2008年07月

2008年07月28日

CJC233◎米テネシー州の教会で男が銃乱射、1人死亡

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◎米テネシー州の教会で男が銃乱射、1人死亡

 【CJC=東京】米テネシー州ノックスビルで7月27日、男が教会内で散弾銃を乱射し、1人が死亡、5人が負傷した。地元テレビ局WBIRの報道としてAFP通信が伝えた。
 市会議員がテレビ局に語ったところによると、40代とおもわれる金髪で長髪の男が、ユニテリアン教会で礼拝中の信者らに無差別に発砲した。ちょうど子どもたちが合唱をしていた時だったが、子どもたちに被害はなかったという。また信者2人が男を取り押さえ警察に引き渡したという。□


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CJC232◎オーストラリア連邦裁、「世界青年の日」で言論の自由認める

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◎オーストラリア連邦裁、「世界青年の日」で言論の自由認める

 【CJC=東京】7月15日からシドニーでは、教皇ベネディクト十六世を迎え「世界青年の日」(WYD)関連の催しが行われ、世界各地から20万人の青年たちが参加したが、一方で催しそのものや、教皇に反対する人たちの行動が懸念されていた。
 IPS通信によると同日、ニューサウスウェールズ州連邦裁判所は、カトリック教会が組織するイベントの参加者を当惑させる行為を禁止する特別法の条項を破棄するよう命ずる判決を下した。『教皇に反対する連合』のメンバー、レイチェル・エヴァンス氏とアンバー・パイク氏が起こしたもの。
 裁判長は、「特別法は議会の意志を反映したものではないと判断、『世界青年の日』関係者が届け出たイベント会場付近で、参加者以外の行動を取り締るのは言論の自由に反すると考える」と述べた。□

※参考
教皇に反対する連合=No to Pope Coalition(NTPC)


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CJC231◎世界最古のギリシャ語聖書がインターネットで公開

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◎世界最古のギリシャ語聖書がインターネットで公開

 【CJC=東京】エジプトで19世紀に発見された世界最古の聖書の1つ『シナイ写本』が7月24日からインターネット上で公開される。AFP通信によると、独ライプチヒ大学図書館が21日発表した。高解像度の画像形式で公開される。ギリシャ語のテキストが全文掲載され、重要な文章については、英語とドイツ語の翻訳がつく。
 『シナイ写本』は4世紀前半に作成された。『バチカン写本』と並び、ギリシャ語で書かれた聖書としては世界最古とされている。
 『シナイ写本』は、シナイ半島の聖カタリナ修道院で1844年、ドイツ人研究者によって約350ページが発見され、ロシア皇帝に献上されたが、ロシア革命後、1933年に旧ソ連の故ヨシフ・スターリン書記長が英国の大英博物館にその大部分を売却した。また、40ページ分ほどがライプチヒ大学に所蔵された。70年代には、聖カタリナ修道院で別のページが発見された。
 大英博物館とライプチヒ大学が出資した今回のプロジェクトは、分散している『シナイ写本』を一つにまとめることが目的。英国とドイツ、ロシア、エジプトがそれぞれ所蔵しているページをデジタルデーターにスキャンし、公開するもの。
 24日には、100ページほどが公開される。次回は11月の公開を予定しており、2009年には全文の公開を目指している。□

※参考
シナイ写本=Codex Sinaiticus
バチカン写本=Codex Vaticanus
プロジェクトのホームページ=http://www.codex-sinaiticus.net


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CJC230◎スイスでは「教会より自然が霊的」と調査

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◎スイスでは「教会より自然が霊的」と調査

 【ジュネーブ=ENI・CJC】スイスのプロテスタントの半分以上は、自然の方が、教会に行くよりも霊的な感動を受けると思っていることが分かった。ドイツ語圏の改革派教会が発行している週刊誌『レフォルミエルテ・プレッセ』の調査で判明した。
 スイス人が霊性を求める時、自然の中で発見される平穏の方が教会の中で得られるものより重要であることの度合いが相当大きい、という。この調査を全国規模の『スイス放送』の電子版『スイスインフォ』が伝えた。
 調査は、チューリッヒの調査機関『GfS』が行った。それによると、スイス市民の41%が自然に霊性を発見するとし、教会をあげる人はわずか16%だった。
 カトリックでは約3分の1が霊性を求めて自然を訪ねると答えた。言語別ではフランス語を話す人よりもドイツ語を話す人にその傾向が強い。
 スイスインフォによると『レフォルミエルテ・プレッセ』誌のマティアス・ベーニ編集長は「私たちは、霊性がここ数年間で良く耳にするようになったと思う。そして、それがスイスの伝統的な教会にどの程度結びついているか知りたかった」と言う。
 スイス総人口750万のうちプロテスタントは35%、カトリックが42%を占めている。
 ベーニ氏は霊性を「沈黙と神秘への一種の模索」と見なしており、人々は日常では見失ってしまった何かであると言う。
 プロテスタント教会員の半数以上は自然に霊性を求め、カトリックでは3分の1超、他宗教の信者では4分の1未満になる。「プロテスタント教会は、どちらかと言うとカトリックより冷静で知的だとなると、この結果はそれほど驚くべきものでない」と、ベーニ氏。
 カトリック教会が信者の霊的側面での願いに応える方法として巡礼を組織することに、ベーニ氏は注目する。これまで無視して来たプロテスタント教会でも現在“再発見”の動きがある。
 霊性に関して自然の占める位置は、ドイツ語を話す人にとっては46%と、フランス語を話す人の25%と比べて、際だっている。スイス市民の約64%はドイツ語を話し、フランス語を話す人は20%超ということからも、スイス人の自然観とも言えそうだ。
 ベーニ氏は、調査結果が社会の変革の結果だと言う。それを教会が止めることも出来ず、かと言って必要な対応も出来ない。
 かつて教会は、人々霊的なものを求める時、たどりつく唯一の場所だったが、今では他に多彩な競争相手がいる。「霊性が現在ほとんど教会に結びついていないかに驚く一方で、宗教にまで個人主義が浸透していることに驚かされた。人々は自分の信仰を個人的に実践するようになり、霊性についてもそうなっているのだ」と、ベーニ氏は言う。□

※参考
レフォルミエルテ・プレッセ=Reformierte Presse
スイス放送=SRG SSR ide'e suisse、Swiss Broadcasting Corporation(英)
スイスインフォ=swissinfo
マティアス・ベーニ=Matthias Bohni(oにはウムラウトあり)


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CJC229◎カトリックとの聖体共有は例外的、とルーマニア正教会

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◎カトリックとの聖体共有は例外的、とルーマニア正教会

 【ワルシャワ=ENI・CJC】ルーマニア正教会ブカレスト総主教座は7月9日声明を発表、聖職、信徒を問わず、他教派の聖礼典を受けないように、と改めて警告した。
 バナトのニコラエ・コルネアヌ府主教がカトリック教会のミサに参列、聖体を受けたことが明らかになったが、それを特例として認めた措置に伴うもの。声明は、指示に背いた人は「正教会の交わり」から外される、としている。
 同府主教がティミショアラ市に新しく奉献されたギリシャ(ビザンチン)典礼カトリック教会(東方帰一教会)で5月25日、聖体を拝領したことを最高統治機関である聖シノドス(教会会議)を控えて明らかにし、説明したのを受けて声明は出された。
 声明は、83歳と高齢の府主教が行った『違法行為』は認められないとしている。またオラデアのソフロニエ主教が、今年1月にカトリック教会主教と公現祭のミサを共催したことも認められないとしている。両者の行動が「教会内に紛議を引き起こした」とも指摘した。ただ、「遺憾であり反省するとの意向が示されており、それは態度変更の第一段階」と認めると言う。
 ルーマニアでは、東方教会の典礼を守りながらローマ教皇に忠誠を誓うギリシャ典礼カトリック教会と主流の正教会との間で緊張が続いている。1948年に共産主義政権が、主に西北部トランシルバニア地方で盛んだったカトリック教会の資産を接収、正教会の所有としたものの返還を正教会が拒否することで緊張が高まる。
7月8〜9日の聖シノドスで議長を務めたダニエル総主教は、今回の決定には「神学的対話」を中断したり、他教会に「傲慢か軽蔑」をもって接しようという意図はないと語った。
 「聖体を共有するといった行動は、東方正教会とカトリック教会の教義上の差を少なくするが、一致再興の基盤としての信仰の一致を危うくする」とダニエル総主教は指摘した。同氏は昨年9月に総主教に選出された。ルーマニア正教会は、同国人口2200万の87%を占めている。□


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2008年07月21日

CJC228◎世界青年の日に出席した教皇、オーストラリア訪問を終える

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◎世界青年の日に出席した教皇、オーストラリア訪問を終える

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は7月21日午前10時半、カト
リック教会の公式行事「世界青年の日」に出席するため1週間にわたったオース
トラリア訪問を終え、空路帰国の途についた。
 シドニーのランドウィック競馬場で行われた「世界青年の日」のミサに40万
人が参加したことに、主催者の教会側は喜びを隠さない。ジョージ・ペル枢機卿
は「カトリックであることが素晴らしい時」だったと、この1週間のことは忘れ
られない、と述べている。
 教皇は次回2011年の「世界青年の日」開催地をスペインのマドリッドと発
表した。□


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CJC227◎教皇、豪州訪問最後の野外ミサで「精神の砂漠化」に危機感

*080721=AF0721=CJC227
◎教皇、豪州訪問最後の野外ミサで「精神の砂漠化」に危機感

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は7月20日、オーストラリア・シ
ドニーで行われた「世界青年の日」の最後のミサを行った。教会側の発表では、
40万人がランドウィック競馬場で行われたこの野外ミサに参加した。
 教皇はミサの中で、若者らに、現代世界に広がる「精神の砂漠化」を食い止め
るよう訴えた。
 AFP通信によると、教皇は、若い信者の力はカトリック教会を活気づけると
述べるとともに、若者らに対し、精神の不毛が広がっている世界に立ち向かう
「愛の使者」になることを求めた。
 教皇は「われわれの住む多くの社会で、物質的繁栄が進む一方で、内面的な空
虚さや言いようのない不安、忍び寄る絶望感など、精神の砂漠化が拡大してい
る」と指摘した上で、「世界は再生することが必要だ」と述べている。□


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CJC226◎ジンバブエの現状は道徳的な挑戦、とノコ総幹事

*080721=ENI0718=CJC226
◎ジンバブエの現状は道徳的な挑戦、とノコ総幹事

 【ジュネーブ=ENI・CJC】ルーテル世界連盟のイシュマエル・ノコ総幹事は、ジンバブエの現状を「すべてのアフリカ人に対する道徳的な挑戦」として、同国での人命安全の推進へさらに積極的な役割を果たすよう、各国指導者に要請した。
 ジンバブエ出身の神学者であるノコ氏はアフリカ連合、南アフリカ開発共同体、南ア政府などの指導者に宛てた書簡で、「ジンバブエに本格的な民主主義を回復するのを助け、人々がこれ以上の苦難を受けることのないよう」努力を強めるよう訴えている。
 南アのターボ・ムベキ大統領宛の書簡で、ノコ氏は、ジンバブエで仲介の労をとる場合には、それが指導者の願いに沿うのではなく、人々の福祉に貢献するものでなければならない、と述べている。□


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2008年07月20日

*080720=CJCxxx《配信番号訂正》

配信番号CJC224《◎聖職者による性的虐待で教皇が謝罪の意》を重複のため《CJC224b》に訂正します。



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CJC225◎教皇訪問でシドニーの売春クラブが大盛況?

*080720=AF0718=CJC225
◎教皇訪問でシドニーの売春クラブが大盛況?

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世を迎えたシドニーで、「世界青年の日」向けに料金を「特別値下げ」した売春クラブが大盛況だ、とAFP通信が報じている。
 クラブ『エクスクルーシブ』は、教皇の滞在期間となる15日から20日まで料金を10%値下げした結果、連日の大盛況となった。クラブでは女性従業員5人を臨時採用したという。
 シドニーには現在、国内外から数千人の信者が集結したが、そのほかにも取材のために世界各国から3000〜5000人のメディア関係者が訪れている、とAFP通信は指摘する。
 『エクスクルーシブ』のオーナーも、外人客が増えたが、彼らが信者かどうかまではわからないとしている。□


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