2018年06月22日

◎教皇、世界教会協議会創設7周年にジュネーブへ

CJC18182=VR0621◎教皇、世界教会協議会創設7周年にジュネーブへ

※配信番号CJC18180差し替え

 【CJC】教皇フランシスコは6月21日午前10時、世界教会協議会(WCC)の創設70周年を機会に「一致に向かっての旅」として1日だけの日程で、ローマから1時間半の空路を経てジュネーブを訪れ、キリスト教諸教会関係者と共にエキュメニカルな祈りの集いに参加した。バチカン放送(日本語電子版)によって紹介する。

 同日午前、教皇は到着したジュネーブ国際空港で、アラン・ベルセ連邦大統領の出迎えを受け、歓迎式に臨んだ。式典の後、教皇は空港内でベルセ大統領と個人会談を行った。

 ジュネーブ市内のエキュメニカル・センターを訪れた教皇は、WCCのオラフ・フィクセ=トヴェイト総幹事をはじめ、常議員会、中央委員会のメンバーらに迎えられた。

 センター内のホールで行われた祈りには、WCCに加盟する諸教会の代表者ら、およそ230人が参加。回心や、和解、一致を祈り、聖歌を唱和した。また、「ガラテヤの信徒への手紙」(5・13〜16、22〜26)が朗読された。

 教皇は関係者への挨拶で、「霊の導きに従って歩みなさい」と繰り返し招く、パウロの言葉を取り上げた。

 教皇は、歩む存在である人間が、自分自身の中に閉じこもっていることは、召命に反することと述べ、「霊の導きに従って歩む」必要を強調、「霊の導きに従うとは、この世の虚栄をはね返すことであり、奉仕の論理を選びとり、赦しにおいて前進すること」と述べた。

 過去の歴史におけるキリスト者たちの分裂を振り返った教皇は、その分裂の原因を、共同体内に入り込んだ虚栄のメンタリティー、世俗の論理のためと指摘。

イエス・キリストの代わりに自分たちの利害を優先させ、霊の導きの代わりに肉に従った結果、そこに分裂が生まれるのは容易であったと述べた。

 エキュメニカルな祈りの集いの後、教皇はジュネーブ近郊ボセーの『エキュメニカル研究所』でWCC代表らと昼食を共にした。□



cjcpress at 14:58│clip!