計画を完了させる許可を与えてくれるだろう、という見通しを立てている。□


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◎パイプライン建設反対デモ参加者を衝撃手榴弾が直撃、重傷

CJC161128=HP1121=#328◎パイプライン建設反対デモ参加者を衝撃手榴弾が直撃、重傷

 【CJC】米中部ノースダコタ州とイリノイ州を結ぶ石油パイプライン『ダコタ・アクセス・パイプライン』の建設に反対して、先住民スタンディングロック・スー族が抗議デモを続けている。11月21日、抗議デモに参加した女性ソフィア・ウィランスキー(21)さんが、治安部隊のパーカッション・グレネード(衝撃手榴弾)の直撃を受け重傷を負った。

 ネットメディア『ハフィントン・ポスト』(日本語版)によると、ノースダコタ州保安官事務所は、ケガの原因が衝撃手榴弾ではなく、デモ参加者が持ち込んだ自家製の爆発物が誤爆したと説明している。

 現地紙『モンタナ・スタンダード』22日付けは、目撃者たちが、保安官事務所の説明に反論していると報じた。

 治安部隊は20日夜から21日午前にかけて、氷点下の温度の中、高圧放水砲でデモ参加者たちに水を浴びせた。ソフィアさんは、バリケードの近くに立っていただけという。

 「その女性はゴム弾で攻撃され、倒れた」と、目撃者のアロンゾ・ウィリスさん(23)。「それから、警察は衝撃手榴弾を投げ、それが彼女の腕に命中した」

 ウィリスさんの友人、イサイア・アザー・ブルさんも同様の証言をしている。2人の証言は、ソフィアさんがケガした写真と共に、ネットに掲載された説明と一致している。

 「娘は、治安部隊が衝撃手榴弾を自分に投げつけてきたのを見た」と、ソフィアさんの父ウェイン・ウィランスキーさんは22日、ソフィアさんが搬送されたミネアポリス病院の外で報道陣に語った。□



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◎米中部でパイプライン建設に先住民が抗議

CJC161128=HP1121=#327◎米中部でパイプライン建設に先住民が抗議

 【CJC】米中部ノースダコタ州とイリノイ州を結ぶ石油パイプライン『ダコタ・アクセス・パイプライン』の建設をめぐり、建設ルート近くの居留地に住む先住民スタンディングロック・スー族が抗議デモを続けている。

 スタンディングロック・スー族は、ノースダコタ州のミズーリ川の下を横断する形で建設される予定の長さ約1886キロのパイプラインが、居留地と水資源と近接しているとして反対している。パイプラインに破損など事故があれば、先住民にとって貴重な水源が汚染される懸念がある。

 AP通信は、米国での石油パイプラインの事故は1995年以降2000件発生し、増加傾向にあるとしている。

 先住民の権利侵害も深刻な問題。スタンディングロック・スー族の「聖地」が建設予定地にあり、自らの文化に重要な湖の汚染が懸念されることで建設中止を求めている。

 電子メディア『ハフィントン・ポスト』によると、スタンディングロック・スー族が、この建設計画は1851年に調印された居留地を設定する『ララミー砦条約』にも違反すると主張している。□



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2016年11月21日

◎「一世のため」創立、サンパウロ福音教会が50周年

CJC161121=1118=#326◎「一世のため」創立、サンパウロ福音教会が50周年

 【CJC】ブラジル、サンパウロ福音教会が設立50周年を迎え、記念礼拝を11月18日、同教会で行なった。邦字紙『ニッケイ新聞』が報じた。

 福音教会は1967年1月に設立記念礼拝を行なった。日本から宗像基氏を主任牧師に招き、当初から移住者のための日本人教会として日本語を主体とした伝道に努めた。

 日系キリスト教連盟加盟教会は80以上あるが、同教会は単立として近年50周年を迎えたルーテル教会、アライアンス教会に並ぶ歴史を持つ。

 現在の会員数は客員含め約40人。一世の高齢化もあって平均年齢は70歳ほど。現在はトメアス生まれの二世、日野忍牧師(50)が7代目主任。

 礼拝後の懇親会で、日系キリスト教連盟を代表してあいさつした青山薫牧師は「日本人のための教会を連盟としても誇りに思う」と祝福。した。

 記念行事を終え日野牧師は「日本人教会という方針はなるべく崩したくない。でも世代交代も必要」と思いを語り、「これからも日伯をつなぐ教会として活動したい」と意欲的に語った。

 日本から、4代目の松本敏之牧師(58、日本基督教団鹿児島加治屋町教会牧師)が参加した。移住者が減り教会は転換期を迎えるが、「一世以外の若者が運営の中心に増えてほしい。日本語は大切にしつつ世代交代してほしい」との願いを述べた。□



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◎ナイジェリアでキリスト者の村が攻撃され45人死亡

CJC161121=AN1120=#325◎ナイジェリアでキリスト者の村が攻撃され45人死亡

 【CJC】ナイジェリアのカドゥナ州南部でキリスト教徒の村が武装勢力に攻撃され、11月13日、死者45人、数人が負傷した。

 抑圧監視団体『ワールド・ウォッチ・モニター』(WWM)によると、5村で、残忍な攻撃が行われた。

「犠牲者の大部分は、女性、子ども、高齢者。「家の教会」6カ所をや住居120が焼かれた」と言う。

 キタクム村の居住者、サムエル・アダムさんはWWMに、攻撃は午後7時ごろに行われたという。「襲撃者は村を包囲、散発的に射撃してから家屋に爆発物を投げ込んだ。彼らは銃、ナイフ、刀、爆薬で武装していた。逃げられなかった女性、子どもや老人を殺害した」。

 州政府は、13日の殺害を、「野蛮な」攻撃と非難、南カドゥナの平和構築へ継続的な努力を損なうことはない、と述べた。□



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◎教皇が「いつくしみの特別聖年」閉幕ミサ

CJC161121=1120=#324◎教皇が「いつくしみの特別聖年」閉幕ミサ

 【CJC】カトリック教会が2015年12月8日から約1年に開催した「いつくしみの特別聖年」は11月20日、教皇フランシスコによる閉幕ミサをもって終了した。同日は典礼暦で「王であるキリスト」を祝う日。

 教皇は、聖年にだけ開かれるサンピエトロ大聖堂の「聖なる扉」を閉じた。その後のミサで教皇は「神は罪を記憶しないで、いつも新たに始めることができると信じている」と述べた。

 期間中にローマを訪れた巡礼者は約2千万人と推定されている。

 「いつくしみの特別聖年」は、教皇が自らの選出2年を迎えた2015年3月13日に開催を予告。同年4月11日、「神のいつくしみの主日」の前晩の祈りにおいて、特別聖年布告の勅書が公布された。

 「いつくしみの特別聖年」は「御父のように、いつくしみ深い者となりなさい」(ルカ6・36)をモットーに、12月8日の「無原罪の聖母」に開幕した。

 開幕ミサでは、教皇によりバチカンのサンピエトロ大聖堂の「聖年の扉」が荘厳に開かれたのに続き、ローマ市内の他の教皇直属バジリカ(聖ヨハネ大聖堂、城壁外の聖パウロ大聖堂、聖マリア大聖堂)の「聖年の扉」も相次ぎ開門した。

 今回の特別聖年では、中央アフリカ・バンギなど、世界各地の大聖堂や巡礼聖堂、またローマ・カリタスなどの支援施設などにも「聖年の扉」が設けられ、巡礼者らに開放された。□


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2016年11月20日

◎地中海で溺死した難民が今年4500人超える

CJC161120=HP1129=#323◎地中海で溺死した難民が今年4500人超える

 【CJC】世界的な人の移動、移住の問題を専門に扱う国際機関『国際移住機関』(IOM、本部ジュネーブ)は11月17日、2016年にヨーロッパを目指して地中海を渡り、途中で遭難して死亡した難民がすでに4500人を超え、過去最悪になったと発表した。□

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