2005年06月

2005年06月29日

[CJC]0314=上海補佐司教任命でバチカンと中国が合意

[CJC]0314/050629/Zen0628
◎上海補佐司教任命でバチカンと中国が合意

 【上海=ZENIT・CJC】中国カトリック教会上海教区補佐司教にジョセフ・シン・ウエンジ神父(42)が任命されたが、今回の任命はバチカン(ローマ教皇庁)と中国政府の意向が一致した例となった。
 新補佐司教は、公認(官方)教会である中国天主教公教会の上海司教を20年間務めたアロイジウス・ジン・ルー・シャン氏の公認であると同時に、『地下教会』のジョセフ・ファン・ゾン・リャン司教の後任となった。ジン氏は90歳近くと見られ、重病と言われる。
 シン司教は、米国で学び、これまで上海教区司教代理だった。バチカン系のアジア・ニュースは、公認教会と地下教会との融和を、中国政府が図ろうとしたものと見ている。
 政府としては、バチカンが認めた司教を受け入れることは、公認教会と地下教会との問題に足掛かりを付けたことになる。バチカンにとってもプラス、とアジア・ニュースは指摘する。北京政府は結果的に、バチカンと1人の司教とつながりが不当な内政干渉とか国家の安全を損なうことにはならない、と認めたと言える。
 ただシン司教が司牧活動でどの程度自由に振る舞えるか、また地下教会のファン司教にどのような自由が与えられるのか、はなお不明だ。□



cjcpress at 17:08|PermalinkTrackBack(0)clip!

2005年06月27日

[CJC]0313=グラハム牧師、ニューヨーク・クルセード終わる

[CJC]0313/R0627
◎グラハム牧師、ニューヨーク・クルセード終わる

 【ニューヨーク=CJC】米国の著名な大衆伝道者ビリー・グラハム牧師(86)が6月24日から3日間の予定でニューヨークで始めたクルセード(伝道集会)が26日、最終日を迎えた。
 パーキンソン病などを患っている同師は、クルセードを行っている間も毅然としていたが、今回が「米国で最後の伝道」となるものとメディアは受け取っている。□




cjcpress at 23:27|PermalinkTrackBack(0)clip!

[CJC]0312=グラハム氏「最後のクルセード」8月にも出版へ

[CJC]0312/050627/
◎グラハム氏「最後のクルセード」8月にも出版へ

 【CJC=東京】米パトナム出版社(アイヴァン・ヘルド社長)は、著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏が6月24日から26日にかけてニューヨークで行った「最後のクルセード」のメッセージ(説教)集『神の愛に生きる=ニューヨーク・クルセード』(仮題)を8月4日に出版する、と発表した。グラハム氏自身が序文とあとがきを執筆するという。
 編集はペンギン・グループのジョエル・フォティノス宗教書部長が担当する。パトナム社は『アライブ・コミュニケーションズ』のリック・クリスチャン氏から版権を獲得した。□



cjcpress at 11:55|PermalinkTrackBack(0)clip!

[CJC]0311=福音派指導者シャンク氏がグラハム氏の民主党色に失望

[CJC]0311/050627/CWN0624
◎福音派指導者シャンク氏がグラハム氏の民主党色に失望

 【CJC=東京】米福音教会連合の前理事ロブ・シャンク氏は現在、保守的な政治団体『全国聖職協議会』会長を務めているが、長年尊敬して来た著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏に失望の想いを抱いている。というのもグラハム氏がこのほどNBCテレビのケイティー・カーリック氏とのインタビューで生涯の民主党員だ、と明らかにしたから。
 シャンク氏は、個人的にグラハム氏と会ったこともあり、その伝道学校に出席したり、巡回伝道者会議に参加したこともある。ニューヨークでグラハム氏が行う最後のクルセードにも参加するつもりだったが「私の25年にもわたる手本とも言うべき人が、妊娠中絶と同性間結婚の拡大を認める党の党員資格を保持していたことには失望した。グラハム氏の後任者は、この最高の道徳的な問題で明確な基準を持つべきだ」と言う。
 それでもシャンク氏はクルセードにワシントンから参加したが、その第3夜、グラハム氏がマイクをビル・クリントン前大統領に手渡した。それは講壇近くに座っていたヒラリー・クリントン上院議員を支持していることを示唆したものと受け取られた。
 クリントン一家が「老グラハム」を利用するのを見て、シェンク氏は説教を聞くのに堪えられず、一家をグラハム氏が称賛している中、会場から出たという。
 「これは08年の大統領選で福音派の票を分割し、ヒラリー勝利を確実にするクリントン一家の慎重で狡猾、全く政治的な動きだ」とシェンク氏。政府高官などを対象とする伝道を行っているが、自らの保守色を改めて印象づけた形。□



cjcpress at 11:38|PermalinkTrackBack(0)clip!

[CJC]0310=世界聖公会、米加教会の完全排除には至らず

[CJC]0310/050627
◎世界聖公会、米加教会の完全排除には至らず

 【CJC=東京】同性愛問題をめぐる対立の中で、信徒7800万人で構成される世界聖公会共同体の指導者は、協議機関『全聖公会中央協議会』(ACC=アングリカン評議会)を英ノッチンガムで6月21日から10日間の日程で開催した。
 協議会は22日、ナイジェリア聖公会のピーター・アキノラ大主教らアジア、アフリカに多い「保守派」が、米国とカナダに対し、『アングリカン・コミュニオン』内の全組織から3年間、身を引くよう求めた要請を提出した。これに対し「全組織からの排除ではなく、常置委員会と中央財務運営委員会からの排除にとどめてはどうか」との修正案が提出された。投票の結果30対28で修正案が採択された。
 僅差の投票結果は、世界の聖公会に、「リベラル派」の米加を支持する動きが強まっていることを浮き彫りにした。08年のランベス会議までに『アングリカン・コミュニオン』自体が大きく分裂する可能性も出てきた。
 米国聖公会の代表は21日、報告書「同性間関係のホーリネスに対する認識の高まり」を発表、人間関係を「貞節や誠実さに代表される、相手から神の似姿を確認し得る神聖な愛に特徴づけられる関係」と定義、「同性愛と異性愛は、生物的文化的な違いに過ぎず、十字架と復活の身体を通して、共通の救いにあずかっている」と、同性愛を擁護する姿勢を改めて表明した。今回の発表に向けて、米国は同性愛者に対する聖職就任許可に至るまでの神学的経緯をまとめるため特別委員会を設置した。
 カナダ聖公会代表も、同性カップルの祝福に関する見解を発表した。ただ、対話と理解を求める文言を多く含み、融和姿勢を示した。
 今回の会議は。同性愛者の聖職就任や同性愛に関する独自と立場に立つ米国とカナダの聖公会を『一時隔離』することでこの2月合意したのを受けてのもの。
 聖公会の「分裂」は、米聖公会とカナダ聖公会ニューウェストミンスター教区で2003年に取られた措置が原因。米聖公会はニューハンプシャー主教に公然同性愛者のジーン・ロビンソン氏を叙階、ニューウェストミンスター教区では同性間の結合を祝福する儀式を採用したもの。これらの行為は1998年のランベス会議で出された、同性愛関係は聖書にそぐわない、という宣言に反している。
 2004年10月にはカンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ氏により設立された委員会が『ウィンザー・レポート』をまとめ、米加聖公会がその行動に「遺憾の意を表明する」よう呼び掛けた。
 ロビンソン氏を主教に就任させたことについて今回、米聖公会は「候補者の選出と按手のために祈り、認識を共有できたことを通して、聖霊の導きを感じた」と説明している。□



cjcpress at 02:16|PermalinkTrackBack(0)clip!

[CJC]0309=ベトナム首相が訪米、「宗教の自由」推進文書に署名

[CJC]0309/050627/CD0621
◎ベトナム首相が訪米、「宗教の自由」推進文書に署名

 【CJC=東京】ベトナムのファン・バン・カイ首相は6月20日から米国を訪問、21日にはジョージ・ブッシュ大統領と会談した。ベトナム首相による訪米はベトナム戦争終結後初めて。
 両首脳は、ベトナムで宗教の自由を推進することで合意、「ベトナムの人々が自由に礼拝することを容易にする」(ブッシュ大統領)主旨の文書に署名した。ベトナムでキリスト教徒など宗教者が弾圧されているとの国際的な懸念に応えた形で、ブッシュ大統領は「画期的な合意」と評した。
 大統領は共同記者会見で、カイ首相の招待を受け、2006年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の機会にベトナムを訪問する意向を表明した。
 両首脳の会談中、ホワイトハウス周辺で数百人が「信仰弾圧を止めろ」などと書いたプラカードを掲げ、抗議した。
 一方、ベトナムの「家の教会」指導者、『福音派間運動』のトラン・マイ総幹事、ベトナム・メノナイト教会のトゥロン・トリ・ヒエン伝道者、『合同福音アウトリーチ教会』のファム・ディン・ナン牧師は20日、米連邦上院国際関係委員会に証言書を提出した。
 2001年に米政府関係機関『国際宗教の自由委員会』へ証言書を提出したグエン・ヴァン・リー神父は、ベトナム当局に国家中傷容疑で拘留され禁固15年の判決を受けた。今年2月の旧正月恩赦で釈放されたが、以前とは意見が完全に変わった。薬品のためではないか、と友人は信じている、と米コンパス通信は報じた。□



cjcpress at 01:24|PermalinkTrackBack(0)clip!

2005年06月26日

[CJC]0308=教皇が伊大統領訪問、両者の立場の違い明確に

[CJC]0308/050626
◎教皇が伊大統領訪問、両者の立場の違い明確に

 【ローマ=CJC】カトリック教会では洗礼者聖ヨハネの誕生を記念した6月24日、教皇ベネディクト十六世は、4月の教皇就任以来初めて、イタリアのカルロ・アゼリオ・チャンピ大統領を大統領官邸クイリナーレ宮殿に訪問した。
 チャンピ大統領自身の招きに応えるもので、教皇着座後5月3日の同大統領のバチカン(ローマ教皇庁)訪問への返礼ともなるもの。大統領は、以前教皇ヨハネ・パウロ二世を、イタリアの保護聖人の1人であるシエナの聖カタリナの祝日4月29日に大統領官邸に招待していたが、同教皇の逝去によってこの約束は果たされなかった。
 教皇は出発前にバチカン市国とイタリアの境界線にあるピオ十二世広場で、フィーニ外相を始めとするイタリア政府の使節団に迎えられた。
 大統領官邸に到着した教皇はチャンピ大統領の出迎えを受け、続いてコシガ、スカルファロ両元大統領やベルルスコーニ首相らとも挨拶を交わした。
 30分以上にわたる会談で、チャンピ大統領は、イタリア憲法の条文を引用しながら「国家と宗教の分離」を強調した。
 教皇はこれに対し「国家の世俗性は健全なものだが、倫理面で宗教の基準を仰ぐことを除外すべきではない」と述べ、「国家が避けられない課題」として生命倫理などを指摘した。
 不妊治療法改正を巡る国民投票で、バチカンが棄権を呼びかけて不成立に持ち込んだ「政治介入」が議論となる中、両者の立場の違いが明確になった形だ。
 バチカン放送によると、大統領との個人会談後、教皇は祝祭の間に集った政府要人らを前に、大統領への公式の挨拶を読み上げた。
 この中で教皇は、イタリアとカトリック教会の独立した関係に敬意を示した上で、これからも教会は同国における精神的・倫理的成長に対する協力と奉仕を惜しまない旨を述べた。
 また教皇は、イタリアが歴史・文化の根底にあるキリスト教の遺産を守り、キリスト教精神の源泉を再発見しつつ、欧州の一致に貢献することを希望すると共に、家族・命、そして教育の権利の擁護を強調した。
 約2時間半の訪問を終えた教皇は、再びローマ市内を通り、バチカンに戻った。
 クイリナーレ宮殿は、ローマの七つの丘の一つ、クイリナーレの丘の上に位置する。古代には神殿や公共建築群が多く見られた。16世紀、ぶどう園の上に建っていたカラファ邸は、教皇シスト五世が夏の離宮とし、17世紀初頭、パウロ五世によって現在の宮殿の原型が作られた。
 同宮殿は1582年から1870年まで歴代教皇によって使用され、ローマがイタリア王国に併合されてからは国王一家の王宮、共和国成立後には大統領官邸となった。□



cjcpress at 23:35|PermalinkTrackBack(0)clip!

[CJC]0307=教皇、一般接見で第2回アフリカシノドス召集を確認

[CJC]0307/050626/VR0622
◎教皇、一般接見で第2回アフリカシノドス召集を確認

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は6月22日、水曜恒例の一般接見の中で、アフリカ・シノドス特別評議会のメンバーらに挨拶を述べ、教皇ヨハネ・パウロ二世が昨年11月13日に決定しれていたように、第2回アフリカ特別シノドスの召集を確認した。□



cjcpress at 22:47|PermalinkTrackBack(0)clip!

[CJC]番外=追加訂正

[CJC]番外/050626
◎追加訂正

 《[CJC]0306/050626◎グラハム牧師がニューヨークで「最後」の米国内伝道集会》の第1節に《クイーンズ地区の公園》とありますが、《クイーンズ地区のフラッシング・メドウズ・コロナ公園》と訂正します。□



cjcpress at 19:00|PermalinkTrackBack(0)clip!

[CJC]0306=グラハム牧師がニューヨークで「最後」の米国内伝道集会

[CJC]0306/050626
◎グラハム牧師がニューヨークで「最後」の米国内伝道集会

 【ニューヨーク=CJC】米国の著名な大衆伝道者ビリー・グラハム牧師(86)が6月24日からニューヨークで大衆伝道を始めた。会場となったクイーンズ地区の公園に詰め掛けた約6万人を前に同氏は「世界がいま最も必要としているのは、憎むことでなく、愛すること」「教会に通い、洗礼も受けても、心の奥深くでは何か別のものが必要で、それをもたらしてくれるのがキリストだ」などと説いた。集会は3日間続く予定。
 グラハム氏は高齢のうえ、前立腺がんやパーキンソン病を患っている。417回目になる今回の集会を同氏自身「国内では最後」としている。22日に行った記者会見では「健康と体力の衰えで私のできることは限られてきた。伝道の日々はまもなく終わる」と述べていた。
 グラハム氏は世界185カ国を訪問、約2億人に伝道した。1992年と94年には北朝鮮を訪れ、当時の金日成主席とも会談した。またトルーマン以来、ブッシュ父子を含め米歴代大統領とも親密な関係を築いた。ブッシュ大統領は同氏との出会いが信仰を深める転機になったという。ただ、政治的な問題とは一定の距離を置いてきた。□



cjcpress at 18:31|PermalinkTrackBack(0)clip!