2018年06月09日

◎エキュメニカル総主教庁がギリシャで「環境シンポジウム」

CJC18163=VR0607◎エキュメニカル総主教庁がギリシャで「環境シンポジウム」

 【CJC】正教会エキュメニカル総主教庁が「より緑豊かなアッティカを目指して。地球を守り、人々を保護する」をテーマとする国際シンポジウムを6月5日から8日まで、ギリシャのアテネとサロニカ諸島で開催した。

 教皇フランシスコは、エキュメニカル総主教バルトロメオス1世へのメッセージで、環境について考える会議の開催に深い賞賛を表した。バチカン放送(日本語電子版)が報じた。

 2016年4月に行われたレスボス島での難民キャンプ訪問を思い起こした教皇は、この訪問を共にしたアテネおよび全ギリシャ大主教のイエロニモス2世にも挨拶を送っていた。

 ギリシャ訪問では、その空と海の青さに目を見張ると同時に、これほど美しい海が、故郷の非人道的状況から逃げてくる難民たちの墓場ともなっていることに胸が痛んだ、と教皇は回想した。

 現在、気候変動や環境破壊による難民が増加していることに触れながら、「破壊されつつあるのはこれらの人々の家だけではなく、未来の世代にとっての地球という共通の家が今、危険に冒されている」と述べ、教皇は、そのためにも、わたしたちは未来の世代にどのような世界を伝えたいのかを改めて誠実に問う必要があると強調した。

 教皇は、カトリック教会と正教会が、環境保護と持続可能で統合的な発展のために、これからも共に積極的に働くことを希望した。

 バルトロメオス1世は、5月23〜26日にローマを訪問。ローマ市内の聖使徒教会で、使徒聖フィリポと聖バルトロマイの聖遺物を崇敬し、バチカン(ローマ教皇庁)で開催された「チェンテジムス・アンヌス・ファウンデーション」(教会の社会教説の普及と社会における教会の活動を促進するための基金)創立25周年の会議で、講演している。□



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