2010年10月21日

#301◎クリスタル・カテドラルが破産申請

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◎クリスタル・カテドラルが破産申請

 【CJC=東京】米カリフォルニア州ガーデングローブにあるメガチャーチ『クリスタル・カテドラル』(信徒数約7000人)は、負債が5000万ドル(約40億円)を超え、支払いも滞るまでになり、ついに連邦破産法第11章の適用申請を行った。
 宣教活動の主体となったテレビ番組『力の時』の負担が大きく、献金減少もあって申請に踏み切った。
 主任のシェイラ・シュラー・コールマン牧師は、教会が公表した声明で、「景気退行のため収入が予想外に急減、支出削減が間に合わなかった」と述べている。
 クリスタル・カテドラルはこの1月、献金の連続減少に対応して職員50人解雇と余剰資産の売却を発表した。2008年の3000万ドル(約24億円)あった収入が、前年の09年には2200万ドル(約18億円)と27%も減少した。毎年入場券数万枚を売り上げていたページェント『イースターの栄光』も今年は中止した。
 ロバート・H・シュラー牧師が50年前に設立した『クリスタル・カテドラル』だが、同氏の引退後、一家の内紛が表面化し会員減少につながった。最初は息子ロバート氏が後継者となったが、父親と意見が対立、2008年に退陣、今では息女が主宰者。
 コールマン牧師は、教会の礼拝や諸活動は継続すると、語った。いくつかの宣教事業や、テレビ番組『力の時』も継続するが、放送局数は減少必至。
 「55年の間に困難な状況に陥ったことは初めてではない」とコールマン牧師。「ドライブイン映画館で教会を始めた時にも、失敗すると言う人がたくさんいた。しかしすばらしい成功を見せた。ロサンゼルスとそれからニューヨークで1970年に礼拝をテレビで放送しようとした時にも、失敗すると多くの人が語った。しかしこれまでは成功してきたではないか。77年、座席数2800、総ガラス貼りの教会堂を地震が頻発する南カリフォルニアに建設するという計画も、出来るわけがない、と多くの人が予想した。わたしたちは偉大な神にいつも信頼を寄せている。いかなる問題よりも偉大で、わたしたちが直面する課題よりも偉大だ」と言う。
 コールマン牧師は、破産について「神が書き続けられる本にもう1章加えるだけのこと。わたしたちは神の計画は良いものであることを知っており、その章も良いものとなることを疑わない」と語った。□


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