2015年09月

2015年09月30日

◎教皇の中国重視に台湾外交部が国交維持へ

CJC140930=CN0929=#335◎教皇の中国重視に台湾外交部が国交維持へ


 【CJC=東京】訪米を終えた教皇フランシスコが帰国途中の特別機内で、中国との関係に触れたのを受け、台湾政府(中華民国)外交部の王珮玲報道官は9月29日、信教の自由などを推進するバチカン(ローマ教皇庁)の方針に理解を示す一方、大陸との交流に際して、同国が「台湾の人々の感情を重視すると信じている」と述べた。台湾の通信社『中央社』が報じた。

 王報道官は、両国の友情の歴史は長く関係は強固であるとした上で、バチカンと中国大陸の対話に関する状況は全て把握していると強調。また、外交部はバチカンの国際活動などに積極的に参加し、今後も関係強化を図っていくと述べた。

 バチカンは、欧州で中華民国と外交関係を維持している唯一の国で、中国(北京政府)とは外交関係を結んでいない。□


cjcpress at 06:59|Permalinkclip!

2015年09月29日

◎教皇、中国との関係改善に意欲示す

CJC150929=AS0928=#334◎教皇、中国との関係改善に意欲示す

 【CJC=東京】ANSA通信によるとして、読売新聞の報じるところでは、教皇フランシスコは9月28日、「中国に行きたい。中国と友好関係を持つ機会があればと願っている。我々は前に進む必要がある」と述べた。

 教皇が、米国からの帰途、特別機上で記者団に語ったもので、バチカンと国交を持たない中国との関係改善に改めて意欲を示した、と見られる。□


cjcpress at 14:16|Permalinkclip!

◎教皇、世界家庭大会閉会ミサで米国訪問終了

CJC150929=V0928=#333◎教皇、世界家庭大会閉会ミサで米国訪問終了

 【CJC=東京】教皇フランシスコは9月27日、米フィラデルフィアで第8回世界家庭大会の閉会ミサを捧げた。

 ミサの終わりに、3年ごとに開催される世界家庭大会の次回2018年度の大会は、アイルランドの首都ダブリンで行うと発表された。

 9月19日からキューバを、22日から米国を訪れていた教皇は、これで9日間にわたる司牧訪問旅行を終了した。

 帰国に先立ち、フィラデルフィア空港で、教皇は同大会主催者やボランティアの人々に感謝を表明。多くの恵みと機会に恵まれたこの地で、疎外された人々や貧しい人々に関心を注いで欲しいと要望した。

 ジョー・バイデン副大統領や教会関係者に見送られた教皇は、特別機でフィラデルフィアを発ち、イタリア時間28日午前、ローマに帰着した。□


cjcpress at 11:26|Permalinkclip!

◎ホーチミンの教会に侵入た男に罰金と矯正教育

CJC150929=VJ0929=#332◎ホーチミンの教会に侵入た男に罰金と矯正教育

 【CJC=東京】べとナム・ホーチミンの中心部にあるドゥックバー(聖母マリア)教会に侵入し寄付金を盗もうとした疑いで、同市警察は9月26日、南中部ダクラク省出身のグエン・バン・ヒエン容疑者(32)を逮捕した。ベトナム情報サイト『VIETJO』が報じた。

 前夜、教会より「内側から鍵をかけられ扉が開かない」との通報を受け、警察は教会内部を捜査したが、侵入者の姿と盗まれたものは確認できなかった。

 しかし同日午前、同教会の職員が、屋根裏に隠れているヒエン容疑者を発見。警察は同容疑者を逮捕した。

 警察は28日、ヒエン容疑者に150万VND(約8060円)の罰金を科すと共に、矯正教育のため同市労働傷病兵社会局に身柄を引き渡した。□



cjcpress at 11:12|Permalinkclip!

◎サンパウロ日系福音ルーテルが創立50周年

CJC150929=NP0929=#331◎サンパウロ日系福音ルーテルが創立50周年

 【CJC=東京】ブラジルの邦語紙『ニッケイ新聞』によると、サンパウロ日系福音ルーテル教会(徳弘浩隆牧師)が創立50周年を記念し、10月11日夕、同教会で記念「フェスタ」を開く。

 日本移民の心のケアを目的に、スイス、米、ブラジルのルーテル教会が資金を出し1965年設立された。日本が派遣する牧師は8代目。

 ブラジル福音ルーテル教会のイナシオ・レンキ副議長による記念礼拝に続き、日本福音ルーテル教会の大柴譲治副議長(むさしの教会牧師、上智大学グリーフケア研究所客員所員)が、「終活〜変えられるのは自分と未来」をテーマに記念講演を行なう。

 問い合わせは同教会(現地電話11・2305・7088)へ。□



cjcpress at 10:45|Permalinkclip!

2015年09月28日

◎教皇、フィラデルフィアで「世界家庭大会」締めくくり

CJC150928=0927=#330◎教皇、フィラデルフィアで「世界家庭大会」締めくくり

 【CJC=東京】米国訪問中の教皇フランシスコは9月26日午前、ニューヨークからフィラデルフィアに移動した。到着後、市内の司教座聖堂でペンシルベニア州の教会関係者とミサを捧げた。

 説教で教皇は、教会の宣教における信徒の責任感を高めるよう呼びかけると共に、女性が教会に与える大きな貢献をより価値付けていくことを願った。

 その後、教皇はインディペンデンス国立歴史公園に向かい、1776年に米国の独立宣言が行われた場所である独立記念館を訪問。記念館前の広場でヒスパニック(スペイン語圏系)コミュニティーをはじめ、出身も様々な移民たちとの出会いを持った。

 教皇は、それぞれが民族の伝統を恥じることなく、アイデンティティーを守り、平和と寛容のある、すべての人の権利と尊厳が守られる社会を、皆で一致して求めていくよう参加者らを励ました。

 教皇はまた、カトリック教会聖職者らによる性的虐待の被害者たちと面会し、被害者たちの苦悩に「神は嘆き悲しんでいる」と述べ、「児童への性的虐待という犯罪と罪を、これ以上、隠していてはならない」と語った。

 バチカン(ローマ教皇庁)も27日、声明を発表、教皇は、幼少期に聖職者や家族、教師から性的虐待を受けた女性3人と男性2人に、ペンシルベニア州の神学校で非公開で面会したことを明らかにした。

 教皇はさらに、同州最大規模の刑務所を訪れ、受刑者らと面会した。受刑者らが製作した木製の椅子に座り、祈りと「ありがとう」の言葉で短いスピーチを終えた教皇は、着席している受刑者たちの列まで歩いていき、彼らと握手し慰めの言葉をかけた。

 教皇は、フィラデルフィアのベンジャミン・フランクリン公園で数千人のカトリック信者らを前に屋外ミサを行った。このミサは、150カ国あまりが参加した「世界家庭大会」の締めくくり。

 ミサでは「小さな行動」の大切さを説き、家族に温かい食事を準備したり、就寝前に神に感謝したり、1日の終わりに抱き締めたりといった行動によって、思いやりや愛情は表現できると語りかけた。

 会場には教皇の姿を一目見ようと何時間も前から大勢の人が詰めかけ、保安検査場前に行列を作った。教皇が話し始めると、ざわついていた聴衆が静まり返って説教に耳を傾けた。

 教皇は同日夜、「感謝と希望で胸が一杯になった」という言葉を残してローマに向け帰国の途についた。

     ◇

 バチカン(ローマ教皇庁)は26日、訪米中の教皇フランシスコが腰を痛め治療中だと明らかにした。□



cjcpress at 16:16|Permalinkclip!

◎教皇、ニューヨークへ、国連総会で演説

CJC150928=0925=#329◎教皇、ニューヨークへ、国連総会で演説

 【CJC=東京】米国訪問中の教皇は9月24日午後、ワシントンからニューヨーク移動、到着後、セント・パトリック司教座聖堂で、司祭・修道者らと共に、夕べの祈りを行った。

 25日午前、教皇は国連本部を訪れ、持続可能な開発について話し合う国連サミットの開幕を前に総会で演説した。教皇は、創設70周年を迎えた国連の歴史を振り返り、国際法の発展や、人権の規範づくり、多くの紛争の解決や和平に対するその貢献を共通の成功として評価。一方で、集団の野心やエゴイズムのために解決されていない問題があることをも指摘した。

 教皇は時代に合わせた国連の改革を提唱。事項の決定において、すべての国に平等な参加と意見の反映が可能になることを要望した。

 特に教皇は国際金融機関の融資について、発展途上国を圧迫し、人々の貧困や、疎外、依存を作り出さすことがないよう注意を喚起した。

 また、教皇は「戦争はすべての権利の否定であり、環境に対する悲劇的な攻撃である」とし、和平交渉によって戦争を防ぐ必要を示しながら、平和のために、誠実で、あいまいさのない取り組みを願った。

 演説後、教皇は2001年の同時多発テロで崩落した世界貿易センタービル跡地の追悼施設『グラウンド・ゼロ』を訪ね、700人が集まるなか、テロの犠牲者や、悲劇への対応の最前線に立って殉職した救助隊員らの遺族と会見した。

 続いて、教皇は追悼施設のホールで、ニューヨークにおける諸宗教の代表者との集いに参加した。「互いの違いのうちにも、平和な世界を生きることは可能です」と強調した教皇は、画一化を迫るあらゆる試みを拒み、違いを受け入れ和解し合うことの大切さを訴えた。

 その後、教皇は専用車でセントラルパークを移動したが、8万人が教皇を一目見ようと同パークに集まっていた大群衆に迎えられた後、マディソン・スクエア・ガーデンでミサを行った。約2万人が集まった。□


cjcpress at 15:48|Permalinkclip!

◎教皇が米連邦議会で演説、受容と対話を呼びかけ

CJC150928=0924=#328◎教皇が米連邦議会で演説、受容と対話を呼びかけ

 【CJC=東京】ワシントン訪問中の教皇フランシスコは9月24日、米連邦議会を訪問、上下両院合同会議で演説した。

 教皇が連邦議会で演説するのは、今回が初めて。「わたしもこの偉大な大陸の息子」と述べた教皇は、皆がこの大陸から多くを受けたのと同時に、共通の責任を負っていると説き、すべての米国国民に向け、よりよい社会の構築のため、受容と対話を呼びかけた。

 演説の中で教皇は、米国の未来の構築のために、時には命の犠牲をも払いながら、大きな仕事をなしとげた人々の存在を思い起こされた。

 それらの人々の代表として、エイブラハム・リンカーン大統領、すべての兄弟姉妹に完全な権利が保証されるよう、人々に「夢」を追求することを教えたマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師、カトリック労働者運動の創立者で、信仰と福音に基づき、正義と、抑圧された人々のために闘ったドロシー・ディ、そして、観想と信仰の実を対話に変え、平和の種をまいた厳律シトー会のトマス・マートン司祭の4人の名を挙げた。

 教皇は移民問題について、この大陸の市民は多くが外国人であったのだから、外国人を恐れる必要はない、「隣人に背を向けないように」新しい世代の人々を教育することが大切と説いた。

 第2次世界大戦以降、これほどの規模の移民現象はなかったが、この挑戦に対して、人間的で、正しく、兄弟的な対応をしなくてはならないと、教皇は述た。

 また、教皇は死刑制度廃止にも言及。一人ひとりの人間の聖なる命、不変の尊厳を見つめ、社会が犯罪者たちの更生に取り組むよう希望した。

 今こそ「いたわりの文化」を実現するために勇気ある行動を起こす時と教皇は述べ、自然を守り、貧困と闘うよう呼びかけた。□


cjcpress at 15:24|Permalinkclip!

◎教皇、ホワイトハウスでの歓迎式で「受容の社会を」

CJC150928=0923=#327◎教皇、ホワイトハウスでの歓迎式で「受容の社会を」

 【CJC=東京】教皇フランシスコは9月23日、ホワイトハウスで行われた米国訪問最初の公式行事である歓迎式に臨み、続いてバラク・オバマ大統領と会談した。

 歓迎式の挨拶で、教皇は自分を移民の家族の出身であると紹介しながら、同様の家族たちによって大部分が構成されたこの国、米国を訪れた喜びを表した。そして、この訪問で出会いと対話を通し、個人の権利や信仰の自由が保障された寛容な社会作りで、米国と歩調を合わせていくと強調した。

 またオバマ大統領が力を入れる気候変動問題にも触れ、「率先した取り組みを心強く思う。将来の世代に残してはならない問題だ」と語り、年末にパリで国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開かれるのを前に対策の実施を呼びかけた。

 オバマ大統領は、教皇について「道徳的な権威を言葉だけでなく行動で示す指導者」と述べ、54年ぶりの米国とキューバの国交回復の橋渡しをした教皇に「キューバの人々との新たな始まりを支持してくれた」と感謝を表明した。宗教的自由、気候変動対策を呼びかける教皇の姿勢にも共感を示した。

 ホワイトハウスによると、歓迎式には1万人以上が招待された。会談後、教皇は専用車に乗り込み、ホワイトハウスの周囲約1・5キロを専用車でパレードした。

 沿道では多くの市民が手を振るなど「貧者のための清貧な教会」を掲げるカトリック教会最高指導者としての人気の高さを示した。

 ワシントン市内は厳戒態勢で米大統領の警護を担当するシークレットサービスや連邦捜査局(FBI)も展開し、一部主要道路が封鎖された。

 夕方にはカトリック大構内の教会で米国初のミサを行い、約2万5000人が集まった。□



cjcpress at 15:13|Permalinkclip!

◎教皇初訪米、オバマ大統領一家ら出迎え

CJC150928=AF0923=#326◎教皇初訪米、オバマ大統領一家ら出迎え

 【CJC=東京】教皇フランシスコは9月22日、米ワシントン郊外、メリーランド州のアンドリューズ空軍基地に到着した。訪米は就任後初めて。

 教皇は、バラク・オバマ米大統領一家や、ジョゼフ・バイデン副大統領らに出迎えられた他、同国カトリック教会の指導者や国民から選ばれた数百人も教皇を歓迎した。□


cjcpress at 14:45|Permalinkclip!