2016年05月31日

◎地中海で遭難死した移民は3日間で700人超す?

CJC160531=BB0529=#164◎地中海で遭難死した移民は3日間で700人超す?

 【CJC=東京】5月25日から27日にかけてイタリア沖の地中海で遭難死した移民の数は700人に及んだ。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が29日明らかにしたと英BBCニュースが報じている。

 夏を前にリビアから地中海を越えて欧州入りを目指す移民の数が増えているが、船の転覆や沈没も相次いでいる。『国境なき医師団』(MSF)は、同じ期間の死者数が900人に上る可能性もあると指摘している。

 UNHCRのカルロッタ・サミ報道担当はBBCに、「遭難した船はどれも、ほんの数日の間にまとまって出港している。救助する側にとっては、ひどい負担だ」と強い懸念を示した。□


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〇教皇が30日朝、バチカン首脳を呼び出して会合。

(CJC)


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2016年05月30日

◎世界教会協議会と世界福音同盟が協力模索

CJC160530=WC0526=#163◎世界教会協議会と世界福音同盟が協力模索

 【ジュネーブ=CJC】世界教会協議会(WCC)と世界福音同盟(WEA)代表が5月20日、ジュネーブ郊外のボセーのエキュメニカル研究所で会議を開き、今後の協力可能な領域を探った。

 総幹事2人も参加、「社会と教会」「エバンジェリカルとエキュメニカル運動」の現状について協議した。

 双方はそれぞれの計画を紹介、「諸宗教という状況の中での公の証しと平和建設」「神学的な検証、教育、形成」といあった領域で協力強化の可能性を検討した。

 両者の会議は2回目だが、総幹事2人が出席し、WEAとWCC双方の課題を共に協議したのは初めて。□


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◎中国の馬英林司教が司祭9人を叙階

CJC160530=UC0524=#163◎中国の馬英林司教が司祭9人を叙階

 【CJC=東京】中国天主教(カトリック)司教団主席の馬英林(マ・インリン)司教が「世界祈祷日」に当たる5月24日、雲南省紅河の聖心教会で司祭9人を叙階した。同司教はバチカン(ローマ教皇庁)から司教叙階を認められていない。

 中国政府は2012年以来、バチカンの承認を得ていない司教の叙階を停止しているが、それ以前に叙階した司教の司祭叙階は認めている。□


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◎バチカンと中国の対話続くとUCAN通信

CJC160530=UC0527=#162◎バチカンと中国の対話続くとUCAN通信

 【CJC=東京】中国の習近平国家主席が4月22、23日の全国宗教工作会議で宗教管理の青写真を定めた数日後、バチカン(ローマ教皇庁)の代表団が再び北京を訪れ、中国側と非公式に会談したことが明らかになった。カトリック系UCAN通信が5月16日報じた。

 北京、香港、ローマからの情報をまとめると、今回の会議は4月25〜29日までの週に行われた。

 会議があったことを確認した匿名の情報提供者は、「前回1月の会談の後、これほど早く今回の会談が開かれたことは、注目に値する」と指摘した。

 バチカンが合意交渉を急がず、作業グループで困難な問題を一つ一つ検討する方法に改めた、と見る向きもある。

 バチカンの国務省長官ピエトロ・パロリン枢機卿は5月初め、イタリアの雑誌『サン・フランチェスコ』に、「中国とバチカンとの対話は長い道のりであり、これまでも浮き沈みを経てきたが、まだ終わっていない。だが神が望まれれば、成し遂げられるだろう」と語った。

 パロリン枢機卿は2009年まで、中国との交渉でバチカン側の責任者を務めていた。

 問題の一つは、教皇の許可を得ずに違法に叙階された8人の司教の赦免だとする情報もある。□


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◎マカオの聖オーガスチン教会で天井崩落

CJC160530=ms0529=#161◎マカオの聖オーガスチン教会で天井崩落

 【CJC=東京】中国マカオの中心部にある聖オーガスチン教会で5月29日午後、天井の一部が約5メートル四方にわたって崩落した。

 マカオ政府系放送局TDMの速報によれば、天井が崩落した部分はメインホール脇の2階部分。通常は教会関係者が使用する部屋で、負傷者はいなかった。建物の老朽化が原因と見られる。

 同教会は1874年に大規模改修で現在の姿になった。レンガ造り、天井部分は木造。□


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◎黒人教会の銃乱射は「ヘイトクライム」、と死刑求刑

CJC160530=CN0525=#160◎黒人教会の銃乱射は「ヘイトクライム」、と死刑求刑

 【CJC=東京】米サウスカロライナ州にあるアフリカ系(黒人)米国人の教会で2015年に起きた銃乱射事件で、9人を殺害した罪に問われている白人のディラン・ルーフ被告(22)に対し、米連邦検察が死刑を求刑する方針を固めたことが5月25日までに分かった。CNNなど各メディアが報じている。

 この事件では2015年7月、同州チャールストンの教会で聖書の研究をしていた信者らに対してルーフ被告が銃を乱射、同教会の牧師など9人が死亡した。

 連邦検察は、人種や宗教への偏見に根差す犯行だったとして、ルーフ被告を「ヘイトクライム」(憎悪犯罪)など33件の罪で起訴した。

 死刑求刑について、ロレッタ・リンチ司法長官は、「犯行の性質と被害状況を勘案して決めた」と語った。

 事件の翌日に拘束されたルーフ被告は、チャールストン警察や米連邦捜査局(FBI)の調べに対して容疑を認めていた。人種戦争を始めるつもりだったとも供述したという。□


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◎教皇とイスラム教スンニ派最高指導者が会談

CJC160530=AF0524=#159◎教皇とイスラム教スンニ派最高指導者が会談

 【CJC=東京】教皇フランシスコは、イスラム教スンニ派の最高権威機関『アズハル』の指導者アフメド・タイブ師と5月23日、バチカン(ローマ教皇庁)で会談した。教皇とタイブ師は、今回の会談が両宗教の理解と対話を深めるきっかけになることを願っている、とAFP通信が報じた。

 両者の会談は今回が初めて。教皇フランシスコの就任後、両宗教の関係が大きく改善されてきたことを象徴する出来事。

 バチカン筋によると、教皇はタイブ師と抱擁とキスを交わした後、会談の冒頭で「われわれの対面こそがメッセージになる」という短いコメントを出した。

 今回のバチカン訪問に当たりアズハル側は、双方が「平和会議」を開くことに合意したと発表。バチカン側はこの会議計画について直ちには確認しなかったが、報道担当者は約30分に及んだ会談が「非常に心のこもった」ものだったと述べている。

 バチカンのフェデリコ・ロンバルディ広報事務所長は、教皇とタイブ師は「主に世界の主要宗教の権威と信者らが直面している共通の課題に焦点を当てた」とし、この課題には世界平和に向けた協力、暴力行為やテロの拒絶、中東の紛争やテロを背景としたキリスト教徒をめぐる現状や保護などが話し合われたことを明らかにした。□


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◎金正恩氏が「集団脱北」で対応指示か

CJC160530=0520=#158◎金正恩氏が「集団脱北」で対応指示か

 【CJC=東京】韓国の北朝鮮情報サイト『デイリーNK』などによると、北朝鮮の金正恩党委員長は最近、北朝鮮レストラン従業員集団脱北事件と関連し「韓国に報復せよ」との指示を出したと伝えられている。

 北朝鮮保衛部は、集団脱北事件の責任を問われることをおそれ、金正恩氏に「中国のブローカーと結託した南朝鮮情報機関の誘引拉致劇だ」との報告を上げたとも伝えられた。

 金氏の指示に伴い、保衛部の要員が貿易関係者や親戚訪問者を装って中国に行き、脱北を支援する宣教師、人権活動家などの活動を探り、拘束することを企図しているという。

 4月30日、中国朝鮮族の牧師が殺害された。この牧師は、国境を流れる鴨緑江のほとりに教会を構え、長年に渡って脱北者の支援を行っており、保衛部からの脅迫を受けていた。中国当局は捜査に乗り出したものの、犯人逮捕には至っていない。

 現地では、保衛部が中国南部の地下組織に、牧師を殺させたという噂も流れている。□


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2016年05月24日

◎米国との国交正常化に貢献したオルテガ枢機卿退任

CJC160524=R0523=#157◎米国との国交正常化に貢献したオルテガ枢機卿退任

 【CJC=東京】キューバ革命後のカトリック教会の立て直しに尽力し、最近では米国との国交正常化交渉の舞台裏で重要な役目を果たしたハバナ大司教ハイメ・オルテガ枢機卿(79)が5月22日、35年の司牧活動に終止符を打った。

 教皇の口添えで始まったキューバと米国の歴史的和解に向けた交渉が妥協点を見出だせずにいるなか、密使となって教皇の親書をラウル・カストロ議長とバラク・オバマ米大統領に直接手渡したのがオルテガ枢機卿。

 元ピアニストで、キューバ革命後に労働収容所に8カ月間入れられた経歴を持つオルテガ枢機卿は1981年、ハバナ大司教に、94年、枢機卿に就任後、カストロ政権と市民との橋渡し役として、キューバ国内の教会立て直しに大きな力を果たし、政府と国民両方が厚い信頼を寄せていた。

 1936年10月18日生まれの枢機卿は2011年、75歳を迎え、慣行に従い、大司教辞任を教皇に要請した。教皇の承認が4年以上も延ばされたのも、これまでの働きの重さの現れと言える。□


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2016年05月23日

◎米合同メソジストがゲイ問題の討議先延ばし

CJC160523=UM0519=#156◎米合同メソジストがゲイ問題の討議先延ばし

 【CJC=東京】米合同メソジスト教会はオレゴン州ポートランドで、4年に1回の総会を開催した。5月18日、同性婚やLGBT者の教職任命の是非を討議する委員の任命を監督協議会に委ねる決定を428票対405票で可決した。

 米国では南部バプテスト連盟に次ぐ規模の教派として合同メソジスト教会は1972年以来の各総会で同性愛を「キリスト教の教義と相容れない」と確認して来ている。

 今回の決定にも関わらず、2020年の総会までに委員会の提案が行われるかは明らかではない。

 米連邦最高裁が昨年、同性婚を合法とする決定をして以来、LGBTを受け入れるようにとの圧力は強まっている。

 総会直前になって教職111人がLGBTであることを公然化、さらにその後、1500人が続いている。これが続くと、同派分裂の懸念も強まろう。□


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◎英国のバスにアラー称える広告が登場

CJC160523=AS0509=#155◎英国のバスにアラー称える広告が登場

 【CJC=東京】英国の都市で、アラーを称えるスローガンを飾ったバスが登場している。ロンドンにイスラム教徒のサディク・カーン市長が初めて誕生するなど存在感を増す中でのことだけに、影が薄くなりつつあるキリスト教側の反発も大きくなっている。

 バス広告が登場したのはバーミンガム、ロンドン、マンチェスター、レスター、ブラッドフォードなどで、いずれもイスラム教徒人口が大きい。

 今回の宣伝は、6月の「ラマダン」を控えて行われたもの。イスラム教徒は、「ラマダン」には断食し、慈善に励むとされている。

 慈善団体『イスラム・レリーフ』は、ポスターはシリアなど戦禍の被災者救援募金のためのもので、イスラム教徒も積極的なことを示そうとしたと言う。

 責任者のイムラン・マッデン氏は「イスラム教徒には否定的なイメージが多い。その印象を変えたいのだ。広告は壁を打ち破り、間違った印象を変えたい」と語った。

 現地紙『バーミンガム・メール』は、『イスラミック・レリーフ』が1984年、バーミンガムで設立以来、1億人以上に援助の手を差し伸べている、と報じている。□


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◎教皇がサッカー決勝戦前に両チーム選手を接見

CJC160523=K0521=#154◎教皇がサッカー決勝戦前に両チーム選手を接見

 【CJC=東京】教皇フランシスコは5月20日、プロサッカー・イタリア杯決勝戦を翌日に控えた『ユベントス』と『ACミラン』両チームの選手を接見した。

 ACミランの日本代表FW本田圭佑(29)も、チームとともに教皇と対面した。

 サッカーの熱烈なファンとしても知られる教皇は、「あなたがたのスポーツによる結び付きとサッカーの環境を際立たせるプロとしての能力と素敵な伝統に感謝する機会を持てた」と語った。

 「あなたたちを熱心に支援する多くのファン、特に若者のことを思う。あなたたちを称賛する彼らの関心をひき付けるのでスポーツマンという人間の能力を示すマナーに沿って行動するよう求められている」と教皇は述べた。□


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◎教皇が仏カトリック紙とインタビュー

CJC160523=LC0517=#153◎教皇が仏カトリック紙とインタビュー

 【CJC=東京】教皇フランシスコは、仏カトリック紙『ラクロワ』5月16日付のインタビューで、欧米がイラクやリビアの文化を考慮せずに民主主義を輸出しようとしたことが、過激派によるテロが続く現状につながったとの考えを示した。

 教皇は、過激派組織『イスラム国』などが中東の不安定化に乗じて勢力を伸ばしたことを念頭に、強権体制のイラクや、部族社会のリビアに「あまりに欧米式の民主主義のモデルが輸出された」として、そもそも無理があったと批判した。

 また教皇は、欧州で難民・移民を拒否する動きが広がっていることについて、ブリュッセルのテロ犯が移民街の出身だったことに触れ、「最悪の受け入れの仕方は『ゲットー化』だ。移民はむしろ統合されなければならない」と指摘した。□


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2016年05月18日

○欧米の「民主主義」輸出がテロ助長、と教皇指摘

 仏カトリック日刊紙『ラクロワ』のインタビューで。(CJC)
As0517


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2016年05月16日

◎ドゥテルテ次期比大統領「教皇は売春婦の息子」と発言

CJC160516=AF0512=#152◎ドゥテルテ次期比大統領「教皇は売春婦の息子」と発言

 【CJC=東京】フィリピンの大統領選挙で勝利したロドリゴ・ドゥテルテ氏(71)が、教皇フランシスコを「売春婦の息子」呼ばわりした。

 AFP通信によると、ドゥテルテ氏は大統領選に出馬表明する際の演説で、話が横道にそれ、カトリック教徒が大半を占めるフィリピンの首都マニラを教皇が昨年訪れたときに大渋滞を引き起こしたとして教皇を非難したもの。

 「われわれがホテルから空港まで行くのに5時間もかかった。誰が来るのかと聞いたら、教皇だというじゃないか。私は彼にこう言ってやりたかった。売春婦の息子である教皇よ、自分の国に帰れ。二度とこの国に来るな」と述べていた。

 ドゥテルテ氏はこのことについて直接謝罪したいとしてバチカンへの訪問を計画していることが分かった。ドゥテルテ氏の報道担当者が12日、明らかにした。

 ドゥテルテ氏が市長を務めるフィリピン南部のダバオで、この報道担当者は記者団に、「ドゥテルテ氏は、選挙で勝とうが負けようが、バチカンを訪れたいと何度も口にしてきた。教皇を表敬訪問するためだけではなく、教皇に釈明して許しを請う必要があるからだ」と語った。□


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◎イタリアで同性カップル法成立

CJC160516=0511=#151◎イタリアで同性カップル法成立

 【CJC=東京】イタリアで5月11日、同性カップル法が成立した。同性のカップルに結婚に準じた法的な権利を与えるシビル・ユニオン(共同生活)法が下院で賛成多数で可決された。

 同性愛をタブー視するバチカン(ローマ教皇庁)の影響力が強いイタリアは、西欧主要各国の中で唯一、同性婚は認められず、同性カップルを公的に認める法律もなかった。

 同法の成立により、社会保障や相続などで、結婚に準じた権利が認められることになる。□


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◎教皇、6月にアルメニアを訪問

CJC160516=AN0513=#150◎教皇、6月にアルメニアを訪問

 【CJC=東京】教皇フランシスコは6月24日から26日まで、アルメニアを司牧訪問する。

 バチカン(ローマ教皇庁)広報事務所はこのほど教皇のアルメニア訪問の詳細な日程を明らかにした。

 6月24日(金)午前、教皇は特別機でローマを出発、午後、アルメニアの首都エレバンのズヴァルトノッツ国際空港に到着。空港で歓迎式に臨む。

 続いて、エチミアジンにアルメニア使徒教会の大聖堂を訪問、全アルメニアの総主教・カトリコス・ガレギン2世と会見。

 夕方、大統領官邸にセルジ・サルキシャン大統領を表敬訪問。この後、アルメニア各界要人と外交団との会見、ガレギン2世と個人会談。

 25日(土)午前、ツィツェルナカベルトの虐殺犠牲者追悼モニュメントを訪問。この後、ギュムリに移動し、同市内の広場でミサ。
 午後、ギュムリのアルメニア使徒教会のカテドラル、次いで同地のカトリック教会のカテドラルを訪問。エレバンに戻り、市内の広場で平和のためのエキュメニカルな祈りの集いに参加。

 26日(日)午前、アルメニアのカトリック司教団との出会い。アルメニア使徒教会のカテドラルで聖体礼儀に参列後、カトリック教会とアルメニア使徒教会関係者のエキュメニカルな昼食会に出席。

 午後、アルメニア使徒教会関係者らと会見し、共同声明に署名。夕方、ホルヴィラップ修道院で祈りの時を持った教皇は、エレバン空港での送別式を経て、ローマへ戻る。□


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◎教皇が秋篠宮ご夫妻と会見

CJC160516=0513=#149◎教皇が秋篠宮ご夫妻と会見

 【CJC=東京】教皇フランシスコは5月12日、イタリアを訪問中の秋篠宮ご夫妻と、バチカン(ローマ教皇庁)の教皇書斎で約30分間会見した。皇室が教皇を表敬訪問するのは、天皇、皇后両陛下が1993年9月の欧州訪問で、先々代の教皇ヨハネ・パウロ2世と会見して以来。

 教皇から「ようこそいらっしゃいました」と歓迎を受けた秋篠宮ご夫妻は、教皇に有田焼の飾りつぼと写真立てを、教皇からご夫妻へは、教皇は環境保護への思いを込め、昨年発表した環境問題に関するカトリック教会の重要文書「ラウダート・シ」などを贈った。

 別れ際に教皇は「天皇、皇后両陛下や、お子さまたちにもよろしくお伝えください」とあいさつ、ご夫妻は「ありがとうございます」と応じた。

 秋篠宮ご夫妻は17日に帰国の予定。□


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◎教皇発言の真意理解で微妙な差も

CJC160516=0516=#148◎教皇発言の真意理解で微妙な差も

 【CJC=東京】教皇フランシスコが5月12日、「女性助祭について研究するよう教理省に依頼すると共に、この問題を研究する正式な委員会を設け、この問題を明らかにすることは、教会のためにも良いだろう」と語ったことをバチカン放送(日本語電子版)が伝えたが、教皇発言の真意理解で微妙な差が生まれている。

 カトリック教会に、女性の登用を求める声は、米国の女子修道会から上がっていた。

 教皇の発言はバチカン(ローマ教皇庁)で教皇と面会した女子修道会総長たちからの質問にその場で答えたもの。総長たちは、教会において女性が主導的な役割を拡大できるよう具体的な方策を教皇に求めた。

 AFP通信は、教皇が、司祭の一つ下の階級に当たる助祭職に女性が就くことが可能か検討すると約束した、と報じた。

 一連の発言は、米カトリック系週刊紙『ナショナル・カトリック・リポーター』がいち早く報道。その後、バチカンの日刊紙『ロッセルバトレ・ロマノ』も同じ内容を伝えた。

 修道会総長たちは、なぜ女性は礼拝で説教することや助祭に任命されることが許されないのかといった質問をした。男性聖職者は「キリストの代理として」そうした役目を務めている、と教皇は答えた。

 初期の教会で助祭の役割を果たしていた可能性のある少なくとも1人の女性の存在が認められている。この点に関して教皇は、こうした女性の役割が不明だとした上で、バチカンに対して調べるよう話をすると答えたという。

 教皇が「調べさせる」と言ったのが、歴史上の女性助祭の役割についてなのか、将来的に女性を助祭に任命する可能性についてなのかははっきりしない。バチカン放送は、教皇の発言を、「女性司祭を復活させる可能性を検討する委員会の設置」を呼びかけたものだとしている。

 一方、バチカン広報事務所長フェデリコ・ロンバルディ神父は、この集いで言及された女性助祭問題について、教皇はこの問題を研究するための委員会を設けたいと述べたのであり、女性を助祭に叙階するとも発言していなければ、まして女性司祭について話したのでもないと、コメントしている。□




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