2011年05月

2011年05月30日

#124◎スコットランド教会が同性愛教職問題で神学委設立

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◎スコットランド教会が同性愛教職問題で神学委設立

 【CJC=東京】スコットランド教会(長老派)はエジンバラで開催した総会で5月23日、ゲイとレスビアンの教職志願者受け入れの件で、「同性間関係にある人の訓練と聖職任命受け入れに関する停止措置撤廃をさらに検討する」ため、新たに「神学委員会」を設置することを351票対294票で採択した。
 停止措置は2009年、アバディーンで男性の同伴者と同棲していたスコット・レニー氏の任命に関する論議の結果定められたもの。問題検討のため特別委員会が設立され、「さらに調査が必要」とする報告書が総会に提出されたもの。
 総会はまた2009年以前に任命された牧師、執事には現任教会に留まることも、希望するなら他の教区に異動することも認めることを決めた。
 長時間に及ぶ総会審議の後、「2013年総会に提案するため神学委員会を設立、牧師が民法上の結合関係を祝福すること、またその場合に礼典を執行することへの良心の自由を持つべきか、について検討する」との声明が発表された。
 ENIニュースによると、デービッド・アーノット総会議長は、「包容を検討するための一つの方向だが、新しい神学委員会がこの問題について報告することになっており、決定が行われたわけではない」と報道陣に語った。□


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#123◎教皇、『国際カリタス』総会出席代表と接見

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◎教皇、『国際カリタス』総会出席代表と接見

 【CJC=東京】バチカン放送によると、教皇ベネディクト16世は、5月27日に閉幕した『国際カリタス』総会に出席した各国代表300人と接見した。
 教皇は、「国際カリタスは普遍的な側面を持っているが、教会法上の法人でもあるので、聖座(バチカン)もその活動を追跡し、その人道的、慈善活動、その記録が使徒座と教会に完全に適合しているか確認するため監督する責任がある」と語った。□


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#122◎聖書協会世界連盟理事会議長にジンマー牧師

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◎聖書協会世界連盟理事会議長にジンマー牧師

 【CJC=東京】聖書協会世界連盟(UBS)は5月17日、英ロンドン近郊のミセンデン・アビーで開催した理事会で、新理事会議長にブラジル・ルーテル派牧師のルディ・ジンマー氏を選出した。
 ジンマー氏はブラジル聖書協会に20年にわたり協力、2005年以来、専務理事を務めている。神学教授でポルトガル語のほか、英語、スペイン語、ドイツ語もこなす。
 UBSは1946年設立、聖書の翻訳、出版、配布の活動を強化するため、加盟147協会の相互協力を展開している。□


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#121◎『国際カリタス』にバチカンの意向注入

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◎『国際カリタス』にバチカンの意向注入
※配信番号120差し替え

 【CJC=東京】カトリック教会の救援・開発関係165団体で組織している『国際カリタス』は5月23日、ローマで創設60周年記念第19回総会を開催、代表約300人が参加した。『国際カリタス』がカトリック的な特質を失っている、としてバチカン(ローマ教皇庁)が懸念を露わにしている中での開催となった。バチカンの懸念が表面化したのは、レスリー=アン・ナイト総主事の再任に反対の姿勢を示したことにある。
 総会は24日、任期4年の会長にホンジュラス・テグシガルパ大司教のオスカル・ロドリゲス=マラディアガ枢機卿(68)を約4分の3の信任により再選した。
 総会報告で同枢機卿は、レスリー=アン・ナイト総主事の働きを賞賛した。同総主事再選立候補に対してバチカン(ローマ教皇庁)が反対していたことが、加盟団体に「痛み」を感じさせた、と遺憾の意向を示した。
 総会は26日、後任総主事にフランスの加盟団体『スクール・カトリーク』のミシェル・ロイ氏(56)を選出した。
 バチカン国務長官タルジチオ・ベルトーネ枢機卿は開幕に当たって、カトリック教会の救援・開発連合体は、キリスト教色を明確に打ち出すべきだ、と説教した。
 「教会の慈善活動は、キリストの行いと同様、緊急なものであっても、人たちの物質的な欲求に応えることに限定されてはならない」と言う。「人道的援助は、キリスト教の独自性から離れ、全ての人を喜ばそうと“中立的”なアプローチを採用するようになると、緊急の目標に到達した場合でも、男女双方に彼らの十分な尊厳に叶った立派なサービスを提供出来ないという危険を冒すことになる。そうなると、意に反しなくても、援助する側は援助を受ける人たちの、他の関係性とか社会問題への接近といった物質的な性向を助長するようになる」と語った。「一言で言えば、教会は単に慈善を行わなければならないのではなく、キリストがされたように為さねばならないのだ」と言う。
 またバチカンの説教師ラニエロ・カンタラメッサ神父は「隣人を愛する人が全部キリストを愛してはいない。しかしキリストを愛する人は、皆隣人を愛する」と語った。
 会長のロドリゲス=マラディアガ枢機卿は、「聖座との間で、国際カリタスの法的神学的な二重の性格について建設的な対話」が進められている、と述べた。枢機卿は、バチカンの総主事再任反対が「苦情を招いた」とし、しかし「彼女が達成したことは継続されなければならない。わたしたちには、強力な事務局と指導者がこれまで以上に必要だ」と付け加えた。
 また枢機卿は、カトリックの独自性を強調することは、改宗を意図するものではない、と指摘した。
 枢機卿は、2月以来、国務省との対話が進められている、とし、2015年の次期総会までの『国際カリタス』の地位や暫定規則を次の執行委員会と教皇が採択するよう提案した。□


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2011年05月27日

#120◎教会の援助はキリストのように、とバチカン国務長官

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cjcpress@gmail.com◎教会の援助はキリストのように、とバチカン国務長官

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)国務長官タルジチオ・ベルトーネ枢機卿は5月23日、『国際カリタス』総会の開幕に当たって、カトリック教会の救援・開発連合体は、キリスト教色を明確に打ち出すべきだ、と説教した。
 「教会の慈善活動は、キリストの行いと同様、緊急なものであっても、人たちの物質的な欲求に応えることに限定されてはならない」と言う。
 枢機卿は「人道的援助が、キリスト教の独自性から離れ、全ての人を喜ばそうと“中立的”なアプローチを採用するようになると、緊急のゴールに到達した場合でも、人々に彼らの十分な尊厳に叶った立派なサービスを提供出来ないという危険を冒すことになる。そうなると、意に反しなくても、援助する側は援助を受ける人たちの、他の関係性とか社会問題への接近といった物質的な性向を助長するようになる」と語った。「一言で言えば、教会は単に慈善を行わなければならないのではなく、キリストがされたように為さねばならないのだ」と同枢機卿は付け加えた。
 一方、国際カリタス会長のオスカル・ロドリゲス・マラディアガ枢機卿は、開会演説で、レスリー=アン・ナイト総主事の働きを賞賛した。同総主事再選立候補にバチカン(ローマ教皇庁)が反対していたことに遺憾の意向を示したものと見られる。□


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#119◎英国国教会が超教派関係の報告を電子書籍に

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◎英国国教会が超教派関係の報告を電子書籍に

 【ロンドン=CJC】英国国教会の超教派問題連絡組織『アングリカン・コミュニオン・ネットワーク・フォア・インターフェイス・コンサーンズ』が5月23日、電子書籍「寛大な愛=福音の真理と対話への召し=異宗教間関係に関する英国国教会の神学」を刊行した。
 2008年の報告に掲載されたものを収録、聖書研究、祈祷、質問や討議のためのリンクも張られている。文章に加え、ビデオ、録音なども利用出来るようにする、と発行元のアングリカン・コミュニオン・オフィス(ACO)は言う。□


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#118◎教皇、新福音化推進評議会コンサルタント10人任命

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◎教皇、新福音化推進評議会コンサルタント10人任命

 【ローマ=CJC】教皇ベネディクト16世は5月23日、『新福音化推進評議会』(議長リノ・フィシケラ大司教)のコンサルタント10人を任命した。
 同評議会は、世俗主義に直面している、主にヨーロッパ諸国での福音伝道推進を目的に2010年10月設立された。
 今回の10人の中で5人はモンシニョール・フェルナンド・オカリズ(オプスデイ属人区長代理)、キコ・アルグエイオ氏(新求道共同体共同創始者)など各種教会運動体の指導者、5人がフランソワ=ザビエル・デゥモルティエ(教皇庁立グレゴリアン大学学長)など専門家。4人は女性。□


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2011年05月23日

#117◎『カリタス急行』が注目の中、煙あげて出発(画像収録再送)

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◎『カリタス急行』が注目の中、煙あげて出発

 【CJC=東京】バチカン市国の駅から5月21日、『カリタス急行』が蒸気機関車に牽引されて出発する、との予告はメディアの関心を呼んだだけでなく、乗車希望者も殺到、救援団体『カリタス』関係者を喜ばした。
 しかし「なぜ汽車なのか」。その疑問に答える間もなく、担当者オスカル・アンドレス・ロドリゲス・マラディアサ枢機卿は7号車に乗り込んだ。
 1962年には当時の教皇ヨハネス23世がアッシジ訪問に際し利用したことを思い出させるが、枢機卿はくつろいだ雰囲気。トンネルに入ると煙が遠慮なく車内に立ち込める中で、創立60周年の第19回総会を記念してカリタスが『カリタス急行』運行を考え出したか、説明する。
 「汽車はさまざまな努力の結晶だ。それはレールだけでなく1両ずつ続く客車でもある。神の愛が隣人への愛となれることのシンボルだ。今カリタスには客車165両が連結されているが、それは165国のカリタスが巨大なカリタス連合を結成していることを意味する」と言う。
 『カリタス急行』を一目見ようと集まった親子、さらには大使や司教、司祭を整理するのに警備陣も汗だく。出発時刻の午前10時が近づくと、運転士や機関士は下車して膝まづき、祝福を祈った。それから所定の位置に着き、汽笛一声、『カリタス急行』は煙と蒸気をはきながらバチカン市国の城壁に沿って走り出し、午後12時13分、陽光の中、列車はウンブリア州の古都オルヴィエトに到着した。□

※画像参考=『カリタス急行』(バチカン放送のサイトから)


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#117◎『カリタス急行』が注目の中、煙あげて出発

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◎『カリタス急行』が注目の中、煙あげて出発

 【CJC=東京】バチカン市国の駅から5月21日、『カリタス急行』が蒸気機関車に牽引されて出発する、との予告はメディアの関心を呼んだだけでなく、乗車希望者も殺到、救援団体『カリタス』関係者を喜ばした。
 しかし「なぜ汽車なのか」。その疑問に答える間もなく、担当者オスカル・アンドレス・ロドリゲス・マラディアサ枢機卿は7号車に乗り込んだ。
 1962年には当時の教皇ヨハネス23世がアッシジ訪問に際し利用したことを思い出させるが、枢機卿はくつろいだ雰囲気。トンネルに入ると煙が遠慮なく車内に立ち込める中で、創立60周年の第19回総会を記念してカリタスが『カリタス急行』運行を考え出したか、説明する。
 「汽車はさまざまな努力の結晶だ。それはレールだけでなく1両ずつ続く客車でもある。神の愛が隣人への愛となれることのシンボルだ。今カリタスには客車165両が連結されているが、それは165国のカリタスが巨大なカリタス連合を結成していることを意味する」と言う。
 『カリタス急行』を一目見ようと集まった親子、さらには大使や司教、司祭を整理するのに警備陣も汗だく。出発時刻の午前10時が近づくと、運転士や機関士は下車して膝まづき、祝福を祈った。それから所定の位置に着き、汽笛一声、『カリタス急行』は煙と蒸気をはきながらバチカン市国の城壁に沿って走り出し、午後12時13分、陽光の中、列車はウンブリア州の古都オルヴィエトに到着した。□

※画像参考=『カリタス急行』(バチカン放送のサイトから)


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#116◎中国「地下教会」が全人代委員長に「宗教の自由」請願

CJC110510=0523=A=V=S=#116
◎中国「地下教会」が全人代委員長に「宗教の自由」請願

 【CJC=東京】中国政府が認可していない「家の教会」は「地下教会」と呼ばれるが、全国の牧師たちがこのほど全国人民代表大会(全人代)の呉邦国(ウー・パンクオ)委員長に宛て、北京の守望教会に対し行われている抑圧の調査、解決や宗教の自由への保障を求め、連盟で請願書を送った。
 米国に本拠を置く中国の人権監視団体『対華援助協会』(CAA)は、請願を「悪化する現在の中国地下教会の状況を変化させ、中国人民共和国憲法で保証された宗教の自由を確固たるものとするための新たな章に突入する歴史的な機会の到来」と見ている。この様な動きは、中国共産党政権60年の歴史で初めての動きという。□


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