2018年01月07日

◎2700年前の「エルサレム統治者」の封印発見

CJC18005=AF0102◎2700年前の「エルサレム統治者」の封印発見

 【CJC】イスラエルで1月1日、聖書に登場するエルサレムの統治者が所有していた可能性のある肖像とヘブライ語の言葉が刻印された2700年前の粘土質の封印が公開された。市統治者の代理として誰かに宛てて送られる物に貼付されていたとみられるという。

 AFP通信がイスラエル考古学庁によるとして伝えるところでは、丸いボタンほどの大きさの封印が発見されたのは、エルサレム旧市街にあるユダヤ教の聖地「嘆きの壁」(西の壁)付近の建物の中。紀元前7世紀ごろのものとみられる。

 長衣を着た男性2人が左右対称に向き合っている姿が刻印されており、下部には古代ヘブライ語で「市統治者」(市長)と読める言葉が記されている。

 「嘆きの壁」の近くで発掘作業を行っている考古学庁のシュロミト・ウェクスラーブドラ氏は、AFP通信の取材に対し「市統治者という表現はこれまで聖書でしか知られていなかった」と述べた上で、「紀元前7世紀の建造物の発掘作業という考古学的背景の中で発見されたのは今回が初めて」と語った。

 封印には、統治者の名前やエルサレムという都市名は記されていない。しかしウェクスラーブドラ氏は、聖都を示すものだと考えていると述べている。□


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