2009年04月26日

CJC122◎カラチYMCA不法占拠にキリスト者200人がデモ

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◎カラチYMCA不法占拠にキリスト者200人がデモ
※関連記事=CJC116信
 【CJC=東京】200人以上のキリスト者住民が4月20日、パキスタンのカラチYMCAが運営する学校の前に集まり抗議した、と米宣教専門ANS通信が報じた。同YMCAのホステルや運動場を暴力団が「不法占拠」していることに抗議するもの。暴力団は結婚式などの集会に使用している。
 抗議参加者は学童から高齢の女性に至るまでさまざまで、退去を求めるバナーやプラカードを掲げていた。YMCAバチャオ・コミッティーが主催した抗議デモの指揮者は、前シンド集会に議会議員のミカエル・ジャヴァイド氏。
 同氏によると、デモ隊はカラチ記者クラブを目指して行進したが、司法当局に阻止された。当日は日頃に増して多数の警官や兵士が出動していたが、デモ隊がYMCAのそばにある州知事公館に向かうのを警戒したものと見られる。
 ジャヴェイド氏は当局側に、デモ隊はYMCAの校門まで行き、「不法占拠を止めさせるために祈りたいのだ」と折衝、行進の許可を求めることを条件に認められた。
 不法占拠者は敷地内にモスク建設を図っているが、それは不法占拠を正当化しようとするものだ、としてジャヴァイド氏はアーシフ・アリ・ザルダリ大統領とユースフ・ラザ・ギラーニ首相に、敷地内からの不法占拠者追放保証を訴えている。□


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