2007年01月

2007年01月30日

CJC042◎北アイルランド、3月にも自治政府再開か、カトリック系政党が警察組織を承認

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◎北アイルランド、3月にも自治政府再開か、カトリック系政党が警察組織を承認

 【CJC=東京】英領北アイルランドのカトリック系最大政党、シン・フェイン党は1月28日、アイルランドの首都ダブリンで臨時党大会を開き、北アイルランド警察への協力の是非を問う動議がかけられ、党員約900人による採決の結果、これを支持する意見が多数を占めた。北アイルランド警察は、これまで「カトリック系住民に差別的だ」などと非難されてきた。
 北アイルランドでは、英統治に反対する少数派のカトリック系と賛成する多数派のプロテスタント系が対立を重ねてきた。シン・フェイン党は、武力闘争を続けていたが2005年に武装解除を表明したアイルランド共和軍(IRA)の政治部門。
 プロテスタント系最大政党の民主統一党(DUP)が同警察の承認を自治をめぐる協議再開の条件として求めていた。シン・フェイン党は、これまで取り締まり対象となってきた経緯などから治安維持制度への支持を留保してきたが、警察を承認したことで、2002年に凍結された自治の3月再開に向けた交渉の進展に期待が高まってきた。
 北アイルランド警察公安部が、プロテスタント過激派によるカトリック系住民らの殺人事件を隠ぺいしていたことが発覚、今回の臨時党大会への影響が懸念されていた。
 採決後、シン・フェイン党のジェリー・アダムズ党首は「歴史的な決定だ」と強調した。一方、同党と敵対するプロテスタント最大政党、民主統一党のイアン・ペイズリー党首は、決定の履行を求めている。
 英国、アイルランドの両国政府は昨年10月、4年間凍結されてきた自治政府の再開の条件として、英政府の指揮する北アイルランド警察が当面、警察権を行使するなどを提示。カトリック、プロテスタント両勢力に対し、受諾しなければ、自治凍結を継続すると通告している。同警察は将来、自治政府の管理下に置かれる。
 3月7日に自治議会選挙が行われ、26日に自治政府が再開される予定。□


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2007年01月29日

CJC041◎ミャンマーでキリスト者追放計画か

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◎ミャンマーでキリスト者追放計画か

 【CJC=東京】英国に拠点を置くキリスト教抑圧監視団体『世界キリスト教
連帯』が、ミャンマーからのキリスト教徒追放を計画する同国軍事政権の秘密文
書を入手した。英公営BBCのビルマ語放送(電子版)が1月23日報じた。
 『世界キリスト教連帯』は、文書を基に作成した軍政の弾圧政策を指摘する報
告書を公表するという。□


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2007年01月28日

CJC040◎教皇、キリスト教一致への困難と同時に進展を指摘

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◎教皇、キリスト教一致への困難と同時に進展を指摘

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世が1月23日の一般接見で、キリス
ト教一致は悔悟と謙遜の長く困難な旅だ、と語った。ただ同時に、これまでの
40年間、神がキリスト者に「時にフルコミュニオン(完全相互聖餐)という純
粋な空気を自由に吸うことを許してくださり、広い喜びの場、リフレッシュの時
を与えてくれた」と言う。
 教皇は、キリストの弟子たちの間の一致への探究が進展している証拠として、
2006年にあった出会いの例を示した。世界改革教会連盟、世界バプテスト連
盟、米福音ルーテル教会指導者との会見、世界聖公会共同体指導者やギリシャ正
教会指導者との会合と祈り、トルコのコンスタンティノープルに正教会エキュメ
ニカル総主教バルトロメオス一世を訪問したことなどを挙げている。
 教皇は、教会一致への関わりは、すべてのキリスト者の義務だとして、「最初
になすべきことは一致への祈りだ。祈り、共に祈ることで、キリスト者は今なお
分かれてはいるものの、互いに兄弟としての状態をより意識するようになる」と
述べた。□


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CJC039◎世界広報の日教皇メッセージ、子どもとメディアがテーマ

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◎世界広報の日教皇メッセージ、子どもとメディアがテーマ

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は1月24日、第41回世界広報の
日に向け、「子どもとメディア:教育のための挑戦」と題するメッセージを発表
した。同日をカトリック教会は、ジャーナリストの保護者、聖フランシスコ・サ
レジオ司教教会博士の記念日としている。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は、現代の教育という複雑な課
題においてはメディアがもたらす影響問題を避けて通ることはできないと述べ、
この問題に取り組む上で「子どもの育成」と「メディアの育成」という2つの側
面を提示した。
 子どもの育成の上では、メディア側からの子どもに対する育成と、子どもがメ
ディアに適切な形で応えることができるようになるための教育の2点を考える必
要を指摘し、送り手側としてのメディアの責任と、受け手側の批判的かつ活発な
参加を要望した。
 教皇は、メディアの正しい使用を通して子どもの教育を図る上で、両親、教
会、学校の責任を強調した。
 カトリック教会の「世界広報の日」は、福音宣教の中でも特に新聞、雑誌、テ
レビ、ラジオ、映画など広報機関を用いて行う宣教について、教会全体で考える
ことを目的としている。今年は5月20日(日本の教会では5月13日)に行なわれ
る。□


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CJC038◎聖パウロ大聖堂でエキュメニカルな晩課の集い

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◎聖パウロ大聖堂でエキュメニカルな晩課の集い

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は1月25日、ローマの城壁外の聖
パウロ大聖堂で、エキュメニカルな晩課の集いを行った。18日から始まったキ
リスト教一致祈祷週間を締めくくる集いには、カトリック教会関係者はじめ、
ローマおよびイタリア、南欧における様々な正教会とプロテスタント教会の代表
者が参加した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は今年の祈祷週間のテーマ「耳
の聞こえない人を聞こえるようにし、口の利けない人を話せるようにしてくださ
る」(マルコ7・31〜37)を、神の国の訪れと、コミュニケーションの不可
能な状態、分裂の状態からの癒しを告げるメッセージとして示し、一致を実現す
るのは、また教会を作っているのは神のみ言葉であると述べた。
 教皇は、み言葉に「耳を傾け」、それを勇気をもって「話し」、共に「証し」
しながら、一致への歩みを対話と祈りのうちに続けていこうと呼びかけられた。 □


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[ NW ]◎城山憲法九条の会結成2周年の集い 長崎市 高見大司教が講演

 護憲を訴える「城山憲法九条の会」の結成2周年の集いが27日、長崎市若草
町のカトリック城山教会であった。「県九条の会」呼び掛け人の高見三明・カト
リック長崎大司教(60)が講演で、軍備拡張や核抑止力をめぐる国内外の動き
に懸念を示し「軍拡は戦争の原因を増やすだけ。どちらかが先に武器を捨てる。
平和をつくる、とはそういうもの。理想主義者と言われようとも、声を上げ続け
ましょう」と呼び掛けた。(西日本新聞・長崎1月28日)


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2007年01月27日

CJC037◎中国公認教会も前向きの反応

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◎中国公認教会も前向きの反応

 【CJC=東京】中国との国交正常化と教皇への忠誠を尽くす地下カトリッ
ク教会と公認教会との一本化を目指すバチカン(ローマ教皇庁)は問題全般を
討議する会議を開き、1月20日には、声明で中国との関係改善を願うとの姿
勢を明らかにするとともに、教皇ベネディクト十六世が中国の信徒に宛てた書
簡を送る計画だ、と発表した。
 この動きに、公認教会『中国天主教(カトリック)愛国会』のリュー・バイ
ニアン副会長は、「教皇書簡が中国の教会に対する愛を示すものであってほし
いし、そう信じている。書簡が中国とバチカンの関係改善に役立つことを願っ
ている、とAP通信の電話インタビューに答えた。□


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CJC036◎教皇がベトナム首相と会談、国交樹立へ進むか?

*070127=CJC036
◎教皇がベトナム首相と会談、国交樹立へ進むか?

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は1月25日、バチカン(ローマ教皇庁)でベトナムのグエン・タン・ズン首相と会談した。ベトナム最高指導部と教皇が会談するのは初めて。
 会談後、教皇庁は「関係正常化へ向けて、新しい重要な一歩となるものとし、両国間の接近が過去数年、ベトナムでカトリック教会の宗教的自由を広げることに寄与している」との声明を発表した。ベトナム最高指導部と教皇が会談するのは初めて。
 今回の会談を控え、ベトナム教会の司祭17人が16日付けで、政府による宗教弾圧を批判し、善処を求める書簡を教皇に送った。
 17人は南部ホーチミンや中部フエの神父で、宗教の自由が制限されている共産党一党支配のベトナムの現状を批判、教皇からズン首相に注意を喚起するよう要請したもの。この要請が実現したかは不明。□


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2007年01月26日

CJC035◎台湾は中国とバチカンの関係改善に危機感

*070126=CJC035◎台湾は中国とバチカンの関係改善に危機感

 【CJC=東京】ソウル紙『朝鮮日報』によると、台湾紙『聯合報』1月24日付けで、同国政府は最近ローマ教皇庁と中国との関係正常化の動きに強い危機感を表明したと報じた。
 台湾外務省の王建業報道官は23日、台北での声明で、バチカン(ローマ教皇庁)が中国との対話を進め関係改善の動きを示していることについて「宗教の自由についての問題で中国に譲歩してはならない」と、中国への急速な接近をけん制した。
 中国はバチカンに対して関係正常化の前提条件として台湾との断交を要求している。□


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CJC034◎英国航空が従業員の首飾りの十字架容認か

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◎英国航空が従業員の首飾りの十字架容認か

 【CJC=東京】英国航空は1月19日声明を発表、従業員が宗教的なシンボルを着用することを禁じる服装規定を修正することを明らかにした。
 ロンドン・ヒースロー空港でチェックイン事務を行っているナディア・イワイダさんが、小さい十字架のついたネックレスを外すようにとの指示に従わなかったのが問題の発端。シーク教徒たイスラム教徒が頭部の覆いが許されているのだから、指示は宗教差別だ、と主張した。会社側は、それらの覆いは制服の一部だ、と主張していた。
 声明で、会社は制服規定を見直しを決め、英国国教会、カトリック教会、イスラム教評議会等の代表と協議する、と述べた。□


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