2010年07月

2010年07月26日

CJCxxx《画像参考》

82d83750.jpg 『米学生キリスト教運動』(SCMUSA)のロゴ。


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#230◎ルーテル世界連盟がアナバプテスト迫害に大会で許し求める

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◎ルーテル世界連盟がアナバプテスト迫害に大会で許し求める

 【CJC=東京】ルーテル世界連盟は独シュツットガルトで開催した大会で7月22日、「アナバプテスト」に対してルーテル派が16世紀に行った迫害について許しを求めた。「再洗礼派」と呼ばれるアナバプテストは異端とされ、米国に自由を求めて渡った人も多い。現在、アミッシュ、フッタライト、メノナイトなどの集団を形成している。
 マーク・ハンセン会長はメノナイト派との合同礼拝の席上、「わたしたちは、アナバプテスト・キリスト者が苦難と迫害を経験したこと、わたしたちの最も尊敬している改革指導者がこの迫害を信仰の名のもとに擁護したことを憶えている」と語った。
 メノナイト世界会議のダニサ・エンドゥロブ会長は、「これで終わりだと言ったら単純だろうと思う。わたしにとっては、始まりだ。皆が取り組まなければならない過程だ。それぞれ新しい世代に伝えて行かねばならない」とENI通信に語った。□


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#229◎ルーテル世界連盟大会、新会長にムニブ・ヨウナン監督

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◎ルーテル世界連盟大会、新会長にムニブ・ヨウナン監督

 【CJC=東京】ルーテル世界連盟は6年に1回開く大会(第11回)を7月20日から27日までドイツのシュツットガルトで開催した。主題は「わたしたちに必要な糧を今日与えてください」。
 大会では24日、マーク・ハンソン会長の後任にパレスチナのムニブ・A・ヨウナン監督(59)を選出した。全世界7000万人のプロテスタントを擁する組織の会長としては最初のアラブ人。
 「世界の癒しを進める。宣教、加盟教会への奉仕、エキュメニズム、世界の正義のために働く」と言う新会長、自分がLWFと最初に関係を持ったのは、難民として、エルサレムのマーティン・ルーサー学校でチョコレート・ミルクを飲んだ時のことで、教会宣教活動に入るよう刺激された、と言う。また「今回の選出がドイツで行われたことは、自分にとって意義があり、感動的だ。わたしの教会は聖地でのドイツ・ミッションの活動から生まれ成長したからだ」と語った。
 ヨウナン氏の所属するヨルダン福音ルーテル教会は会員3000人で、LWF加盟教会の中では最少の一つ。
 「わたしがアラブキリスト者であることが他のキリスト者によって、他の信仰の人たちとの対話の際に役立つことに意味がある。それでわたしたちは全ての人のためになる対話が出来る」と、選出直後、ENI通信に語っている。□


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#228◎米国で学生キリスト教運動が復活へ

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◎米国で学生キリスト教運動が復活へ

 【ニューヨーク=CJC】米国の学生キリスト教運動(SCM)は40年間休眠状態だが、この10月に再出発する。米教会協議会(NCC)の通信が7月21日報じた。
 『米学生キリスト教運動』(SCMUSA)が10月8日からジョージア州アトランタのモアハウス大学で創立総会を行う。主題は、「暴力克服=過去と出会い、現在に関わり、未来に力を」。
 20世紀前半には、『合衆国大学キリスト教運動』(UCM)と呼ばれた米国の組織が、民権と平和への証しすることで知られていた。ただメンバーが別な形のキリスト教運動へ転向したことから、40年前に解散した。
 今日の倫理的社会的危機に対する応答するため新組織への期待が高まっていることで、全米のSCM学園分会に学生が結集するようになった。10月に、大学や現存するSCM分会の代表が集まり、全国運動を発足させる。
 世界学生キリスト教連盟(WSCF)のルチアーノ・コヴァックス北米地区幹事は「学生たちは、進歩的なキリスト者の懸念に向けて、それぞれの信仰を集団として行動に導く方法を、共に論議するために集まる。SCMUSAは、米国のエキュメニカルな学生運動を組織し、米国の学生を世界組織につなぐ役を果たすことになろう」と語る。
 今回の動きは、2009年1月、WSCFがサンフランシスコで「新しい預言者の起用、運動の発生」と呼ばれる地域会と協議を行った時から始まった。それが『世界学生キリスト教連盟北米地区』(WSCF・NA)の正式立ち上げとなり、新たなSCMUSA設立を準備する委員会発足にまで進んだ。
 学生キリスト教運動には、青年キリスト者が、危機や現実の事柄に、信仰の基盤から応答出来るようにすることに深く関わって来た歴史がある。
 その「応答」は、第二次世界大戦の間にドイツの告白教会でもなされた。1950年代、60年代には米国の公民権運動で教会や学生キリスト者の形成や行動でも「応答」が行われた。今日でも抑圧、荒廃、不正、戦争、嫌悪などの諸問題への「応答」がなされている。
 エキュメニカル運動の現在の指導者も、学生キリスト教運動の「遺産」に負うことが大きいと認識している。その豊かな「遺産」は、100年以上にわたって若い指導者を育てたことにある。その中にはマーチン・ルーサー・キングやディートリッヒ・ボンヘッファーといった人たちも含まれる。
 学生たちは、「イエス・キリストの徹底的な生涯に従う運動を打ち立てるために、闘い、死ぬこともあった。彼らが道を開いたのだ」と、「同窓生」でもあるアリス・ハージュマンWSCF米国常議員会共同議長は言う。
 1895年に設立されたWSCFは、世界各地域で活動している100以上の国レベルの運動のネットワーク。世界教会協議会(WCC)成立の先駆けとなり、現在はその「助言者」の立場にある。また国連やユネスコでは「協議資格」を得ている。
 米国の学生キリスト教運動は、WSCFとの連携のもとに、設立されたもの。学生が主導する、キリストに根ざす「草の根」組織。学生や若者が、自らの声を上げ、指導力を磨き、関係性の変革的なネットワークを形成出来るように、正義と平和を積極的に求め、権力に対して真実を語り、地域、国、世界的なレベルで、社会にある抑圧を克服するために活動する。□


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2010年07月22日

#227◎キリル総主教は多くの問題で教皇に同意

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◎キリル総主教は多くの問題で教皇に同意

 【CJC=東京】7月20日から8日間の日程でウクライナを訪問しているロシア正教会の最高指導者キリル総主教は、訪問を控えた19日、同国メディアとの会見で、教皇ベネディクト16世とは、直面している倫理問題の多くで、真剣に取り組める、と語った。インターファクス通信が報じた。
 「現教皇の立脚点は、楽観につながると言うべきだ」と語った総主教、教皇が「西側の自由主義的な神学者やメディア」からその見解をしばしば批判されていることを指摘した。
 「しかし、公共問題や倫理問題について教皇の姿勢は完全にロシア正教会の態度と合致している。このことは、カトリック教会と共にキリスト教的な価値観を説く機会が得られることだ。特に国際機関や、国際的な場所でそう言える」と語った。
 また総主教は、最近のプロテスタントが「非常に危険な様相」を呈しているとして、「この世の罪に満ちた要素を、それらが世俗社会によって提供されたものであるにしても、内的な世界に持ち込み、それを正当化し」、その結果として「世俗哲学の自由主義的な語句がプロテスタント教会の内部で繰り返され、宗教的な思考の中に根付いている」ことを理由にあげた。
 このようにして、「人権という世俗的な概念が神学、教会の慣行と結びついた」時に、女性聖職問題が西側に出現した、と言う。「もう一つ、同性愛に対する態度も同じだ。神の言葉が世俗的な自由の基準に適合するように歪められている。それが罪であることは明確に記されている」と総主教は語った。□


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#226◎トリノの聖骸布、エルサレムで関連展示

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◎トリノの聖骸布、エルサレムで関連展示

 【CJC=東京】『トリノの聖骸布』は長らく、神学者、科学者、歴史学者の論議の的となってきた。聖骸布に焦点を当てた展示をエルサレムで行えば、信者、非信者を問わず、イエスの理解を深めることになる、として『ノートルダム・センター』が、2006年以来、聖地巡礼のために実施してきた。
 エルサレムの中心部にある『ノートルダム・センター』での展示は、イエスを十字架から降ろした際にその身体を包んだとされる布が、本物だと結論づけているわけではない。ただ、イエスと同じように鞭打たれ、十字架に掛けられた1人の男の苦難を示そうというもの。
 展示は、聖骸布の実物大の複製を初め、発見からトリノの聖ヨハネ大聖堂に保管されるまでの歴史、布に記されている様々な特徴や科学的な調査などに関する情報など多彩。呼びものはホログラムを使った立体画像で、布に包まれた身体を見ることが出来る。
 『いばらの冠』や十字架刑に使われたクギ、鞭などローマ帝国時代の刑罰道具なども展示され、その昔、ここエルサレムで行われたイエスに対する苦難を偲ばせるに十分。ローマ時代の十字架刑の歴史を説明するガイドもいる。
 展示は入場無料、日曜休館。詳細は同センターのサイト(www.notredamecenter.org.)で。□


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2010年07月21日

#225◎香港でYMCA世界大会、根源のキリスト教確認

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◎香港でYMCA世界大会、根源のキリスト教確認

 【香港=ENI・CJC】世界各地のYMCAから集まった代表1000人以上が7月19日、24日までの日程で、香港文化センターを会場に世界大会を開催した。会議では、世界のYMCAがグローバリゼーションの否定的な影響への取り組みが数多くなされている中で、「地球市民」づくりを目指している現状が明らかにされた。
 新たに総主事に任命されたヨハン・ヴィレルム・エルトヴィク牧師(ノルウェー教会=ルーテル派)は、YMCAが「教会そのものではないこと、わたしたちの持っている資源と神の言葉を分かちあうことで、苦難の中にある人々と出会うために、外に出て行き最前線に立つことが出来る」ことを意識している、と語った。世界のYMCAが「ユースをわたしたちの全活動の焦点として推進すること、そして、世界中の若者のための重要な組織でありたい」と言う。
 全世界の1万2000の地域YMCAから集まった代表は、飢餓、貧困、失業、人権、グローバル化の課題への取り組みについて討議する。
 「すべての人を一つにしてください」(ヨハネによる福音書17・21)から採られたYMCA世界同盟のモットーを想起して、マーティン・マイスナー会長は、開会講演で、「地球市民」への努力を指摘した。「わたしたちは、それぞれの経験、さまざまな背景や文化を持ってここにいる。「地球市民」とはこれら全てを共有することを意味している。わたしたちは、アイデアを共有し、わたしたちの運動の未来を見据え、そして祝うために、ここにいる。若い男女の間に救い主イエス・キリストを伝え広げるために、わたしたちに与えられている業の一致の中の多様性の豊かさに感謝しよう」と言う。
 開会式に先立ち同盟は、記者会見で、YMCA運動のキリスト教アイデンティティを強調した。バーソロミュー・シャハ前総主事は、「YMCAがエキュメニカル(教会一致)運動の一部であり、その歴史の中で、キリスト教指導者を数多く育ててきた」とメディアに語った。しかし、すべてのその開放に反するという事実を運動の根源がキリスト教であることは、宗教、人種、性別を問わず全ての人に開かれていることと決して矛盾するものではない、とシャハ氏は指摘している。
 YMCAは、グローバル化の集中的なプロセスに対応するため、「ボデー(体)」「マインド(知性)」「スピリット(心)」のためのプログラムを通し、また若い人たちとその共同体のために備えることで活動を続ける、としてシャハ氏は、YMCAが、今日人類が直面しているさまざまな危機に直面する若い人たちを力づけ、YMCA運動は、若い人たちの世界的な正義への関わりを強化するよう備える、と語った。
 世界同盟ユース委員会のマリア・クリスティーナ・ミランダ委員長は、世界大会の前に、若手メンバーの声を聞くためユース・フォーラムを開催したことの重要さをメディアに語った。さらに世界同盟内に若い人たちの参画とリーダーシップを維持するために組織のメカニズムを利用し続けることが重要だ、と指摘した。□


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#224◎米YMCAのブランド戦略は米国だけのもの、と世界同盟が声明

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◎米YMCAのブランド戦略は米国だけのもの、と世界同盟が声明

 【CJC=東京】米YMCAが7月12日、新しいブランド戦略を発表したことに、YMCA世界同盟(本部ジュネーブ)は14日、この戦略が米国の運動にだけ適用されるもので、全世界のYMCA運動に対するものではないことを断言したい、とする声明を発表した。米国の新ブランド戦略の中にYMCAから『ザ・Y』への名称変更があったことに内外の反響が大きかった。声明は要旨、次の通り。
 世界規模のYMCA運動が各国125の自立YMCA運動から成り立っており、それぞれの地域の事情や会員制度などについて独自のコミュニケーション、ブランド戦略を立てている。
 1844年に創設、4500万人の会員を擁するYMCAは、世界最古、最大の青年運動の一つであり、その活動は社会正義と平和のため、特にユース(青年)に力を入れている。
 世界同盟の働きは、能力開発、コミュニケーション、青年育成プログラムなどの中で、青年や地域に対する地域や国単位のYMCAを支援することにある。□


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2010年07月19日

223◎アルゼンチンで同性カップルの結婚合法化

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◎アルゼンチンで同性カップルの結婚合法化

 【CJC=東京】アルゼンチン上院が7月15日、同性間の結婚を認める法案を、15時間に及ぶ審議の末、賛成33、反対27、棄権3で可決した。同性カップルの結婚合法化は中南米では初めて。
 国民の9割がカトリック信徒の同国で、教会は激しく反発、法案の是非を国民投票で問うよう政府に要求していた。□


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#222◎英国国教会の女性主教が一致への大きな障害、とファレル司教

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◎英国国教会の女性主教が一致への大きな障害、とファレル司教

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)キリスト教一致推進評議会局長のブライアン・ファレル司教は7月15日発表されたインタビューで、英国国教会(聖公会)の女性主教任命がキリスト教一致の「大きな障害」になる、と語った。
 「最初のミレニアム(千年紀)、カトリック、東方教会、正教会などすべての教会は、男性のみが叙階されうる、と定めた。これら諸教会は、女性叙階を真正な伝統の不当放棄と見ている」と言う。
 「この点について、アングリカン・コミュニオン(聖公会共同体)は、その初めから、教会の本質的な伝統とわたしたちが考えているところから離れてしまったことが悲しい。しかし、このプロセスは長時間前に始まった」。
 「わたしたちは、物事をあるがままに受け入れる現実認識を持ってエキュメニカル(教会一致)な対話を続ける。その道のりは長く困難なことは認めている」、と同司教。「しかし、対話がキリストご自身によって課され、聖霊の憐れみ、キリストの教会の魂によって支えられていることを知っている」と言う。
 ファレル司教はまた、対話とは別に、聖公会共同体に対して、個人としていつでもカトリック教会に受け入れられることを強調した。□


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