2018年02月12日

◎「ソロモン神殿」の手がかりが消失

CJC18034=NG0201◎「ソロモン神殿」の手がかりが消失

 【CJC】3000年前に建造されたシリアのアインダラ神殿の大半が1月26日、トルコによる空爆で破壊された。『シリア人権監視団』とシリア文化省が明らかにした。

 米誌『ナショナル・ジオグラフィック』(日本語版)は、旧約聖書に記されたソロモンの神殿の姿を解明する手がかりとなる建造物を残していた神殿と指摘している。

 2011年のシリア内戦勃発以降、過激派組織『イスラム国』の戦闘員は、シリアにある数々の遺跡を意図的に破壊してきた。ユネスコ世界遺産であるパルミラ遺跡も大きな被害を受けた。

 『シリア人権監視団』の考古学者マイケル・ダンティ氏は、「今回の出来事は、戦術が転換期を迎えていることを示している。これにより、史跡や古代の建造物を数多く抱える地域が、今後数カ月で文化財の大規模な破壊に見舞われるかもしれません」という。□



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