2007年08月

2007年08月27日

CJC269◎「近く中国本土に慈善施設」=神の愛の宣教者会

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◎「近く中国本土に慈善施設」=神の愛の宣教者会

 【CJC=東京】ノーベル平和章受賞者、福者・故マザー・テレサが創設した『神の愛の宣教者会』が「近く中国・青島に貧困者のための慈善事業を開く」ことになった。同会の最高指導者、シスター・ニルマラ・ジョシ(73)が8月26日、インド・コルカタで朝日新聞記者に語った。
 同宣教会は、台湾、香港、マカオなどには施設を開設しているが、中国本土は初めてで、中国に共産主義政権が成立して以来、最初の国際カトリック組織になると見られる。
 カトリック系『アジア・ニュース』は05年10月、同会が中国での施設開設を計画、中国政府への書簡を送り、その回答を待っていると報じた。
 シスター・ニルマラは当時、中国進出計画は、中国政府から同年4月に示唆があったからだとし、「政府が招請したのであり、私たちはそれを歓迎している」と語っている。
 シスター・ニルマラは、中国が提案に当たって、「バチカン市国との外交関係樹立を視野に入れていた」と見ていた。□


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2007年08月26日

CJC268◎オランダで鐘の音騒動

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◎オランダで鐘の音騒動

 【CJC=東京】オランダ・アムステルダム南方ティルブルフのカトリック教会と市当局が、鐘の音をめぐり争っている。これまで聖マルガリータ・マリア教会では長年にわたって週日の朝7時15分に鐘を鳴らしていたが、住民から朝の眠りを妨げ、うるさいとの苦情が出された。
 苦情を受けたティルブルフ市当局は、教会の鐘を鳴らすことを止めるように数カ月間もハルム・シルダー神父に促し、最低限は鐘の音を小さくするよう訴えたが、教会は態度を変えなかった。
 そこで市は8月16日以降、朝ごとに、鐘を鳴らすと1回につき日本円で80万円弱の罰金を課す、と警告したが、まだ鐘は鳴っている。
 市側は「教会の問題に介入したくはないが、地元住人の気持ちも考えなければ」と頭を抱えている。□


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2007年08月24日

CJC267◎トルクメニスタンでバプテスト教会指導者拘束

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◎トルクメニスタンでバプテスト教会指導者拘束

 【CJC=東京】旧ソ連のトルクメニスタンで拘束されているバプテスト教会指導者の命運に国際的な関心が高まっている。
 米国に本拠を置く宗教の自由擁護組織『フォーラム18』は、トルクメニスタンが主要なイスラム教指導者が釈放されたのに、「バプテストの『良心の囚人』ヴァチェスラフ・カラタエフスキー牧師は釈放されていない、と強調した。
 親族によると、未公認の集会開催を理由に、牧師は強制労働収容所に拘置されたままだ、と言う。さらに宗教上の理由で兵役を拒否したため執行猶予付き禁固刑の判決が『エホバの証人』の信者に出ている。
 トルクメニスタンでは、グルバングルイ・ベルディムハメドフ大統領がこの2月就任以来、捜索、罰金、公的な脅迫、投獄など、思想、良心、信仰の自由妨害が増加している、と『フォーラム18』は伝えている。□


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2007年08月23日

CJC266◎米福音ルーテルがイスラエル・ボイコット検討

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◎米福音ルーテルがイスラエル・ボイコット検討

 【CJC=東京】米福音ルーテル教会(ELCA=信徒数約500万)はシカゴで開催した総会で8月11日、イスラエル製品の部分的ボイコットを検討することを決めた。総会ではイスラエル、パレスチナ双方に対話を呼びかけると共に、パレスチナ側への投資を呼び掛けている。
 総会では、イスラエル入植地での事業への投資や物資購入拒否検討を促し、それ以外の経済制裁についても検討することにした。□


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[ NW ]◎大浦天主堂の設計図がパリ外国宣教会で発見

 現存するキリスト教会の建築物として日本最古の大浦天主堂(長崎市南山手町)の設計図が、フランスのパリ外国宣教会で見つかった。
 1864年(元治元年)の建築当時のもので、発見した長崎総合科学大の林一馬学長(63)(建築学)は「建築当時の全体像や細部の構造が初めて明らかになった」として、今月29日、福岡市で開かれる日本建築学会で発表する。(読売新聞8月11日)


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CJC265◎福音派が「改宗」での行動規範で他派と協調へ

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◎福音派が「改宗」での行動規範で他派と協調へ

 【トゥールーズ(仏)=ENI・CJC】(ホアン・ミシェル記)世界福音同盟(WEA)系の神学者トーマス・シルマハー氏は、伝統的プロテスタント、英国国教会、正教会とカトリック教会によって同意された、キリスト教への改宗に関する行動規範を、福音派も支持する準備が出来ていると言う。
 「福音派とエキュメニカルなキリスト者とが、この問題で今日ほど接近したことはなかった。30年前には出来ないとされていたことが達成可能になった」と、語るシルマハー氏はドイツの神学者で世界福音同盟宗教の自由国際研究所議長。「この種の合意に、このような広範なキリスト者の支援が見られることは初めてだろう」と言う。
 シルマハー氏は、バチカン(ローマ教皇庁)諸宗教対話評議会と世界教会協議会(WCC)の宗教間対話と協力に関するプログラムが共催し、トゥールーズで8月8〜12日に開催された協議で講演した際に指摘したもの。協議にはカトリック、正教会、プロテスタント、ペンテコステ派、福音派の神学者や教会代表約30人が出席、改宗に関する行動規範作成を進めた。行動規範は2010年までに完成することを目指している。
 シルマハー氏にとって、規範は「宗教の自由によって保護された、受け入れ可能な宣教形態と、人々を改宗させようとする過激な形態の間の境界線を確立する」ためのもの。しかし同氏は、異なった歴史的、宗教的、文化的、政治的な関係の中で、明確な行動規範で「非倫理的な手段」を束縛することの困難さを認めた。ペンテコステ派や福音派キリスト者の中には、積極的な改宗を行っているとして他派や他宗教からの批判にさらされている人たちもいるからだ。
 それだけでなく、カトリック、プロテスタント、正教会など各派の間では、1教派が伝統的に優勢な領域に食い込む「羊泥棒」と呼ばれる問題をめぐっても緊張が高まっている。
 自らの信仰を伝える権利を保持する中で、行動規範はいかなる宗教の信仰者に対する敬意も強調する、とマレーシア教会協議会のヘルメン・シャストリ総幹事(世界教会協議会信仰職制委員会共同議長)は指摘する。「宗教を説く者は、真理を独占する宗教はなく、救いを見つけるには様々な道があると教わる必要がある」と言う。
 伝道活動は、「他の宗教を過小評価したり非難する点で卑屈になること」は避ける必要がある、とインドのフィオレッロ・マスカレンハス氏(イエズス会士、国際カトリック・カリスマ運動指導者)は断言した。むしろ伝道は「宗教間の対話、宗教的調和と福祉プロジェクトへの心からの協力」を促進するべきなのだ、と言う。
 米国のペンテコステ派系『チャーチ・オブ・ゴッド』の牧師で神学者のトニー・リッチー氏にとっては、行動規範は「攻撃的な福音伝道」ではなく「対話的な福音伝道」という概念を核に築き上げなければならない。同氏は、そのような福音伝道がエネルギッシュで、熱心なものではあるが、高圧的でも偽装的でもないと信じており、また適切な福音伝道は、姿勢ではエキュメニカルで、倫理的行動を意識する必要があると説明する。
 世界福音同盟常議員のジョン・ラングロイ弁護士も、トゥールーズ会議に出席、行動規範について「他宗教に対する優越心が打破されたことを明らかにするため、過去の悪行を悔悟する表現」と語った。
 シルマハー氏は、福音派が「過度の圧力」とか「宣教の名に於いて人権を侵害した」ことを遺憾とする一方、「キリスト教の全教派が自己反省する必要がある」と強調した。想定されている行動規範は、「福音派やペンテコステ派に向けてではなく、共に作成されなくては意味がないとして、世界福音同盟の「関与と祝福が、尊敬される福音伝道のため、福音派やペンテコステ派の中の“困り者”に打ち勝つために重要」と、シルマハー氏は語った。
 スウェーデンの神学者で世界教会協議会の宗教間対話と協力計画の指導者ハンス・ウッコ氏は「プロテスタント、正教会、カトリック、ペンテコステ派、福音派が複雑な問題を共に論議出来るという事実自体が成功なのだ」と言う。
 これまでの経過は予備的な性格のものであることを強調すると同時に、ウッコ氏は、行動規範が「攻撃的な改宗」と「福音伝道」とを区別し、伝道命令と自由選択の権利の間のバランスを取る、と語った。
 しかし行動規範をどのように実施するかは未解決のまま残っている。世界福音同盟も世界教会協議会も、加盟教会を支配する正式権限はない。また行動規範がカトリック教会内で公式方針になりそうにないことも明らかだ。
 ペンテコステ派に関しては、「何かすることを、誰も全員に強制出来ない」とリッチー氏は言う。しかし「仲間の積極的な圧力というパワーはかなり効果的だろう」と示唆した。□
(ホアン・ミシェル氏は、世界教会協議会広報担当)


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CJC0264◎同性愛者聖職めぐり米ルーテル派内の論議激化

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◎同性愛者聖職めぐり米ルーテル派内の論議激化

 【ニューヨーク=ENI・CJC】(クリス・ハーリンガー記)ルーテル派では米国最大の福音ルーテル教会(ELCA)は、長年にわたって、分裂を招き兼ねない同性愛関係について正面から取り組むことを避けて来た。聖公会(英国国教会)、米長老教会(PCUSA)、合同メソジスト教会など各派の抗争を意識してのことでもあった。
 しかし8月6〜11日にシカゴで開催した2007年総会で2つの非常に異なる決定がなされたことで、激論の波が沸き起こるのは必至となった。
 総会は10日、非独身同性愛者の聖職叙階禁止規定を維持すると決定した。ただ翌日に総会は、同性愛者をその関係を理由に制裁することを抑制するよう監督に要請した。この決定はジョージア州アトランタでの事例を下敷きにしている。今年初めある牧師が男性のパートナーと関係を持っていることを監督に通知した際に制裁を受けた。
 今回の二つの決定で、ELCAでは同性愛であることを公然化した80人以上の聖職者、神学生だけでなく、教派自体が09年の次期総会まで、人間の性の問題に向き合わされることとなった。次期総会で、この問題について同派としての声明が出されると見られる。
 同性愛聖職者規制変更の提案者は、今回の決定を「大勝利」と歓迎するものの、あくまで暫定措置としている。「完全な受容と承認には至らなかったが、差別のダムは崩壊した」と、同性愛者の権利擁護団体『懸念するルーテル派/北米』のエミリー・イーストウッド氏は語る。「この決定で、代議員は政策変更の願望を示したが、2年待たされることで、さらに多くの教会が関心を持つことになろう」と言う。
 教会で同性愛者の権利を拡充することに反対するグループ『ルサランCORE』は、今回の二つの決定を「とにかく同性間の関係を持つ聖職者の活動を表向き阻止はした」ものの、「裏口に回れ」と言ったようなものだ、と指摘している。
 『ワードアローン・ネットワーク』のジェイナン・クラーク・エグランド代表は声明で、「私は、キリスト者として牧師として親として、宣教方策と決めるのに聖書的基準を持たない教会と、押し付ける意図のない基準を持つ教会のどちらが本当により悪いのか分からない。家庭で規律を控えるのは、子育てとしては悪いが、私たちはキリストの教会でそうしようとしている」と述べた。
 総会で任期6年の総裁監督に再選されたマーク・S・ハンソン氏は「教会の基準を変えるのは言葉ではない。教会指導者たちに助言する時には、今総会の意向を反映する」と語った。□


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2007年08月20日

[ NW ]◎祈りの表情など20点 中倉氏が宝亀教会写真展 佐世保市

 写真家中倉壮士朗(そうしろう)さん(47)=鹿町町在住=の教会写真展第二弾「平戸 宝亀(ほうき)教会」が、佐世保市万徳町の輸入雑貨店「Y‘B‘Road」で開かれている。入場無料、26日まで。
 平戸市に現存する教会としては最も古い宝亀教会は1899年建造。木造かられんが造りへと変遷する教会建築の過渡期を知ることができる建造物で、県が世界遺産への登録を目指す20の教会群の1つ。県有形文化財にも指定されている。
 会場に展示されているのは、中倉さんが今年に入り撮影した教会外観やミサの様子、祈りをささげる人々の表情などカラー、モノクロ計20点。(西日本新聞8月20日)


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CJC263◎アフガニスタンで今度はドイツ活動家誘拐、翌日解放

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◎アフガニスタンで今度はドイツ活動家誘拐、翌日解放

 【CJC=東京】アフガニスタンの首都カブールで8月18日、レストランで夫のトーマスさんとレストランで食事中のクリスティン・マイヤーさん(31)が武装した男4人に誘拐された。男たちはクリスティンさんを待機していた車に引きずり込み、保安部隊の銃撃を振り切って逃走した。銃撃でタクシー運転手1人が巻き添えを食い射殺された。トーマスさんは誘拐を免れた。
 クリスティンさんはキリスト教救援機関『国際オーラ』のカブール事務所長。
 アフガニスタンのテレビ局は、当局とカブール警察が19日深夜、クリスティンさんを解放したと報じた。「解放されたクリスティンさんは、カブールのドイツ大使館内に保護され安全だ」と、ドイツ外務省が明らかにした。
 『国際オーラ』は1981年にハインリヒ・フロレック氏が設立した。現在30国に活動を展開しており、アフガニスタンでは91年から活動を開始、約20人が医療関係に従事している。□


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CJC262◎ペルーでM7・9規模の地震、死者200人以上、各地で教会崩壊

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◎ペルーでM7・9規模の地震、死者200人以上、各地で教会崩壊
※配信番号CJC257差し替え

 【CJC=東京】南米ペルーの太平洋岸イカ州で8月15日午後、マグニチュード7・9規模の地震があった。震源に近い港町ピスコでは建物の8割が倒壊した。ピスコでの死者は200人に達すると見られ、被害は最大規模と推定されている。
 現地テレビでは、同様に震源に近いチンチャの町で、「アドベ」と呼ばれる日干しれんがづくりの建物のほとんどが倒れている映像が映し出された。日干しれんがを積み上げただけで鉄筋などの補強材を使わないため、被害が拡大したとみられる。
 地元報道によれば、イカでは教会が崩壊し、少なくとも17人が死亡した。
 地震の発生から7時間後、ピスコでは、倒壊したサンクレメンテ教会のがれきの中から、生後10カ月の男の赤ちゃんが奇跡的に救出された。国営アンデス通信が18日伝えた。
 ペルーは、沖合の太平洋に海底のプレートの境があることから大きな地震が起きることが多い。1970年に北部アンカシュで起きた地震では約7万人が死亡。90年や2001年の地震でも、死者が100人を超した。□


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