2017年02月

2017年02月27日

◎教皇が南スーダン訪問を検討

CJC170227=VR0226=#058◎教皇が南スーダン訪問を検討

 【CJC】教皇フランシスコは2月26日、激しい内戦状態にある南スーダンへの訪問を検討していることを明らかにした。バチカン放送が報じた。

 教皇がローマ市中心部にある英国国教会欧州教区の諸聖徒教会を初めて訪問した際に語った。英国国教会の霊的最高位聖職者カンタベリー大主教のジャスティン・ウエルビー氏と同行することも検討しているという。□



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◎平壌出身の20代青年が「脱北」しラオスに

CJC170227=DNK0224=#057◎平壌出身の20代青年が「脱北」しラオスに

 【CJC】北朝鮮専門ニュースサイト『デイリーNK』が、米政府系の『ラジオ・フリー・アジア』(RFA)が報じたとして伝えるところでは、20代の北朝鮮青年が今年1月、「脱北」に成功し、ラオスの首都ビエンチャンに2月10日到着した。

 脱北者の救出活動を行っている韓国のキリスト教団体『トゥリハナ』代表のチョン・ギウォン牧師が、27歳の北朝鮮男性の身柄を、韓国大使館に引き渡した、と発表した。チョン牧師は、脱北ルートについて言及していない。

 チョン牧師によると、この男性は平壌出身で、朝鮮労働党の幹部の息子。母親は十数年前に脱北し、現在は韓国に在住している。

 男性は、母親から送金された金を元手に、中国製品を輸入、販売する商売を営んでいた。しかし自分が輸入したパソコンのハードディスクに韓流ドラマのファイルが入っていると何者かに密告された。パソコンは押収されたため、逮捕は時間の問題だったことから、脱北を決意したという。

 韓国大使館はRFAの取材に「安全のため、肯定も否定もしない」と述べている。□


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◎地中海で犠牲になった難民は今年もう300人超す

CJC170227=UN0225=#056◎地中海で犠牲になった難民は今年もう300人超す

 【CJC】地中海を渡って欧州に渡ろうとした難民が2017年に入ってからの53日間で、366人死亡したと国連移民機関(IOM)が推定している。昨年同時期では425人だった。

 実数では犠牲者は昨年より少ない。ただ欧州へ海から渡ってきた難民は今年はこれまでに1万3924人確認されているが、昨年同時期には10万5427人で、死亡率が極端に上がっている。

 地中海を渡ろうとする人々は、手近な船に、漂流している船からエンジンを盗んできて据え付けて海に出ている。この数字を発表したIOMの報道担当者は「このような事態は『事故』ではなく『自殺行為』だ」と強調している。□


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◎偽善的信者より無神論者の方がまし」とミサで教皇

CJC170227=R0223=#055◎偽善的信者より無神論者の方がまし」とミサで教皇

 【CJC】ロイター通信の報道によると、教皇フランシスコは2月23日、偽善的な二重生活を送っている「多くの」カトリック信者の1人となるよりも、無神論者である方がましとの考えに言及し、一部信者に対し批判を述べた。

 バチカン放送によるとして報じたもので、教皇はバチカン(ローマ教皇庁)内の居住区で行った私的なミサで即興の説教をした際、「言っていることと実際の行いが違うのはスキャンダル(不祥事)で、それは二重生活だ」と発言した。

 自分が熱心なカトリック信者で、いつもミサに行き、いろいろな団体にも所属していると言う人がいるが、そうした人の中には従業員に適切な賃金を支払っていないとか、他人を搾取しているとか、汚い仕事をしているなど、自分の生活がキリスト者的でないと言うべき人もいる、と指摘。

 さらに、「こうしたカトリック信者はたくさんおり、スキャンダルを引き起こしている。『あの人がカトリック教徒なら無神論者のほうがまし』という言葉を何度聞かされてきたことか」と述べた。□


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◎「心の性別でトイレ」通達撤回に米IT企業が相次ぎ声明

CJC170227=CN0224=#054◎「心の性別でトイレ」通達撤回に米IT企業が相次ぎ声明

 【CJC】生まれた時の性別とは異なる場合であっても、トランスジェンダーの学生が自認する性に応じてトイレを利用することを認めたバラク・オバマ前米大統領の決定を、トランプ新政権が2月22日に覆した。

 これを受け、アップルや、フェイスブックなど米国のIT(インターネット・テクノロジー)業界を代表する企業が次々に声明を発表した。

 IT業界専門メディア『CNETニュース』によると、先陣を切ってトランプ政権の決定について発言したのは『アップル』社。「誰もが偏見や差別のない環境で成功するチャンスを得る資格があると考えている。アップルはトランスジェンダーの学生の権利と保護を制限する、あるいは、撤回するあらゆる取り組みに反対する」と言う。

 フェイスブックも「平等を強く支持している。トランスジェンダーの学生を含む、すべての人たちに平等の権利を確保するために戦い、権利を減らすのではなく、増やすために今後も主張していく」と発表した。□


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◎世界教会協議会総幹事とパレスチナ大統領が会談

CJC170227=W0226=#053◎世界教会協議会総幹事とパレスチナ大統領が会談

 【CJC】パレスチナのマフムード・アッバス議長が2月26日、世界教会協議会(WCC=本部ジュネーブ)のオラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事と会談した。

 パレスチナとイスラエルにおける「正義の平和」を話し合うためのもの、とWCCのニュースレターは伝えている。

 両者の会談場所は明示されていない。ただアッバス大統領は、週明けからジュネーブで開催される国連人権理事会で演説する予定だったことから、ジュネーブで会談したものと見られる。

 アッバス大統領は、トゥベイト総幹事に、キリスト者や現地教会と連携した聖地でのWCCの活動が重要であると表明した。

 またアッバス大統領は、パレスチナのキリスト者が発するメッセージに注意を払うよう、さらにパレスチナに平和と正義をもたらすためのあらゆる非暴力行動を力づけるよう、内外の教会に訴える、と語った。

 トゥベイト総幹事は、中東始め各地で行なっているWCCの平和と和解構想に触れ、「わたしたちの役割は世界にキリスト者の証を示し、正義と平和のために働くことだ」と語った。

 「平和は相手と一緒になって行う時にだけ達成出来ると信じている。正義の平和への道筋を支持するため、諸教会の交わりとしてわたしたちは召されているのだ」として「わたしたちは信じ、見ている。現地の諸教会は紛争の双方の側で平和と正義をすることで一つの役割を果たせると。そこで教会とキリスト者の存在を強くすることが重要だ。それで平和ということを強く証しできる」と述べた。

 「誰も自分の権利を否定されてはならないし、その権利を世代間にわたって否定されるなど、あってはならないことだ。イスラエルとパレスチナ間の未解決の紛争は、主に正義に関するもので、その要件が満たされるまで、平和は確立できない。イスラエルの東エルサレム、西岸地帯とガザ占領は50年に近づき、この現実に何世代もが耐えてきたのだ」と指摘した。

 「イスラエルは1948年以来、国連によって国家と認められ、WCCも二つの国家を認める決定を維持して今日に至っている。WCC1948年総会は、反ユダヤ主義を神にそむく罪と宣言している」とトゥベイト総幹事。

 「わたしたちは、全ての人に人権と、平和と適正な生活環境への必要を保証する義務を主張すべきなのだ。これが正義と平和の倫理的価値である。両者とも永続的な解決によって祝福されよう。そして世界平和にとって重要な貢献となろう」
と言う。

 WCCは、イスラエルの大統領にも、イスラエルとパレスチナの正義の平和を論議するよう呼び掛けている。□


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2017年02月21日

◎庭野平和賞はパレスチナのユナン牧師に

CJC170221=0220=#052◎庭野平和賞はパレスチナのユナン牧師に

 庭野平和財団(理事長、庭野浩士・立正佼成会学林学長)は2月20日、宗教的精神に基づいて世界平和に力を尽くした個人や団体を表彰する「第34回庭野平和賞」に、パレスチナの『ヨルダン及び聖地福音ルーテル教会』監督のムニブ・ユナン牧師(66)を選んだと発表した。

 「エキュメニカル運動」を進め、エルサレムに聖地宗教評議会を創設するなど、ユダヤ教、イスラム教とキリスト教徒の対話促進に尽力したことなどが評価された。授賞式は7月27日に東京で行なわれる。(CJC)



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2017年02月20日

◎中国政府は「地下教会」司教を認めず、と『天主教愛国会』の劉柏年前副主席

CJC170220=UC0216=#051◎中国政府は「地下教会」司教を認めず、と『天主教愛国会』の劉柏年前副主席

 【CJC】中国政府公認『天主教愛国会』のアントニオ・劉柏年(リュウ・バイニアン)前副主席は香港の英字紙『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』とのインタビューで、地下カトリック教会の司教は「党と協働するには不適当」と語った。

 劉氏は、香港大司教のヨハネ・湯漢(トン・ホーン)枢機卿が、司教任命に関する合意は差し迫った課題と発言したことに関するもの。香港教区の英字紙『サンデー・エグザミナー』に2月11日寄稿した論文で湯枢機卿は、政府任命の司教を受け入れる代わりに、中国政府も「地下」司教を認めることになろう、と語っていた。

 劉氏は、司教任命に関する合意にはなお至っておらず、「中国とバチカンの間の対話の将来」に係っている、と述べた。□



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◎クムランで60年ぶり12番目の洞窟発見、写本は見つからず

CJC170220=0215=#050◎クムランで60年ぶり12番目の洞窟発見、写本は見つからず

 【CJC】イスラエルの国立へブライ大学は2月8日、死海の北西岸に位置するクムラン西部の岸壁で、死海文書が保存されていたとみられる12番目の洞窟を発見したと発表した。死海文書の洞窟が発見されるのは60年ぶり。ただ写本自体は20世紀中頃の鉄製のつるはしが2本見つかったことから、アラブの遊牧民族が写本を奪い去った可能性が高い。

 洞窟からは、死海文書を所蔵していた壺や写本を包んでいた布の断片、関連するその他の遺物が発見された。

 死海文書が隠されていた洞窟はこれまで11カ所とされていたが、今回の発見により12カ所となり、今後さらに別の洞窟も発見される可能性もある。

 死海文書は1947年から56年にかけて、約900の写本と数千の写本の断片が相次いで発見された。その中には、ヘブライ語やアラム語、ギリシャ語で動物の皮やパピルス紙に書かれた、聖書本文が含まれている。

 ヘブライ大学考古学研究所のオレン・ガットフェルド博士は、「第12洞窟」と呼ばれることになるこの洞窟で最初に発掘作業が行われたのは60年以上前のこととしている。

 「第12洞窟」での発掘作業は、イスラエル自然・公園局やイスラエル考古庁により支援され、考古庁のイスラエル・ハッソン長官が発令した「オペレーション・スクロール」による成果でもあるという。

 ガットフェルド博士は、「これまで死海文書はクムランにある11洞窟でのみ発見されたものと考えられてきたが、12個目の洞窟が見つかったことで、実際どれくらい洞窟が存在するのか確信が持てなくなった」とコメントしている。□



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◎毛沢東出生の地でキリスト教テーマパークの建設中止

CJC170220=Rc0216=#049◎毛沢東出生の地でキリスト教テーマパークの建設中止

 【CJC】中国専門メディア『レコード・チャイナ』が2月14日、仏国際放送『ラジオ・フランス・アンテルナショナル』(中国語電子版)によるとして報じるところでは、中国の最高権力者だった故・毛沢東主席の出身地である湖南省長沙市政府がこのほど、キリスト教のテーマパーク建設の中止を発表した。

 中国のネット上で「神聖な場所である湖南省に、宗教が入り乱れるのは容認できない」などと批判が強まったためと見られている。

 計画では長沙市星沙生態公園内に、華中地方では最大のキリスト教テーマパークが作られる予定だった。

 湖南省キリスト教協会によると、教会やキリスト教の教育機関を複数開設する計画だった。敷地内には多くのキリスト教の「受洗」用の池が設けられ、今年6月にオープンする計画だった。

 しかし、ネット上では「政府は宗教思想の浸透に加担すべきではない」、「国の安全にとって脅威になる」、「毛沢東の出生地に宗教が入り乱れるのは容認できない」などの批判が噴出した。

 長沙市政府はすでに、市の公式ホームページに掲載していたキリスト教テーマパークに関するページを削除している。□


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