2007年04月

2007年04月30日

CJC138◎ドイツの11教派が相互に洗礼認める

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◎ドイツの11教派が相互に洗礼認める

 【CJC=東京】ドイツのカトリック、正教会、東方正統教会、聖公会(英国国教会)などキリスト教11教派がそれぞれの洗礼を正式に認めることで合意が成立、共同宣言が作成された。正教会、東方正統教会、聖公会(英国国教会)も入っており、エキュメニカル(教会一致を目指す)運動に1段階を築いた形となった。
 現在まで、特定のカトリック教会教区と地域の福音教会の間で相互に洗礼を認め合ったことはあるが、それは例外的なものとされていた。
 共同宣言に至るには、バチカン(ローマ教皇庁)キリスト教一致事務局長のワルター・カスパー枢機卿の働きかけがあった。共同宣言は3年間にわたる検討の結果まとまった。
 共同宣言は「すべてのキリスト者の一致の印として、この一致の基盤であるイエス・キリストと結びつけるものが洗礼である。今回の洗礼相互承認は、イエス・キリストにある一致の表現だ」と述べている。
 「教会理解の違いにもかかわらず、洗礼に関する基本的な一致は私たちの中に存在する。それで、私たちは洗礼を行う際に、水による全ての業がイエスの宣教の通りに、父と子と聖霊の名によっていることを認める。そして、私たちは洗礼を受けた1人1人のために喜ぶ。このように実施された洗礼は、1回のものであり、繰り返すことが出来ない」と共同宣言は述べている。□


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2007年04月29日

CJC137◎教皇、ニューヨークの国連本部訪問への招待受ける

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◎教皇、ニューヨークの国連本部訪問への招待受ける

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、バチカンを訪れた国連の潘基文事務総長からニューヨークの国連本部訪問への招待に対し、前向きな回答をしたことを、バチカンの広報事務局が明らかにした。ただ具体的な日時や訪問の計画はまだないという。□


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CJC136◎バチカン正義と平和評議会が「気候変動と発展」考えるセミナー

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◎バチカン正義と平和評議会が「気候変動と発展」考えるセミナー

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)正義と平和評議会(議長レナート・ラファエレ・マルティーノ枢機卿)は、バチカンで4月26日、「気候変動と発展」をテーマとした2日間のセミナーを開催した。セミナーには20カ国から80人の専門家や研究者、政府の環境問題担当者らが出席した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、このセミナーでは、気候変動に関する国連の報告書をはじめ、近年世界で議論が活発化する地球の温暖化について、その原因や状況を正しく理解し、気候変動と世界の発展の関係を見つめ、それが経済、社会、資源にいかなる影響を与えるか、また各国、世界のレベルでそれについてどのような責任をとるべきかを、教会の社会教説の立場から考える。□


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CJC135◎教皇、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会見

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◎教皇、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会見

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は4月24日、バチカン(ローマ教皇庁)でパレスチナ自治政府のマハムード・アッバス議長と会見した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、会談では特に国際共同体の協力のもとイスラエルとパレスチナ間の平和プロセスが再び試みられていることが評価された。また、パレスチナ内の状況にも触れる中で、カトリック教徒の直面する困難、また彼らの社会的貢献の価値などが言及された。
 アッバス議長は、続いて教皇庁国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会談した。□


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2007年04月27日

CJC134◎北朝鮮で『YMCAグリーンドクターズ』が共同診療病院

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◎北朝鮮で『YMCAグリーンドクターズ』が共同診療病院

 【CJC=東京】韓国の聯合通信によると、北朝鮮の開城工業団地に4月26日、「開城工業地区グリーンドクターズ協力病院」が正式に開院した。韓国ワイズメンズ・クラブがプサンYMCAと設立した医療奉仕団体『YMCAグリーンドクターズ』が開設したもの。同病院では1月から南北の医師6人が南北共同診療を行っているが、正式開院で、本格的な南北医療協力時代の幕開けとなった。
 『YMCAグリーンドクターズ』は当初、2月に開院式を行なう計画だったが、北朝鮮側が昨年9月から開城市内の観光を禁じたため延期されていた。
 同病院の医師によると、昨年9月以降に開城市内で行事を行う民間団体はグリーンドクターズが初めて。
 『YMCAグリーンドクターズ』は2005年1月、開城工業団地に救急医療所を開設し、これまで南北の労働者2万人余りを無料で診療してきた。□


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CJC133◎メキシコ市が妊娠中絶合法化条例案を可決

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◎メキシコ市が妊娠中絶合法化条例案を可決

 【CJC=東京】メキシコ市議会は4月24日、妊娠中絶の合法化に向けた条例案を賛成46、反対19、棄権1で可決した。市立病院に妊娠初期3カ月間の中絶を認め、私立医療機関にも手術の道を開いた。18歳未満の女性は保護者の同意が必要としている。
 法案は同市市長に送付され承認される見通し。ただ中絶反対派は既に最高裁に訴訟を起こす構え。
 カトリックが優勢な中南米で、全女性の中絶を合法化しているのはキューバとガイアナ。完全に非合法化しているのはニカラグアとエルサルバドル、チリ。その他の国は、暴行や母体への危険が認められた場合などに限定している。□


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2007年04月24日

CJC132◎中国『天主教愛国会』が傅鉄山主席の後任選出へ

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◎中国『天主教愛国会』が傅鉄山主席の後任選出へ

 【CJC=東京】中国政府公認のカトリック教会『天主教愛国会』は、4月20日死去したマイケル・傅鉄山主席の後任を「慎重に、真剣に」選出する、という。
 傅氏は1979年に主席に任命されたが、バチカン(ローマ教皇庁)の承認なしの人事だった。
 中国は共産党政権成立後の1951年にバチカンと外交関係を断絶、近年バチカン側かわ関係修復の動きが見られるが、昨年、バチカンの同意なしに司教3人の叙階が行われたことで状況は微妙な段階にある。
 香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、愛国会のアンソニー・リウ・バイニアン副主席は、傅氏の最大の願いがバチカンとの関係正常化でだった、と言う。ただリウ副主席は、バチカンが台湾との関係を断絶する、中国の内政に干渉しない、という中国側の姿勢を強調した。内政不干渉には司教叙階も含まれるというのが中国側の主張だ。□


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CJCxxx《画像参考》宗教改革博物館

a6067358.jpg[写真説明]ジュネーブの宗教改革博物館(同博物館のサイトから)


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CJC131◎ジュネーヴの宗教改革博物館が07年度「欧州博物館賞」受賞

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◎ジュネーヴの宗教改革博物館が07年度「欧州博物館賞」受賞

 【CJC=東京】いわゆる宗教改革発祥の地ジュネーブのサンピエール大聖堂脇に2005年4月に開設した宗教改革国際博物館が07年度欧州評議会博物館賞を受賞した。
 欧州評議会博物館賞は、1977年から毎年「欧州文化遺産に関する理解を深めることに貢献した」博物館に贈られている。選定は欧州評議会加盟46カ国の審査員によって決定される。4月17日にストラスブールでプ授賞式が行われた。イザベル・グレッスル館長がカタロニアの芸術家のホアン・ミロの青銅の彫像と賞金5000ユーロ(約80万円)を受けた。
 審査員は、博物館の国際的な視野と宗教的寛容の姿勢を称賛、双方向的な展示方法で神学思想を表現するなど「特に大胆」な努力を評価した。
 博物館は、ジャン・カルヴァンが16世紀にジュネーブで起こしたプロテスタント運動の歴史を原書や原稿、絵画、彫刻などでたどっている。
 博物館は2009年に、カルヴァン生誕500年記念展示を計画している。これには世界改革教会連盟(WARC)と合同の記念式典の構想もある。□


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2007年04月23日

CJC130◎中国カトリック者への教皇書簡、信教の自由を強調へ

*070423=CJC130
◎中国カトリック者への教皇書簡、信教の自由を強調へ

 【CJC=東京】教皇ベネディくト十六世が中国のカトリック信徒へ宛てた書簡が出される、とバチカン(ローマ教皇庁)筋が伝えていたが、その内容は信教の自由を強調し、中国人信徒が忠誠を誓う権利を支持するものになる、と香港のジョセフ・陳日君枢機卿が語った。香港の英字紙サンデー・エグザミナーが報じた。
 枢機卿は、教皇が中国との外交関係のために「真の宗教の自由」を犠牲にすることはない、と指摘した。
 書簡は、教皇庁と北京の共産党政権との間の外交関係回復について述べると共に中国政府公認のカトリック教会『天主教愛国会』に属する信徒と、バチカンに忠誠を誓う「地下教会」信徒との和解を呼び掛けるものとなろう。□


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