2011年08月

2011年08月29日

#214◎コミュニケーション団体が活動連携をいっそう強化

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◎コミュニケーション団体が活動連携をいっそう強化

 【CJC=東京】カトリックとプロテスタントのコミュニケーション団体が活動連携をいっそう強化することで合意した。
 『カトリック・メディア協議会』(SIGNIS、本部ブリュッセル)と『世界キリスト教コミュニケーション連盟』(WACC、本部トロント)は、これまでも『人権映画賞』を共催するなど協力関係にあったが、今後さらに協働を密接にすることを決めた。
 WIGNISのアルヴィト・ドスーザ総幹事がWACCのカリン・アクテルステッター総幹事とドイツのアーヘンで会談、8月19日合意した。
 SIGNISは、世界100国以上のカトリック教会のコミュニケーション、メディア専門家を「平和の文化のためのメディア」のために結集した組織。WACCが、120国以上の会員、パートナーで、社会変革のためのコミュニケーション推進を目的にしている。□


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#213◎米・メキシコ長老教会の提携関係に終止符

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◎米・メキシコ長老教会の提携関係に終止符

 【ニューヨーク=ENI・CJC】メキシコ長老教会は8月19日、大会で米長老教会(PCUSA)との139年に及ぶ提携関係を賛成116票、反対22票で解消した。米長老教会が公然同性愛者の教職任命を認めたことに対応した。
 現在、米国との国境付近で活動している米教会宣教師への制限、またメキシコへの宣教旅行や20以上の教会間連携関係への影響が懸念される。
 女性教職についても17〜19日に開催した特別大会では議論の末、女性教職否定方針を維持することを158票対14票で採択した。またすでに女性教職を任命した中会(教区)にいかなる猶予期間も認めないことを103票対55票で決めた。これで各中会は女性教職の任命を即時取り消さなければならないことになる。
 米長老教会世界宣教部門のハンター・ファレル部長は「長老派の宣教はメキシコでも世界中でもパートナーシップ(提携協力)関係の中で行われているので、メキシコ教会の声を深刻に受け止める。決定は遺憾ではあるが、メキシコ教会の証と提携の歴史に感謝し、宣教において神が導かれるところを、対話の中で、注意深く聞き取る」と声明で指摘した。□


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#212◎教皇、『世界青年の日』大会を一般接見で回想

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◎教皇、『世界青年の日』大会を一般接見で回想

 【CJC=東京】8月18日から21日まで、第26回『世界青年の日』大会のため、スペインの首都マドリッドを訪問した教皇べネディクト16世は、避暑先のローマ郊外カステルガンドルフォに戻り、24日、水曜恒例の一般接見の際、講話の中で同大会の体験を振り返った。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は、全世界からの約200万人の若者たちが喜びと兄弟愛をもって過ごし、主と出会い、信仰の成長を分かち合ったこの大会を感動的なものと述べ、教会の未来に希望を与えるこの貴重な恵みを神に感謝した。
 教皇は4日間の行事を順番に回想する中で、2日目の若い修道女たちとの出会いで、召命を忠実に生きる素晴らしさ、その使徒的奉仕と預言的証しの重要さを指摘すると共に、続く大学教員らとの集いでは、言葉だけではなく生き方を通して真理を追求しながら、新世代の真の育成者となるよう願った、と語った。
 3日目に行われた神学生とのミサについて教皇は、司祭への召命が増えることを祈りつつ、現に、大会開催中に主の呼びかけを聞いた人も少なからずいるだろうと語った。さらに同日夕方の若い心身障害者との出会いについて、すべての人間への大きな愛と尊重、福音的愛を静かに証する人々から受けた感銘を語った。
 マドリッドでの若者たちとの出会いは、スペインと全世界にとって素晴らしい信仰の表現となったと教皇は述べ、この機会を通して共に考え、対話し、信仰生活の刷新を願って祈った若者たちが、それぞれの生活に戻り人々の間でパン種となっていくことを希望した。
 教皇は、あた、来年に各教区レベルで記念される『世界青年の日』のテーマを「主において常に喜びなさい」(フィリピの信徒への手紙4・4)と、2013年にリオデジャネイロで開催される国際大会のテーマを「あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい」(マタイ28・19)を発表した。□


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#211◎WCC総幹事がフィジー教会への祈り要請

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◎WCC総幹事がフィジー教会への祈り要請

 【ジュネーブ=CJC】南太平洋のフィジー共和国で、軍事政権が『フィジー・ロツマ・メソジスト教会』年次会議開催を、同派の方向が政治的過ぎるとして許可しなかったことを受け、世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事が、教会に対する政府の干渉だ、として抗議した。
 英公営BBC放送によると、教会指導層が軍に召喚され、教会代表ホサテキ・コリオ牧師の拘留も計画した。
 政府がメソジスト教会の年次会議開催を許可しなかったのは今年が3回目。軍事政権は憲法も停止、報道の自由を制限、反対派を拘留している。その中で教会が批判的立場を崩していないことへの締め付けと見られる。
 トゥベイト氏は、2009年のWCC中央委員会のフィジー教会支持の姿勢を再確認、世界のキリスト者に同国教会支援の祈りに加わるよう呼び掛けた。□


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#210◎オランダのカトリック司祭が安楽死者の葬儀ミサ拒否

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◎オランダのカトリック司祭が安楽死者の葬儀ミサ拒否

 【CJC=東京】オランダ南部リーンプデのカトリック教会のノルバート・ファンデル・スラウス神父が、重症で安楽死を選択した高齢者の葬儀ミサを拒否した。安楽死を選んだ人には教会で葬儀を行う権利がない、という司教の指示に従ったとしている。
 同神父は、「他の神父にミサをあげさせることも私の良心が許さない」と拒否したため、亡くなった人の家族は別の教会を探すしかなくなった。同国のANP通信が報じた。
 リーンプデ教会委員会がこれを問題視し、オルガンのための寄付キャンペーンを中止、神父に謝罪するよう要求している。同教会が属すデンボス司教区は取材に応じていない模様。
 オランダでは安楽死は法律上容認され、毎年約3000人が選択しているが、教会は反対の姿勢を崩していない。
 同国議会は2002年に安楽死を世界で最初に合法化した。すでに最高裁は1984年に安楽死を容認していたが、医師は訴追される可能性があった。合法化以来、安楽死を選択した人は04年の1886人から09年には2600人に増加している。□


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#209◎米国で『共通英語聖書』刊行、すでに50万部

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◎米国で『共通英語聖書』刊行、すでに50万部

 【CJC=東京】米国で『共通英語聖書』(CEB)の印刷本がこの7月刊行された。英国英語から共通英語へ、読みやすく理解しやすい聖書を作ろうという動きは、2007年1月に、同委員会の設立で始まった。アビンドン・プレス(テネッシー州ナッシュビル)など聖書出版5社がスポンサーとなり、ニール・M・アレキサンダー氏(合同メソジスト出版社社長)が発行人に、アビンドン・プレスのポール・N・フランクリン氏が副発行人兼責任者となった。総費用は350万ドル(約2億7000万円)。
 新約聖書は2010年8月刊行、この7月に新旧約合本がアビンドン・プレスが版元となって発売された。ただ出足は好調で、すでに3刷に入り印刷部数は総計50万冊に達している。外典付きも刊行される。6月にはデジタル版も公開され、ダウンロードが可能。トゥイッターやフェイスブックでも読み出せる。
 訳出には、対話を意図し、対極的な立場に立つ聖書学者が24教派120人参画したが、プロテスタント各派だけでなくカトリックからも12人が加わった。さらに翻訳を評価するため77グループ500人以上が参加、各グループで聖書を1節ずつ読み上げ、あいまいに受け取られる箇所を指定、それを元に訳出しなおした例もあるという。教会指導者や出版編集者の意見も聞くなど、関係者は結局700人を超えた。
 訳出には、最近の米国の言語動向を反映してか、人間を意味するほかに男を意味する「マン」を避け「ヒューマン」に置き換えている例が創世記2章22節「人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた」(日本語は新共同訳)などに見られる。キリストも「人の子」であるよりは「1人の人」としている(マタイによる福音書10・23)。
 「主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった」(創世記2・7)では、「土の塵」の代わりに「肥沃な土地の表土」と記している。
 印刷版にはナショナル・ジオグラフィック協会の多色地図を収録している。□

※注=オンライン・サイトの例
▽ BibleGateway.com/versions/Common-English-Bible-CEB/
▽ CommonEnglishBible.com
▽ フェイスブック facebook.com/pages/Reading-the-Bible/156994314317608
▽ トゥイッター twitter.com/CommonEngBible


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2011年08月27日

#208◎米東海岸の地震、ワシントン大聖堂にも被害

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◎米東海岸の地震、ワシントン大聖堂にも被害

 【CJC=東京】米東海岸バージニア州を震源地に8月23日、マグニチュード5・8の地震が発生、地震の対策がされていない建物も多い中で、隣接する首都ワシントンでも国会議事堂、ワシントン記念塔やリンカーン記念館などの施設に被害が出ている。
 聖公会の本拠『ワシントン大聖堂』でも石造りの塔が一部壊れたり、天使の像がとれるなどの被害が出た。1990年に完成した同大聖堂は、聖公会の総裁主教が着座し、歴代大統領の葬儀や大統領就任直後の礼拝を行う場として知られている。
 同大聖堂によると、30階建てのビルの高さに相当する尖塔の先端部分が損壊し、地面に落下したという。点検のため大聖堂は閉鎖された。現在、修復のための寄付を募集している。□


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2011年08月22日

#207◎盗まれたレンブラント作品が30キロ離れた教会で発見

CJC110822=CN0817=N=N=S=#207◎盗まれたレンブラント作品が30キロ離れた教会で発見

 【CJC=東京】米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊マリナデルレイのリッツ・カールトン・ホテルから8月13日盗まれていた、17世紀オランダの画家レンブラントの作品とされる絵画がロサンゼルスのセント・ニコラス・エピスコパル教会の建物で15日見つかった。
 犯人は作品に付いていた額の裏紙をはがそうとしてあきらめ、施錠されていなかった建物の中に放置したとみられる。
 作品は1655年ごろに描かれた縦約15センチ、横約25センチのペンスケッチ。タイトルは「審判」で、約25万ドル(1900万円)の価値があると推定される。それがホテルから30キロも離れた教会へ持ち込まれた理由は明らかでない。同教会のマイケル・クーパー牧師も、こんなことでメディアの注目を集めるとは、とびっくりしている。□


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#206◎ドイツに聖職者をランク付けするサイト登場

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◎ドイツに聖職者をランク付けするサイト登場

  【CJC=東京】ENI通信によると、ドイツに聖職者をランク付けするサイトが登場した。教会に通う信徒たちに、自分の教会の「羊飼い」の礼拝、青年活動、高齢者対応、信頼度、時事的な問題への関わりなどの対応の仕方を評価してもらおうという。この『ヒルテン・バロメター』(羊飼いのバロメーター)は6段階評価で、教皇ベネディクト16世は3・81とか。
 「『ヒルテン・バロメター』を案出したのは、司牧(牧会)活動というものは質が問われるべきだから」とサイト設立者の1人アンドレアス・ハーン氏。「聖職者と教会員の対話のための公開の場としたい」と言う。
 独福音教会(EKD)は先ごろ、教会活動に関する声(フィードバック)を集める目的のパンフレットを発表した。著者の1人フォルケルト・フェンドラー氏は「礼拝の質を向上させようとするなら、フィードバックが欠かせないことははっきりしている」としており、『ヒルテン・バロメター』を有力な手段と言う。
 ハーン氏は、ウエブサイトがすでに50万回接触されており、これはフィードバックのためにはデジタルメディアが効果的だと感じる人が多いことを示している、と語った。
 しかし教会の中には懐疑的な人もいる。ベルリン市中央部のプロテスタント教会グループのクリスティアーネ・ベルテルスマン報道担当は、ウエブサイトでは「真面目な」取り組みにはならない、として「もしもベルリンに来て、誰も知らず、そこで落ち着けるキリスト教共同体を探そうとするなら、このウエブサイトは指針として役立つかも知れない。しかし実際に礼拝に出掛け、自身で判断するべきなのだ」と言う。
 ベルリンのホルガ・シュミット牧師はサイトを「全ての心にたどりつく道を求める非常にカリスマ的で才能のある現代的な若い羊飼い」と描写するものの、「公開されておらず、匿名だ。このような対話はオープンにされなければならず、それで聖職者は応答できるのだ」と電話インタビューで語った。
 これに対しハーン氏は、匿名だから議論が盛り上がるとして「多くの人は司祭に直接話したいとは思っていないし、その働きで気にいらないところや、改善の余地があるところを告げたいとも思っていない」と反論している。□


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#205◎教皇がマドリッド訪問、『世界青年の日』に参加

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◎教皇がマドリッド訪問、『世界青年の日』に参加

 【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は8月18日、第26回『世界青年の日』大会参加のため、スペインの首都マドリッドのバラハス国際空港に到着した。教皇のスペイン訪問は、バレンシア(2006年7月)、サンティアゴ・デ・コンポステーラとバルセロナ(2010年11月)訪問に続き3度目。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、空港で行われた歓迎式の挨拶で教皇は、キリストに関心を持ち、自分の存在に意味を与える真理を求めて集う世界中のカトリックの若者たちに会いに来た、と訪問の目的を述べた。
 マドリッド大会は、16日の開会ミサに続き、17,18日はグループ別に司教らによるカテケーシスが行われ、大勢の若者たちがその教えに真剣に耳を傾けた。
 大会は教皇の現地入りと共に、一層の熱気を帯びた。至る所で世界各国の旗を掲げて歩く若者たちが行き交い、各所で行われている集いには歌や歓声があふれると同時に、祈りの場所では静かに祈る参加者らの姿が見られた。ブエン・レティーロ公園に設けられた告解場では、ゆるしの秘跡を受ける若者たちの姿が夜遅くまで絶えなかった。若者たちに秘跡を授けるために数千人の司祭らが4時間交代で対応した。
 教皇は19日、バチカン大使館で、若者たちの代表と昼食を共にした。5大陸から各2人、スペインから2人の12人の青年男女ボランティアが抽選され、食卓を囲んだ。教皇は若者たちの話しに熱心に耳を傾けたと言う。
 同日夕方からマドリッド中心部で、教皇と若者たちによる十字架の道行きが行われ、約60万人が参加した。会場には厳かな雰囲気が立ち込めた。若者たちはイエスのカルバリの丘での苦しみを共にたどると同時に、戦争や自然災害、麻薬問題、宗教上の差別など、現代の人類の様々な苦しみに思いを向けた。
 十字架は内戦で苦しむアフリカの青年たちや、失業している若者たち、体の不自由な人たちなど、参加者の代表が交代で担ぎながら進み、最後は、大震災で深刻な打撃を受けた日本とハイチの若者たちによって担がれた。
 教皇は、私たちがイエスのためにできること、それをヨハネの手紙一3・16「イエスは、わたしたちのために、命を捨ててくださいました。そのことによって、わたしたちは愛を知りました。だから、わたしたちも兄弟のために命を捨てるべきです」が明示していると述べ、十字架の道行きの中で人類の様々な形の苦しみを目にしたが、これらは主の後を歩み、私たちが主の慰めと救いのしるしになるようにとの、主からの招きである、と強調した。
 20日、クアトロ・ヴィエントス空港で、教皇を迎え、閉会前夜の祈りの集いが行われた。朝から各国の旗を立て、リュックサックを背負い会場に向かう若者たちの行列が途絶えることなく続いた。教皇が到着した開始時刻の参加者は約200万人。
 教皇は、若い人がキリスト教の信仰に忠実にあると共に、現代社会の中で大きな理想を追求し続けるにはどうしたらよいのかと問いながら、その答えとして、「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。わたしの愛にとどまりなさい」(ヨハネ15・9)というイエスの言葉を示した。
 教皇は、キリストの愛にとどまり、信仰に根をおろすなら、逆風や苦しみの中でも喜びの源泉を見出すことができるだろうと説き、「どのような逆境も皆さんを押しつぶすことがないように。世を、未来を、皆さんの弱さを恐れてはなりません。主は、皆さんが信仰によってその御名を地の至るところに伝えるように、皆さんが歴史の今この時を生きることを望まれたのです」と若者たちを励ました。
 雨風が強くなり、前夜祭が一時中断している間も、若い人々の活気と喜びがもたらす陽気さは変わらず、参加者は皆、会場にとどまり、歌いながら、辛抱強く進行の再開を待った。
 教皇は10分ほどして再びスピーチを再開、6言語で会場の若者たちに挨拶をおくった。
 最後の聖体礼拝を教皇は最も大切なものと位置づけ、聖体の前で長く祈った。この聖体礼拝のために、トレド大聖堂から高さ3メートル近い16世紀製作の聖体顕示台が運ばれた。祈りに集中する教皇の姿を目に焼き付けながら、深い沈黙に包まれた広大な会場で、若者たちも祈り続けた。
 教皇は21日、マドリッド大会の閉会ミサを、前夜祭と同じクアトロ・ヴィエントス空港で行った。ミサには前日の200万人以上が加わり、入りきれなかった人々は、スクリーンの設置された会場に集まった。また、ミサにはフアン・カルロス1世国王夫妻も参列した。
 ミサの説教で教皇は、「信仰は人間の努力や理性によるものでなく、神の賜物であり、その始まりは神ご自身の働きかけにある」と強調。信仰はキリストのいくつかの特徴を知ることではなく、キリストとの個人的な関係を築き、知性や意志、感情など自分のすべてをもって神の働きかけに従うことを要求するものと話された。
 さらに、「イエスに信仰のうちに従うとは、教会との交わりにおいて、イエスと共に歩むこと」とも、教皇は述べ、1人でイエスに従うことは出来ず、自分よがりの方法や個人主義的誘惑に陥るならば、間違ったイメージに惑わされて、イエス・キリストに出会えない危険があると、注意を促した。
 教皇は、イエスとの友情に励まされて、一人ひとりが異なる環境、時には拒絶や無関心に出会うかもしれない環境の中で、勇気をもって信仰を証しして欲しいと要望した。
 ミサ後のアンジェラスの祈りで、参加者たちの帰りを待っている友たちの存在に触れた教皇は、これらの友だち、特に困難な状況にある人々、そして家族や教会共同体の人々に私の愛情を伝えてほしいと述べた。
 最後に教皇は、次回2013年の『世界青年の日』大会の開催地は、ブラジルのリオデジャネイロと発表、沸きあがる拍手と歓声の中、スペインの若者たちからブラジルの代表者らに、『世界青年の日』の十字架が手渡された。
 教皇は同日夕、バラハス国際空港から空路ローマに向かった。□


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