2017年09月

2017年09月30日

◎東京のミサで『新求道共同体の道』神父も司式

CJC17292=0929◎東京のミサで『新求道共同体の道』神父も司式

 カトリック東京関口教会(カテドラル=司教座大聖堂)で、日本を司牧訪問中のバチカン(ローマ教皇庁)福音宣教省長官フェルナンド・フィローニ枢機卿を迎え9月24日、日本司教団および司祭団が共同司式する形でミサが行われた。

 司祭団の1人として運動体『新求道共同体の道』の谷口幸紀神父が参加していたことが明らかになった。

 ミサは、岡田武夫東京大司教が主司式し、フィローニ枢機卿が説教を行った。

 福音宣教省長官が同席したミサで、共同司式司祭の1人として谷口神父が祭壇上に迎えられたことは、『新求道共同体の道』問題に新たな展開も予想される。(CJC)□


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2017年09月25日

◎長崎の被爆者がバチカンの「核なき世界」へ、教皇と接見も

CJC17291=K0925◎長崎の被爆者がバチカンの「核なき世界」へ、教皇と接見も

 核兵器禁止条約が7月に国連で採択されたことを受け、バチカン(ローマ教皇庁)が「核なき世界」への展望や軍縮をテーマに開く11月のシンポジウムに、被爆者を招待することが9月25日わかった。教皇フランシスコにも接見する。広島平和文化センターの小溝泰義理事長が明らかにした。共同通信が報じた。

 被爆者は日本原水爆被害者団体協議会(被団協)事務局次長で、長崎で1歳の時に被爆した和田征子さん(73)=横浜市。シンポで被爆体験を証言する。 (CJC)□


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◎教皇が結婚と家庭の研究を広げるための自発教令

CJC17290=VRj0919◎教皇が結婚と家庭の研究を広げるための自発教令

 【CJC】教皇フランシスコは9月19日、自発教令「スンマ・ファミリエ・クーラ」を発布、これにより「結婚と家庭の科学のための教皇庁立神学研究所ヨハネ・パウロ2世」を創立した。

 これまでカトリック教会には、聖ヨハネ・パウロ2世教皇が1980年の家庭をテーマにしたシノドス(世界代表司教会議)開催と、81年のシノドス後の使徒的勧告「家庭‐愛といのちのきずな」発表後に、教皇庁立ラテラン大学内に創立した、「結婚と家庭の研究のための教皇庁立研究所ヨハネ・パウロ2世」があった。

 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇フランシスコは、この自発教令の中で、再び結婚と家庭の現実に焦点を当てた最近の教会の動きとして、家庭をテーマとした2014年と15年の二つのシノドスの開催、また16年のシノドス後の使徒的勧告「愛のよろこび」の発表を指摘した。

 今日の人間学的・文化的変化は、生活の様々な側面に影響を及ぼし、分析的で異なったアプローチを要求するものと教皇は述べ、これらの変化は過去の形式やモデルに沿った司牧と宣教の実践だけでは対応できなくなっていると記している。
教皇は、キリストの教えに忠実に留まるという明瞭な目的において、わたしたちは愛の知性と賢明な現実主義をもって、今日の家庭の現実を、その複雑性と光と影のうちに見つめなければならない、と教皇は説いている。

 教皇はこの教令を通し、「結婚と家庭の科学のための教皇庁立神学研究所ヨハネ・パウロ2世」を教皇庁立ラテラン大学と関連する機関として新しく創設し、これと同時に、既存の「結婚と家庭の研究のための教皇庁立研究所ヨハネ・パウロ2世」を廃止する旨を決定した。

 教皇は、廃止される先の研究所の創設時の精神が、新設の研究所のより幅広い研究の中で豊かな実を結び続け、今日の教会の司牧の要求に十全に応えることができるようにと願った。□



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◎ロンドンに水上生活者のため「水に浮かぶ教会」

CJC17289=#0920◎ロンドンに水上生活者のため「水に浮かぶ教会」

 【CJC】英国国教会(聖公会)ロンドン教区が、イーストロンドンの運河網を航行する教会型の船の建造を発注した。

 この「教会船」は、ロンドンの建築設計事務所『デニゼン・ワークス』が設計し、12月に完成の予定。完成すれば、『クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク』近くの運河網を航行する。

 ロンドン教区はこの夏、この教会船の計画について協議し、すでにテムズ川からオリンピック・パークまでの運河沿いの数カ所に停泊させる許可を当局に申請している。

 ステップニー主教のエイドリアン・ニューマン氏は、「水上教会はロンドン教区が宣教活動を拡大し、さまざまな共同体を支援する道を示している」と言う。□



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◎バチカン広報事務局とイエズス会間の協定締結

CJC17288=VRj0921◎バチカン広報事務局とイエズス会間の協定締結

 【CJC】バチカン(ローマ教皇庁)広報事務局とイエズス会の間に協定の署名が9月21日行われた。この協定は、バチカンの広報におけるイエズス会の協力を新たにするもの。バチカン放送(日本語電子版)が報じた。

 広報事務局長ダリオ・エドアルド・ビガノ神父は、協定が、第2バチカン公会議時代にバチカン放送局の総局長を務めたアントニオ・ステファニッツィ神父(イエズス会士)の100歳の誕生日から数日後に締結されたことに言及した。

 公会議という教会にとって重要な行事を、ラテン語や神学になじみのない人々に伝えなければならないという使命において、ステファニッツィ神父が当時からすでに放送のリスナーを、すなわち情報を受け取る側の立場を第一に留意したコミュニケーションのモデルを目指していたことをビガノ事務局長は回顧した。

 ビガノ神父は、こうした広報のあり方の追求は、教皇フランシスコが望むバチカンの広報組織改革の中心をなすものと指摘した。

 公会議の内側と外側で二重の解釈が行われることなく、人々が公会議の議場で行われたことの正しい情報を知る必要に応えたステファニッツィ神父の業績に触れつつ、このような正確な情報伝達の必要性は前教皇ベネディクト16世と教皇フランシスコもたびたび指摘してきたことであると話した。

 この協定により、イエズス会は、広報の世界における使徒的ミッションとして、バチカンの広報への奉仕に応えることになったとビガノ事務局長は述べ、バチカンのメディア改革におけるこの新しい形の協力に、教皇フランシスコが感謝と満足を表されている旨を伝えた。

 イエズス会側の代表として署名に臨んだホアン・アントニオ・ゲレーロ・アルヴェス神父も、「時代は移り変わる。教会の要請に応える形で、教会に奉仕することは、イエズス会の召命の一部をなしている。教皇の望む改革に寄与できることで、広報分野におけるこの協力をわたしたちは嬉しく思う」と述べた。□


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◎米テネシー州の教会で発砲事件。1人死亡、負傷6人

CJC17287=B0924◎米テネシー州の教会で発砲事件。1人死亡、負傷6人

 【CJC】米テネシー州ナッシュビル市南部アンティオークの『キリストの教会バーネット・チャペル』で9月24日、銃を持った覆面の男が押し入り、1人が死亡、案内係など少なくとも6人が負傷した。

 男は攻撃の最中に取り押さえられた。案内係以外は全員が60歳以上。死亡したのは、同州スミルナ在住のメラニー・スミスさん(39)。駐車場に停められた容疑者の車付近で死亡しているのが見つかった。

 ナッシュビル市警は、スーダン出身のエマニュエル・キデガ・サムソン容疑者(25)を殺人と殺人未遂の疑いで逮捕、訴追したと発表した。犯行の動機はまだ不明という。

 銃撃を目撃したミネルバ・ローザさんは、地元紙に対し、牧師は容疑者が入ってきたのを見て「逃げろ!」と叫んだが、何人かは背後から撃たれたと話した。ローザさんは「私たちの教会はお年寄りが多い。みんな逃げきれなかった」という。□


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◎賀川豊彦と吉田茂が平和賞最終候補だったとノーベル研究所資料

CJC17286=K0924◎賀川豊彦と吉田茂が平和賞最終候補だったとノーベル研究所資料

 【CJC】貧困や労働問題に取り組んだ社会活動家の賀川豊彦(1888〜1960年、)が1954、55、56年のノーベル平和賞選考で最終候補に残っていたことが、ノルウェー・オスロのノーベル研究所が開示した資料で9月24日までに確認された。日本の戦後復興や民主化に貢献したとして吉田茂元首相(1878〜1967年)も65年の選考で最終候補に残っていた。

 賀川や吉田が平和賞候補として複数回推薦を受けていたことは既に明らかされていたが、日本人の平和賞受賞は74年の佐藤栄作元首相だけ。□


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2017年09月23日

◎教皇が日本司教団にメッセージ、福音宣教省長官の訪日機会に

CJC17285=VRj0918◎教皇が日本司教団にメッセージ、福音宣教省長官の訪日機会に

 【CJC】教皇フランシスコは、福音宣教省長官フィローニ枢機卿の訪日を機会に、日本の司教団に宛てメッセージを送った。

 バチカン放送(日本語電子版)によると、メッセージの冒頭、教皇は2015年に行われた日本司教団のバチカン定期訪問における、司教たちとの出会いに言及した。

 日本の教会について考えるたびに、信仰のために命を捧げた多くの殉教者に思いをはせ、これらの殉教者たちの存在はいつも心の特別な場所を占めてきたと教皇は述べた。

 そして、1597年に殉教した聖パウロ三木と同志たちから、今年2月に列福された高山右近に至るまで、信仰を証しした数え切れない人々、およそ2世紀半にわたり密かに信仰を守りぬいた「隠れキリシタン」たち、そして2015年に150周年を祝った「信徒発見」の出来事に触れた。

 教皇は日本の教会の福音宣教の課題として、特に最も弱い立場の人々を世話し、様々な出身の信者たちからなる共同体の統合を図ることを願われた。

 一方で、教皇は、日本の教会の文化的な活動、諸宗教対話、自然保護などにおける努力を評価した。

 教会がカトリック、すなわち普遍の教会として生まれたからには、それは「外に向かう」という、「宣教的性格」に生まれついていると述べ、日本の教会の宣教に対するより一層の取り組みを励ました。

 教皇は、司祭や修道者の不足、信徒の限定的な参加など、日本の教会が抱える問題に理解を示しつつも、働き手の不足が福音宣教への努力を削ぐことなく、むしろ、ぶどう園で働く労働者を探しに出かけていった主人のように、召命を絶えず求める刺激となるようにと勇気付けた。

 また、高い離婚率や、若い人の間にも多い自殺率、「引きこもり」のように社会生活と隔絶した生き方を選ぶ人々の存在、宗教的・精神的形式主義、相対主義的倫理観、宗教的無関心、仕事や収益に対する強迫観念など、こうした社会状況を背景に、日本の教会が塩として、光として、イエスの使命を絶えず刷新していくことを希望した。

 こうしたことからも、教皇は司祭・修道者の堅固で統合的な育成を今日の急務の課題として示した。

 さらに、教皇は聖座が認可した各種の教会運動が、その福音宣教と信仰の証しにおける推進力をもって、司牧と、キリストをまだ知らない人々への宣教における助けとなることを願った。

 教皇は、日本の教会に主が働き手を遣わし、神の慰めが司教たちを支えることを祈りながら、司教たちに、日本の教会に、そして日本国民に、使徒的祝福を送った。□


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◎福音宣教省長官フィローニ枢機卿が日本を司牧訪問

CJC17284=VRj0918◎福音宣教省長官フィローニ枢機卿が日本を司牧訪問

 【CJC】バチカン(ローマ教皇庁)福音宣教省長官のフェルナンド・フィローニ枢機卿が9月17日から26日まで日本を司牧訪問する日程が発表された。

 バチカン放送(日本語電子版)によると、同枢機卿にとって、今回が初めての訪日。10日間の日程で各地を訪れ、聖職者・修道者・神学生・信者ら、日本のカトリック共同体と交流しながら、日本の教会の今日の状況に接する。

 福音宣教省管轄のFIDES通信は、フィローニ枢機卿の日本滞在中の日程は次の通り。

 17日(日)、東京から訪問を開始し、18日(月)、福岡へ。神学校で神学生らと出会い、ミサを司式する。
 19日(火)、長崎を訪問。司祭・修道者・信者らとの集い、市内各所の見学後、小神学生らと出会い、カテドラルでのミサ。
 20日(水)、長崎管区の司教らとの出会いの後、広島へ。世界平和記念聖堂を訪問。司祭・修道者・信者らとの集い、ミサ。
 21日(木)、大阪を訪問。大阪管区の司教らとの出会い、司祭・修道者・信者らとの集い、カテドラルでミサ。
 22日(金)、仙台へ。東日本大震災の被災地を訪問し、カテドラルでミサ。
 23日(土)、東京に戻り、講話、ミサなどを行なう。
 24日(日)、午前中、上智大学を訪問。午後、司祭・修道者・信者らとの集い、カテドラルで日本の司教団と共にミサ。
 25日(月)、講演を予定。司教らとの会談。
 26日(火)、日本司牧訪問を終了、ローマに向け出発。□


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2017年09月21日

◎バチカン福音宣教省長官が広島訪問

CJC17283=Htv0920◎バチカン福音宣教省長官が広島訪問

 バチカン(ローマ教皇庁)福音宣教省長官のフェルナンド・フィローニ枢機卿が9月20日、広島市の原爆資料館を訪れた。湯英彦知事は今年5月、バチカン市国で教皇フランシスコに広島訪問を求める親書を手渡している。

 地元テレビなどによると、フィローニ枢機卿は「教皇が早く広島を訪れることを望む」と話した。(CJC)□


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