2009年11月

2009年11月30日

CJC385◎教会の虐待問題でアイルランド全教区調査を、と被害者

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◎教会の虐待問題でアイルランド全教区調査を、と被害者

 【CJC=東京】アイルランド・カトリック教会聖職者の性的虐待問題で、被害者たちは、政府がダブリン大司教区を対象に行なったのと同様の調査をアイルランドの全教区で行なうよう呼びかけている。
 しかしダブリンのイーモン・ウォルシュ補佐司教は、そんなことは考えられない、としている。教会にとっては、子どもたちを守る方法の改善に「時間、エネルギー、カネ」を使う方が良い、と語った。□


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CJC384◎アイルランド教会の虐待問題調査にバチカン消極的

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◎アイルランド教会の虐待問題調査にバチカン消極的

 【CJC=東京】アイルランド政府調査委員会が、カトリック教会聖職者の性的虐待問題調査の一環で、バチカン(ローマ教皇庁)に、ダブリン大司教区から2006年に送った報告の詳細を明らかにするよう求めたにも関わらず、バチカンはそれに答えず、逆にアイルランド外務省に「要請は正当な外交経路を通じたものではない」と伝えていたことが英公営BBC放送の報道で分かった。
 11月26日に発表されたダブリン大司教区問題調査委員会報告は、1975年から2004年までを対象にしている。委員会は、政府から独立しており、情報を得るために外交経路を利用することは適当でないと見なしていた、と言う。
 2007年2月、委員会は駐アイルランド教皇使節に、所持している関連記録を全て提出するよう、またそのような記録を保持しているか確認を求めたが、使節からの回答はなかった。
 09年に入って、委員会は使節とその事務所に関係のある事項をまとめた報告書を送り、回答を求めたが、それにも回答はなかった。
 バチカンは現地紙アイリッシュ・タイムズに「現地教会の問題だ」と述べた。バチカンの報道担当者は、バチカンの統治に関する外部からの要請は外交経路、今回の例ではアイルランド外務省と駐バチカン大使館を通じるのが取り扱い方法だと語った。□


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CJC383◎OMの伝道船『ドゥロス』号が09年一杯で運行停止

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◎OMの伝道船『ドゥロス』号が09年一杯で運行停止

 【CJC=東京】宣教船によって世界の海に伝道する団体『オペレーション・モビライゼーション』(OM)の所有船『ドゥロス』号が今年一杯で運行を止めることになった。『ドゥロス』号は同団体所有船としては1914年建造された95歳で最古参。あのタイタニック号の悲劇から僅か2年後のこと。
 最近は年中修理に追われており、今後も運行を続けるためには修理代が1000万ユーロ(約13億円)と多額に上ることから、当初計画されていた2010年9月停止を早めたもの。□


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CJC382◎上海で指導者召喚された『家の教会』信徒500人が野外礼拝

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◎上海で指導者召喚された『家の教会』信徒500人が野外礼拝

 【CJC=東京】米国に本拠を置く、中国のキリスト教抑圧監視組織『対華援助協会』によると、上海のミンハン地区で11月22日朝、非公認(家の教会)の『上海万邦教会』のギ・ロンゴ、リュウ・カンキン、ファン・ユン牧師が「違法団体に入り、活動した」容疑で警察に召喚された。3人は8時間後に釈放された。
 指導者が召喚されたにも関わらず、信徒約500人が集まり、野外で礼拝を守った。□


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CJC381◎日本巡礼団が福者ペトロ岐部と187殉教者の聖遺物を教皇に献呈

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◎日本巡礼団が福者ペトロ岐部と187殉教者の聖遺物を教皇に献呈

 【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は、バチカンで11月25日、水曜恒例の一般謁見を行なった。謁見には、日本司教協議会が派遣した公式巡礼団約170人も参加した。駐日バチカン大使アルベルト・ボッターリ・デ・カステッロ大司教も参加した。
 巡礼団は、2008年11月24日に長崎で行なわれたペトロ岐部と187殉教者の列福式から1周年を機にバチカンを訪れ、教皇に福者たちの聖遺物を献呈すると共に、日本の教会からの感謝の意を表すことを目的としたもの。
 教皇は巡礼団に向け、「福者ペトロ岐部と187殉教者の列福から1周年を祝う日本の司教はじめ信者の皆さんに心からの挨拶をおくる。神の喜びと平和の祝福が皆さんの上にあるように」と英語で歓迎の言葉を述べた。
 謁見の終わりに、日本の教会を代表し、巡礼団団長の岡田武夫大司教が教皇に福者の聖遺物を納めた顕示台を献呈した。□


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CJC380◎スイスでモスク尖塔の建設禁止へ、反イスラム教感情表面化

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◎スイスでモスク尖塔の建設禁止へ、反イスラム教感情表面化

 【CJC=東京】スイスで11月29日、イスラム教モスクに隣接して建てられる尖塔(ミナレット)の建設を国内で禁止する憲法改正案の是非を問う国民投票が行われ、即日開票の結果、禁止賛成が57・5%、反対42・5%だった。
 国民投票は、移民政策の厳格化などを主張する国民議会(下院)第1党の右派・国民党による運動の一つ。国内でのイスラム勢力の拡大を防ぐ狙いで主導したと見られる。政府側は「宗教間の平和な関係を脅かす」として反対を呼び掛けたが、反対票が多数となったのはフランス語圏のジュネーブなど3州とバーゼルの一部にとどまり、右翼の運動が功を奏したドイツ語圏などで賛成が広がった。
 スイス政府は「連邦会議(内閣)は決定を尊重する」との声明を発表、既存のミナレット4カ所については存続を認める方針を明らかにした。政府はまた、モスクの建設継続や、国内のイスラム教徒の信仰維持を容認する考えを表明した。
 政府内には「デンマークの新聞が預言者ムハンマドの風刺画を掲載してイスラム諸国の反発を招いた事件の再来となるのでは」との懸念も出ているという。
 建設禁止に反対してきた緑の党は、この結果を不服として欧州人権裁判所に訴える方針を表明した。
 スイスでは近年、労働力不足に伴って移民が急増。イスラム教徒は35万〜40万人と推定されている。□


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CJC379◎教会売却してもナイトクラブ転用は問題、とバチカン警告

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◎教会売却してもナイトクラブ転用は問題、とバチカン警告

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)文化評議会議長ジャンフランコ・ラヴァージ大司教は11月26日、維持ができなくなった教会を売却する際に、ナイトクラブとして転用されるのを防ぐため「最大の注意を払うように」と勧告した。AFP通信が報じた。
 ラヴァージ議長は、あるハンガリーの大聖堂が「今やナイトクラブに改装され、祭壇の上でストリッバーが踊っている」と例を挙げた。
 議長は「教会の信者の数が減るという現象は、残念ながらローマの中心部でも起きている。芸術的価値がなく、大幅な修復が必要な教会を売却したり取り壊したりするのは理にかなっている」と、信者の数が減った教会を売却せざるを得ない場合もあると認めた。
 さらに教会の売却は司祭が判断することだが、1件ごとに教皇庁が可否の判断をすると述べた。□


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CJC378◎ダブリンの教会でミサの際に抗議の声

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◎ダブリンの教会でミサの際に抗議の声

 【CJC=東京】ダブリン北部のオーグリム・ストリートのカトリック教会では11月29日のミサで、マーティン大司教の謝罪文が読み上げられたが、その際に身元不詳の女性が「小児愛者を連れてローマに戻れ」と叫んだ、と現地紙アイリッシュ・タイムズが報じた。
 その女性は、神は人々の心の中におられ、教会堂の中にはいない、と述べアメイジング・グレイスを歌ってから立ち去ったという。
 同教会のモンシニョール・デルモット・クラークは着任15年で初めてのことだとして、「彼女は自身が傷を持っており、それを吐き出さなければならかったのだ」と語った。□


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CJC377◎ブレイディ枢機卿、虐待について教会の隠蔽を謝罪

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◎ブレイディ枢機卿、虐待について教会の隠蔽を謝罪

 【CJC=東京】英公営BBC放送によると、ダブリン大司教区で行われた虐待についてアイルランド政府が報告書を発表したのを受け、アイルランド・カトリック教会首座(アーマー)大司教ショーン・ブレイディ枢機卿は、虐待について教会が隠蔽して来たことを謝罪した。
 問題の聖職者は他教区に配置替えされたが、そこでも虐待を繰り返したという。
 教会が対処して来なかったことについて、枢機卿の謝罪はアイルランド市民全てを対象にしたものになっている。「誰も法より上位にはいない。カトリック者は皆、法に従うべきだ」と述べている。□


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CJC376◎アイルランド教会での児童虐待、政府が謝罪

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◎アイルランド教会での児童虐待、政府が謝罪

 【CJC=東京】アイルランド政府が11月26日、同国カトリック教会ダブリン大司教区の聖職者らによる児童虐待問題に関する調査報告書を発表した。
 イボンヌ・マーフィー判事らがまとめた報告書は、1975年から2004年にかけて大司教区内の教会が運営する児童施設で子ども320人以上に行われたとされる虐待について調べたもの。聖職者46人も調査対象となった。
 100人以上の子どもに性的虐待を行ったことを認めた聖職者、25年以上にわたり2週間に1回、子どもを虐待していたことを告白した聖職者もいる。
 報告書は大司教が恒常的に児童虐待を行った聖職者をかばい、虐待の事実を知っていながら警察に通報しなかった、と結論している。
 ディアミューイッド・マーティン大司教は記者会見で「被害にあった方1人ひとりに謝罪する。一連の事態を心から悔やみ恥じている」と述べた。
 報告書発表の直後、同国政府も、教会を特別扱いし、明確な対応を取らなかったことについて「事件で国家が犯した過ちを謝罪する」とする声明を出した。
 09年5月には、1930年代から、カトリック教会が運営する施設で子どもたちに対し、性的、肉体的、精神的な虐待が広く行われていたという事実を初めて明らかにした調査結果が発表されている。
 カトリック系の孤児院、更生施設、障害者施設など200カ所以上で、800人を超す聖職者や修道女らが性的、肉体的、精神的虐待に関与した。証言者の90%以上が殴られたりけられたりしたほか、ムチや水、火を使った虐待を経験。半数が性的暴行を受けていた。
 証言者の30%は現在もトラウマ(心的外傷)を抱え、自傷、うつ病、アルコール・薬物依存症などに悩まされている。
 被害者には既に1人平均6万5000ユーロ(約850万円)の賠償金が政府から支払われている。しかし報告書では加害者名は明らかにされておらず、刑事訴追の証拠にはならないとして、被害者や支援団体は激しく反発していた。□


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