2018年01月01日

◎エジプトのコプト教会近くで銃撃、10人死亡か

CJC18002=As1230◎エジプトのコプト教会近くで銃撃、10人死亡か

 【CJC】エジプトの首都カイロ近郊ヘルワンにあるキリスト教コプト教会の付近で12月29日、銃撃があった。

 同国国営『中東通信』が、保健省の情報として10人が死亡、5人が負傷したと報じている。実行犯は2人組で、1人が逮捕されたという。1人は殺害された。

 エジプトでは2016年12月にカイロ、17年4月に北部タンタとアレクサンドリアでコプト教会が狙われ、計約70人が死亡している。5月には中部ミニヤ県でコプト教徒を乗せたバスが襲撃され、29人が死亡した。

 過激派組織『イラク・シリア・イスラム国』が29日遅く、傘下のアマク通信を通じて犯行声明を出した。

 エジプトではコプト教徒を狙ったイスラム過激派のテロが相次いでおり、政府は新年1月7日のコプト教のクリスマスを控え警備を強化したばかりだった。

 複数の目撃者は米メディア『CNN』に、礼拝を終えて外に出るところだった人々が教会の前で銃撃されたと証言した。2人の襲撃犯を目にしたとの証言もあるが、犯行に関与した人物の数に関する情報は混乱している。

 アブドルファッターフ・サイード・フセイン・ハリール・アッ=シーシ大統領は犠牲者の遺族に弔意を示し、「追い詰められたテロリストのこうした犯行がエジプト国民の決意と固い団結を損なうことはない」と改めて表明した。□



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