2008年10月

2008年10月30日

CJC335◎米紙クリスチャン・サイエンス・モニターが電子

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◎米紙クリスチャン・サイエンス・モニターが電子化

 【CJC=東京】米クリスチャン・サイエンス教会が発行する『クリスチャン・サイエンス・モニター』紙が毎日のニュースは電子メールで購読者に送り、紙による発行は週刊とする。同紙を「毎日更新されるオンライン発行」に移行させることを目的にしたとしている。
 同紙は、今予算年度では1890万ドル(約18億円)の赤字を計上する見込み。同紙の母体である教会に1210万ドル(約12億円)の補てん金を求めていくという。同紙の発行部数は5万部。解説記事に定評があり、ピュリッツァー賞)を7回受賞している。□


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2008年10月28日

CJC334◎シノドス閉会、教皇、来年3月アフリカ司牧訪問へ

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◎シノドス閉会、教皇、来年3月アフリカ司牧訪問へ

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)で10月5日から行なわれた世界代表司教会議(シノドス)第12回通常総会は26日、教皇ベネディクト十六世司式の閉会ミサによって終了した。
 シノドスは「教会生活と宣教における神のみことば」をテーマに開催された。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇はシノドスに参加できなかった中国の司教たちについて「彼らはその司牧に託されたすべての信者たちと共に私たちの祈りの中にいる」と述べ、中国の司教らが同国の教会を知恵と先見性をもって導くために、神が彼らに喜びと力と宣教への熱意を与えるよう祈った。
 教皇は、来年3月アフリカを司牧訪問される意図を明らかにした。訪問では、「まずカメルーンで、シノドスの討議要綱をアフリカの司教らに託し、さらにアンゴラで福音宣教500年を祝いたい」と述べた。□


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2008年10月27日

CJC333◎従業員への襲撃でパレスチナYWCAがイスラエル非難

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◎従業員への襲撃でパレスチナYWCAがイスラエル非難

 【エルサレム=ENI・CJC】(ジュディス・スディロフスキー記)パレスチナYWCAの従業員マイディ・フセイニさん(27)が10月18日夜、エルサレムの繁華街でイスラエル人暴徒により殴打された。
 YWCAのマイラ・リゼク総主事とハナディ・スーダ=ユーナン会長は22日、共同声明で「この暴行にイスラエル当局は責任がある。現場にいた警察はマイディさんを助けようとせず、襲撃者を阻止もしなかった」と述べた。
 「パートナーであるYWCAとYMCA、キリスト教組織、世界の全ての平和を愛する人々に、この粗暴で人種差別的な攻撃と、聖地でパレスチナ人に対し、政府が保護した人権侵害が続いていることに抗議するよう呼び掛ける」とリゼク氏はENI通信に語っている。事件に「衝撃を受けた」と言う。
 イスラエル警察の報道担当は「アラブ人数人が当日の夕、中心街で発生した多数の抗争の中で軽傷を負った。警察は事件に関連して3人を逮捕した」と語った。□

※参考
マイディ・フセイニ=Majdi Husseini
マイラ・リゼク=Mira Rizek
ハナディ・スーダ=ユーナン=Hanadi Soudah-Younan


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2008年10月26日

CJC332◎ベネディクト十六世の枢機卿時代までの著作全集出版へ

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◎ベネディクト十六世の枢機卿時代までの著作全集出版へ

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世の枢機卿時代までの著作の全集化の計画と、その第1巻(ドイツ語版)の刊行が10月22日、バチカン広報局で発表された。ドイツ語版はヘルダー社が発行した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、「ヨーゼフ・ラッツィンガー全集」は、現教皇の大学時代から、枢機卿時代・教皇登位前の2005年までの著作を、未発表作をも含めて集成したもので、全16巻からなる。
 第1巻と第2巻は、アウグスティヌスの教会をめぐる教説をテーマにした教皇の大学卒業論文(1953年)と、ボナヴェントゥーラの啓示についての教説の考察、第3巻はボンにおける講義「信仰の神と哲学者の神」(1959年)、第4巻は「キリスト教序論」(1968年)などが中心になっている。
 第1巻のイタリア語訳は、バチカン出版局より来年の春頃の発行される。ドイツ語版およびイタリア語訳の全巻を6年以内に発行の予定。□


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CJC331◎「現代に共に福音を証しする必要」=アレクセイ二世総主教が教皇に書簡

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◎「現代に共に福音を証しする必要」=アレクセイ二世総主教が教皇に書簡

 【CJC=東京】ロシア正教会のアレクセイ二世総主教から教皇ベネディクト十六世に宛てた書簡が、バチカン(教皇庁)機関紙オッセルバトーレ・ロマーノに掲載された。
 10月1日、ナポリ大司教クレシェンツォ・セーペ枢機卿はモスクワを訪問。アレクセイ二世と会見した際、教皇からのメッセージを手渡した。
 教皇はこのメッセージの中で、ロシア正教会への深い親愛を表しながら、イエス・キリストへの信仰に結ばれ、闘争や苦しみに傷ついた現代世界に、尊重と平和のうちに生きるということを共に証しできるよう希望した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、総主教はこれを受けて、教皇への返信をセーペ枢機卿に託した。総主教は、教皇への深い敬愛を述べつつ、両教会の友好と前向きな協力関係の発展に喜びを表明。これらの関係は両教会の共通の源と、世界の多くの問題に対する一致した立場に基礎を置いたものであると記した。
 総主教は、「神は愛である」(1ヨハネ4・8)という福音の最も偉大な啓示をすべてのキリスト者の指針とし、この神秘の証しを通して今日の世界の不和と疎外を克服していく必要を示した。□


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2008年10月25日

CJC330◎福音派がイスラム教国家の信仰を正教会と討議も

*081025=ENI1020=CJC330
◎福音派がイスラム教国家の信仰を正教会と討議も

 【ジュネーブ=ENI・CJC】(フワン・ミッシェル記)世界福音同盟(WEA)『国際宗教の自由研究所』の責任者トマス・スキルマッハー氏は、イスラム教国における福音派宣教師の働きについて、そこに数世紀にわたり存在して来た正教会と討議したい、との意向を明らかにした。
 ジュネーブ近郊のシャヴァンヌ=ドボギスで10月18〜20日に開催されたイスラム教とキリスト教の対話の席上、述べたもの。イスラム教国での宣教師の活動を通し福音派キリスト教へ改宗する例が正教会や東方正統教会との緊張をもたらしている、と同氏は認めた。
 「イスラム教から改宗した福音派キリスト者が、正教会信徒を福音派に転向させようとすることが緊張を生み出している。ここに問題があることは認める。それを討議したい。WEAとして、どうしたらよいか人々に教える権限を持ってはいないが、私たちの和解を達成するために、出来ることは何でもやってみたい」と語った。
 WEAは全世界約4億2000万人のキリスト者を数える教会連合組織。
 今回の会議は、イスラム教との対話に関して共通の神学的な理解を得ようとして世界教会協議会、WEA、カトリック教会が開催、教会指導者と専門家50人が参加した。
 「このような会合以上に、イスラム教徒とキリスト者の間の個人的な関係の方が、両宗教間の対話を進められるという点ではより重要だろう」と、スキルマッハー氏は言う。その点、積極的な役割を果たせる福音派の働きとして“歓待”がある、と同氏は強調した。
 イスラム教との対話に関する福音派の姿勢にはいくつかの特徴があると言う。
 「一つは、伝道が穏やかに、礼儀正しく行われている限り、平和と共にある。よく知られているように伝道熱心な福音派の人たちに、そのことを語っている」と同氏。
 他方で、「私たちの信仰を証しするには、迫害を必須のことと理解している。それで何か仕返しをするというのではないが、信教の自由といった権利擁護を放棄するものではない」と言う。
 スキルマッハー氏は、WEAがいつも「迫害されるキリスト者の側」にいる、と語った。
 WEAは現在、トルコ東部のマラティアで2007年4月18日に福音派キリスト者3人殺害事件の司法捜査に関係している。
 WEAがドイツに設立したマルチン・ブーツァー神学校のロン・クブシュ教授は「犠牲者の1人は神学校の学生だった。裁判にも弁護士を派遣している」と、シャヴァンヌ=ドボギスで語った。□

※参考
ロン・クブシュ=Ron Kubsch


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2008年10月22日

CJC329◎教皇、ナチス時代の「ピオ十二世」列聖に慎重

*081022=AF1022=CJC329
◎教皇、ナチス時代の「ピオ十二世」列聖に慎重

 【CJC=東京】第二次大戦中、ナチスのホロコースト(ユダヤ人虐殺)に対
し沈黙を守ったとしてユダヤ人団体から批判されている、当時の教皇ピオ十二世
の列福を承認するか否かについて、現教皇ベネディクト十六世が二の足を踏んで
いる、とAFP通信が報じた。
 教皇は、10月5日からローマで開催した世界司教会議(シノドス)で、ピオ
十二世を擁護するとともに、近々列福したいとの意向も示したことから、出席し
たユダヤ教の大ラビ、シェアー=ヤシュフ・コーエン氏は、聖書についてユダヤ
教の理解を語った後、予定していなかったホロコーストに触れている。
 ラビは「多くの人が、偉大な宗教指導者を含め、わたしたちの仲間を救おうと
して声をあげることをせず、沈黙を守り、極秘裏に手を差し伸べる道を選んだ、
という悲しく苦しい事実を忘れることは出来ない。わたしたちはそれを許せず、
また忘れることは出来ない。あなたがたが、欧州でつい昨日に起きたことに対す
るわたしたちの痛み、わたしたちの悲しみを理解することを望む」と、教皇始
め、枢機卿、司教ら253人の参加者を前にして語った。
 ピオ十二世の列聖を申請したピーター・ガンペル神父が18日に伊ANSA通
信に語ったところによると、列福の前段階である列福調査は5月8日には終了し
ているが、教皇は「ユダヤ人との関係を考慮」して手続き書類に署名をしていな
いという。
 AFP通信によると、エルサレムのホロコースト記念館『ヤド・バシェム』に
展示されているピオ十二世の顔写真には、「ピオ十二世はホロコーストに抗議し
なかった」と非難する説明がある。神父はこれについて「歴史の明らかな改ざん
だ」として、「教皇はできる限り早期のイスラエル訪問を希望しているが、この
キャプションが外されない限りは実現しないだろう」と語った。
 教皇庁は、このキャプションは、教皇がイスラエル訪問を検討するか否かを決
定する材料にはならないとの声明を出した、とAFP通信が報じている。□

※参考
ピーター・ガンペル=Peter Gumpel
ヤド・バシェム=Yad Vashem


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2008年10月21日

CJC328◎キリスト教慈善団体の女性射殺、タリバーンが犯行声明

*081021=CJC328
◎キリスト教慈善団体の女性射殺、タリバーンが犯行声明

 【CJC=東京】アフガニスタンの首都カブールで、キリスト教慈善団体
『SERVE』職員のゲイル・ウィリアムズさん(34)が10月20日午前8
時ごろ、同市西部を徒歩で出勤途中、バイクに乗った2人組の男に数回撃たれて
殺害された。現地の英国大使館が女性の国籍を確認したが、南アとの二重国籍を
保持しているものと見られる。
 アフガニスタン内務省ゼメリ・バシャリ報道官は、実行犯が犯行直後に現場か
ら逃走し、動機も不明だとしているが、タリバンのザビフラ・ムジャヒド広報担
当は同日、彼女がアフガニスタンにキリスト教を教えに来たとし、指導者が殺害
を命じたと発表した。ウィリアムズさんをしばらく前から追跡していたという。
 『SERVE』は英国に拠点を置き、アフガニスタンでは1980年から身体
障害を持つ人たちなど難民を支援、同国内では外国人23人、アフガン人450
人が活動しているという。
 アフガニスタンでは8月にも、国際NGO(非政府組織)の『国際救済委員
会』(IRC)の車が銃撃を受け、外国人スタッフら4人が死亡した。さらに
NGO『ペシャワール会』の伊藤和也さん(31)が拉致・殺害されている。□

※参考
ゼメリ・バシャリ=Zemeri Bashary
ザビフラ・ムジャヒド=Zabihullah Mujahid


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2008年10月20日

CJC327◎カストロ首相がロシア正教会大聖堂献呈式に参列

*080000=R1019=CJC327
◎カストロ首相がロシア正教会大聖堂献呈式に参列

 【CJC=東京】キューバのラウル・カストロ国家評議会議長(首相)が10月19日、首都ハバナにこのほど完成したロシア正教会大聖堂の献呈式に参列した。最近のロシアとの関係改善を示すものとして注目された。
 当日はキューバで「ロシアの日」と呼ばれ、コンサートやロシア映画の上映も行われている。また1962年10月のキューバ危機記念日と重なった。
 ロシア正教会の最高会議「聖シノドス」のメンバーであり、モスクワ総主教座対外教会関係部門の責任者、キリル府主教は、「大聖堂は、ロシアとキューバの友好の記念碑であり、冷戦下の最も難しい時も含めわたしたちの関係を維持して来たすべての努力への記念碑である」と語った。□


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CJC326◎カトリック女性が差別撤廃求めローマで行進

*081020=A1015=CJC326
◎カトリック女性が差別撤廃求めローマで行進

 【CJC=東京】聖職者になることを願うカトリック女性が、バチカンで世界司教会議(シノドス)の開かれている最中の10月15日、ティベレ川対岸からサンピエトロ広場まで、女性聖職を認めないのは性差別的で、不公平だと抗議する行進を行った。
 世界中のカトリック女性組織の代表による少グループは「女性を聖職に」と声を上げ、バチカン宮殿で請願書をスイス衛兵に手渡そうとしたが、受け取られなかった。
 米国の『女性叙階会議』のアーイシャ・テーラー代表は、司教253人が集まっているシノドスの間に、問題へ関心を持ってもらうことが狙いだ、と語った。しかしバチカンは、長年にわたる女性聖職禁止を解く姿勢は見せていない。
 この5月、バチカンは、女性を聖職から除外することはキリスト教伝統に沿っている、と強く主張、叙階に関係した女性は破門される、との新たな警告を出している。□


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