2006年05月

2006年05月30日

[CJC]060188=バチカン承認の中国人司教、当局の指示を無視して礼典執行

[CJC]060188=0530=R0529
◎バチカン承認の中国人司教、当局の指示を無視して礼典執行

 【CJC=東京】香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、バチカン(ローマ教皇庁)が叙階を認めたが中国政府公認の天主教(カトリック)愛国会は承認しなかったウー・キンジン司教は5月27日、陝西省周至の大聖堂に現れ、当局の警告を無視して、礼典を執行した。
 同司教の叙階は昨年10月に行われたが、明らかにされたのは22日のこと。消息筋は「ウー司教は当局が承認に必要な措置をとることを期待してはいたが、信仰で妥協することは考えていなかった。当局からは礼典を執行しないよう、最初は示唆があり、それは要求、指示と最終的な警告が出た」という。
 ウー氏は司教を示す衣服ではなく、司祭の装束だったが、赤いビレタを被り、リングをはめていた。□



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[CJC]060187=★★ジャワ島中部地震=キリスト教諸団体も緊急救援開始

[CJC]060187=060530★★
◎ジャワ島中部地震=キリスト教諸団体も緊急救援開始

 【CJC=東京】インドネシアのジャワ島中部を5月27日襲った地震の被災者救援に、キリスト教団体も支援活動を開始している。死者は5000人を超えたことが判明したが、家屋を失った人も20万人と推定されている。
 スイスのジュネーブに本拠を置く『教会一致行動』(ACT)翼下のインドネシア救援団体『ヤックム救援ユニット』(YEU)の移動治療班がジョクジャカルタに到着した。負傷者を夜間に降雨から保護するシェルター、救急治療器具、薬品、トイレなど衛生施設が不足している。
 同じACT翼下の『ヤヤサン・タングル・ベンカナ・インドネシア』(YTBI)はジャワ・キリスト教協議会と協力、ボランティア40人以上を集め、食糧など援助物資を配っている。ACTはとりあえず150万米ドル(約1億7000万円)募金を始める。
 アドベンチスト開発救援エージェンシー(ADRA)もすでに緊急対応チームが展開しているが、応援スタッフ派遣を急ぐ、と発表した。
 『チャーチワールドサービス』(CWS)は毛布500枚を病院に提供するなど活動を開始した。
 『クリスチャンエイド』も、ACTを通してインドネシアに支援金を送付する予定。
 北米改革教会系のNPO『キリスト教改革派世界救援委員会』(CRWRC)の救援班も地震発生から30時間後にはジョクジャカルタに到着したが、さらに増派する。
 「ジョクジャカルタ東方の小村ではどこからも援助を受けていなかった」とガレン・ケアリー報道担当は言う。現地周辺で活動を展開して10年の実績があるCRWRCは即座に救援活動を始められた。すでに米、ヌードル、飲料水など8400コンテナを配り、現在家族用サイズのテント確保に努めている。今後、住宅再建など長期的視野で活動を継続する。
 カトリック救援団体『国際カリタス』は南部バントゥル県に医療援助と緊急シェルターを提供している。現地のカトリック教会は会堂などを避難用に解放、衣料、食糧など必要物資を提供している。カトリック系7病院も協力している。オランダ、ドイツ、米国のカリタスメンバーも救援に参加している。
 『カトリック救援サービス』(CRS)も地元団体とともに生存者らに必要物資を提供したり、とりあえず支援費用として20万米ドル(2200万円)を提供するという。
 インドネシア救世軍は被災者救援のための緊急支援活動を行うほかにも2万米ドル(約220万円)を緊急支援費用として援助した。
 世界96カ国に救援活動を展開する『ワールドビジョン』は、ジャカルタのインドネシア事務所から200家族分の救援物資をトラックで輸送、28日からバントゥル県ジェティス村の被災住民に防水シート(380枚)、毛布と現地住民が着用する腰布(数百枚)、簡易ベッド(39個)などを配布した。さらに簡易ベッド、防水シート、衛生用具、調理器具などの調達に努めている。
 ジョクジャカルタでは、5人の緊急支援専門スタッフと医師ら15人のスタッフが、緊急支援物資配布、医療支援を行うほか、バントゥル県と近隣のクラテン県で緊急需要状況を調査している。□



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2006年05月29日

[CJC]060186=教皇、ポーランドを訪問、ワルシャワで27万人を前にミサ

[CJC]060186=0529 ※配信番号060178訂正・追加差し替え
◎教皇、ポーランドを訪問、ワルシャワで27万人を前にミサ

(編集注意=配信番号060178で、ポーランド大統領を「アレクサンデル・クファシニエフスキ」としましたが、「レフ・カチンスキ」の誤りです。)

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世(79)が5月25日、前教皇ヨハネ・パウロ二世の母国ポーランドを訪問した。
 教皇はワルシャワ空港でレフ・カチンスキ大統領らの出迎えを受け、ポーランド語で「前教皇ヨハネ・パウロ二世の足跡をたどりに来た」と述べた。
 26日雨の中、教皇はワルシャワの広場で27万人を前にミサを行った。教皇は、説教で、道徳上絶対的なものはないとの考え方に反対、伝統的な教会の価値観を強調した。ミサが終わったときには太陽の光が差し、教皇は群衆の間を歩いて祝福を与えた。
 その後、南部の古都クラクフの大司教公邸にある「教皇の窓」に立ち、「親愛なる兄弟たちよ。温かく迎えてくれてありがとう」と信者らに語りかけ、歓迎を受けた。
 27日、教皇はクラクフ近郊にある前教皇の生誕地バドビツェを訪問、現在博物館となっている前教皇の元自宅を訪れ、少年時代の前教皇の写真などを見学した。
 教皇は28日、アウシュビッツ(現オシフィエンチム)強制収容所跡地を訪問した。歴代教皇では、79年の前教皇ヨハネ・パウロ二世に続き2人目。現教皇はドイツ人だけに注目を集めていた。
 教皇は「労働は人を自由にする」とドイツ語で書かれた同収容所の鉄門前で車を止め、1人で歩いて門をくぐった。
 教皇は「この恐怖の場所、神と人とに対して未曾有の大虐殺が行われたここで、語ることは出来ない。ことに、1人のキリスト者として、ドイツから来た1人の教皇としては特に難しい。このような場所では言葉はない。恐れの沈黙、それ自体が『神よ、あなたはなぜ沈黙されたのですか。これらを全て許されたのですか』という神への心からの訴えしかない。」と語った。
 バチカンのナバロ=バルス報道担当は27日の会見で「アウシュビッツ訪問は当初の計画に入っていなかったが、教皇本人が『私は行きたい。行かないわけにはゆかない』と繰り返していた」ことを明らかにした。
 強制収容所訪問の後に、教皇はクラクフのバリチェ空港に向かい、歓送式典に望んだ。式典にはカチンスキー大統領が出席した。
 教皇は就任から1年、これまでイタリア南部とドイツ・ケルンでのカトリック世界青年大会に出席しただけで、今回が初の本格的な外遊となる。7月にはスペイン、9月にはドイツ、11月にはトルコを相次いで訪れる計画。□



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2006年05月28日

[CJC]060185=カンヌ国際映画祭で「バベル」がエキュメニカル賞受賞

[CJC]060185=0528
◎カンヌ国際映画祭で「バベル」がエキュメニカル賞受賞

 【CJC=東京】仏カンヌ国際映画祭で5月27日、エキュメニカル賞の発表が行われ、役所広司出演の米映画「バベル」(原題=アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)が選ばれた。2000年には、青山真治監督の『ユリイカ』が同賞に選ばれており、役所としては2度目の受賞。
 同作品は聖書に書かれている、「バベルの塔」をモチーフに、モロッコ、日本、米&メキシコで同時に起こるそれぞれの悲劇が、次第に交錯し、大きな輪となって描かれていく人間ドラマ。
 エキュメニカル賞は、カトリックやプロテスタント関係団体から選ばれた6人の審査員が選考する。□



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[NW]◎憲法九条をテーマに 宗教者の役割考える 中京区でシンポ 街頭行進も

[NW]◎憲法九条をテーマに 宗教者の役割考える 中京区でシンポ 街頭行進も

 宗教や宗派の違いを超えて宗教者が集まる「宗教者九条の和・全国協働の集い」が27日、京都市中京区のカトリック河原町教会で行われた。憲法九条をテーマにしたシンポジウムで宗教者の役割を話し合い、平和を祈りながら街頭を歩く「平和巡礼」では、僧侶やキリスト教関係者を中心に約100人が四条大橋までを行進した。(京都新聞5月27日)



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[CJC]060184=韓国のカトリック人口が74・4%と高い伸び

[CJC]060184=0528
◎韓国のカトリック人口が74・4%と高い伸び

 【CJC=東京】韓国政府統計庁は5月25日、「2005年人口住宅総調査」を発表した。総人口は2005年11月1日現在4727万8952人で、2000年の調査時に比べ2・5%(114万人)増加した。
 女性が2365万人と男性の2362万人を3万人上回り、1944年の調査以降初めて女性の人口が男性を超えた。
 10年ぶりに実施した宗教人口調査では、信仰を持つ人の数は2497万人(53・1%)で、10年前より10・5%増加し、特にカトリック人口が74・4%と高い伸びを示した。
 全人口に占める割合は仏教が22・8%ともっとも高く、続いてプロテスタント18・3
%、カトリック10・9%の順。□



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[CJC]060183=中国宗教界、米国際宗教自由委員会の報告を批判

[CJC]060183=0528
◎中国宗教界、米国際宗教自由委員会の報告を批判

 【CJC=東京】米国の国際宗教自由委員会が5月初め「2006年度国際宗教自由報告」を公表、中国が「法輪功」教団を取り締ることを「宗教迫害」としたことに、中国政府外交部は即座に反論したが、北京の宗教界も同委員会への非難が相次いでいる。
 中国天主教(カトリック)愛国会の劉柏年副主席は、「『法輪功』は社会に対抗し、危害をもたらしており、宗教ではない。委員会の報告が『法輪功』を支持する目的は、邪教を利用して中国社会の安定と経済発展を破壊することにある」との見解を表明した。中国国際放送が報じた。□



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[CJC]060182=ソウルで7月に第19回世界メソジスト協議会

[CJC]060182=0528=ENI0526-0433
◎ソウルで7月に第19回世界メソジスト協議会

 【ソウル=ENI・CJC】(クォン・ヒュクリル記)世界中からメソジスト派のキリスト者1万人がこの7月20〜24日にソウルで開催される第19回世界メソジスト協議会に集まる。主題は「キリストに於ける神との和解」。世界規模の紛争の平和的解決のために祈る。
 韓国メソジスト協議会のシン・キュンハ議長は「外国からの参加は6000人を超すと見られ、120年にわたる韓国の教会史上で最大の国際的催しとなろう」と語った。世界メソジスト協議会は5年毎に開催される。韓国開催は初めて。
 北朝鮮の朝鮮キリスト教協議会のカン・ヤンスブ議長も招待されているが、出欠の返事はまだない。米合同メソジスト教会指導者約20人がソウルでの協議会参加前に北朝鮮を訪問、金正日主席との会見を計画している。
 米合同メソジスト教会のユン・ヒースー監督は「北朝鮮から板門店経由で韓国を訪問、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と会見したい」と語った。この計画が実現すれば、世界メソジスト協議会は南北朝鮮の間の世話役となろう。
 シン・キュンハ議長は「米合同メソジスト教会代表と北朝鮮指導者との会見は南北朝鮮間の停滞している交渉に良い効果を持つだろう」と言う。
 ソウルでの協議会にはサミュエル・コビア世界教会協議会総幹事(メソジスト)、バチカン(ローマ教皇庁)キリスト教一致推進評議会議長らも出席の予定。
 現在、世界中にメソジスト派キリスト者は7300万人。□



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[CJC]060181=米ルイジアナ州の教会で銃乱射、5人殺害

[CJC]060181=0528
◎米ルイジアナ州の教会で銃乱射、5人殺害

 【CJC=東京】米南部ルイジアナ州バトンルージュの「イエス・キリストの宣教」教会で5月21日、礼拝の終了間際に教会に乱入してきた同市居住のアンソニー・ベル容疑者(25)が拳銃を発砲、妻の親せき4人を殺害後、妻も外に連れ出して射殺した。一緒に連れ出された3人の子どもは無事だった。
 地元警察によると、ベル容疑者の妻の母親クローディア・ブラウンさんは同教会の牧師、銃撃で重傷を負った。教会内で殺された4人は、妻の祖父母、叔母、いとこ。
 ベル容疑者は、教会近くのアパート敷地内にいたところを逮捕された。動機は不明だが、過去にも夫婦間でトラブルがあったという。
 同教会は会員数約100人、礼拝出席20人。教会員のほとんどは親類縁者関係にあるという。□



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[CJC]060180=米誌ニューズウィークが「マグダラのマリア」特集

[CJC]060180=0528
◎米誌ニューズウィークが「マグダラのマリア」特集

 【CJC=東京】5月22日発売の米誌ニューズウィーク(国内版)は「マグダラのマリアの謎 ダ・ヴィンチ・コードを超えて」と題する特集を掲載した。マグダラのマリアについて「万物を知る女」などと紹介している。
 小説が世界的なベストセラーとなり映画も封切られた「ダ・ヴィンチ・コード」では、マグダラのマリアはキリストと結婚し、子供も生んだとされている。
 特集は「異端」とされたグノーシス派の文書を引用し、キリストがマグダラのマリアを他の女性より愛しており、これを脅威に感じた筆頭の弟子ペテロからマリアは攻撃されていたとしている。□



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